UGMKM

Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

Get It Together - Drake (feat. Black Coffee & Jorja Smith) 【和訳・解説】

Artist: Drake (feat. Black Coffee & Jorja Smith)

Album: More Life

Song Title: Get It Together

概要

『More Life』(2017年)に収録された「Get It Together」は、南アフリカの世界的DJ・Black Coffeeの2010年の名曲「Superman (feat. Bucie)」を大胆にサンプリング・再構築したアフロ・ハウスチューンだ。Drakeはこの曲で、当時UKで頭角を現していた気鋭のR&BシンガーJorja Smithをメインボーカルに抜擢した。クラブのフロアを揺らす軽快な四つ打ちのビートとは対照的に、歌詞では「遊び歩いていないで、関係を落ち着かせてほしい」と切実に願う女性と、それに応えきれない「Sad Boy」的なDrakeの不器用な恋愛模様が描かれている。ファンの間では当初Jennifer Lopezが歌う予定だったとも噂されており、大人の複雑な関係性が垣間見える。アウトロにはナイジェリアのスターBurna Boyもカメオ出演し、トロント、UK、アフリカのカルチャーが交差点のように入り混じる本作のプレイリスト的性質を象徴する一曲である。

和訳

[Verse 1: Jorja Smith]

Hello
もしもし

I've been hurt so many times
これまでに何度も傷ついてきたわ

It got to a point
ついにこんなところまで来てしまった

When I decided
私が決断を下すところまでね

I can't do this anymore
もうこれ以上は無理よ

I need someone to hold me
私を抱きしめてくれる人が必要なの

I need someone that needs me
私を必要としてくれる人が必要なの

I need someone that loves me
私を愛してくれる人が必要なの
※女性側からの切実なコミットメントの要求。世界的スターとして浮名を流し続けるDrakeの不安定なライフスタイルに限界を感じている様子を描写している。

[Chorus: Drake, Drake & Jorja Smith]

You need me to get that shit together
君は俺に、自分の生活を立て直してほしいんだろ
※「Get shit together」は生活態度を改める、責任を持つ、しっかりするという意味。プレイボーイとしてふらふらするのをやめ、一人の女性と真剣に向き合うよう迫られている状況。

So we can get together
俺たちが本当の意味で一緒になれるように

You need me to get that shit together
君は俺に、ふらふらするのをやめてほしいんだろ

So we can get together
俺たちがちゃんと結ばれるようにな

You need me to
君は俺にそうしてほしいんだ

(Yeah, yeah)

You need me to
君は俺に求めてるんだ

[Verse 2: Jorja Smith]

You know we don't have to be dramatic
大げさにする必要なんてないって分かってるでしょ

Just romantic
ただロマンチックであればいいの

Do all the little things, little things, little things
ほんのささいなこと、小さなことをしてほしい

That excites me
私をときめかせるようなことを

As your woman
あなたの女として扱って

Give me a kiss goodnight
おやすみのキスをしてほしい

Over the phone
電話越しでもいいから

When you're working late
あなたが夜遅くまで仕事をしている時も

When you're out of town
あなたが街を離れている時も

Tell me how much you need it
どれだけ私を必要としてるか教えてほしいの

'Cause we deserve it
だって私たちにはその価値があるんだから

We can be together, but
私たちは一緒になれる、でも

[Chorus: Drake & Jorja Smith, Drake]

You need me to get that shit together
その前に俺にちゃんとしてほしいんだろ

So we can get together
俺たちが本当の意味で一緒になれるように

You need me to get that shit together
君は俺に、生活を立て直してほしいんだ

So we can get together
俺たちがちゃんと結ばれるようにな

You need me to (Yeah, yeah)
君は俺に求めてるんだ

You need me to (Yeah)
君は俺にそうしてほしいんだな

You need me to
君は俺に求めてるんだ

[Outro: Burna Boy & Drake]

Hold one vibes
ひとつのバイブスを保つんだ
※ナイジェリアのアフロビーツ界の巨星、Burna Boyによるアウトロ。ジャマイカのパトワ語やロンドンの多国籍なストリート・スラングが混ざり合っている。

Pree more life
さらなる人生を見据えろ
※「Pree」はパトワ語で「注視する、観察する、じっくり考える」の意味。本作のテーマである『More Life』を体現するフレーズ。

Cuh we ah pree more life
だって俺たちはもっと充実した人生を求めているんだから
※「Cuh」はBecauseの略語。

Dun know already, cus'
言わなくても分かってるだろ、兄弟
※「Dun know」は「You don't know」から派生し、逆説的に「You already know(当然だ、分かってるだろ)」を意味するUKやジャマイカのスラング。「Cus」はCousin(兄弟、仲間)。