Artist: Chris Brown
Album: BROWN
Song Title: Say Nothin’
概要
「Say Nothin’」は、クリス・ブラウンが豪奢なライフスタイルと刹那的な快楽の裏に隠された、真剣な恋愛感情の萌芽を歌う官能的なR&Bトラックである。表面上は、ルイ・ヴィトンの服に大金を詰め込み、ロンドン出身の女性たちと夜遊びに興じる典型的なプレイボーイとしての姿が描かれている。しかし、コーラスに突入するとそのペルソナは一転し、周囲には単なる肉体関係であると偽りながらも、実は互いに深く愛し合っているという秘密の関係性が明かされる。トップスターとして常にパパラッチや世間のゴシップに晒され続けてきた彼にとって、真実の愛を世間から隠し通すことこそが、相手を守る最大の防御なのだ。アルコールと欲望が入り交じる深夜の密室劇を通じて、彼の抱える孤独と、スキャンダルを避けて純粋な関係を育もうとする切実な願いが交差する、ファンの間でも非常に人気の高いベッドルーム・アンセムである。
和訳
[Intro]
Ah
[Verse 1]
Bands up in my Louis, pocket bussin' (Bussin'), mm
ルイ・ヴィトンのポケットは札束でパンパンだ
※「Bands」は千ドル札の束を束ねるゴムバンドから転じて大金を意味し、「Louis」はルイ・ヴィトンを指す。トップスターとしての富の誇示(フレックス)から曲が始まる。
Shawties 'round me, so I'm always fuckin', mm
俺の周りにはイイ女ばかり、だからいつだってヤッてる
Two bad bitches said they straight from London, ooh
二人のイケてる女たちがロンドンから直行してきたって言うんだ
I ain't got no type, so I want both of 'em (Oh)
俺に好みのタイプなんてない、だから両方とも頂くよ
'Cause it's 3 a.m., drink got me so gone
だって今は午前3時、酒のせいで完全にイカれてるからな
Shots off your body, ooh, when we touchin' now
俺たちが触れ合う時、お前の体から直接ショットを煽る
Pussy too wet, legs up goin' two ways
あそこは濡れそぼり、お前の両脚は大きく開かれている
Okay, come throw it back in my backseat, come and bust it, baby
よし、車の後部座席でその尻を突き出してくれ、激しくやってくれ、ベイビー
Can tell that ass is all homegrown, no surgery
その尻が作り物じゃない天然だってことは見ればわかるさ
※BBL(ブラジリアンバットリフト)などの美容整形が蔓延する現代において、ナチュラルな体型を称賛するストリートの典型的なパンチライン。
Neck covered up in them diamonds, baby (Oh)
首元はダイヤモンドで覆い尽くされている、ベイビー
Turn off the lights, baby
明かりを消してくれ、ベイビー
Ooh, I got, yeah, yeah
あぁ、俺は...
[Chorus]
Drinks in my body, I feel like fuckin', mm
体中に酒が回り、無性にヤりたくなっている
Thoughts in my mind tellin' me to touch it, mm
頭の中の考えが、それに触れろと俺に命じるんだ
Tryna dive in, make me say I love that shit, ooh
深く潜り込もうとする、俺に最高だって言わせてみろ
When they ask, say that we just fuckin'
誰かに聞かれたら、俺たちはただの遊びだって答えておけ
They don't need to know that we in love yet (No)
俺たちが愛し合っていることなんて、まだ奴らに知られる必要はない
※ここから曲のテーマが急展開する。単なる遊び人としてのペルソナから、世間の目やゴシップから愛する人を守るための「秘密の恋」という本音が明かされる。
They don't need to know wе're more than friends
俺たちが友達以上の関係だなんて、知られる必要はないんだ
I keep all your sеcrets, won't say nothin' (Nothin', I won't say nothin')
お前の秘密はすべて守るよ、俺は何も言わない
[Verse 2]
Red all in your face, I got you blushin', oh
顔を真っ赤にして、お前は照れている
Water on this bed, I got you gushin', oh
ベッドの上を水浸しにして、お前を溢れさせてやる
You can't take that shit, I got you runnin', oh
お前は耐えきれなくなって逃げ出そうとしているな
You the flyest thing that been through customs, and I know
お前は税関を通り抜けたものの中で一番イケてる、俺にはわかるぜ
※「customs(税関)」という単語を使い、彼女が海外から来た、あるいは最高級の輸入品のように価値がある存在であることを粋に表現している。
Tryna make your body lose control (Control)
お前の体のコントロールを奪ってやる
You suck it so good, you take my soul from me
お前の口技は最高だ、俺の魂まで奪い取っていく
Fuckin' me like you got a point to prove (Prove), ayy
何かを証明しようとするみたいに、お前は俺とヤッている
※単なる快楽ではなく、相手の女性もまた自分への強い執着や愛情をプレイで証明しようと必死になっている様を描写している。
Fuckin' you like I got nothin' to lose (Yeah)
失うものなんて何もないみたいに、俺はお前とヤッている
Fuck me nice and slow, you chopped and screwed
優しくゆっくりとやってくれ、お前はチョップド・アンド・スクリュードみたいだ
※「chopped and screwed」は、曲のテンポを極端に遅くするヒップホップのサブジャンルのこと。ベッドルームでのスローでディープな行為を音楽用語で比喩している高度なリファレンス。
It's creepin' out that 1942 (Oh)
1942の酔いがじわじわと回ってきたな
※「1942」は高級テキーラ「Don Julio 1942」のこと。セレブリティの夜遊びには欠かせないアイテムである。
Freaky how I got you in the mood
お前をすっかりその気にさせた俺の変態っぷりさ
I got, yeah, yeah
俺は...
[Chorus]
Drinks in my body, I feel like fuckin', mm (I feel like fuckin')
体中に酒が回り、無性にヤりたくなっている
Thoughts in my mind tellin' me to touch it, mm (Touch it)
頭の中の考えが、それに触れろと俺に命じるんだ
Tryna dive in, make me say I love that shit, ooh
深く潜り込もうとする、俺に最高だって言わせてみろ
When they ask, say that we just fuckin' (Just fuckin')
誰かに聞かれたら、俺たちはただの遊びだって答えておけ
They don't need to know that we in love yet (No)
俺たちが愛し合っていることなんて、まだ奴らに知られる必要はない
They don't need to know we're more than friends
俺たちが友達以上の関係だなんて、知られる必要はないんだ
I keep all your secrets, won't say nothin'
お前の秘密はすべて守るよ、俺は何も言わない
[Outro]
Don't say, don't say, don't say nothin'
何も言わないでくれ、何も言わないでくれ
Yeah
Don't say nothin'
何も言わないでくれ
