Artist: Travis Scott (feat. Kendrick Lamar)
Album: Birds in the Trap Sing McKnight
Song Title: goosebumps
概要
トラヴィス・スコットの2ndアルバム『Birds in the Trap Sing McKnight』(2016年)に収録され、彼を世界的スーパースターの座へと押し上げた特大のメガヒット曲。プロデューサーのCardoが手がけた不気味で中毒性のあるビートは、トラヴィス自身の寝室でレコーディングされた。客演には現代最高峰のラッパーであるKendrick Lamarを迎え、名声やドラッグ、そして息が詰まるほどの圧倒的な愛と欲望を「鳥肌(goosebumps)」という身体的反応に例えて歌い上げている。ケンドリックの早口言葉(マザーグース)を引用した超絶技巧のフロウと、トラヴィスのメランコリックなメロディが見事に融合した、2010年代のヒップホップを代表するマスターピースである。
和訳
[Intro: Travis Scott]
Yeah
イェー
7:30 in the night, yeah
夜の7時30分だ、イェー
※ストリートにおける「730」は、ニューヨーク州の精神異常者の法規コードに由来する「クレイジー(狂っている)」を意味するスラング。夜になり狂騒が始まることを暗示している。
Ooh, ooh
ウー、ウー
[Chorus: Travis Scott]
I get those goosebumps every time, yeah, you come around, yeah
お前がそばに来るたび、俺はいつも鳥肌(グースバンプス)が立つんだ、イェー
※「goosebumps」は鳥肌。圧倒的な魅力を持つ女性に対する身体的反応や、ドラッグの禁断症状、あるいは名声のプレッシャーなど複数の意味を内包する。
You ease my mind, you make everything feel fine
お前は俺の心を癒やし、すべてを完璧な気分にしてくれる
Worried 'bout those comments
(SNSの)コメントばかり気にしてやがる
I'm way too numb, yeah, it's way too dumb, yeah
俺は完全に麻痺(ナム)しちまってる、イェー、あまりにもバカげてるよな、イェー
I get those goosebumps every time, I need the Heimlich
毎回鳥肌が立つんだ、ハイムリック(救命処置)が必要なくらいにな
※「Heimlich」はハイムリック法(喉に詰まらせたものを吐き出させる腹部突き上げ法)。息が詰まるほどの愛、またはドラッグやプレッシャーによる窒息感から救ってほしいという強烈なメタファー。
Throw that to the side, yeah
そんなものは脇に投げ捨てておけよ、イェー
I get those goosebumps every time, yeah
お前がそばに来るたび、俺はいつも鳥肌が立つんだ、イェー
When you're not around (Straight up)
お前がそばにいない時はな(間違いないぜ)
When you throw that to the side, yeah (It's lit)
お前がそれを投げ捨てる時にな、イェー(最高だぜ)
I get those goosebumps every time, yeah
毎回鳥肌が立つんだ、イェー
[Verse 1: Travis Scott]
7-1-3
713(セブン・ワン・スリー)
Through the 2-8-1, yeah, I'm ridin', why they on me?
281を通り抜けて、あぁ、俺は車を流してる、なんで奴らは俺を狙ってるんだ?
※「713」と「281」はどちらもトラヴィスの地元であるテキサス州ヒューストンの市外局番。地元をドライブしながらも、スターになった自分に群がる人間たちへのパラノイアを感じている。
Why they on me? I'm flyin', sippin' low-key
なんで俺に付きまとう? 俺は飛んでる(ハイになってる)、密かに(リーンを)すすりながらな
I'm sippin' low-key in Onyx, rider, rider
「オニキス」で密かにすすってる、ライダー、ライダーさ
※「Onyx」はヒューストンの有名なストリップクラブの名前。
When I'm pullin' up right beside ya
俺がお前のすぐ横に車を停める(プルアップする)時
Pop star, lil' Mariah
ポップスターさ、まるで若きマライア(キャリー)みたいな
When I text a cute game, wildness
俺が気の利いた(キュートな)メッセージを送れば、ワイルドなことになるぜ
Throw a stack on the Bible
聖書(バイブル)の上に札束(スタック)を叩きつける
※聖書に誓うという神聖な行為と、ストリートの汚れた金(スタック)を組み合わせた冒涜的で強烈なフレックス。
Never Snapchat or took molly
Snapchatになんか載せないし、モリー(MDMA)もやってないぜ
※違法薬物の使用をSNSに残すようなマヌケな真似はしないというストリートの防衛策。
She fall through plenty, her and all her ginnies, yeah
彼女は何度もやって来る、彼女と、彼女の仲間たち全員でな
We at the top floor, right there off Doheny, yeah
俺たちは最上階にいる、ドヒニーのすぐそばでな、イェー
※ドヒニー・ドライブ(Doheny Drive)はビバリーヒルズとウェストハリウッドの境界にある超高級住宅街。ヒューストンのストリップクラブからLAのペントハウスへの成り上がりの場面転換。
Oh no, I can't fuck with y'all
オー・ノー、俺はお前ら(フェイクな奴ら)とはつるめないね
Yeah, when I'm with my squad, I cannot do no wrong
あぁ、俺のスクワッド(仲間)と一緒にいる時、俺は絶対に間違えねえ
Yeah, saucin' in the city, don't get misinformed
あぁ、街でイケてる(ソーシン)状態さ、間違った情報を信じるなよ
Yeah, they gon' pull up on you (Brr, brr, brr)
あぁ、奴ら(俺のダチ)がお前のところに乗り込んでくるぜ(ブルルルッ)
Yeah, we gon' do some things, some things you can't relate
あぁ、俺たちはやるぜ、お前らには理解(リレイト)できないようなことをな
Yeah, 'cause we from a place, a place you cannot stay
あぁ、だって俺たちは、お前らには居られないような場所から来たんだからな
Oh, you can't go, oh, I don't know
オー、お前は行けないさ、オー、俺は知らねえよ
Oh, back the fuck up off me (Brr, brr, brr)
オー、俺からクソ離れろよ(ブルルルッ)
[Chorus: Travis Scott]
I get those goosebumps every time, yeah, you come around, yeah
お前がそばに来るたび、俺はいつも鳥肌が立つんだ、イェー
You ease my mind, you make everything feel fine
お前は俺の心を癒やし、すべてを完璧な気分にしてくれる
Worried 'bout those comments
コメントばかり気にしてやがる
I'm way too numb, yeah, it's way too dumb, yeah
俺は完全に麻痺しちまってる、イェー、あまりにもバカげてるよな、イェー
I get those goosebumps every time, I need the Heimlich
毎回鳥肌が立つんだ、ハイムリック法が必要なくらいにな
Throw that to the side, yeah
そんなものは脇に投げ捨てておけよ、イェー
I get those goosebumps every time, yeah
毎回鳥肌が立つんだ、イェー
When you're not around
お前がそばにいない時はな
When you throw that to the side, yeah
お前がそれを投げ捨てる時にな、イェー
I get those goosebumps every time
毎回鳥肌が立つんだ
[Verse 2: Kendrick Lamar]
Uh, I want to press my like, yeah, I wanna press my
アー、俺は「いいね(Like)」を押したい、あぁ、俺は押したいんだ
※ここからKendrick Lamarの客演バース。意中の女性のSNSの投稿に「いいね」を押したいという現代的な感情表現と、文字通りの好意を掛けている。
I want a green light, I wanna be like
青信号(グリーンライト=許可)が欲しい、俺はこんな風になりたい
I wanna press my line, yeah
俺のライン(電話番号)を押して(電話して)ほしい、イェー
I wanna take that ride, yeah
そのライド(ドライブ/セックス)に乗りたいんだ、イェー
I'm gonna press my line
俺は自分のライン(限界/境界線)をプッシュしてやるぜ
I want a green light, I wanna be like, I wanna press my—
青信号が欲しい、俺はこんな風に…俺は押したいんだ—
Mama dearest, spare your feelings
愛するママ、感情を抑えてくれ
I'm relivin' moments, peelin' more residual
俺はあの瞬間を追体験(リリヴィン)してる、残った傷跡(レジデュアル)をさらに剥がしながらな
I can buy the buildin', burn the buildin'
俺はこのビルを買うこともできるし、ビルを燃やすこともできる
Take your bitch, rebuild the buildin' just to fuck some more
お前のビッチを奪って、ビルを再建する、もう一回ヤるためだけにな
※ケンドリックの圧倒的な財力と、ラップゲームにおける破壊と創造を自在に操る神がかったフレックス。
I can justify my love for ya
俺はお前への愛を正当化できる
And touch the sky for God to stop debating war
そして空に触れ、神に戦争の議論をやめさせることもな
Put the pussy on a pedestal (Ayy)
そのプッシー(女)を台座(ペデスタル)に乗せて崇める(エイ)
Put the pussy on a high horse
そのプッシーを高い馬(高飛車なポジション)に乗せる
That pussy to die for
死んでもいいくらい最高のプッシーさ
That pussy to die for
死んでもいいくらい最高のプッシーさ
Peter Piper picked a pepper
ピーター・パイパーは唐辛子(ペッパー)を摘んだ
※英語の有名な早口言葉(マザーグース)の引用。「p」の破裂音を連続させることで、ケンドリックの超絶的なリズム感とフロウのテクニックを見せつけている。
So I could pick your brain and put your heart together
だから俺は、お前の脳(思考)を摘み取って(理解して)、お前の心をつなぎ合わせることができるのさ
We depart the shady parts and party hard
俺たちは薄暗い場所(シェイディ・パーツ)を離れ、激しくパーティーをする
The diamonds yours, the coupe forever
ダイヤモンドはお前のものだ、クーペ(高級車)は永遠にな
My best shot just might shoot forever like (Brr)
俺のベストショットは、永遠に撃ち(シュートし)続けるかもしれないぜ、こんな風にな(ブルルルッ)
[Chorus: Travis Scott]
I get those goosebumps every time, yeah, you come around, yeah
お前がそばに来るたび、俺はいつも鳥肌が立つんだ、イェー
You ease my mind, you make everything feel fine
お前は俺の心を癒やし、すべてを完璧な気分にしてくれる
Worried 'bout those comments
コメントばかり気にしてやがる
I'm way too numb, yeah, it's way too dumb, yeah
俺は完全に麻痺しちまってる、イェー、あまりにもバカげてるよな、イェー
I get those goosebumps every time, I need the Heimlich
毎回鳥肌が立つんだ、ハイムリック法が必要なくらいにな
Throw that to the side, yeah
そんなものは脇に投げ捨てておけよ、イェー
I get those goosebumps every time, yeah
毎回鳥肌が立つんだ、イェー
When you're not around
お前がそばにいない時はな
When you throw that to the side, yeah
お前がそれを投げ捨てる時にな、イェー
I get those goosebumps every time
毎回鳥肌が立つんだ
