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Controlla - Drake 【和訳・解説】

Artist: Drake

Album: Views

Song Title: Controlla

概要

「Controlla」は、Drakeの2016年のメガヒットアルバム『Views』に収録され、「One Dance」と共にその年の夏を世界中で席巻したダンスホール・チューンである。トロントのストリートに深く根付くジャマイカ系移民のカルチャー(パトワ語)を前面に押し出し、Boi-1daらが手掛けたトロピカルなビートの上で情熱的な愛と独占欲を歌い上げている。本作のリリース前、ネット上に流出したリーク音源では現行のダンスホール・スターであるPopcaanが客演していたが、製品版ではレゲエ界の帝王Beenie Manのクラシック楽曲のサンプリングへと差し替えられた。この変更は一部ファンの間で波紋を呼んだが、結果として90年代の本格的なダンスホール・シーンへの深いオマージュとして機能している。愛する女性に完全にコントロールされたいと願う「Sad Boy」特有の献身性と、ベッドルームでは相手を自分の思い通りに支配したいという「Mob Boss」的な傲慢さが同居する、Drakeの巧妙なペルソナが光る一曲だ。

和訳

[Verse 1: Drake]

Right, my yiy just changed
よし、俺の目の色が変わったぜ
※「yiy」はパトワ語(ジャマイカ・クレオール語)で「目(eyes)」のこと。彼女の到着に興奮した様子、あるいはマリファナでハイになり目が赤くなっている状態を表すトロント・スラング。

You just buzzed the front gate
君がちょうど正面ゲートのブザーを鳴らしたところだ

I thank God you came
君が来てくれて、神に感謝してるよ

How many more days could I wait?
これ以上、あと何日待てただろうな?

I made plans with you
君と一緒に過ごす計画を立てていたんだ

And I won't let 'em fall through
それを台無しになんてさせない

I, I, I, I, I
俺は、俺は

[Chorus: Drake]

I think I'd lie for you
君のためなら嘘だってつける

I think I'd die for you
君のためなら死ねる気さえするよ

Jodeci "Cry for You"
ジョデシィの「Cry for You」みたいにな
※1993年のR&BグループJodeciの大ヒットバラード「Cry for You」の引用。愛する女性に懇願し泣き崩れる男の極限の愛を、自身の「Sad Boy」的な感情と重ね合わせている。

Do things when you want me to
君が望むなら、何だってしてやるさ

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーみたいにな
※自分を操る存在(Controlla)として相手に身を委ねるという献身の表現。

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーのようにな

[Verse 2: Drake]

Okay, you like it, when I get
オーケー、君は好きなんだろ、俺が

Aggressive, tell you to, yeah
アグレッシブになって、君に命令するのが

"Go slower, go faster"
「もっとゆっくりだ、もっと速く」ってな
※サビでの「コントロールされたい」という女々しさから一転、ベッドルームでは自分が相手を「コントロールする」という支配的なMob Bossの二面性が現れる。

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーみたいにな

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーのようにな

[Refrain: Drake]

And I’m never on a waste ting, shawty
俺は決してくだらない事には関わらないんだ、ベイビー
※「waste ting」はパトワ語由来のトロント・スラングで「無駄な時間、価値のない事、つまらない状況」を意味する。

I do it how you say you want it
君が望む通りにやってやるよ

Them girls, they just wanna take my money
あいつら(他の女たち)は、俺の金をむしり取りたいだけさ

They don't want me to give you nothing
俺が君に何かを与えるのを、奴らは快く思っちゃいない

They don't want you to have nothing
君が何かを手にするのが気に入らないんだ

They don't wanna see me find your lovin'
俺が君の愛を見つけるのを、見たくないのさ

They don't wanna see me
奴らは見たくないんだよ

Smiling back when they pree
奴らが詮索してきても、俺が笑顔で返してやるところをな
※「pree」はパトワ語で「じろじろ見る、監視する、探りを入れる」。嫉妬に狂う周囲の女性たち(ヘイター)の視線に対する余裕。

[Chorus: Drake]

Knowing I'd lie for you
君のためなら嘘もつけると分かってる

Thinking I'd die for you
君のためなら死ねると思ってる

Jodeci "Cry for You"
ジョデシィの「Cry for You」みたいにな

Do things when you want me to
君が望むなら、何だってしてやるさ

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーみたいにな

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーのようにな

[Bridge: Beenie Man]

Gyal a tear off mi garments
女たちが俺の服を引きちぎり

And a bawl fi come inna mi apartment (Woi!)
俺のアパートに入れてくれと泣き叫んでるぜ(ウォイ!)

Di gyal dem want di length and strength
女どもは長さと強さを求めてるんだ

Action speak louder than argument well
行動は口論よりも雄弁に語るってわけさ
※ジャマイカのダンスホール・レジェンド、Beenie Manの1995年の楽曲「Tear Off Mi Garment」からの強烈なサンプリング。当時のハードコアなダンスホールの空気感をそのまま持ち込んでいる。

[Verse 3: Drake]

But you can't just diss and come tell man sorry
でも、俺をディスっておいて、後からごめんなさいなんて通用しないぜ

You can't listen to me talk and go tell my story, nah
俺の話を聞いておいて、よそで俺のプライベートを言いふらすなんて許されない

It don't work like that when you love somebody
誰かを愛しているなら、そんなやり方は通用しないんだ

My old flex is my new flex now and we're workin' on it, yeah
俺の昔の自慢(恋人)が、今の新しい自慢になっている、俺たちは上手くやってるよ
※「flex」は見せびらかすもの、転じて恋人のこと。かつて別れた相手と復縁し、再び真剣な関係を築いているという考察がなされている。

And that's why I need
だからこそ俺には必要なんだ

All the energy that you bring to me
君が俺に与えてくれる、すべてのエネルギーが

My last girl would tear me apart
前の女は、俺の心をズタズタに引き裂いた

But she'd never wanna split a ting with me
だけど彼女は、俺と何かを分かち合おう(割り勘にしよう)とは絶対に生しなかったな
※「Tear apart(引き裂く)」と「Split(割り勘にする、分ける)」のワードプレイ。前の恋人は精神的なダメージを与えるばかりで、金銭的・精神的な負担はすべてDrakeに押し付けていたという皮肉。

But when it comes to you, you
でも、君に関して言えば、君は

[Chorus: Drake]

I think I'd lie for you
君のためなら嘘だってつける

I think I'd die for you
君のためなら死ねる気さえするよ

Do things when you want me to
君が望むなら、何だってしてやるさ

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーみたいにな

Like controlla, controlla, yeah
コントローラーのようにな

[Refrain: Drake]

And I’m never on a waste ting shawty
俺は決してくだらない事には関わらないんだ、ベイビー

I do it how you say you want it
君が望む通りにやってやるよ

Them girls, they just wanna take my money
あいつらは、俺の金をむしり取りたいだけさ

They don't want me to give you nothing
俺が君に何かを与えるのを、奴らは快く思っちゃいない

They don't want you to have nothing
君が何かを手にするのが気に入らないんだ

They don't wanna see me find your lovin'
俺が君の愛を見つけるのを、見たくないのさ

They don't wanna see me
奴らは見たくないんだよ

Smiling back when they pree
奴らが詮索してきても、俺が笑顔で返してやるところをな

[Outro: Drake, Beenie Man]

Jheeze!
ジーザス!
※トロント・スラングでの感嘆詞。

(Woop, woop, woop, woop)

(Woop, woop, woop, woop)

(Woop, woop, woop, woop)

(Woop, woop, woop, woop)

(Woop, woop, woop, woop)

(Woop, woop, woop, woop)

Music a drop!
音楽をかけろ!

Gyal a whine up dem bumpa
女どもがケツを振り回して踊り狂う

Dis is di summa summa controlla
これが夏の、サマー・コントローラーだ

Drake from Canada, Beenie Man from Jamaica
カナダからのドレイク、ジャマイカからのビーニ・マンだ

Dah one yah a murda—Zagga!
こいつはヤバい(殺人級の)一曲だぜ──ザガ!
※「Zagga」はBeenie Manの有名なシグネチャーフレーズ。ダンスホールとの完全なる融合を高らかに宣言して曲を締めている。