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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

What Would Pluto Do - Drake 【和訳・解説】

Artist: Drake

Album: For All The Dogs

Song Title: What Would Pluto Do

概要

「What Would Pluto Do」は、2023年のアルバム『For All The Dogs』に収録された、Drakeのプレイボーイ的かつ傲慢なペルソナが前面に押し出されたバウンシーなトラックである。タイトルの「Pluto(冥王星)」は、アトランタのトラップ・アイコンであるFutureの別名。友人の交際相手に手を出してしまうという道徳的ジレンマに対し、「究極のプレイボーイであるFutureならどうする? 当然ヤるだろう。だから俺もヤッた」と開き直る、極めて毒気の強いテーマとなっている。楽曲の中では、かつてのLil WayneとSpriteのスポンサー契約の裏話や、シーンの上の世代(Pusha TやKanye Westなど)との長引くビーフへの冷笑的な言及が散りばめられている。Lil Yachtyの陽気なアドリブと、後半にかけて連発される秀逸なワードプレイが、Drakeの「Mob Boss」としての余裕とシニカルなユーモアを際立たせる一曲だ。

和訳

[Chorus: Drake & Lil Yachty]

Damn, okay (Yeah)
クソ、オーケイ

I been out the way in a cut, it's been a minute (Been a minute)
しばらく表舞台から身を潜めていた、ずいぶん久しぶりだ

Workin' on a album, now it's finished
アルバムを作っていたが、ようやく完成した

Last time I saw her, she was fuckin' with my nigga
最後に彼女を見た時、あの子は俺のダチと付き合っていた

So the question is, the question is (Yeah)
だから問題は、問題はこれだ

What would Pluto do? He'd fuck the ho, so I did it (Yeah, yeah)
プルートならどうする? あいつならあのビッチとヤるだろうな、だから俺もヤッたのさ
※「Pluto」はFutureの別称。Futureの徹底したプレイボーイ(Toxic)なスタンスを免罪符にして、仲間の女に手を出す自己正当化をしている。

What would Pluto do? He'd fuck the ho, so I did it (Yeah, yeah)
プルートならどうする? あいつならあのビッチとヤるだろうな、だから俺もヤッたのさ

What would Pluto do? He definitely fuckin' on this ho, ayy
プルートならどうする? あいつなら間違いなくこのビッチとヤッてるぜ

[Verse 1: Drake]

Wigglin' back into my old ways, ayy
昔のやり方に、ずるずると戻っちまった

Bunch of sedatives, hypnotics in my system, okay
大量の鎮静剤と睡眠薬が体の中を巡ってる、オーケイ

Life is goin' just how I predicted, okay
人生は俺が予測した通りに進んでる、オーケイ

Droppin' two Cialis in a liquid, okay
液体の薬にシアリスを2錠落とし込む、オーケイ
※「Cialis(シアリス)」はED治療薬。ドラッグと併用してセックスに備える退廃的なプレイボーイの描写。

I ain't got a strap, I gotta risk it, okay
ストラップを持ってない、リスクを冒すしかないな、オーケイ
※「strap」はコンドーム、あるいは銃のこと。避妊せずにセックスする、または丸腰で危険に飛び込むことのダブルミーニング。

Baby girl, Adonis need a sister, okay
ベイビーガール、アドニスには妹が必要なんだ、オーケイ
※AdonisはDrakeの実の息子。避妊せずに中出しして、子供(妹)を作ろうとする無責任で傲慢な口説き文句。

And my baby mama out the picture, okay
俺の子供の母親はもう関係ないからな、オーケイ
※Adonisの母親であるSophie Brussauxを視界から外している(恋愛対象ではない)という宣言。

Think I'm 'Luminati 'cause I'm rich, well, okay
俺が金持ちだからイルミナティだと思ってるんだろ、まあ、オーケイだ

[Verse 2: Drake]

Diamonds in the sky
空にはダイヤモンドが輝く

Put your face down, ass in the air
顔を伏せて、ケツを高く突き上げな

Two cups up, ayy, bussin' off pill
二つのカップを掲げる、ピルでガンギマリだ

Keep our shit trill, crack a new seal
俺たちのシットを本物に保つ、新しいシールの封を切る
※「trill」はTrueとRealを合わせた南部スラング。「seal」は咳止めシロップ(リーン)の新品のボトルの封を開けること。

New Rolls, bought it for the thrill
新しいロールス・ロイス、スリルを味わうために買ったのさ

Too lazy to even change out the wheel
ホイールを交換するのすら面倒くさくてな

Yeah, thought they knew my body, guess they don't
ああ、奴らは俺のやり方を分かってると思ってたが、どうやら分かっちゃいないらしい

Thought they knew my body, guess they don't, ayy
奴らは俺のやり方を分かってると思ってたが、どうやら分かっちゃいないらしい

Thought they knew my body, guess they
奴らは俺のやり方を分かってると思ってたが、どうやら

Ayy, guess they don't
どうやら分かっちゃいないらしい

[Verse 3: Drake & Lil Yachty]

I'm geekin' off of my pride (Yeah, yeah)
俺は自分のプライドでハイになっている

Lost my Sprite deal 'cause Wayne kept pourin' fives
スプライトとの契約を失ったよ、ウェインが5オンスのシロップを注ぎ続けたからな
※「fives」は5オンスの咳止めシロップ(リーン)。かつてDrakeはSpriteのアンバサダーだったが、師匠であるLil Wayneが常にリーンを愛飲し、スプライトで割っていたイメージが強すぎたため、ブランドイメージを考慮されて契約が終了したという裏話を暴露している。

You know I'm beefin' with much older guys (Much older guys)
俺がずっと年上の野郎どもとビーフしてるのは知ってるだろ
※Kanye West, Pusha T, Pharrell Williamsなど、上の世代のラッパーたちとの長年の確執への言及。

'Fore I catch up with them, then probably
俺があいつらに追いつく前にな、それならおそらく

Ayy, what, R.I.P. them fuck niggas (Damn, what)
ああ、何だ、あのクソ野郎どもにご冥福を祈るぜ
※寿命で勝手に死ぬだろうという、上の世代への究極の冷笑的かつ不遜なディス。

What, really hate a rap nigga
何だ、ラッパーの野郎どもが本当に大嫌いなんだ

Let's not even talk about them fuck niggas, fuck them
あんなクソ野郎どもの話はやめよう、あいつらなんてクソくらえだ

Hit my line talkin' 'bout what's up, well, what's up then?
「調子はどう?」なんて電話してきやがるが、それで、一体何が目的だ?

Last time I saw you, you was talkin' about reduction
最後に君に会った時、縮小手術の話をしてたよな

Lookin' at you now, I see you ain't get rid of
今の君を見る限り、何も取り除いてないみたいだが

Lookin' at you now, I see you ain't get rid of nothin'
今の君を見る限り、何も取り除いてないみたいだぜ

Where you get that jeans from? Who sewed the buttons?
そのジーンズ、どこで買ったんだ? 誰がボタンを縫い付けた?

'Cause that shit still poppin' out the front and the back
だって前も後ろも、はち切れそうに飛び出してるじゃないか

That shit still poppin' out the, damn
はち切れそうに飛び出してる、クソ

That shit came poppin' out them jeans like a ghost
ジーンズからお化けみたいに飛び出してきたぜ
※胸や尻の縮小手術(reduction)をすると言っていた女性が、結局手術をせず、巨大な胸と尻が服からはち切れそうになっている様子をからかいながらも欲情している。

Girl, you gotta pop that on me like a Coke
ガール、コカ・コーラみたいに俺の上でそれを弾けさせてくれ

Swear I wanna crack behind your back like a joke
ジョークみたいに、君の後ろで割れ目を楽しみたいんだ
※「crack a joke(ジョークを飛ばす)」と、後ろから女性の割れ目(crack)を攻めるというエロティックなワードプレイ。ここから怒涛のライムスキームが続く。

Swear I wanna lift you up high like your hopes
君の希望みたいに、君を高く持ち上げたいんだ

Swear I wanna tear your box out like a coach
コーチみたいに、君のボックスを激しく引き裂きたいんだ
※「box」は女性器のこと。「tear out the box」とスポーツのコーチが作戦盤(box)を破り捨てるような激しい指導をかけている。

Get inside and bend a dick just like the pope (Mm)
中に入って、ローマ教皇みたいにチンポを曲げてやるよ
※「bend a dick(チンポを曲げる=勃起したペニスが挿入時に曲がる)」と、過去の教皇である「ベネディクト(Benedict)」をかけた、極めて下品で冒涜的かつ天才的なワードプレイ。

Girl, you got me beggin' for a ten like I'm broke (Slatt)
ガール、俺が文無しみたいに10ドルを乞うようにさせやがる
※「ten」は10ドル札と、10点満点のイイ女のダブルミーニング。

Girl, I want us hangin' in the summer like a coat
ガール、コートみたいに夏の間ずっとぶら下がっていたいんだ
※夏にコートは着ないためクローゼットにずっと掛かっている(hangin')。それと同じように夏中ずっと一緒にハングアウトしたいというライム。

Girl, I wanna slide in your box like a vote
ガール、投票用紙みたいに君のボックスに滑り込みたいんだ
※投票箱(box)と女性器(box)をかけた表現。

Tryna have you comin' out your shell like the yolk (Ooh)
黄身みたいに、君を殻から連れ出してやるよ

But I heard that you fuckin' with a nigga that I know (Okay, so?)
でも、君が俺の知ってる野郎とヤッてるって聞いたぜ(オーケイ、それで?)

[Chorus: Drake & Lil Yachty]

Damn, okay ('Kay)
クソ、オーケイ

I been out the way in a cut, it's been a minute (Been a minute)
しばらく表舞台から身を潜めていた、ずいぶん久しぶりだ

Workin' on a album, now it's finished (Yeah, it's done)
アルバムを作っていたが、ようやく完成した

Last time I saw her, she was fuckin' with my nigga
最後に彼女を見た時、あの子は俺のダチと付き合っていた

So the question is (Yeah), the question is (Yeah)
だから問題は、問題はこれだ

What would Pluto do? He'd fuck the ho, so I did it (Yeah, yeah)
プルートならどうする? あいつならあのビッチとヤるだろうな、だから俺もヤッたのさ

What would Pluto do? He'd fuck the ho, so I did it (Yeah, yeah)
プルートならどうする? あいつならあのビッチとヤるだろうな、だから俺もヤッたのさ

What would Pluto do? He definitely fuckin' on this ho
プルートならどうする? あいつなら間違いなくこのビッチとヤッてるぜ

[Outro: Lil Yachty]

(Yeah, yeah)