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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

Redemption - Zacari & Babes Wodumo 【和訳・解説】

Artist: Zacari & Babes Wodumo

Album: Black Panther: The Album

Song Title: Redemption

概要

本楽曲は、前曲「Redemption Interlude」で描かれた絶望からの文字通りの「復活と祝祭」を体現する、アルバム内で最もアップリフティングなアフロ・フューチャリスティック・アンセムだ。TDEのZacariの透き通るR&Bボーカルに、南アフリカ・ダーバン発祥の攻撃的かつミニマルなダンスミュージック「Gqom(ゴム)」の女王Babes Wodumoと同国のスターMampintshaを大々的にフィーチャーしている。Kendrick Lamarのキュレーション能力が爆発しており、アメリカのアーバン・ミュージックと南アフリカの最新鋭のクラブサウンド、さらにはズールー語とスペイン語のスラングがカオスに混ざり合う。ワカンダが持つ伝統と最先端テクノロジーの融合を、ダンスフロアの熱気として完璧に音楽化した歴史的トラックである。

和訳

[Intro: Kendrick Lamar]

Vete al carajo y mámame la tota
失せな、俺の〇〇でもしゃぶってろ
※Kendrickがプエルトリコ系スペイン語の強烈なスラングを用いている。「Vete al carajo(失せろ)」と「mámame la tota(私の女性器を舐めろ)」という非常に下品で過激な侮蔑表現。Kendrickは男性だが、あえてこのフレーズをサンプリング的に用いることで、偽善者や敵対者に対する絶対的な拒絶と軽蔑をアバンギャルドに表現している。

Two wrongs don't make us right away
二つの過ちが、すぐに俺たちを正しくするわけじゃねえ
※英語のことわざ「Two wrongs don't make a right(悪に悪で報いても正義にはならない)」の巧妙なもじり。ワカンダが孤立主義を貫いた「過ち」と、キルモンガーが復讐のために暴走した「過ち」。その二つがぶつかり合ったからといって、すぐに(right away)世界が正されるわけではないという、映画の中心的な道徳的葛藤を突いている。

Tell me something's wrong
何かが間違ってるって教えてくれよ

Party all of our lives away
人生を懸けてパーティーし尽くそうぜ

To take you on
お前を連れていくためにさ

[Chorus: Zacari]

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ
※前曲「Redemption Interlude」のアウトロで繰り返された「fallin' down(堕ちていく)」との鮮やかな対比。滝壺に落ちたティ・チャラの復活であり、苦難や抑圧のどん底から再び立ち上がり、高み(王座や本来の自分)を目指すという力強い「Redemption(贖罪・回復)」の宣言である。

Baby, I wanna go up again
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again (Ooh, yeah)
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ(オー、イェー)

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ

[Post-Chorus: Zacari]

All night (All night, all night, all night)
一晩中(一晩中、一晩中、ずっと)

All night (All night, all night)
一晩中(一晩中、ずっとさ)

Your body's on fire
君の体は火がついたように熱い

And your drinks on ice
そして君のドリンクは氷でキンキンだ

All night (All night, all night)
一晩中(一晩中、一晩中)

All night (All night, all night)
一晩中(一晩中、ずっとさ)

Your body's on fire
君の体は火がついたように熱い

And your drinks on ice
そして君のドリンクは氷でキンキンだ

[Verse 1: Babes Wodumo]

Oh my word, oh my gosh, oh my word (Oh my gosh)
なんてこと、信じられない、なんてこと(マジで)

Oh my word, oh my gosh, oh my word (Oh my gosh)
なんてこと、信じられない、なんてこと(マジで)

Oh my word, oh my gosh, oh my word (Oh my gosh)
なんてこと、信じられない、なんてこと(マジで)

Oh my word, oh my gosh, oh my word (Oh my gosh)
なんてこと、信じられない、なんてこと(マジで)

Everybody say kikiritikiki (Kikiritikiki)
みんな叫んで、キキリティキキ(キキリティキキ)
※南アフリカのダンスミュージック「Gqom」特有の、パーカッシブなビートに乗せるオノマトペ(擬音語)。意味そのものよりも、リズムとバイブスを共有するためのチャント(掛け声)。

Everybody say kikiritikiki (Kikiritikiki)
みんな叫んで、キキリティキキ(キキリティキキ)

Everybody say kikiritikiki (Kikiritikiki)
みんな叫んで、キキリティキキ(キキリティキキ)

Everybody say kikiritikiki (Kikiritikiki)
みんな叫んで、キキリティキキ(キキリティキキ)

Ung'bambe, ung'dedele, ung'bhasobhe, ung'gudluke
私を捕まえて、私を離して、私に気をつけて、私からどいて
※ここからBabes Wodumoの母語であるズールー語(南アフリカの公用語の一つ)のラップ。ダンスフロアでの激しい駆け引きや、予測不能な体の動きを指示するリリックであり、Gqomのクラブカルチャーの熱狂をそのままパッケージしている。

Ung'bambe, ung'dedele, ung'bhasobhe, ung'gudluke
私を捕まえて、私を離して、私に気をつけて、私からどいて

Ung'bambe, ung'dedele, ung'bhasobhe, ung'gudluke
私を捕まえて、私を離して、私に気をつけて、私からどいて

Ung'bambe, ung'dedele, ung'bhasobhe, ung'gudluke, yeah
私を捕まえて、私を離して、私に気をつけて、私からどいて、イェー

[Chorus: Zacari]

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ

Baby, I wanna go up again
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again (Ooh, yeah)
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ(オー、イェー)

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ

[Post-Chorus: Zacari]

All night (All night, all night, all night)
一晩中(一晩中、一晩中、ずっと)

All night (All night, all night)
一晩中(一晩中、ずっとさ)

Your body's on fire
君の体は火がついたように熱い

And your drinks on ice
そして君のドリンクは氷でキンキンだ

All night (All night, all night)
一晩中(一晩中、一晩中)

All night (All night, all night)
一晩中(一晩中、ずっとさ)

Your body's on fire
君の体は火がついたように熱い

And your drinks on—
そして君のドリンクは—

[Bridge: Kendrick Lamar & Zacari]

(We go)
(俺たちは行くぜ)

High up, high up
高く、もっと高くへ

High up, high up
高く、もっと高くへ

High again, high again
もう一度高く、もう一度高くへ

High again, high again
もう一度高く、もう一度高くへ

High up, high up
高く、もっと高くへ

High up, high up (Higher, higher)
高く、もっと高くへ(より高く、より高く)

High again, high again (Higher, higher)
もう一度高く、もう一度高くへ(より高く、より高く)

High again, high again (Higher)
もう一度高く、もう一度高くへ(より高く)

[Verse 2: Mampintsha & Kendrick Lamar]

Umas'thwel' umthwalo (Ayah)
俺たちが重い使命(荷物)を背負う時(アヤ)
※南アフリカのアーティスト、Mampintshaによるズールー語のバース。ワカンダの戦士(あるいはアフリカ全土の人々)が抱える責任と誇りを歌い上げる、精神的にも非常に力強いセクション。「umthwalo」は重荷や責任を意味し、王位を取り戻すティ・チャラの覚悟とも重なる。

Aw wey'nkwezeli (Ayah)
あぁ、火を焚きつける者たちよ(アヤ)

S'gijima zonk' inkalo (Ayah)
俺たちはあらゆる土地を駆け巡る(アヤ)

Singamaqhawe (Ayah)
俺たちは英雄(ヒーロー)なんだ(アヤ)
※「Singamaqhawe」はズールー語で「我々は英雄だ」。ブラックパンサーをはじめとするワカンダの戦士たちへの最大のリスペクト。

Singamadoda amakhul' (Ayah)
俺たちは偉大な男たちなんだ(アヤ)

Eh halala (Ayah)
えぇ、歓喜せよ(アヤ)

S'dumis' izulu (Ayah)
俺たちは天を讃える(アヤ)

Halala ho! (Ayah)
歓喜せよ!(アヤ)
※「Halala」はお祝いや勝利の際に使われるズールー語の歓声。王の帰還と勝利、そしてアフリカのルーツに対する純粋なセレブレーションとしてバースを締めくくる。

[Chorus: Zacari]

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ

Baby, I wanna go up again
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again (Ooh, yeah)
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ(オー、イェー)

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ

Baby, I wanna go up again
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ

Aw, baby, I want you (Yeah)
あぁ、ベイビー、君が欲しいんだ(イェー)

Baby, I need you, I wanna see you
ベイビー、君が必要だ、君に会いたいよ

Baby, I wanna go up again (Ooh, yeah)
ベイビー、もう一度上へ昇りたいんだ(オー、イェー)

Baby, I wanna go up again
ベイビー、俺はもう一度上へ昇りたいんだ