Artist: Chris Brown (feat. Sexyy Red & GloRilla)
Album: BROWN
Song Title: Call Your Name
概要
本作「Call Your Name」は、R&B界の絶対的キングであるクリス・ブラウンが、ヒップホップシーンの最前線で爆発的な人気を誇るフィメールラッパー、Sexyy RedとGloRillaを迎えたエネルギッシュなR&B×トラップ・ナンバーである。プロデュースにはメンフィス出身のヒットメーカー、Tay Keith(テイ・キース)が起用されており、彼のシグネチャーである重低音の効いたバウンシーなトラップビートが楽曲の土台を支えている。クリスの滑らかで洗練されたボーカルと、現代の女性のリアルで過激な本音を体現する2人のラッパーによる、生々しくタフなデリバリーとのコントラストが見事なケミストリーを生み出している。タイトルである「名前を呼ぶ(Call Your Name)」という行為は、単なる肉体関係を超え、互いの価値を認め合い、公に誇れるパートナーとして認識するというSNS時代のストリートな恋愛観と独占欲を象徴している。ポップアイコンとしてのクリスの柔軟な音楽性と、現行のフィメール・ラップシーンの勢いが融合した、非常にインパクトのある一曲だ。
和訳
[Verse 1: Chris Brown]
Home is where I wanna be
俺が本当にいたい場所は家なんだ
Out here catchin' Z-Z-Z's, dollars all I see, see, see
外の世界じゃただ居眠りしてるか、目に入るのはドル札ばかりさ
※「catchin' Z's」は「寝る、居眠りする」というスラング。過密なスケジュールやツアーに追われ、外の世界では疲れ果てている、あるいはビジネスのことしか頭にない冷徹な状態を意味している。
Boxes to the ceiling, dangerous
天井まで積み上がった箱、危険な領域だな
※高級ブランドの買い物箱や、富の象徴としての現金が詰まった箱が山積みになっている様子を表現している。
Water like the beach in Saint-Tropez
まるでサントロペのビーチのように透明な水だ
※フランスの高級リゾート地、サントロペの美しい海を引き合いに出し、身につけているジュエリーの輝きや贅沢なライフスタイルを例えている。
Love is layin' under me
愛が俺の下に横たわっている
You know what I need, all up in between
お前は俺が何を求めているかわかってる、そのすべてをその間に
Whisper in my ear, your words are safe
耳元で囁いてくれ、お前の言葉は誰にも言わないから
Love the way you still don't play no games
お前がくだらない駆け引きを一切しないところが好きなんだ
[Chorus: Chris Brown & Sexyy Red]
You still spin the block for me
お前は今でも俺のために(車で)戻ってきてくれる
※「spin the block」はヒップホップスラング。元々はギャングが敵の縄張りを再び車で見回ることを意味するが、恋愛の文脈では「一度離れたり別れたりした後に、再び元の恋人の元へ戻る、あるいはピンチの時に駆けつける」という意味になる。
You check every box for me
お前は俺の条件をすべて満たしている
※「check the box」は、自分がパートナーに求めるチェックリストの項目をすべてクリアしていることを意味するイディオム。
Niggas talk a lot, but you run it up
他の奴らは口ばかりだが、お前はきっちり結果を出す
Ooh, it's the top for me
あぁ、お前が俺にとっての最高さ
I'd be proud to call your name
お前の名前を呼ぶことを誇りに思うよ
※浮気や遊び相手ではなく、自分の本命のパートナーとして公に名前を呼び、周囲に紹介できることへの誇りを意味する。
Call your name (Call your name)
お前の名前を呼ぶよ
I'd be proud to call your name
お前の名前を呼ぶことを誇りに思うよ
Call your name (Call your name)
お前の名前を呼ぶよ
Yeah (Tay Keith, fuck these niggas up)
You know you can call me whenever, big daddy (It's Sexyy)
いつでも私を呼んでいいのよ、ビッグ・ダディ
※「Big daddy」は頼りがいのある、経済力や権力を持つ男に対する愛情を込めた呼び方。ここでSexyy Redのペルソナが登場する。
[Verse 2: Sexyy Redd & GloRilla]
It's your favorite trapper rapper, but you knew that shit (It's Sexyy)
お気に入りのトラップ・ラッパーのお通りよ、そんなの最初から知ってるでしょ
※Sexyy Red自身を指すお決まりのフレーズ。自身のストリートで過激なスタイルを表現している。
He be screamin' my name, I know this coochie hit (Duh)
あいつは私の名前を叫んでる、私のあそこが最高だってわかってるのよ
That's my favorite nigga, I'm his favorite bitch (On God)
あいつは私のお気に入りの男で、私はあいつのお気に入りの女
He check every box and I check all of his (What's up?)
あいつは私の条件をすべて満たしてるし、私もあいつの条件をすべて満たしてる
We a perfect match, baby, yeah, you my lil' shit (Yup)
私たちは完璧な相性よ、ベイビー、あんたは私の愛しい人
※「my lil' shit」は親しい間柄や恋人に対するくだけた、しかし親愛の情が深く込もった表現。
I ain't playin' 'bout my nigga, I'll split a bitch (Baow)
自分の男をめぐって冗談なんか言わない、邪魔する女はぶっ飛ばしてやる
※「split a bitch」は激しい暴力を伴うストリートの警告。自分の男に手を出す他の女への強い威嚇である。
Anytime we get together, we gon' do it big (You know that)
私たちが一緒にいる時はいつだって、ド派手にカマすのよ
Say my name, daddy, yeah, I'm tryna have your kids (Northside, yeah, yeah, it's Sexyy)
私の名前を呼んで、ダディ、あんたの子供を産みたいくらいよ
※「tryna have your kids」は、その男への最大の執着や愛情、独占欲を表すストリートのパンチライン。
Rapper bitch fucked up 'bout this singin'-ass nigga, on gang (Ooh, ooh)
ラッパーの私が、この歌うことしか能のない男に完全にイカれちまってる、仲間に誓ってね
※「singin'-ass nigga」は、クリス・ブラウンのようなR&Bシンガーを指す。タフなラッパーである自分が、甘く歌うシンガーの男に夢中になっているというギャップをユーモラスに表現している。
The whole world know Big Sexyy, but I like when he call me Janae (Yeah, yeah, yeah)
世界中が「ビッグ・セクシー」を知ってるけど、あいつが私を「ジャネイ」って呼ぶ時が一番好きなの
※「Janae」はSexyy Redの本名(Janae Wherry)。ステージ上の派手なペルソナではなく、一人の女性としての素の自分を愛され、本名で呼ばれることに対する特別な感情を吐露している、ファンコミュニティでも非常にエモーショナルだと話題のライン。
I like when you call my name (Ooh, ooh, Sexyy, Tay Keith, fuck these niggas up, Sexyy, GloRilla)
あんたが私の名前を呼んでくれる時が好きなの
Call my name (Woo)
私の名前を呼んで
[Verse 3: GloRilla & Sexyy Redd]
Yeah, baby, call my name (Sexyy), just don't call me out of it
そうよベイビー、私の名前を呼んで、ただし私の悪口を言うんじゃないよ
※「call someone out of their name」は、人の名前を間違える、あるいは侮辱的な言葉で呼ぶ、悪口を言うという意味の英語のイディオム。他の女の名前と間違えたり、私を軽視した呼び方をしたりするなという警告。
I ain't nothin' like these hoes with they high-ass mileages
そこら中の経験人数が多すぎる安っぽい女たちとは、私は格が違うの
※「high mileage(過走行)」を車の走行距離に例え、多くの男と関係を持ってきた女性を比喩的にディスる表現。
I'm a real boss, let a nigga know I'm 'bout my biz
私は本物のボス、男たちに私は自分のビジネスにしか興味がないって分からせてやる
If I let you in this pussy, fuck me 'til you out of dick
もしあんたを私の中に受け入れるなら、エネルギーが尽き果てるまで抱きなさい
I be talkin' shit 'cause these niggas love everything I say
私が過激なことを言うのは、男たちが私の言うことすべてを大好物だからよ
If he don't eat pussy, how the fuck mine end up on his face?
あいつはそんなことしないなんて言ってたのに、どうして私のあそこがあいつの顔の上にあるわけ?
※男たちが表向きは見栄を張ってクンニをしないと言いつつも、彼女の魅力の前にはひれ伏してしまうという、GloRillaらしい痛快で攻撃的なパンチライン。
I know you got a good bitch, but come and kiki where it's great
あんたに良い本命の女がいるのは知ってるけど、もっと最高な場所で一緒に楽しまない?
※「kiki」は、集まっておしゃべりしたり楽しんだりするスラング。ここでは秘密の浮気や楽しい時間を意味する。
Go'n and kiss her ass for now and eat mine later on today
今はあいつのご機嫌取りでもしておきな、でも今日この後、私のあそこを味わいに来るのよ
Big Chanaynay bags, bitches just ain't seein' shit my way
大きなシャネルのバッグ、他の女たちは私と同じ景色を見ることすらできない
※「Chanaynay」は高級ブランド「Chanel」をストリート風に、あるいは誇張して呼ぶスラング。
Bitches made me mad, but then again, they mama made mistakes
女たちが私を怒らせるけど、まあ、あいつらの母親が育て方を間違えたのが悪いんだわ
※相手の女性だけでなく、その母親まで巻き込んでディスる非常に強烈なストリートのパンチライン。
50K in cash, I'm 'bout to go spreein' in LA
5万ドルの現金を抱えて、これからロサンゼルスで爆買いするのよ
Gotta show my ass, ain't no way I'm havin' all this cake, hoo
私のこのお尻を見せつけなきゃ、これほどの富を隠しておくわけにはいかないでしょ
※「show my ass」は「お尻を見せる(文字通りセクシーな格好をする)」と「大暴れする、目立つ」のダブルミーニング。「cake」も「現金・富」と「大きなお尻」のダブルミーニング。
It must be somethin' 'bout a thick redbone
お尻の大きなライトスキンの女には、何か特別な魅力があるに違いないわ
※「redbone」は、アメリカの黒人コミュニティにおいて、肌の色の薄い(ライトスキン)黒人女性を指すスラング。GloRilla自身のルックスをフレックスしている。
With a couple hit songs that make that dick stand long (Huh)
それに何曲ものヒット曲があれば、男のモノがずっと立ちっぱなしになるのも無理はないでしょ
It must be somethin' 'bout a bitch like me
私みたいなイケてる女には、何か特別な理由があるはずよ
That make a nigga like you wanna call on me (On gang, gang, gang)
あんたみたいなイケてる男が、私を呼び出したくてたまらなくなるような何かがね
[Chorus: Chris Brown]
I'd be proud to call your name
お前の名前を呼ぶことを誇りに思うよ
Call your name (Call your name)
お前の名前を呼ぶよ
I'd be proud to call your name
お前の名前を呼ぶことを誇りに思うよ
Call your name (Call your name)
お前の名前を呼ぶよ
(Tay Keith, fuck these niggas up)
