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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

Pricey - J. Cole & Ari Lennox (feat. Young Dro & Gucci Mane) 【和訳・解説】

Artist: J. Cole & Ari Lennox (feat. Young Dro & Gucci Mane)

Album: Might Delete Later

Song Title: Pricey

概要

2024年にサプライズリリースされたJ. Coleのプロジェクト『Might Delete Later』のオープニングを飾る本作は、アトランタ・トラップシーンのレジェンドであるYoung Droのバウンシーなコーラスと、Ari Lennoxのソウルフルなボーカル、そしてGucci Maneによるポエトリーリーディングのような深いアウトロをフィーチャーした豪華な1曲だ。ビートはソウルフルなサンプリングと重厚なベースラインが交差する構成で、Cole自身のルーツであるノースカロライナ州フェイエットビル(The Ville)の泥臭さと、頂点に上り詰めた現在の圧倒的なステータスを対比させている。本作における最大の特徴は、一般的なラッパーがキャリア後半で失速する中、J. Coleが「今まさに全盛期(Prime)に突入した」と豪語する点にある。巧みなダブルミーニングや社会への鋭い眼差しを織り交ぜつつ、フェイクなラッパーやキャンセルカルチャーを一蹴し、ヒップホップという「マラソン」を走り続ける自身の不動のスタンスを証明するマニフェスト的な楽曲である。

和訳

[Chorus: Young Dro, Young Dro & J. Cole]

Reach for my dog 'fore his shit get dicey
状況がヤバくなる前にダチに手を差し伸べる

Shinin’ now, you never seen a clique get icy
今じゃ輝きを放ってる、ここまでアイスで固めたクルーは見たことないだろ
※「icy」は大量のダイヤモンドなどのジュエリーで着飾っている状態を指すスラング。

Watchin' my step, tryna look just like me
俺の足取りを見て、俺の真似をしようとしてやがる

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit—
挑戦するのは勝手だが、この生き方は—

[Verse 1: J. Cole]

Uh
Uh

Climbed up out the trenches as a shorty with intentions
野心を持ったガキとしてどん底のゲットーから這い上がってきた

To switch my whip as much as Rick and Morty switch dimensions
リック・アンド・モーティが次元を行き来するくらい、何度も車を乗り換えるためにな
※人気SFアニメ『Rick and Morty』のキャラクターが別次元へ頻繁にワープすることを、ハスラーが高級車(whip)を次々と乗り換えるフレックスにかけている。

Never really known for dressin' gaudy, bitch, ’cause listen
ド派手な格好をしてるなんて思われたことはない、ビッチ、聞いてくれ
※「gaudy(けばけばしい、派手な)」。J. Coleは日頃からラッパーらしからぬ質素な服装を好むことで知られる。

Where I'm from, the bullets feed the ones that's starvin' for attention
俺の地元じゃ、目立ちたがり屋には銃弾が喰わされるんだ
※「starvin' for attention(注目に飢えている=目立ちたがり屋)」と「feed(食事を与える)」をかけた表現。フッドにおいて過度なフレックス(自慢)は強盗や暴力の標的になるというストリートの掟を説いている。

She say, "He hella smart, I would've sworе he went to Princeton"
彼女は言う、「彼って超賢い、絶対にプリンストン大学出身だわ」って

Not quitе, but it's the school of life that taught me death prevention
惜しいな、だが俺に死を回避する方法を教えたのは人生という学校だ
※J. Coleは実際にセント・ジョーンズ大学を優秀な成績(Magna Cum Laude)で卒業しているが、生き抜く知恵はストリート(school of life)で学んだとしている。

That's why I barely panic when the hammers, they be blammin'
だから銃声が鳴り響いても、俺はほとんどパニックにならない
※「hammers」は銃を指すスラング、「blammin'」は発砲音のオノマトペ。

No mechanics, but they snuck inside the party with the wrenches
整備士でもないのに、奴らはレンチを持ってパーティに潜り込んでくるからな
※「wrench」も銃を意味するスラング。整備士(mechanics)とレンチという言葉遊び。

I think fast ’cause niggas that be tardy get detention
俺は頭の回転が速い、遅刻する奴らは居残りを食らうからな

Your soul lookin’ down over your body in suspension
お前の魂が、宙吊りになった自分の肉体を見下ろすことになる
※「detention(居残り)」と「suspension(停学/宙吊り)」のダブルミーニング。ストリートにおいて対応が遅れる(tardy)ことは、即ち死(幽体離脱して自分を見下ろすこと)を意味するという比喩。

The critics, they be on me, but they all be disingenuous
批評家たちは俺にまとわりつくが、どいつもこいつも不誠実だ

Bitch, I came up 'round addiction, seen like forty interventions
ビッチ、俺は依存症の環境で育ってきたんだ、40回くらいは介入治療を見てきた
※「intervention」は依存症患者に対する家族や友人の介入治療のこと。Coleは母親のアルコール・薬物依存症など過酷な環境で育った背景を持つ。

Your shit ain’t addin' up, know you a phoney, checked your image
お前のやってることは辻褄が合わない、偽物だって分かってる、お前の素性は確認済みだ

Rappin' tough, but all them niggas in your audience is bitches
タフなラップをしてるが、お前の観客はビッチばっかりじゃねえか

And white boys mostly, niggas know a verse from Cole be like a signed Michael Jordan rookie card in mint condition
しかも白人のガキばかりだ、みんな分かってる、コールのヴァースはサイン入りのマイケル・ジョーダンのルーキーカードの新品同様みたいなもんさ
※ノースカロライナ州の英雄であり超高額で取引されるMJのレアカード(新品同様=mint condition)に例え、自身の客演ヴァースの絶対的なクオリティと希少価値を誇示している。

The farthest thing from harbor shit, be honest with me, listen
港とは程遠いシットだ、正直になれよ、聞いてくれ
※「harbor(船を保護する港=安全圏)」。自分のラップは安全圏から吠えるようなフェイクなものではないという主張。

You know if I want it, I be John Gotti with the henchmen
俺がその気になれば、子分を引き連れたジョン・ゴッティにだってなれるんだ
※John Gottiはニューヨークの有名なマフィア「ガンビーノ一家」のボス。ラッパーとしての実力だけでなく、ストリートでの権力や影響力も示唆している。

Right? I mean, it's simple math, a bit of cash can get a nigga bag
だろ? つまり簡単な算数さ、少しの現金で人を始末することだってできる
※「get a nigga bag」は懸賞金(bag)をかけて誰かを暗殺させることを意味するスラング。

But that don’t make you big and bad, just mean you rich and mad
だからって自分を大物でワルだと思い込むな、ただ金持ちで怒り狂ってるってだけだ

Nigga, your pillow soft, so kill the boss talk
お前の枕はフカフカだろ、ボスのふりをするのはやめな

Me to you's a cyanide pill to a lil' cough drop
俺とお前の差は、シアン化合物のカプセルと小さなのど飴くらいのチガイだ
※恵まれた環境(soft pillow)で育ったフェイクなラッパーをディスし、自身のラップ(致死毒)とお前のラップ(ただの甘いのど飴)の破壊力を対比している。

This the Ville, filled of hard knocks, they sellin' hard rock
ここはザ・ヴィル、困難に満ちていて、奴らはハード・ロックを売り捌いてる
※「Ville」はColeの地元であるノースカロライナ州フェイエットビル。「hard knocks(厳しい人生経験)」と「hard rock(クラック・コカインの隠語)」をかけている。

More plugs than these niggas use to fill a bald spot
こいつらがハゲを隠すために使う以上の数のプラグがいるんだ
※「plugs(薬物の供給源/売人)」と「hair plugs(植毛)」をかけた巧妙なパンチライン。

And kill 'em all and fill a morgue up
全員ぶっ殺して、死体安置所をいっぱいに満たしてやる

I got bars forever, nigga, never will a call drop
俺には永遠にバーがある、絶対に電話が途切れることはない
※「bars(ラップの小節)」と「携帯電話の電波のバー(アンテナ)」をかけたダブルミーニング。「call drop(通話が切れる=電波がない状態)」とラッパーとしての勢いが落ちることをかけている。

No hammer like a mall cop
ショッピングモールの警備員みたいに銃は持ってないがな
※「mall cop」は通常、銃器の携帯を許可されていない警備員。ストリートの暴力からは距離を置いていることを示唆。

Still the hardest nigga on the planet earth from January first until the ball drop
それでも1月1日からボールドロップまで、俺は地球上で一番ハードな男さ
※「ball drop」はニューヨークのタイムズスクエアで大晦日に行われるカウントダウンイベント。1年365日、常に自分が最強であることを意味する。

[Pre-Chorus: Ari Lennox]

Yeah, he climbed out the great Ville, that's gangster
ええ、彼は偉大なヴィルから這い上がってきた、それってギャングスタね

He missed meals to make mills, that's gangster
ミリオンを稼ぐために食事も抜いた、それってギャングスタね
※「meals(食事)」と「mills(millions=数百万ドル)」のライム。

Then came back and gave back, that's gangster
そして戻ってきて地元に還元した、それってギャングスタね

Same chick from way back, he's gangster
昔からずっと同じ彼女と付き合ってる、彼はギャングスタね
※J. Coleは大学時代から交際を続けているメリッサ・ヘーファーと結婚しており、名声を得てもブレない芯の強さを「真のギャングスタ」と称賛している。

[Chorus: Young Dro, Young Dro & J. Cole]

Reach for my dog 'fore his shit get dicey
状況がヤバくなる前にダチに手を差し伸べる

Shinin' now, you never seen a clique get icy
今じゃ輝きを放ってる、ここまでアイスで固めたクルーは見たことないだろ

Watchin' my step, tryna look just like me
俺の足取りを見て、俺の真似をしようとしてやがる

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try
挑戦するのは勝手だぜ

[Verse 2: J. Cole]

Uh, just hit the paper and roll you a spliff, I'm lit, bitch, I'm lit
Uh、ペーパーを出してスプリフを巻け、俺はキマってるぜ、ビッチ、最高にキマってる
※「spliff」は大麻とタバコを混ぜて巻いたジョイントのこと。「lit」は酔っている/キマっている状態と、最高にイケている状態の両方を意味する。

Just like the Vegas strip, blowin' through chips, I'm rich, bitch, I'm rich
ベガス・ストリップみたいにな、チップを豪快にすっ飛ばす、俺は金持ちだ、ビッチ、金持ちなんだ
※「Vegas strip(ラスベガスの大通り)」。カジノのチップ(chips)と大金(chips/金を意味するスラング)をかけている。

David Chapelle on his latest Netflix
最新のNetflixに出てるデイヴ・シャペルみたいに

Go 'head, try to cancel my shit
やってみろよ、俺をキャンセルしようとしてみろ

I'll still be on stage with my hand on my dick
俺はそれでも股間を掴んでステージに立ち続けるぜ
※著名なコメディアンであるデイヴ・シャペルは過激なジョークで度々「キャンセルカルチャー」の標的になるが、全く屈することなくトップに君臨している。Coleも世間の批判やキャンセルを恐れない姿勢を示している。

Seventeen thousand all jammin' my hits
1万7千人が俺のヒット曲で盛り上がってる

These are ridiculous times
今は本当に馬鹿げた時代だ

Lately, my biggest addiction been lookin' online
最近の俺の一番の依存症はネットを見ることだ

Where somebody's always offended, I'm sick of this cryin'
そこでは常に誰かが怒って腹を立ててる、この泣き言にはウンザリだ

Niggas is dyin', victims of time
黒人たちが死んでいく、時間の犠牲者だ

Self-inflicted, we sick in the mind
自業自得の側面もある、俺たちは心を病んでいるんだ

What's with the gossip? If you really handled your business, then you wouldn't have so much interest in mines
そのゴシップは何だ? もしお前が自分のやるべき事をきちんと処理してるなら、俺のことにそんなに興味を持たないはずだろ

Breakin' news, I've officially entered my prime
ニュース速報だ、俺は公式に全盛期に突入したぞ

Which is real interesting, this is the point where a rapper would typically start to decline
面白いよな、通常ならラッパーが衰え始める時期なのにさ

Somehow I climbed
どういうわけか俺はさらに登り詰めた

Right when you thought I was fine, we're runnin' a little behind
お前が俺はもう十分だと思ったちょうどその時、俺たちは少し遅れて走り出してるんだ

Nipsey was tryin' to tell you this a marathon
ニプシーはお前らにこれはマラソンだと伝えようとしていた

Only listen to Minister Farrakhan
ファラカン師の言葉だけを聴くんだ
※故Nipsey Hussleの有名なスローガン「The Marathon Continues(人生はマラソンだ)」。Minister Farrakhanはネーション・オブ・イスラムの指導者ルイス・ファラカン。黒人の自立と精神的強さを説く彼らの教えに従う姿勢。

Oh my God, it just hit me, it's terrifyin'
なんてこった、今気づいたよ、恐ろしいな

I'm a star like the shit on the sheriff sign
俺は保安官のバッジのマークみたいなスターなんだ
※「sheriff sign(保安官の胸にある星型バッジ)」と自身のスター性をかけている。

If time was really money, I could purchase like two thousand bricks with my spare time
もし時は金なりが本当なら、俺は暇な時間だけでブリックを2000個くらい買えるぜ
※「brick」は1キロのコカイン等の塊のこと。途方もない富と、ラップゲームにおいて彼が持つ「時間の余裕」をフレックスしている。

All praises due to my God
全ての称賛は俺の神に

Dark days is too far behind
暗い日々はずっと遠い昔のことだ

I part ways with the struggle, my hustle gon' always keep the squad paid
苦しみとは決別した、俺のハッスルが常にクルーに金を稼がせ続ける

All labor, no off days 'cause the money don't sleep
労働ばかりで休みはない、金は眠らないからな

And due to the focus, I couldn't even go broke if I spend like five hundred a week
集中しているおかげで、週に50万使ったって破産すらできないよ
※「five hundred」は文脈的に50万ドルを指すと考えられる。

And talk is cheap, I got a short receipt, can tell by your heart, you're weak
口先だけならなんとでも言える、俺のレシートは短いぜ、お前の心を見れば分かる、お前は弱い
※「short receipt」は無駄口を叩かず結果だけを残すこと、または後払いのローンではなくキャッシュ一括で済ませていることを示唆する。

One thing 'bout this money, it's easy to get it, but trust me, my nigga, it's hard to keep
この金について一つ言えることは、手に入れるのは簡単だが、信じてくれよブラザー、それを維持するのは難しいってことだ

[Pre-Chorus: Ari Lennox]

Yeah, he climbed out the great Ville, that's gangster
ええ、彼は偉大なヴィルから這い上がってきた、それってギャングスタね

He missed meals to make mills, that's gangster
ミリオンを稼ぐために食事も抜いた、それってギャングスタね

Then came back and gave back, that's gangster
そして戻ってきて地元に還元した、それってギャングスタね

Same chick from way back, he's gangster
昔からずっと同じ彼女と付き合ってる、彼はギャングスタね

[Chorus: Young Dro, Young Dro & J. Cole]

Reach for my dog 'fore his shit get dicey
状況がヤバくなる前にダチに手を差し伸べる

Shinin' now, you never seen a clique get icy
今じゃ輝きを放ってる、ここまでアイスで固めたクルーは見たことないだろ

Watchin' my step, tryna look just like me
俺の足取りを見て、俺の真似をしようとしてやがる

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try, but this shit get pricey
挑戦するのは勝手だが、この生き方は高くつくぜ

Nigga, you can try
挑戦するのは勝手だぜ

[Verse 3: Gucci Mane]

The trials and tribulations of creation
創造における試練と苦難

It's a quiet theme of those in dire need of elevation
それは、向上を強く求めている者たちの静かなテーマだ

One minute, infatuation
ある瞬間は夢中になり

Next minute, hatin' every statement you makin'
次の瞬間には自分の全ての発言を嫌悪する

Constant contemplation
絶え間ない熟考

Yearnin' for hooks uncanny, search every nook and cranny for inspiration
唯一無二のフックを渇望し、インスピレーションを求めてあらゆる隅々まで探し回る
※「uncanny」は超自然的な、異常なほど鋭いといった意味。誰も思いつかないような天才的なフック(サビ)を生み出す苦悩。

Step outside for better ventilation
換気を良くするために外へ出る

Smoke somethin', hope somethin' comes from the stimulation
何か吸って、その刺激から何かが生まれることを願う

Through it all, stay patient
その全てを通して、忍耐強くあれ

Get in tune with God
神と波長を合わせるんだ

For when lightnin' strikes, it's He who decides
なぜなら稲妻が落ちる時、それを決めるのは神だからだ
※インスピレーション(稲妻)がいつ降りてくるかは神のみぞ知るという、アーティストの宿命を語っている。

We from a crueler side where the youth get euthanized
俺たちは若者が安楽死させられるような、より残酷な世界の出身だ
※「euthanized(安楽死)」という強い言葉で、システムによって未来を奪われ死に追いやられるフッドの若者たちの現状を表現している。

Small fries get suicide for movin' pies
下っ端たちはパイを動かしたせいで自殺に見せかけて殺される
※「pies」はキロ単位の薬物(特にコカイン)の隠語。ストリートの末端(Small fries)は使い捨てにされるという現実。

All while blind eyes get turned from suit and ties
スーツにネクタイ姿の連中が見て見ぬ振りをしている間にだ

The truth, it lies somewhere in the middle
真実はその中間のどこかにある

Of half-ass rappers and cap-ass crackers on Capital Hill
中途半端なラッパーどもと、キャピトル・ヒルにいる嘘つきの白人たちの間のな
※「cap-ass(嘘ばかりの)」。crackersは白人に対する蔑称。「Capital Hill」は米国の連邦議会議事堂がある場所。ストリートの真実を語れないフェイクなラッパーと、腐敗した政治家の両方を痛烈に批判している。

Ain't no protection for hearts that get spilled
零れ落ちた心を守るものは何もない

When sharin' with this world with art can get killed
芸術を通してこの世界と分かち合うことで、殺されることもあるんだ
※ラップで真実(ストリートの裏側や自身の心の内)を語りすぎることで、結果的に命を狙われる危険性があることを示唆している。

Use your discretion
自分の裁量で判断しろ

To believe or not to believe? That is the question
信じるか信じないか? それが問題だ

Might Delete Later
後で消すかもしれないが
※アルバムのタイトル回収。インターネット上のミーム的なフレーズでありつつ、「この重い真実も、どうせ後で消してしまうかもしれない」という虚無感を含ませている。