Artist: Drake (feat. Young Thug & Future)
Album: Certified Lover Boy
Song Title: Way 2 Sexy
概要
「Way 2 Sexy」は、2021年のアルバム『Certified Lover Boy』を象徴するメガヒット・クラブバンガーだ。1991年に世界的ヒットを記録したRight Said Fredの「I'm Too Sexy」を大胆にサンプリングし、アトランタの盟友であるFutureとYoung Thugを客演に迎えている。楽曲全体を通して、自分たちがこの世界に存在するあらゆるもの(ドラッグ、女、名声、ストリートの罠)に対して「セクシーすぎる(イケすぎている)」と豪語する、究極のナルシシズムと「Mob Boss(ギャングのボス)」的なマウントが炸裂している。Drakeのバースでは公営住宅を馬鹿にするような発言や、Metro Boominに対するサブリミナル・ディスと疑われるラインが含まれており、Young Thugの奇想天外なワードプレイやFutureの退廃的なトラップ・バイブスと見事に融合している。自己愛の極致をコミカルかつ圧倒的なスケールで表現した、CLB時代のアイコン的一曲である。
和訳
[Intro: Right Said Fred]
I'm too sexy for my shirt
俺はシャツを着るにはセクシーすぎる
※イギリスのポップバンド、Right Said Fredの1991年の大ヒット曲「I'm Too Sexy」からのサンプリング。
Too sexy for my shirt
シャツを着るにはセクシーすぎる
So sexy, it hurts
セクシーすぎて、痛いくらいだ
I'm too sexy for Milan
俺はミラノにはセクシーすぎる
Too sexy for Milan
ミラノにはセクシーすぎる
New York or Japan
ニューヨークにも、日本にもな
[Chorus: Future]
Yeah, woah, woah, woah
I'm too sexy for this syrup
俺はこのシロップを飲むにはセクシーすぎる
※「syrup」はプロメタジン・コデインシロップ(リーン)のこと。ストリートのドラッグに対しても自分が上回っているという誇示。
Too sexy for your girl
お前の女にはセクシーすぎる
Too sexy for this world
この世界にはセクシーすぎる
Too sexy for this ice
この宝石にはセクシーすぎる
Too sexy for that jack, yeah, yeah
そのジャックにはセクシーすぎる
※「jack」は強盗や襲撃(カージャックなど)のこと。俺から奪おうとするには、俺は隙がなさすぎる(イケすぎている)というアピール。
I'm too sexy for this chain
このチェーンにはセクシーすぎる
Too sexy for your gang
お前のギャングにはセクシーすぎる
Too sexy for this fame, yeah, yeah
この名声にはセクシーすぎる
I'm too sexy for the trap
トラップにはセクシーすぎる
Too sexy for that cap
その嘘っぱちにはセクシーすぎる
※「cap」は嘘(Lie)を意味するスラング。
Too sexy for that jack, yeah, yeah
そのジャックにはセクシーすぎる
[Verse 1: Drake]
Okay, alright, that's fine, okay (Okay)
オーケイ、わかった、それでいいさ、オーケイ
I'm feelin' too sexy to accept requests (Way too sexy)
リクエストに応えるには、俺はセクシーすぎる気分なんだ
And I'm way too sexy to go unprotected (Way too sexy)
そして俺は、無防備で出歩くにはセクシーすぎる
※「unprotected」は避妊具なしのセックスと、ボディーガードなしで出歩くことのダブルミーニング。トップスターならではの警戒心。
And she popped a Tesla, now she goin' electric
彼女はテスラをキメて、今じゃエレクトリックに感じてる
※「Tesla」はテスラのロゴが刻印されたエクスタシー(MDMA)の錠剤。電気自動車のテスラとかけて、彼女が電気のように痺れ、興奮状態にあることを表現している。
Okay, alright, that's fine, okay
オーケイ、わかった、それでいいさ、オーケイ
Think we got too sexy for that metro housin' (Way too sexy)
俺たちはあの公営住宅にいるにはセクシーになりすぎたみたいだ
※「metro housin'」は低所得者向けの公営住宅。同時に、かつてDrakeやFutureと組んでいたが関係が冷え込んでいたプロデューサー、Metro Boominに対するサブリミナルなディスではないかとも考察されている。
Diamond popped out, almost swallowed sixty thousand (Sixty piece)
ダイヤが外れて、危うく6万ドルを飲み込むところだった
※グリルズ(歯につけるジュエリー)のダイヤが取れて飲み込みそうになったという、桁外れの金持ちエピソード。
Section need more tings in here, I like it crowded, ayy (Woah, woah)
VIP席にはもっと女が必要だ、俺は混み合ってるのが好きなんだよ
※「tings」は女性を指すトロント/パトワ・スラング。
Yeah, I like it crowded
ああ、俺は混み合ってるのが好きなんだ
Oh, you like the boy? Well, tell me what you like about him
おっと、君は「ザ・ボーイ」が好きなのか? なら、俺のどこが好きなのか教えてくれよ
※「the boy」はDrake自身の愛称。
You a turnt up little thotty, ain't no wife about it
君はノリのいい小さな尻軽女さ、妻にするようなタマじゃない
I'ma fuck her friends and send her back to Metro housin'
彼女の友達とヤッて、彼女は公営住宅に送り返してやるよ
[Chorus: Future]
Yeah, woah, woah, woah
I'm too sexy for this syrup
俺はこのシロップを飲むにはセクシーすぎる
Too sexy for your girl
お前の女にはセクシーすぎる
Too sexy for this world
この世界にはセクシーすぎる
Too sexy for this ice
この宝石にはセクシーすぎる
Too sexy for that jack, yeah, yeah
そのジャックにはセクシーすぎる
I'm too sexy for this chain
このチェーンにはセクシーすぎる
Too sexy for your gang
お前のギャングにはセクシーすぎる
Too sexy for this fame, yeah, yeah
この名声にはセクシーすぎる
I'm too sexy for the trap
トラップにはセクシーすぎる
Too sexy for that cap
その嘘っぱちにはセクシーすぎる
Too sexy for that jack, yeah, yeah (Yeah)
そのジャックにはセクシーすぎる
[Verse 2: Future]
I pop out, get ghost on a bitch, she don't know where I went (Where I go?)
現れてはビッチの前から姿を消す、あいつは俺がどこへ行ったか分からない
Pray for all my dogs, all my niggas behind the fence (Prayer)
俺のダチ全員に祈りを、フェンスの向こう側にいる俺の仲間全員にな
※「behind the fence」は刑務所の中という意味。
Drippin' in it, I be spillin' in it, new designer gear bicoastal
ドリップしまくりで、溢れ出してる、新しいデザイナーズを着て両海岸を股にかける
Pay attention to the detail, goin' two-tone on a choker
ディテールに注目しな、チョーカーはツートーンでキメてるぜ
Young niggas always ready to murk somethin', call them some smokers
若い連中はいつでも何かを殺る準備ができてる、あいつらをスモーカーと呼ぶのさ
※「murk」は殺害すること。「smokers」は銃を撃つ(smoke)者たち、つまりヒットマンの比喩。
Young nigga havin' motion, he gon' make sure the car get—
若い奴が動き出してる、あいつは確実に車を…
Did a 360 windmill when I left the scene
現場を離れる時に、360度のウィンドミルを決めてやったぜ
※「360 windmill」はバスケットボールの派手なダンクシュート。ビンス・カーターなどが有名。その場を圧倒的なパフォーマンスで立ち去る比喩。
That's that action, her best work on her knees
それが俺のやり方だ、彼女の最高の仕事は膝をついた状態さ
※女性のオーラルセックスを暗示する描写。
Too sexy for this cash
この現金にはセクシーすぎる
Too sexy for this syrup
このシロップにはセクシーすぎる
Too sexy for these pills, I'm too sexy for this
この錠剤にはセクシーすぎる、俺はこれにはセクシーすぎるんだ
I get cash wherever I fly, got bitches sexin' on me
どこへ飛ぼうと現金を稼ぐ、ビッチどもが俺に色目を使ってくる
Money, cars, and all this jewelry make a bitch look sexy
金、車、そしてこのジュエリーが、ビッチをセクシーに見せるのさ
I get cash wherever I fly, got bitches sexin' on me
どこへ飛ぼうと現金を稼ぐ、ビッチどもが俺に色目を使ってくる
[Chorus: Future]
Yeah, woah, woah, woah
I'm too sexy for this syrup
俺はこのシロップを飲むにはセクシーすぎる
Too sexy for your girl
お前の女にはセクシーすぎる
Too sexy for this world
この世界にはセクシーすぎる
Too sexy for this ice
この宝石にはセクシーすぎる
Too sexy for that jack, yeah, yeah
そのジャックにはセクシーすぎる
I'm too sexy for this chain
このチェーンにはセクシーすぎる
Too sexy for your gang
お前のギャングにはセクシーすぎる
Too sexy for this fame, yeah, yeah
この名声にはセクシーすぎる
I'm too sexy for the trap
トラップにはセクシーすぎる
Too sexy for that cap
その嘘っぱちにはセクシーすぎる
Too sexy for that jack, yeah, yeah
そのジャックにはセクシーすぎる
[Verse 3: Young Thug]
Too sexy to count (Ah), fetty (Oh)
数えるにはセクシーすぎる、フェティ
※「fetty」は現金(金)のスラング。
My neck baguetty (Hoo)
俺の首にはバゲット
※バゲットカットのダイヤモンドのこと。
Red diamonds, spaghetti (Oh)
赤いダイヤモンド、スパゲッティ
※赤いダイヤをスパゲッティのトマトソースに見立てている、Thugらしい奇抜な表現。
This paper, I shred it (Yeah)
この紙幣、俺はシュレッダーにかける
※「paper(金)」をシュレッダーにかける(惜しみなく使いまくる)こと。
I swindled, no sweatin'
汗もかかずに騙し取ってやった
I saw you (Bitch), beggin' (Ho)
お前を見たぜ、ビッチ、懇願してたな
Goddamn, you petty (Ha)
ったく、お前はちっぽけだな
I ain't done spending (Yeah)
俺はまだ金を使うのをやめてないぜ
No penny pinch, I spend it (Spend)
ケチケチしない、俺は使いまくる
Bags in and out (Let's get bags)
バッグが出たり入ったりだ
My man ain't gon' steal it (On God)
俺のダチはそれを盗んだりしない、神に誓ってな
Hundred bags for her (Hundred bags)
彼女に100のバッグを
Make these young hoes wish they was rich (Woo)
この若い尻軽どもに、金持ちになりたいと願わせるのさ
All-green gators, they look like a switch
全身グリーンのワニ革、まるでスイッチみたいだ
※「gators」はアリゲーター革の靴や服。「switch」は機関銃をフルオート化する違法パーツ(Glock Switchなど)の比喩。
Giorgio, I spent twenty-six licks ('Mani)
ジョルジオに、俺は26リックを費やした
※「Giorgio」はジョルジオ・アルマーニ。「lick」は強盗などでの一回の稼ぎだが、1 lick = 1000ドルなどの単位とされる。つまり26000ドル(約400万円)をアルマーニで使ったということ。
I'm too sexy (Yeah)
俺はセクシーすぎる
My neck (Yeah), baguetties
俺の首にはバゲット
Molest me (Woah), caress me (Woah)
俺を犯してくれ、俺を愛撫してくれ
I'll let you (Ah), todayski (Ski)
させてやるよ、今日はな
※「todayski」は「today」にYoung Thug周辺特有の「-ski」を付けた独特なスラング。
I been kickin' shit (Woah, woah), might need a prosthetic (Yeah)
俺は蹴り飛ばしまくってるから、義足が必要になるかもな
※「kickin' shit」はリラックスして遊ぶことや、スタイルを見せつけること。蹴りすぎて足がなくなったから義足(prosthetic)が必要というワードプレイ。
I pray to the chopper under my pillow, tooth fairy (Woo)
枕の下のチョッパーに祈るんだ、歯の妖精みたいにな
※「chopper」はアサルトライフルなどの銃。子供が抜けた歯を枕の下に入れると「歯の妖精(tooth fairy)」がお金に変えてくれるという伝承と、枕の下に銃を隠して寝るストリートの現実を掛け合わせた恐ろしいパンチライン。
