Artist: Young Thug (feat. Birdman)
Album: Barter 6
Song Title: Knocked Off
概要
本楽曲は、Young Thugの2015年の傑作ミックステープ『Barter 6』に収録された、Cash Money RecordsのボスであるBirdmanとのコラボレーショントラックだ。タイトルが示す通り「暗殺(Knock off)」をテーマに据えており、当時のCash Moneyを取り巻く不穏な空気、特にLil Wayneとの激しいビーフの渦中にあった彼らの立ち位置を色濃く反映している。Wheezyによるミニマルで不気味なトラップ・ビートの上で、ThugとBirdmanはストリートでの絶対的な権力や、ヒットマンを雇うことへの躊躇のなさを冷徹にラップする。本作リリース直後に発生したWayneのツアーバス銃撃事件との関連性がファンの間でささやかれるなど、単なるフレックスを超えたヒップホップ史のダークな一幕を象徴する楽曲となっている。
和訳
[Intro: Young Thug]
Yeah, yeah
イェー、イェー
Woah, woah, woah, woah, woah
ウォウ、ウォウ、ウォウ、ウォウ、ウォウ
Ayy
エイ
[Chorus: Young Thug & Birdman]
I'm gon' beat that pussy up just like a champion (Woo)
チャンピオンみたいにあのプッシーを打ちのめしてやる(ウー)
※「Beat that pussy up」は激しいセックスのメタファー。
I'm a beast inside these streets like a barbarian (Beast)
俺はこのストリートの野獣だ、バーバリアン(野蛮人)みたいにな(ビースト)
Told my baby next February, we married (On blood)
俺のベイビーに言ったんだ、来年の2月には結婚しようってな(ブラッズに誓って)
※当時の婚約者であるJerrika Karlaeとの関係を示唆。「On blood」は所属するギャング(Bloods)の掟にかけて真実であることを誓う表現。
We laughin' at these pussy boys, they're so hilarious (Hah)
俺らはこの弱虫野郎どもを笑い飛ばしてる、マジで滑稽だからな(ハッ)
I might get him knocked off, pull some spaghetti strings
あいつを消し去る(殺す)かもな、スパゲッティの紐を引くように
※「Knock off」は暗殺すること。「Pull strings」は裏で糸を引く(操る)という慣用句だが、マフィア(イタリア系)の繋がりをスパゲッティに掛けて表現している。
You understand?
わかるか?
They ain't gon' play with me, no no (Pew pew pew pew)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ピュン・ピュン・ピュン・ピュン)
I might get him knocked off for a double sealed pint of lean
ダブルシールのリーンのパイント(ボトル)と引き換えに、あいつを消すかもな
※「Double sealed」は未開封の証明ラベルが貼られたプロメタジン・コデイン・シロップ。ヒットマンに払う報酬が金ではなく極上のドラッグ(リーン)であるという、ストリートの狂気を示している。
You dig?
わかるか?
They ain't gon' play with me, no no (On blood)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ブラッズに誓って)
I might get him knocked off while I pull a bank scheme
銀行のスキーム(詐欺)を仕掛けてる間に、あいつを消すかもな
B's up
Bを掲げろ
※Bloodsのハンドサインを掲げること、またはBirdmanの「B」のレペゼン。
They ain't gon' play with me, no no (Skrrrrrt)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(スカート)
I might get him knocked off for just tryna join the team
俺らのチーム(クルー)に入ろうとしたってだけで、あいつを消すかもな
※YSLやRich Gangといった組織に安易に入り込もうとする偽物に対する冷酷な排他性。
Yeah, Stunna
イェー、スタナ
※「Stunna」はBirdmanの異名。
They ain't gon' play with me, no no (Gah gah gah gah)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ガァ・ガァ・ガァ・ガァ)
Yeah
イェー
[Verse 1: Birdman & Young Thug]
Yeah, we roll these bitches like they centipedes (Damn)
あぁ、俺らはこのビッチどもをムカデみたいに転がすぜ(クソ)
※Birdmanのバース。「Centipedes(ムカデ)」は足が多いことから、女が次々とたくさんいること、あるいは大麻(ブラント)をムカデのように長く巻く(Roll)ことのダブルミーニング。
We get this money, flip some hundreds then we blow some Gs (They on my what?)
この金を稼いで、100ドル札を増やして、何千ドルも散財するんだ(奴らは俺の何に群がってる?)
I gave her life and then I showed her Bs (Roll it, roll it, roll it)
俺が彼女に人生を与え、Bの世界を見せてやった(巻け、巻け、巻け)
※「Bs」はBloods、Birdman、またはBillionaire(億万長者)のライフスタイルを意味する。
We fucked the world but now we overseas (Woop, woop)
世界中をヤッてきたが、今じゃ海外(オーバーシーズ)にいるぜ(ウープ、ウープ)
Inside of the car, we stashed a hundred bricks (Swoo)
車の中に、100キロ(ブリック)のコカインを隠し持ってる(スウー)
We put it down and hit the town, we 'bout the money trips (Woo)
それを下ろして街に繰り出す、俺らは金のための旅(トリップ)をしてるんだ(ウー)
Wait, the ice is rollin' 'cause we're rollin', bitch (Gah)
待てよ、氷(アイス)が転がってるのは俺らが転がしてる(回してる)からだぜ、ビッチ(ガァ)
※「Ice」はダイヤモンドのジュエリー、またはクリスタルメスのこと。
Flakes, the dope is colder 'cause we're polar, bitch (Whip, whip)
フレーク(粉)、ドープが冷たいのは俺らがポーラー(極寒)だからだぜ、ビッチ(ホイップ、ホイップ)
※「Flakes」は純度の高いコカイン(Fishscale flakes)。ポーラーベア(ホッキョクグマ)などの比喩で、自分たちの冷徹さとドラッグの純度の高さを誇示している。
I answer the call and put her right beside me (Skrrrt)
電話に出て、彼女をすぐ隣に乗せる(スカート)
Two, we 'bout that woop like them brand new Spyders (Skrrrt)
2つ、俺らは新品のスパイダーみたいに「ウープ」って鳴らすぜ(スカート)
Keep your mouth closed, boy, 'cause we're aim and fire (Woah, woah)
口を閉じてろよ坊や、俺らは狙い(エイム)を定めて撃つ(ファイア)からな(ウォウ、ウォウ)
I just might one night her, show her love and wife her (Damn)
一晩だけヤるかもしれないし、愛を見せて妻にするかもしれない(クソ)
I'm bangin' green like the lizard in Geico (Woo)
ガイコのトカゲみたいにグリーンをバンギンしてるぜ(ウー)
※アメリカの自動車保険会社「Geico(ガイコ)」の有名なマスコットキャラクターである緑色のヤモリ(ゲッコー)と、グリーン(大麻や現金)を掛けたパンチライン。
I pull up and wet you, burn your top like Michael (Woo)
乗りつけてお前を濡らし(ハチの巣にし)、マイケルみたいにお前の頭を燃やしてやるよ(ウー)
※マイケル・ジャクソンが1984年のペプシのCM撮影中に、パイロテクニクス(花火)の事故で頭髪に大火傷を負った事件への強烈なブラックジョーク。「Wet you」は銃で撃って血まみれにすること。
I got bullets bigger than fingers in rifles (Gah, gah)
俺のライフルの弾は、指よりデカいぜ(ガァ、ガァ)
It's big Bs with a hundred Gs in each one of my pockets
各ポケットに10万ドル(100 Gs)を詰め込んだ、大物のB(ブラッズ/バードマン)だ
Blatt
ブラット
[Chorus: Young Thug]
I'm gon' beat that pussy up just like a champion (Woo)
チャンピオンみたいにあのプッシーを打ちのめしてやる(ウー)
I'm a beast inside these streets like a barbarian (Beast)
俺はこのストリートの野獣だ、バーバリアン(野蛮人)みたいにな(ビースト)
Told my baby next February, we married (On blood)
俺のベイビーに言ったんだ、来年の2月には結婚しようってな(ブラッズに誓って)
We laughin' at these pussy boys, they're so hilarious (Hah)
俺らはこの弱虫野郎どもを笑い飛ばしてる、マジで滑稽だからな(ハッ)
I might get him knocked off, pull some spaghetti strings
あいつを消し去る(殺す)かもな、スパゲッティの紐を引くように
They ain't gon' play with me, no no (Pew pew pew pew)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ピュン・ピュン・ピュン・ピュン)
I might get him knocked off for a double sealed pint of lean
ダブルシールのリーンのパイント(ボトル)と引き換えに、あいつを消すかもな
They ain't gon' play with me, no no (On blood)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ブラッズに誓って)
I might get him knocked off while I pull a bank scheme
銀行のスキーム(詐欺)を仕掛けてる間に、あいつを消すかもな
They ain't gon' play with me, no no (Skrrrrrt)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(スカート)
I might get him knocked off for just tryna join the team
俺らのチーム(クルー)に入ろうとしたってだけで、あいつを消すかもな
They ain't gon' play with me, no no (Gah gah gah gah)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ガァ・ガァ・ガァ・ガァ)
Yeah
イェー
[Verse 2: Young Thug]
I'm not gon' pass, I'ma smash 'em (Smash)
パス(見送り)はしねえ、粉砕(スマッシュ)してやるよ(スマッシュ)
She want that nut so I blast her (Ooh)
彼女が精液(ナット)を欲しがるから、ぶっ放して(ブラスト)やるのさ(ウー)
My Bentley grey like a pastor (Woo)
俺のベントレーは牧師(パスター)みたいにグレーだ(ウー)
※牧師の白髪混じりの頭髪や、着用する伝統的なスーツのグレーと、ベントレーの車体色を掛けている。
Whippin' that snow, no Alaska (Woo)
その雪(コカイン)をかき混ぜる、アラスカじゃねえのにな(ウー)
Good head, she got her masters (Ayy)
極上のヘッド(フェラチオ/頭の良さ)、彼女は修士号(マスターズ)を持ってる(エイ)
※「頭が良い(高学歴)」=「Head(フェラチオ)が上手い」という、ヒップホップにおける定番のダブルミーニング。
Shawty a long way from dumb (Dumb)
あのショウティは、バカには程遠いぜ(バカ)
Your money flat like a plasma (Your wife)
お前の金はプラズマテレビみたいに薄っぺらいぜ(お前の妻みたいにな)
※敵の貧弱な札束を薄型テレビに例え、さらにお前の妻の胸も真っ平らだと同時にディスっている。
Good kush, smoke is the bomb (Woah)
極上のクッシュ、この煙は爆弾(最高)だ(ウォウ)
I drink that Act while you be drinkin' red
お前が赤いシロップを飲んでる間に、俺はアクタビスを飲んでるぜ
※Actavis(紫色の最高級リーン)と、それより安価なHi-Techなどの赤いシロップ(Red)の対比で格の違いをアピールしている。
I don't fall in love, I run over it instead (Skrrt)
俺は恋に落ちたり(Fall in love)しねえ、代わりにそいつを車で轢き殺して(Run over)やるよ(スカート)
Hey, babe, bobble that big ol' head
ヘイ、ベイビー、そのデカい頭をボブルヘッド(首振り人形)みたいに振ってくれ
※フェラチオを要求するストレートな描写。
I'm like, "Lil' baby, I don't know your kid"
俺は「なあベイビー、俺はお前の子供なんて知らねえよ」って感じさ
※自分が子供の父親であるという女の主張(養育費目当てのトラブルなど)を冷たくはねのけている。
Hey, I keep my pistol I'll give you the lead (Hey)
ヘイ、俺はピストルを携帯してる、お前に鉛(銃弾)をプレゼントしてやるよ(ヘイ)
They 3 deep I call 'em Ed, Edd and Eddy (Ed, Edd and Eddy)
あいつらは3人組だ、俺は奴らをエド、エッド、エディって呼んでるぜ(エド、エッド、そしてエディ)
※カートゥーンネットワークの人気アニメ『エド エッド エディ』の三人組の主人公を引用し、敵対する3人組、あるいは自分に群がる女の3人組をからかっている。
Baby take a picture, get that photo cred (Take 'em)
ベイビー、写真を撮りな、その写真のクレジットをもらいなよ(撮りな)
She make me lean back like a sofa bed (Ayy)
彼女のせいで俺はソファベッドみたいにのけぞる(リーン・バック)のさ(エイ)
※フェラチオされてのけぞる様子、またはリーン(シロップ)を飲んで深く沈み込んでいる状態を掛けている。
[Chorus: Young Thug]
I'm gon' beat that pussy up just like a champion (Woo)
チャンピオンみたいにあのプッシーを打ちのめしてやる(ウー)
I'm a beast inside these streets like a barbarian (Beast)
俺はこのストリートの野獣だ、バーバリアン(野蛮人)みたいにな(ビースト)
Told my baby next February, we married (On blood)
俺のベイビーに言ったんだ、来年の2月には結婚しようってな(ブラッズに誓って)
We laughin' at these pussy boys, they're so hilarious (Hah)
俺らはこの弱虫野郎どもを笑い飛ばしてる、マジで滑稽だからな(ハッ)
I might get him knocked off, pull some spaghetti strings
あいつを消し去る(殺す)かもな、スパゲッティの紐を引くように
They ain't gon' play with me, no no (Pew pew pew pew)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ピュン・ピュン・ピュン・ピュン)
I might get him knocked off for a double sealed pint of lean
ダブルシールのリーンのパイント(ボトル)と引き換えに、あいつを消すかもな
They ain't gon' play with me, no no (On blood)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ブラッズに誓って)
I might get him knocked off while I pull a bank scheme
銀行のスキーム(詐欺)を仕掛けてる間に、あいつを消すかもな
They ain't gon' play with me, no no (Skrrrrrt)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(スカート)
I might get him knocked off for just tryna join the team
俺らのチーム(クルー)に入ろうとしたってだけで、あいつを消すかもな
They ain't gon' play with me, no no (Gah gah gah gah)
奴らは俺を舐めた真似なんてできねえよ、絶対に(ガァ・ガァ・ガァ・ガァ)
Yeah
イェー
