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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

We Will Survive - Nas 【和訳・解説】


 

Artist: Nas

Album: I Am...

Song Title: We Will Survive

概要

本作は、1999年にリリースされたNasの3rdアルバム『I Am...』に収録された、ヒップホップ史に残る極めてパーソナルで痛切な追悼歌である。プロデューサーのTrackmastersは、ケニー・ロギンスの1979年のヒット曲「This Is It」のラインをサンプリングし、哀愁漂うトラックを作り上げた。楽曲は3つのヴァースで構成されており、第1ヴァースは1997年に凶弾に倒れたThe Notorious B.I.G.(Biggie)への手紙、第2ヴァースは1996年に暗殺された2Pac(Tupac Shakur)への手紙という形式をとっている。東西抗争の犠牲となった二人の巨星に対し、生前の交流や確執、そして彼らが遺したレガシーを振り返りながら、Nasは深い喪失感と「なぜ俺たちは生き残ったのか」というサバイバーズ・ギルトを吐露している。そして第3ヴァースでは、過去のソウル/R&Bシンガーたちが抱えていた闇に想いを馳せながら、ビリオンダラー産業へと成長したヒップホップ界の現在と、未だ暴力と死の隣り合わせにあるゲットーの若者たちの未来を冷徹に俯瞰する。単なる追悼曲を超え、黒人音楽の歴史とストリートの現実を繋ぐ、Nasの文学的才能が結実した傑作である。

和訳

[Intro: Kenny Loggins sample]

Still, somehow, I believe, we always survive
それでも、なぜか俺は信じてる。俺たちはいつだって生き残るんだって

But why?
だが、それはなぜだ?
※ケニー・ロギンスの「This Is It」からのサンプリング。父親の病気を機に書かれたこの曲の「生き抜く」というメッセージを、ヒップホップシーンにおける「死(暗殺)」と残された者(Nas)の「サバイバーズ・ギルト」へと見事に文脈を反転させている。

[Break]

To my dogs, wherever you are
俺のダチたちへ。お前らがどこにいようとな

[Verse 1]

What up, Big? You know shit is rough after you slid
調子はどうだ、Big? お前が逝っちまってから、こっちはキツい状況だぜ
※第1ヴァースは、ブルックリン出身のThe Notorious B.I.G.(Biggie)に向けられている。NasとBiggieは共にニューヨークを代表するリリシストとして互いをリスペクトし、時には覇権を争うライバル関係にあった。

You in God's hands now, keep a place for me, kid
お前は今、神の御手に抱かれてる。俺の場所も空けといてくれよ、兄弟

Ain't nuttin' changed, still Party and Bullshit
何も変わっちゃいねえ。相変わらず「パーティと馬鹿騒ぎ」さ
※「Party and Bullshit」は、1993年にリリースされたBiggieのデビューシングルのタイトル。お前がいなくなっても、ストリートの日常は残酷なまでに昔と変わらないという皮肉と郷愁。

We used to fuck R&B Bitches and see who rhyme sickest
昔はR&Bのビッチたちとヤりまくって、どっちのライムが一番ヤバいか競い合ったもんだな

For every hit you made, more rappers afraid to come out
お前がヒット曲を飛ばすたび、他のラッパーたちは表に出るのをビビってたぜ

Machine Gun Funk, from Queens I came through to smoke blunts
「マシンガン・ファンク」さ。俺はクイーンズから、お前とブラントを吸うために出向いたんだ
※「Machine Gun Funk」はBiggieの歴史的デビューアルバム『Ready to Die』の収録曲。ブルックリンのBiggieとクイーンズのNasが、共にウィードを吸いながら交流していた下積み時代の親密な思い出。

You came to my hood, we was broke
お前も俺のフッドに来たよな。俺たちはまだ一文無しだった

I wonder if we stayed that way, would there have been gun smoke?
もし俺たちがあのまま貧乏だったら、銃煙が立ち込めること(お前が殺されること)もなかったんだろうか?
※富と名声がもたらした悲劇への考察。ラップゲームで成功し、頂点に立ったことが結果的にBiggieの命を奪うことになったのではないかという、深い悲しみと葛藤。

Still on the block around fiends numb from coke, I guess so
今でもブロック(街角)には、コカインで麻痺したジャンキーたちがたむろしてる。たぶんそうだろうな

'Cause now with paper, shit is still ghetto
だって、今は大金を稼いでも、状況はゲットーのままなんだから

But fuck it black, you livin' your life, through your loved ones
だがそんなこたぁいい。お前は愛する家族を通して、今も生き続けてるんだ

Peace to your daughter and your newborn son
お前の娘と、生まれたばかりの息子にピースを
※Biggieの愛娘T'yannaと、彼が亡くなる数ヶ月前に生まれた息子C.J. Wallaceへの祈り。

It used to be fun, makin' records to see your response
昔は楽しかったぜ、お前の反応を見るためにレコードを作るのがな

But, now competition is none, now that you're gone
だが、お前が逝っちまった今、競い合う相手(コンペティション)なんて誰もいねえんだ

And these niggas is wrong, using your name in vain
それに、あのクソ野郎どもは間違ってる。お前の名前を無駄に使いやがって
※Biggieの死後、彼の名前を利用して自分を大きく見せようとするラッパーたちへの怒り。

And they claim to be New York's king? It ain't about that
「自分がニューヨークのキングだ」なんて名乗ってやがる。そんな次元の話じゃねえんだよ
※このラインは、Biggieの死後に「The City Is Mine」という楽曲を発表し、次世代のNYの王を宣言したJay-Zに対する強烈なサブリミナル・ディスだと広く考察されている。これが後のNas vs Jay-Zというヒップホップ史最大のビーフへと発展していく重要な伏線である。

It's more serious, I plan to toast it up with you
もっとシリアスな問題だ。俺はお前と一緒に祝杯をあげるつもりだったんだぜ

Joke with you, happy we on top, the most official
お前と冗談を言い合い、俺たちが頂点に立ったことを喜び合う、最高にオフィシャルな関係さ

Ain't too many real ones out there, I feel some but doubt they're
世間にリアルな奴はそう多くない。何人かは感じるが、奴らが

Capable to take it where you took it to
お前が到達した高みまで、このゲームを持っていけるとは思えねえ

I missed your wake not 'cause I'm fake
俺がお前の通夜に行かなかったのは、俺がフェイクだからじゃねえ

'Cause I hate to see somebody so great in that way
お前みたいに偉大な男が、あんな姿(棺桶の中)になってるのを見るのが耐えられなかったんだ
※NasがBiggieの葬儀に参列しなかった理由の告白。当時は一部から「リスペクトが足りない」と批判されたが、実際は友人の死という現実を直視できなかったという、痛切で人間らしい理由だった。

I woulda stayed so long with so much to say
言いたいことが山ほどあって、いつまでもそこに居座っちまっただろうからな

I had to put it in writin' to keep me and Brooklyn from fightin'
俺とブルックリンが揉めないように、俺はこの想いを書き留める(ラップにする)しかなかったんだ

Tellin' me to pay my respects and move to the side
敬意を払って横にどけ、なんて言われても

But I probably wouldn't have got off my knees to let people by
俺は膝をついたまま立ち上がれず、他の参列者を通すことすらできなかっただろうよ

You can't kill nothin' that's Ready To Die
「死ぬ準備ができてる(Ready To Die)」奴を、殺すことなんて誰にもできねえのさ
※Biggieのアルバムタイトル『Ready To Die』を用いた美しいパンチライン。肉体は滅びても、彼の魂と音楽は永遠に不滅であることを宣言している。

You was like God to us in the form of Allah
俺たちにとって、お前はアラーの姿をした神のような存在だったんだ

[Kenny Loggins sample]

Still somehow I believe, we always survive
それでも、なぜか俺は信じてる。俺たちはいつだって生き残るんだって

But why?
だが、それはなぜだ?

[Chorus]

Still, we will survive
それでも、俺たちは生き抜いていく

No matter what, my people just stay alive
何があろうと、俺の仲間たちよ、とにかく生き延びてくれ

Still, we will survive
それでも、俺たちは生き抜いていく

No matter what, my people just stay alive
何があろうと、俺の仲間たちよ、とにかく生き延びてくれ

[Verse 2]

(Thug Life'll never die)
(サグ・ライフは絶対に死なない)

Dear 'Pac, every thug sheds a tear drop
親愛なるパックへ。すべてのサグが涙を流し
※第2ヴァースは、西海岸の伝説2Pacへの手紙。Nasと2Pacは、東西抗争の激化により公には緊張関係にあったが、Nasは常に彼を深く理解しようとしていた。

And use teeth to bite off beer tops and Pour Out A Lil' Liquor
歯でビールの栓を噛みちぎり、少しの酒を地面に注ぐんだ
※「Pour Out A Lil' Liquor」は、2PacのグループThug Lifeの1994年の楽曲タイトル。死者を悼んで酒を地面に撒くヒップホップの儀式。

You was more than just the wildest nigga
お前は単なる「最もワイルドな野郎」なんて枠に収まる男じゃなかった

2Pacalypse, I understand your style, nigga
『2Pacalypse(トゥーパカリプス)』。俺はお前のスタイルを理解してるぜ、兄弟
※2Pacの1991年のデビューアルバム『2Pacalypse Now』への言及。メディアが彼を単なる暴力的なギャングスタとして消費する中、Nasは彼の持つ社会への怒りや革命的な本質を理解していた。

It's goin' on the third year, since you've been gone
お前が逝っちまってから、もう3年目になる

On the East and West Coast, the same shit is goin' on
東海岸でも西海岸でも、相変わらず同じクソみたいなことが続いてるぜ

The industry be talkin', offendin' me often
業界の連中は好き勝手抜かしやがって、よく俺を不快にさせるんだ

They don't believe you dead, wanna see you in your coffin
奴らはお前の死を信じず、お前が棺桶に入ってる姿を見たがってる
※2Pacの死後、「彼は実は生きている(キューバに逃亡した等)」という陰謀論がメディアやファンの間で爆発的に広まった現象への言及。

I can relate, shootouts and court dates
俺には分かるぜ。銃撃戦、そして裁判所通いの日々

All eyez on you, niggas in your face, invadin' your space
すべての目がお前に向けられ(All eyez on you)、連中がお前の顔の前に立ちはだかり、お前の領域を侵略してくる感覚がな
※2Pacの歴史的メガヒットアルバム『All Eyez On Me』のタイトルを引用。スーパースターゆえの極度のプレッシャーとパラノイアへの深い共感。

You asked if I could trade in your place, how would I hold up?
もし俺がお前の立場と入れ替わったら、俺はどうやって持ち堪えるだろうか?とお前は尋ねたよな

How long would I ride before I fold up?
俺が潰れちまうまでに、どれくらい長く走り続けられるかってな

How did you know through your rhymes it was your time to go?
お前はどうやって、自分のライムを通して「逝くべき時」が来たことを知ってたんだ?

You predicted it in every line, all in your flow
お前はすべてのラインで、自分のフロウの中で、それを予言してたじゃないか
※2Pacが晩年の楽曲(「I Ain't Mad at Cha」や「Hail Mary」など)で、自身の死を予期しているかのような生々しいリリックを残していたことへの言及。

There could never be peace, I have to quote
絶対に平和なんて訪れない。俺はこの言葉を引用しなきゃならねえ

Can't believe I heard my name on "the realest shit you ever wrote"
信じられないぜ、「お前が書いた中で最もリアルなシット」の中に、俺の名前が入ってたなんてな
※2Pacの死後リリースされたアルバム『The Don Killuminati: The 7 Day Theory』収録の「Against All Odds」への言及。この曲で2Pacは「This be the realest shit I ever wrote(これは俺が書いた中で最もリアルなシットだ)」と宣言した上で、Nasを明確にディス(批判)していた。Nasはその事実に対する複雑な心境を吐露している。

We had words 'cause the best supposed to clash at the top
俺たちは言葉を交わした。だって、最高の奴らは頂点でぶつかり合う運命だったからな

But kept it brotherly, when we seen each other and stopped
だが、顔を合わせて立ち止まった時は、兄弟としての礼儀を保ったじゃないか

In NYC, at MTV, people watched
ニューヨークのMTVアワードで、みんなが見てる前でな
※ヒップホップ史の極めて重要なエピソード。1996年9月、NYでのMTV Video Music Awardsの会場外で、Nasと2Pac(大勢のDeath Rowクルーを従えていた)が遭遇した。一触即発の緊張状態だったが、Nasは争いを避け、「俺たちはお前を愛してるぜ」と兄貴分として和解の言葉をかけた。しかし、そのわずか数日後に2Pacはラスベガスで凶弾に倒れることとなる。

We was both deep, after you left, I got no sleep
俺たちはどっちも大人数を引き連れてた。お前が去った後、俺は一睡もできなかったぜ

Think about how us real niggas would be
俺たちのようなリアルな野郎同士が、これからどうなっていくのかを考えてな

If we united, a nation of thugs, who could fight it?
もし俺たちが団結して「サグの帝国」を築いていたら、一体誰が俺たちに勝てたって言うんだ?

You was caught in a wild homicide, or were you crucified
お前は野蛮な殺人事件に巻き込まれたのか? それとも十字架に磔にされたのか?

Like the son of God, when Lucifer lied
ルシファー(悪魔)が嘘をついた時、神の息子(キリスト)が処刑されたようにな
※2Pacが自らを「Makaveli」と名乗り、アルバムジャケットで十字架に磔にされた姿を描いていたことへの言及。彼が単なるギャング抗争の犠牲者ではなく、システムやメディア(Lucifer)によって殺された殉教者(son of God)であったという考察。

And make the world think, young blacks should be extinct?
そして世界に、「若い黒人は絶滅すべきだ」と思わせようとしてるのか?

But Thug Life'll never die, we stay high and just link
だがサグ・ライフは絶対に死なねえ。俺たちはハイになって繋がり続けるだけだ

Will there ever be another MC as nice?
お前ほど素晴らしいMCが、これから現れることがあるだろうか?

Will you return to us like the resurrection of Christ?
お前は、キリストの復活のように俺たちの元へ戻ってくるのか?

[Kenny Loggins sample]

Still somehow I believe, we always survive
それでも、なぜか俺は信じてる。俺たちはいつだって生き残るんだって

But why?
だが、それはなぜだ?

[Chorus]

Still, we will survive
それでも、俺たちは生き抜いていく

No matter what, my people just stay alive
何があろうと、俺の仲間たちよ、とにかく生き延びてくれ

Still, we will survive
それでも、俺たちは生き抜いていく

No matter what, my people just stay alive
何があろうと、俺の仲間たちよ、とにかく生き延びてくれ

[Verse 3]

I wonder what the Commodores went through on tour?
コモドアーズはツアー中に、どんな苦難を経験したんだろうな?
※第3ヴァースでは視点を広げ、過去の黒人音楽スターたちの苦悩へとフォーカスする。ライオネル・リッチーが在籍したファンク/ソウルバンドのコモドアーズも、華やかな表舞台の裏で人種差別や過酷なツアー生活に耐えていた。

Did Smokey Robinson have to shoot his way out a war?
スモーキー・ロビンソンは、戦争(ストリートの抗争)を銃で撃ち抜けなきゃならなかったのか?

What has Al Green seen, that made him religious?
アル・グリーンは一体何を見たから、あんなに熱心な宗教家になっちまったんだ?
※伝説的ソウルシンガーのアル・グリーンは、1974年に交際相手の女性から熱湯を浴びせられ、直後に彼女が自殺するという凄惨な事件を経験した。これを機に彼は世俗の音楽から離れ、牧師としてゴスペル音楽に専念するようになった。名声の裏に潜む狂気への言及。

Was it the drugs, put an end to the music business?
音楽ビジネスを終わらせちまうのは、やっぱりドラッグだったのか?

If so, should I put out the indo right now and write down
もしそうなら、俺は今すぐこのインド(極上のウィード)の火を消して、書き留めるべきなのか?

A plan and pursue my dream, turn my life around
計画を立て、夢を追いかけ、人生を好転させるためにな

'Cause I'm bound for the movie screen, cuties that scream
だって俺は映画のスクリーンに進出し、可愛い女たちが悲鳴を上げる運命なんだ

I'll need a extra Uzi ridin' through my own hood in Queens
自分の地元であるクイーンズを車で走る時でさえ、護身用のウージー(サブマシンガン)が余分に必要になる
※スターになればなるほど、地元の嫉妬や抗争の標的になりやすくなるというヒップホップ特有のパラドックス。

It be the ones you always knew, that want it on
いつだって、トラブルを吹っ掛けてくるのは昔からの知り合いさ

Tellin' everybody it was him, that you fronted on
お前が冷たくあしらった(fronted on)のは俺なんだって、あちこちで言いふらしてやがるのさ

Thought we walked a million miles, it was just twenty
100万マイルも歩いてきたつもりだったが、実際はたったの20マイルだった

Not used to walkin' in the path of legit money
合法的な金(legit money)を稼ぐ道ってやつに、まだ慣れちゃいないんだ

I thought I made it but we only took baby steps
俺は成功した(やり遂げた)と思ってたが、ほんの赤ん坊の一歩(ベビーステップ)を踏み出したに過ぎなかった

Up the success ladder, where they pay me checks
奴らが俺に小切手を支払う、成功の階段を登るためのな

Told my cliques when I got it, I said "Baby, bless"
金を手にした時、俺はクルーの仲間に言ったよ。「ベイビー、神の祝福を」ってな

That was the 80's, but now look at this crazy mess
あれは80年代の話だ。だが今のこのイカれた惨状を見てみろよ

We in the 90's and finally it's lookin' good
俺たちは90年代にいて、ようやく状況が良くなってきた

Hip-Hop took it to billions, I knew we would
ヒップホップは数十億ドルの産業(ビリオネア・ビジネス)になった。こうなるって分かってたぜ
※90年代後半におけるヒップホップの巨大な商業的成功とバブルへの言及。

A lot of ups and downs in the game
このラップゲームには、数え切れないほどの浮き沈みがある

Could lose or gain a couple pounds tryin' to maintain
現状を維持しようともがく中で、体重(あるいは麻薬のパウンド)を数ポンド減らしたり増やしたりする

One day you here, the next you not; when you around niggas, check 'em out
ある日はここにいて、次の日には消えてる(死んでいる)。連中と一緒にいる時は、よく観察しろ

Some is 'bout it, most individuals plots
ガチな奴もいれば、大半の奴らは何かを企んでるんだからな

And run the spots, some choose to stay to they selves
縄張りを仕切る奴もいれば、一人でいることを選ぶ奴もいる

While others have no cares and stay in jail
一方で、何も気にせずムショにブチ込まれ続ける奴らもいる

More than 50% of us endin' up with holes through the chest
俺たちの50パーセント以上が、胸に銃弾の穴を空けられて終わるんだ

Through the head, through the gut, it shows
頭を撃ち抜かれ、腹を撃ち抜かれてな。それが証明してるのさ

The future for us young shooters and old killers
若いガンマンや、年老いた殺し屋たちの未来をな

Who become rich as dope dealers
麻薬の売人として金持ちになった奴らの末路を

Nothin' left for us but hoop dreams and hood tournaments
俺たちに残された道は、バスケットボールの夢(フープ・ドリームス)か、フッドのトーナメントくらいしかねえんだ
※ゲットーの黒人の若者が貧困から抜け出すための限られた選択肢。スポーツ(NBA)で成功するか、ストリートの勝負で這い上がるか。

Thug coaches with subs sittin' on the bench; either that or rap
ベンチに控えを座らせてるサグのコーチたち。それか、ラップ(音楽)だ

We want the fast way out of this trap
俺たちはこの罠(トラップ=ゲットー)から、手っ取り早く抜け出したいのさ

Whether it be 9 to 5 or slangin' crack
それが9時5時の真っ当な仕事だろうと、クラック(麻薬)を売り捌くことだろうとな

To my deceased, God's wishin' I could bring you back
亡くなった友たちへ。俺がお前らを連れ戻せたらと、神に願ってるぜ

But life is a dream and y'all taught me that
だが、人生ってのは儚い夢(Dream)なんだ。お前らが俺にそれを教えてくれたよ
※Biggie(『Ready To Die』収録の「Juicy」の"It was all a dream")へのオマージュであり、死と隣り合わせのストリートにおける命の儚さに対する究極の悟り。

[Kenny Loggins sample]

Always survive, but why?
いつだって生き残る。だが、それはなぜだ?

[Outro]

Always survive, always
いつだって生き残る、いつだってな

Still, we will survive
それでも、俺たちは生き抜いていく

No matter what, my people just stay alive
何があろうと、俺の仲間たちよ、とにかく生き延びてくれ

Still, we will survive
それでも、俺たちは生き抜いていく

No matter what, my people just stay alive
何があろうと、俺の仲間たちよ、とにかく生き延びてくれ

Still, we will survive (no matter what)
それでも、俺たちは生き抜いていく(何があろうと)

Still, we will survive (no matter what)
それでも、俺たちは生き抜いていく(何があろうと)

Still, we will survive
それでも、俺たちは生き抜いていく

No matter what, my niggas just stay alive
何があろうと、俺の兄弟たちよ、とにかく生き延びてくれ