Artist: Drake (feat. Teezo Touchdown)
Album: For All The Dogs
Song Title: Amen
概要
「Amen」は、2023年にリリースされたアルバム『For All The Dogs』に収録された、ゴスペルとトラップが融合した荘厳なトラックである。客演には、ジャンルレスなアプローチでシーンを席巻するテキサス出身の異端児、Teezo Touchdownを迎えている。楽曲はTeezoによる神への純粋な祈りから始まるが、Drakeのヴァースに入ると一転し、高級車やバカンス、元カレへのマウントといった物質的かつ世俗的なフレックス(自慢)へと変貌する。「俺のような男は見つからない」という傲慢な「Mob Boss」のペルソナと、金で愛を繋ぎ止めようとする「Sad Boy」の哀愁が奇妙に同居しており、宗教的なメタファー(紅海を割る奇跡など)を性的なジョークにすり替えるDrake特有の不遜なユーモアも健在だ。アウトロにはTeezoの地元のカーディーラーの自動音声が使われており、Drakeが女性の車のローンを肩代わりしたというリリックを気の利いた形で回収している。
和訳
[Intro: Teezo Touchdown]
Father God
父なる神よ
I come to You to say thank You
あなたに感謝を伝えるために、ここへ参りました
That's all, I don't wanna ask for anything, I just wanna say thank You, Lord
それだけです、何も要求するつもりはありません、ただ感謝を伝えたいのです、主よ
Thank You
ありがとうございます
[Chorus: Teezo Touchdown]
Prayin', prayin' (Thank You)
祈っている、祈っているんだ(ありがとうございます)
Pray again, pray again (Thank You, Father)
もう一度祈る、もう一度祈るんだ(ありがとうございます、父なる神よ)
Prayin' (Thank You, Lord)
祈り続けている(ありがとうございます、主よ)
Prayin' 'til you find a man
君が男を見つけるまで、俺は祈り続ける
That's gon' treat you
君を扱ってくれるような男を
That's gon' treat you like I can (Amen, amen)
俺と同じくらい、君を大事に扱ってくれる男を(アーメン、アーメン)
That's gon' please you
君を喜ばせてくれるような男を
That's gon' please you like I can (Church)
俺と同じくらい、君を満足させてくれる男を(教会にて)
[Verse: Drake, Teezo Touchdown]
Church like a priest, Turks for the week
神父のように教会に立ち、一週間タークス・カイコス諸島で過ごす
Purse for yourself, purse for your niece
君自身にバッグを買い、君の姪っ子にもバッグを買ってやる
Know you don't do Percs, baby, but (Take your time)
君がパーコセットをやらないのは知ってるぜ、ベイビー、だが(ゆっくりでいい)
※「Percs」は鎮痛剤のパーコセット(Percocet)。
That's the perks of datin' me
これが俺と付き合う特権ってやつさ
※薬物の「Percs」と、特権や恩恵を意味する「perks」をかけたダブルミーニング。
Red Merces with the red seats
赤いシートの赤いメルセデス
Buy red wig, part the Red Sea
赤いウィッグを買ってやって、紅海を真っ二つに割ってやる
※旧約聖書でモーセが「紅海(Red Sea)」を割った奇跡と、赤いウィッグの分け目(あるいは女性の脚を開かせること)をかけた不遜な言葉遊び。
With a neat freak, gettin' mess—
潔癖症の女と、めちゃくちゃに—
God, forgive me
神よ、俺をお許しください
※「gettin' messy(下品にヤりまくる)」と言いかけて、教会や神への祈りのテーマを思い出し、慌てて謝るというコミカルな演出。
Father, I've sinned
父なる神よ、俺は罪を犯しました
Sent more than your father ever sent
君の父親が今まで送ってくれた以上のものを送ってやった
Spent more than your baby father did
君の子供の父親(元カレ)が使った以上の金を費やしてやった
And you my baby, so I gotta put you in the crib
それに君は俺のベイビーだからな、ベビーベッド(家)に入れてやらなきゃ
※「crib」はベビーベッドと、ストリートスラングの「家・豪邸」のダブルミーニング。
Same neighborhood where Ashton Kutcher live
アシュトン・カッチャーが住んでるのと同じ高級住宅街にな
I'm just doin' what that punk should have did (Thank You, Lord)
あのチンピラ(元カレ)がやるべきだったことを、俺が代わりにやってるだけさ(ありがとうございます、主よ)
She prayin' for me while I'm on the road
俺がツアーで飛び回っている間、彼女は俺のために祈ってくれている
Prayin' for me while I hold her close
俺が彼女を抱きしめている間も、俺のために祈ってくれている
Prayin' that there's not no other girl
他に女がいないようにと祈っている
I'm prayin' that these girls'll never know
俺は、この女たちがお互いの存在に絶対気づかないようにと祈っているのさ
※女性はDrakeの誠実さを祈っているが、当のDrakeは自分の浮気がバレないことを神に祈っているという、極めてToxic(有害)なプレイボーイのオチ。
She prayin', asking God for a sign
彼女は祈りながら、神に啓示を求めている
I just went and paid her car note
俺はただ、彼女の車のローンを払ってやっただけだ
[Interlude: Teezo Touchdown]
Turn to your neighbor
隣の人を向いてください
Say "Neighbor"
「隣人よ」と声をかけてください
※教会の礼拝での牧師の説教のパロディ。
[Chorus: Teezo Touchdown]
Prayin', prayin' (Neighbor)
祈っている、祈っているんだ(隣人よ)
Pray again, pray again (Everybody, say it)
もう一度祈る、もう一度祈るんだ(皆さんも言ってください)
Prayin'
祈り続けている
Prayin' 'til you find a man
君が男を見つけるまで、俺は祈り続ける
That's gon' treat you
君を扱ってくれるような男を
That's gon' treat you like I can
俺と同じくらい、君を大事に扱ってくれる男を
That's gon' please you
君を喜ばせてくれるような男を
That's gon' please you like I can
俺と同じくらい、君を満足させてくれる男を
[Outro]
Thank you for calling Mercedes Benz in Beaumont
ボーモントのメルセデス・ベンツにお電話いただき、ありがとうございます
※客演のTeezo Touchdownの地元であるテキサス州ボーモントのカーディーラーの実際の自動音声。Drakeが「車のローン(car note)を払ってやった」というラインの裏付けとなっている。
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