Artist: Eminem (feat. D12)
Album: The Marshall Mathers LP
Song Title: Under the Influence
概要
エミネムが率いるデトロイトのヒップホップ・グループ「D12(Dirty Dozen)」のメンバー全員が顔を揃えた、アルバム唯一の完全なポッセ・カットである。タイトル「Under the Influence(影響下)」が示す通り、メンバー全員がドラッグやアルコールで完全にラリった状態(DUI=Driving Under the Influenceなどのスラング)を装い、モラルも脈絡もない支離滅裂で暴力的なヴァースをマイクリレーで回していく。エミネム自身がプロデュースを手がけたミニマルで不気味なビートの上で、彼らは「この曲が嫌いなら俺のイチモツをしゃぶれ。だって俺はハイになって書いただけだからな」という、批評家やヘイターに対する究極の言い訳(免罪符)をコーラスで高らかに歌い上げる。D12の各メンバー(Swifty McVay、Bizarre、Proof、Kuniva、Kon Artis)の強烈な個性が爆発する、最悪で最高のパーティー・アンセムだ。
和訳
[Intro: Eminem]
Hem-de-le-le-le-le-le-le, le-le, le-le (Ha-ha, haha)
ヘム・デ・レ・レ・レ・レ・レ・レ、レ・レ、レ・レ(ハハッ、ハハ)
※ドラッグで完全に呂律が回っていない、意味不明なうわ言からスタートする。
Hem-de-le-le-ne-miah-nuf-niah, ne-nish, ne-ne (Translation?)
ヘム・デ・レ・レ・ネ・ミア・ヌフ・ニア、ネ・ニッシュ、ネ・ネ(翻訳してくれよ?)
※自分でも何を言っているか分からないというギャグ。
[Chorus: Eminem & Swifty McVay]
So you can suck my dick if you don't like my shit
だから、俺の曲(シット)が気に入らないなら、俺のイチモツでもしゃぶってな
'Cause I was high when I wrote this, so suck my dick (Slim Shady)
だって俺は、ハイになってる時にこれを書いたんだからな。だから俺のモノをしゃぶれ(スリム・シェイディ)
※「薬物の影響下(Under the Influence)で書いた歌詞だから、不謹慎でも俺の責任じゃない」という、前作『The Slim Shady LP』の免責事項をさらに下品にアップデートしたコーラス。
[Verse 1: Eminem & Swifty McVay]
Ha-ha!
ハハッ!
Two pills I pop, 'til my pupils swell up like two pennies
ピルを2錠飲み込む(ポップ)、俺の瞳孔が2枚のペニー硬貨みたいに腫れ上がるまでな
※MDMA(エクスタシー)などのドラッグを摂取すると瞳孔が散大する現象。
I'm Clint Eastwood in his mid-twenties
俺は20代半ばのクリント・イーストウッドさ
※西部劇『ダーティハリー』などで知られる無骨で危険な男(イーストウッド)の若き日の姿に自分を重ね合わせている。
A young-ass man with a trash can, strapped to the back
背中にゴミ箱を縛り付けた、若造の男だ
Of his ass, so the rats can't chew through his last pants
ケツの穴の後ろにな。ネズミどもが、俺の最後のパンツを食い破れないようにな
※被害妄想や幻覚(ネズミにケツを齧られる)に怯える、ドラッグ中毒者の支離滅裂な描写。
I'm like a mummy at night, fightin' with bright lightnin'
俺は夜中のミイラみたいだ。眩しい稲妻と戦いながら、
And frightened with five little white Vicodin pills, bitin' him (Biting sounds)
5錠の白くて小さなバイコディン(鎮痛剤)の錠剤に噛みつかれて(バイティン)、怯えてる(フライトゥン)んだ(噛みつく音)
※「mummy at night」「bright lightning」「frightened」「Vicodin」「biting him」という、信じられないほどリズミカルな多音節の内部韻。
I'm like a fuckin' wasp in the hospital, lost
俺は病院の中で迷子になった、クソみたいなスズメバチ(ワスプ)さ
※「wasp」「hospital」「lost」の脚韻。
Stingin' the fuck outta everything, I come across in the halls
廊下で出くわす(カム・アクロス)すべてのモンを、手当たり次第に刺しまくって(スティンギン)やる
I light a candle and place it up on the mantel
キャンドルに火をつけて、マントルピース(暖炉の上の棚)に置く
Grab a knife at the blade and stab you with the fuckin' handle (Ugh)
ナイフの「刃(ブレード)」の方を握って、クソみたいな「柄(ハンドル)」の方でお前を刺してやるよ(オゲッ)
※刃物で刺すことすらまともにできないほどラリっている(あるいは、柄で刺すほど異常な力で殴りつける)という描写。
So when you find yourself wrapped up in the blinds, hurtin'
だから、お前がブラインドに巻き込まれて、痛めつけられてる(ハーティン)のに気づいた時
(Bitch, it's too late)
(ビッチ、もう手遅れだぜ)
※スウィフティ・マクヴェイ(Swifty McVay)からの合いの手。
'Cause once you're hung from the drapes, it's curtains
だって、カーテン(ドレープ)で首を吊るされたら、それはお前の「幕引き(カーテンズ)」だからな
※「curtains(カーテン)」と、演劇の用語である「it's curtains(=これで終わりだ、死を意味する)」をかけた見事なワードプレイでスウィフティにパスを出す。
[Verse 2: Swifty McVay]
I'm an instigator, .380 slug penetrator
俺は扇動者(インスティゲーター)だ。380口径の弾丸(スラッグ)を貫通(ペネトレート)させる男さ
※ここからSwifty McVayのヴァース。
Degradin', creatin' murders to kill haters
貶め(ディグレイディン)、ヘイターどもを殺すために殺人(マーダー)を作り出す
※「instigator」「penetrator」「haters」「equator」「'gators」の脚韻の連打。
Accused for every crime known through the equator
赤道(イクウェイター)上で知られる、あらゆる犯罪で告発されてるんだ
※世界中で指名手配されているという誇張表現。
They knew I did it for havin' blood on my 'gators
連中は俺がやったって分かってたさ。俺のゲーター(ワニ革の靴)に血がべっとりついてたからな
My weed'll hit your chest like a double barrel gauge and
俺のハッパは、ダブルバレルのショットガン(ゲージ)みたいにお前の胸にガツンとくるぜ
I'm a black grenade that'll blow up in yo' face (Waah, waah, waah!)
俺は、お前の顔面で爆発する黒い手榴弾(グレネード)だ(ワァー、ワァー、ワァー!)
With a fifth in me, when I guzzle Remy, I do shit on purpose
5分の1ガロン(フィフス)の酒を入れ、レミー(コニャック)をガブ飲みした時、俺は「わざと(オン・パーパス)」クソみたいなことをやらかす
You never hear me say, "Forgive me"
俺が「許してくれ」なんて言うのは絶対に聞けねえよ
I'm snatchin' every penny, it gotta be that way, nigga, face it
俺は1ペニー残らずひったくる。そうならざるを得ねえんだ、野郎、現実を見な
That weed I sold to you, Brigade laced it
俺がお前に売ったそのハッパ、ブリゲード(Kunivaの別名)が毒(別の薬物)を混ぜた(レース)代物だぜ
You hidin', I make the President get a facelift
お前が隠れてるなら、俺が大統領(プレジデント)の顔を整形(フェイスリフト=顔面を撃ち抜く)してやるよ
Niggas just afraid, handin' me they bracelets
野郎どもはただビビって、俺にブレスレット(金品)を差し出すのさ
Chillin' in the lab wasted, I'm the type
スタジオ(ラボ)で泥酔して(ウェイステッド)くつろいでる。俺はそういうタイプさ
That'll drink Kahlua and gin, throw up on the mic
カルーアとジンを飲んで、マイクに向かってゲロを吐くような奴だ
Your life is ruined, you get socked right on sight
お前の人生は終わり(ルーイン)だ。見つけた瞬間に、右ストレート(ソック)を食らわすからな
And even at the Million Man March, we gon' fight
ミリオン・マン・マーチ(黒人の権利を訴える平和行進)の真っ最中だって、俺たちは乱闘(ファイト)を起こすぜ
※「Million Man March」は1995年にワシントンD.C.で行われた黒人男性の歴史的な平和集会。そんな神聖な場所でさえ喧嘩をするという、D12のモラルの無さをアピールしている。
[Chorus: Eminem & Bizarre]
So you can suck my dick if you don't like my shit
だから、俺の曲が気に入らないなら、俺のイチモツでもしゃぶってな
'Cause I was high when I wrote this, so suck my dick
だって俺は、ハイになってる時にこれを書いたんだからな。だから俺のモノをしゃぶれ
'Cause I don't give a fuck if you don't like my shit
俺の曲が気に入らなくても、俺はマジで知ったこっちゃねえからな
'Cause I was high when I wrote this, so suck my dick (Bizarre)
だって俺は、ハイになってる時にこれを書いたんだからな。だから俺のモノをしゃぶれ(ビザール)
[Verse 3: Bizarre & Eminem]
I'm a compulsive liar, settin' my preacher on fire
俺は強迫的な嘘つき(ライアー)だ。俺の教会の牧師(プリーチャー)に火をつけてやる
※ここからD12の最凶の飛び道具、Bizarre(ビザール)のヴァース。出だしから神を冒涜する不謹慎なライン。
Slashin' your tires, flyin' down Fenkell and Meyers
お前の車のタイヤを切り裂き、フェンケルとマイヤーズ(デトロイトの交差点)を爆走(フライン・ダウン)する
Plates expired, soon as I'm hired, I'm fired
ナンバープレートは期限切れ(エクスパイア)。雇われた(ハイヤード)と思ったら、すぐにクビ(ファイヤード)さ
※「liar」「fire」「tires」「Meyers」「expired」「hired」「fired」「wire」「Pryor」「retired」「tire iron」と、完璧な脚韻の連打。
Jackin' my dick off in a bed of barbed wire
有刺鉄線(バーブド・ワイヤー)のベッドで、自分のイチモツをシコってる(ジャッキン・オフ)んだ
※ビザール特有の、痛覚を伴う悪趣味でマゾヒスティックな性癖の描写。
(Hey, is Bizarre performin'?) Bitch, didn't you read the flyer?
(ねえ、今日はビザールがパフォーマンスするの?)ビッチ、フライヤーも読まなかったのか?
The special invited guest will be Richard Pryor
特別招待ゲストは、リチャード・プライヤー(伝説のコメディアン)だぜ
※リチャード・プライヤーは1980年にコカインの吸引中に全身に大火傷を負った事件で有名。「牧師に火をつける」「有刺鉄線」といった直前のラインに掛けたブラックジョーク。
(Aren't you a male dancer?) No, bitch, I'm retired
(あなた、男性ストリッパーじゃなかったの?)いや、ビッチ。俺はもう引退(リタイア)したんだ
Fuckin' your bitch in the ass with a tire iron (Aah!)
タイヤのレンチ(アイアン)で、お前のビッチのケツの穴を犯してるのさ(アァ!)
I'm ripped, I'm on an acid trip
俺は酔い潰れてる(リップト)。アシッド(LSD)でトリップしてるんだ
My DJ's in a coma for lettin' the record skip
俺のDJは、レコードを針飛び(スキップ)させたせいで昏睡状態(コーマ)になっちまった
※ミスをしたDJを半殺しにしたという描写。
Lettin' the record skip, lettin' the record skip (Damn!)
レコードを針飛びさせて、レコードを針飛びさせて(クソッ!)
※ビザール自身が言葉を繰り返すことで、レコードが「針飛び(スキップ)」している様子を音声で表現している。
I'm fuckin' anything when I'm snortin'
俺が(コカインを)鼻から吸ってる(スノーティン)時は、手当たり次第に何とでもヤッちまうんだ
It's gonna cost three hundred dollars to get my pitbull an abortion
俺の飼ってるピットブル(犬)を中絶(アボーション)させるのに、300ドルもかかっちまうぜ
※自分が犬と交尾して妊娠させたという、動物虐待と獣姦を匂わせる超弩級の不謹慎ライン。
Some bitch asked for my autograph
どこかのビッチが俺にサイン(オートグラフ)を求めてきやがった
I called her a whore, spit beer in her face and laughed
俺はそいつを売春婦(ホア)呼ばわりして、顔面にビールを吐きかけて笑ってやったよ
I drop bombs, like I was in Vietnam
俺は爆弾を落とすぜ、まるでベトナム戦争にいるみたいにな
All bitches is hoes, even my stinkin'-ass mom
すべてのビッチは娼婦(ホーズ)だ。俺のクソ臭えオカンでさえな
※エミネム以上に自分の母親を酷くディスってヴァースを締める、D12のジョーカー的な存在感。
[Verse 4: Proof]
Ayo, flashback, two feets, two deep up in that ass crack
エイヨォ、フラッシュバックだ。2つの足が、あのケツの割れ目の奥深く(トゥー・ディープ)に突っ込まれてる
※ここからD12のリーダーであり、エミネムの無二の親友であるProof(プルーフ)のヴァース。
Weed laced with somethin'–nigga, pass that!
何かが混ざった(レースド)ハッパだ——おい、それを回せ(パス)!
In Amsterdam we only hang out with hash rats
アムステルダムじゃ、俺たちはハシシ(大麻樹脂)のネズミどもとしか遊ばねえ
※アムステルダムは大麻が合法(当時)の街。そこでドラッグに溺れている様子。
At a "Stop the Violence" rally, I blast gats
「暴力反対(ストップ・ザ・バイオレンス)」の集会で、俺は銃(ガット)をブッ放すぜ
※Swiftyの「ミリオン・マン・マーチで乱闘する」というラインと呼応する、平和集会での暴力行為。
BMI on publishin'; get yo' ass capped
出版権(パブリッシング)はBMI(著作権管理団体)だ。お前のケツを撃ち抜いて(キャップ)やる
※音楽業界のビジネス用語とギャングの暴力を交えたライン。
The Kuniva, divide up yo' cash stack
クニーヴァ(D12メンバー)、お前の札束(キャッシュ・スタック)を山分けしろ
Run yo' motherfuckin' pockets, ASAP
お前のクソみたいなポケットの中身を全部出せ、今すぐ(ASAP)な
※強盗の描写。
I don't need a platinum chain, bitch, I snatched Shaq's
プラチナのチェーンなんて要らねえよビッチ、俺はシャック(シャキール・オニール)のヤツをひったくった(スナッチ)んだからな
※巨漢のNBAスターからチェーンを奪ったという誇張ボースト。
Born loser, half thief and half Black
生まれついての敗者(ルーザー)、半分は泥酔(シーフ)で、半分は黒人(ブラック)さ
Bring your boys and your guns and get laughed at
お前のダチと銃を持ってこいよ、そしたら笑い者(ラフド・アット)にされるだけだからな
Bitch smacker, rich rappers get they Jag jacked
ビッチを引っ叩く(スマッカー)。金持ちのラッパーどもは、自分らのジャガー(高級車)をカージャックされるのさ
And found chopped up in a trash bag
そして、バラバラに切り刻まれて(チョップト・アップ)、ゴミ袋(トラッシュ・バッグ)の中で発見されるんだ
[Verse 5: Kuniva]
We stranglin' rappers, until the point they can't yell
俺たちはラッパーどもの首を絞める(ストラングリン)、そいつらが悲鳴を上げられなくなるまでな
※ここからKuniva(クニーヴァ)のヴァース。
'Cause they crew is full of fags and sweeter than bake sales
だって奴らのクルーはオカマ(ファグ)だらけで、ベイクセール(お菓子売り)よりも甘ったるい(スウィーター)からな
Reckless, come from behind and snatch your necklace
俺は無謀(レックレス)だ。背後から忍び寄って、お前のネックレスをひったくる
Gruesome and causin' more violence than nine hoodlums
凄惨(グルーサム)で、9人のチンピラ(フッドラム)よりも多くの暴力を引き起こすんだ
I grapple your Adam's apple, until it crackle
俺はお前の喉仏(アダムス・アップル)を掴んで、それがバキバキと音を立てる(クラックル)まで締め上げる
※「grapple」「Adam's apple」「crackle」「snatch you」「stab you」と、短母音Aの音で激しく踏み続ける。
Run right past you, turn around, grab you, and stab you
お前の横を走り抜け、振り向いて、お前を掴み、そして刺す(スタブ)
Get executed 'cause I'm a Luni, I got a Yukmouth
処刑(エクスキュート)されるぜ。だって俺はルニ(Lunizのメンバー)みたいにイカれてるし、ヤックマウス(同じくLunizのメンバー)みたいに口が悪いからな
※西海岸のヒップホップデュオ「Luniz(ルニーズ)」のメンバー名を使った見事なネームドロップとワードプレイ。
And it's polluted; I cock it back, then shoot it
そしてこいつは汚染(ポリュート)されてるんだ。俺は撃鉄を起こして、ブッ放す(シュート)
I love snatchin' up players, thugs and young ballers
プレイヤーや、サグどもや、若い成金(ボーラー)どもをひったくるのが大好きなんだ
Shoot up the household, even the young toddlers
家の中を蜂の巣にしてやるよ、幼い子供(トドラー)までな
Brigade barricade to bring the noise
ブリゲード(自身の別名)がバリケードを築いて、ノイズを引き起こす
While the bullets break your bones up like Christmas toys
弾丸がお前の骨を、クリスマスのオモチャ(トイズ)みたいに粉々に砕く間にな
If I go solo, I'm doin' a song with Bolo
もし俺がソロでやるなら、ボロ(映画『燃えよドラゴン』の悪役俳優ボロ・ヤン)と一緒に曲をやるぜ
A big Chinese nigga screamin', "Kuniva, yo, yo!"
デカい中国人の野郎が、「クニーヴァ、ヨォ、ヨォ!」って叫ぶのさ
I leave ya face leakin', run up in church
俺はお前の顔から血を流させて(リーキン)、教会に押し入り
And smack the preacher while he's preachin'
説教(プリーチン)してる最中の牧師(プリーチャー)を引っ叩いてやる
※Bizarreの「牧師に火をつける」と呼応する冒涜。
Take a swing at the deacon
そして助祭(ディーコン)にも一発お見舞い(スイング)してやるよ
[Verse 6: Kon Artis & Eminem]
I used to tell cats that I sold weed and weight
昔はよく、俺がハッパやドラッグの塊(ウェイト)を売ってるって、野郎どもに吹聴してたもんさ
※ここからD12のプロデューサーでもあるKon Artis(コン・アーティス、別名Mr. Porter)のヴァース。
I was straight, 'til I got caught sellin' them shake
俺はまとも(ストレート)だったよ。奴らに「シェイク(大麻のクズや葉っぱの残りカス)」を売りつけてるのがバレるまではな
※「shake」は質の低い大麻のカス。大物ドラッグディーラーを気取っていたが、実はショボい詐欺師(コン・アーティスト)だったという自虐的なネームオリジン。
I'm ignorant with the intent to snatch your rent
俺はお前の家賃(レント)をひったくる意図を持った、無知(イグノラント)な男さ
I got kicked out of summer camp (Uh!) for havin' sex in my tent
サマーキャンプ(アー!)を追い出されたんだ。自分のテントでセックスしたからな
With the superintendent's daughter, my brain's out of order
管理人(スーパーインテンデント)の娘とな。俺の脳みそはイカれてる(アウト・オブ・オーダー)んだ
I've been a Kon Artis, since I was swimmin' in water
俺は、水の中(母親の羊水)で泳いでた頃から、詐欺師(コン・アーティス)だったんだぜ
In cahoots with this nigga named Carlisle Von
カーライル・ヴォンって名前の黒人と共謀(イン・カフーツ)してな
Who got fired from UPS for tryin' to send you a bomb
お前に爆弾(ボム)を送りつけようとして、UPS(配送会社)をクビになった野郎さ
(Special delivery) I sign to a local label for fun
(スペシャル・デリバリーだ)遊び半分で、ローカルなレーベルと契約する
Say, "I got cancer", get dropped, take the advancement, and run
「俺、ガンになっちまった」って嘘をついて、契約を切らせて、前払い金(アドバンスメント)だけ受け取って逃げるんだ
※まさに詐欺師(コン・アーティスト)の真骨頂である姑息な手口。
Drive-by you in the rain while you carry your son
お前が息子を抱き抱えてる時に、雨の中でドライブバイ(車からの銃撃)をカマしてやる
Call your house and hang up on you for not givin' me none
お前の家に電話して、俺に何もくれないからって無言電話で切ってやるよ
※殺人などのハードな犯罪と、無言電話というセコい嫌がらせが同居しているのがKon Artisらしいギャグ。
Born straight up out a pussy but a son of a gun
女のアソコ(プッシー)から産まれてきたが、俺は銃の息子(ならず者)さ
※「son of a gun」はならず者や悪党を指す慣用句。
Got a reputation for havin' niggas runnin' they funds
野郎どもから資金(ファンド)を巻き上げる(ランニン)ことで、悪名を轟かせてる
Used to be the type of nigga that was foldin' some ones
昔は、1ドル札(ワンズ)を折りたたんで(チマチマ稼いで)るような奴だった
'Til I met your fat mama, now I'm rollin' in dough
お前のデブのオカンに出会うまではな。今じゃ俺は金(ドウ)にまみれて転げ回ってるぜ
※ジゴロのように他人の母親から金を巻き上げているというオチ。
[Chorus: Eminem]
So you can suck my dick if you don't like my shit
だから、俺の曲が気に入らないなら、俺のイチモツでもしゃぶってな
'Cause I was high when I wrote this, so suck my dick
だって俺は、ハイになってる時にこれを書いたんだからな。だから俺のモノをしゃぶれ
'Cause I don't give a fuck if you don't like my shit
俺の曲が気に入らなくても、俺はマジで知ったこっちゃねえからな
'Cause I was high when I wrote this, so suck my dick
だって俺は、ハイになってる時にこれを書いたんだからな。だから俺のモノをしゃぶれ
[Outro: Eminem]
Hah, ha-ha
ハッ、ハハ。
Suck my motherfuckin' dick
俺のクソみたいなイチモツをしゃぶれ。
D12, Dirty-motherfuckin'-Dozen
D12、ダーティ・マザファッキン・ダズン(汚れた12人)。
※グループ名のシャウトアウト。「メンバーは6人だが、それぞれが別人格(狂気)を持っているから12人(ダズン)」というD12のコンセプト。
Nasty like a stank slut bitch with thirty fuckin' husbands
30人ものクソみたいな夫を持つ、臭くて淫乱なビッチみたいに下劣(ナスティ)だぜ。
Bizarre Kid, Swifty McVay, the Kon Artis
ビザール・キッド、スウィフティ・マクヴェイ、ザ・コン・アーティス。
The Kuniva, Derty Harry, ha-ha, and Slim Shady
ザ・クニーヴァ、ダーティ・ハリー(プルーフの別名)、ハハッ、そしてスリム・シェイディ。
※メンバー全員の悪名(エイリアス)を紹介し、デトロイト最強の集団のパーティーは幕を閉じる。
