Artist: Playboi Carti (feat. Lil Uzi Vert)
Album: Playboi Carti
Song Title: wokeuplikethis*
概要
2017年にリリースされたPlayboi Cartiのデビュー・ミックステープ『Playboi Carti』に収録された本作は、同時期のヒップホップシーンを共に牽引したLil Uzi Vertとのアイコニックなコラボレーション楽曲である。プロデューサーのPi'erre Bourneが手掛けた、8ビットゲームを彷彿とさせる未来的でミニマルなシンセサウンドが特徴的。タイトルの「wokeuplikethis(目を覚ましたらこうなっていた)」が示す通り、サウンドクラウドからメインストリームへと一気に駆け上がった彼らが、自分たちのフロウやスタイル、ファッションを模倣する(Biteする)無数のフォロワーやフェイクなラッパーたちに対する冷笑的なスタンスを提示している。新世代の「ロックスター」としての退廃的なペルソナと、マンブル・ラップの到達点とも言えるリズミカルな反復が見事に融合し、トラップミュージックの歴史においてエポックメイキングな影響を与えたマスターピースだ。
和訳
[Intro: Lil Uzi Vert & Playboi Carti]
Know I got a lot, lot
俺が大量に持ってるのは知ってるだろ
I'm a rockstar (Yeah)
俺はロックスターだ
※トラップスターとしてのハスラー気質と、パンクやメタルのような破滅的で自由な振る舞いを融合させた、当時の彼らを象徴するペルソナ。
I'm a rockstar (Know I got a lot, lot)
俺はロックスターだ
I'm a rockstar
俺はロックスターだ
I'm a rockstar
俺はロックスターだ
[Chorus: Playboi Carti & Lil Uzi Vert]
Woke up to niggas talkin' like me, talk (What?)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
※ヒップホップシーンに自分たちのスタイル(アトランタ特有のマンブルやアドリブ主体のフロウ)をパクる連中が溢れ返っている現状を指摘し、強烈に皮肉っている。
Woke up to niggas soundin' like me, talk (Huh?)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me, talk
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me, talk (Woke up, yeah)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
I woke up to niggas soundin' like me (Woke up, damn)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me (Woke up)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me (Woke up)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me (Woke up)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
[Verse 1: Playboi Carti & Lil Uzi Vert]
Oh, I think they like me, yeah, they like me (Hey)
あぁ、奴らは俺が好きなんだな、間違いない
Diamonds on me, ice cream (Huh?), ho, that slightly
俺のダイヤはアイスクリームみたいだろ、なぁ、これはほんの一部だ
※「ice cream」は無数のダイヤモンド(Ice)が溶けるように輝いている様を示すメタファー。
My Draco, bitch, a Spike Lee, diamonds on me biting
俺のドラコはスパイク・リーだ、身につけたダイヤが噛みついてくる
※「Draco」はAK-47ピストルのこと。「Spike Lee」は名匠スパイク・リー監督のことで、銃を撃ちまくって「映画のような惨劇(シーン)を監督する」というヒップホップならではの秀逸なダブルミーニング。また「biting」はダイヤが強烈に輝く(ヒットする)様子と、フォロワーたちが俺のスタイルを「噛む(パクる)」状況を掛けている。
I heard these niggas wanna fight me
こいつらが俺と喧嘩したがってるって聞いたぜ
Meet me at my next show but you better bring a pipe, B, yeah
次のライブで会おうぜ、でもハジキを忘れずに持ってこいよ、兄弟
※「pipe」は銃器の隠語。「B」はBrother(兄弟)の略であり、ストリートの相手に対する呼びかけ。手ぶらで来るなという死の警告。
We ain't fighting
俺たちは素手での殴り合いなんてしない
I think she like me, exciting, ooh, so exciting
あの女も俺が好きみたいだ、興奮するぜ、たまらなく興奮する
Fuck me, Bentley coupe, I'm riding with a thottie, fuck
ヤバいぜ、ベントレーのクーペでヤリマンとドライブしてるんだ
I just spent a hundred on my watch piece, fuck
時計に10万ドルも突っ込んじまった
※「a hundred」は100 grand(10万ドル)。
I done fell in love with a thottie, fuck
ヤリマンの女に惚れちまったよ
She just wanna fuck me for my clout, fuck
あいつは俺の知名度目当てでヤリたいだけだ
※「clout」は名声や影響力。ソーシャルメディア時代特有のステータス。
Bitch, I'm off the lean, I crash the Audi, fuck
おい、リーンでキマりすぎてアウディをぶっ壊しちまったぜ
※「lean」はコデイン入りの咳止めシロップ。極度の酩酊状態で高級車を大破させるという、破滅的でロックスター的なライフスタイルの描写。
Might just spend two hundred on this Audi truck
このアウディのトラックに20万ドルくらい使うかもな
[Chorus: Playboi Carti & Lil Uzi Vert]
Woke up to niggas talkin' like me, talk
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me, talk (What?)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me, talk (Huh?)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me, talk (Yeah)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
I woke up to niggas soundin' like me (Damn)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
[Verse 2: Lil Uzi Vert]
Oh, I think they like me (Yup), in my white tee (Yup)
あぁ、奴らは俺が好きなんだな、この白のTシャツ姿の俺を
※「white tee(無地の白T)」は2000年代初期のアトランタ・トラップ(Franchize Boyzなど)から続くハスラーの象徴的なファッション。Uziがそれを着こなしていることへの誇示。
Oh, no, no, no, baby, smoke so much dope, need some Visine
ダメだベイビー、上質なウィードを吸いすぎてバイジンが必要だ
※「dope」はマリファナ。「Visine」は充血した目を白くするための目薬の有名ブランド。
These young niggas don't like me, but act just like me (Why?)
若造どもは俺を嫌ってるくせに、俺と全く同じ振る舞いをしてやがる
Fucked all of y'all bitches, so they parties don't invite me
お前らの女全員とヤッたから、奴らのパーティーには俺は呼ばれないんだよ
That bitch, that's your wifey, she so triflin'
あのビッチはお前の本命の女だろ、本当にどうしようもない女だな
※「triflin'」はだらしない、不誠実で価値のない人間を指すAAVE(黒人英語)。
I been gettin' money, so don't nothin' really excite me (Yeah)
ずっと金を稼ぎ続けてるから、もう何が起きても大して興奮しないんだ
Carti poured a six in the four of the right lean
カルティが極上のリーンのシロップ6オンスを4オンス用のボトルに注いだ
※「six」は6オンスのコデインシロップ。「four」は24オンスのソーダ(通常4オンスのシロップを入れる目安)を指すことが多い。規定量を遥かに超える極めて濃度の高い危険なリーンを調合しているストリートのリアルな描写。
Damn, that boy askin' for some more like the Sprite clean (Yeah)
ヤバいぜ、あいつスプライトがまだ透明なフリしてもっと注ごうとしてやがる
※リーンを混ぜたスプライトは紫色や赤色に濁る。それなのにまだ透明だと言い張ってシロップを追加しようとするほどの薬物依存の深さと耐性を示している。
Yeah, that's that dirty, that's that dirty (Woo)
あぁ、それがダーティってもんだ、最高に濁ってるぜ
※「dirty」はシロップが混ざった状態のソーダ(Dirty Sprite)のこと。
That girl all up in my face like she ain't try to swerve me
あの女、昔は俺をスルーしようとしたくせに、今は俺の顔にすり寄ってくる
※「swerve」は避ける、無視すること。有名になる前は冷たかった女性が手のひらを返している状況。
These boys all up in my lane, I swear they keep on merging (Keep on what?)
こいつら俺の車線に入り込んでくる、マジで合流し続けてきやがる
※自分の独自スタイル(lane)に、他のラッパーたちがこぞって便乗(merging)してくるという自動車の運転に掛けた皮肉。
No, I cannot see a lame 'cause my Rolls-Royce got curtains (Lil Uzi)
いや、俺のロールスロイスにはカーテンが付いてるから、ダサい奴らの顔なんて見えないね
※ロールスロイスの後部座席のプライバシー・カーテン。圧倒的な富の壁によってフェイクな連中(lame)を視界から完全にシャットアウトしている。
[Chorus: Playboi Carti & Lil Uzi Vert]
Woke up to niggas talkin' like me, talk
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me, talk
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me, talk (What?)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me, talk
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
I woke up to niggas soundin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me (Woke up, damn)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
[Verse 3: Playboi Carti]
Oh, I think they like me, think she like me
あぁ、奴らは俺が好きなんだな、あの女も俺が好きみたいだ
The bitch want to indict me, she can't find me
あのビッチは俺を告発しようとしてるが、俺の居場所は掴めないぜ
※「indict」は起訴・告発すること。過去の女性トラブルや法的な追及から逃れているアウトローな状況を示唆。
I'm like, "Dirty up the Sprite please, with some ice please"
俺は言うんだ、「スプライトをダーティにしてくれ、氷も入れてな」って
We pop beans and like to sip lean, ooh, ooh
俺たちは錠剤を飲んで、リーンをすするのが好きなんだ
※「beans」はエクスタシー(MDMA)や処方薬の錠剤を指すストリートの隠語。
Xans, Percs, molly, we got hella things
ザナックスにパーコセット、モリー、ヤバいモノなら何でも揃ってるぜ
※抗不安薬(ザナックス)、鎮痛剤(パーコセット)、MDMA(モリー)と、当時のSoundCloudラップカルチャーを象徴するドラッグのネームドロップ。
I'm in love with the guap, gave it a wedding ring
俺は札束に恋してる、あいつに結婚指輪まで渡したよ
※「guap」は大量の現金。女ではなく金(ハッスル)と結婚したというヒップホップの古典的なメタファー。
And I swear I had these thots before I got the fame
誓って言うが、名声を得る前から俺はヤリマンどもをはべらせてた
And I swear I had the Glock before I got the chain
誓って言うが、ダイヤのチェーンを手に入れる前から俺はグロックを持ってた
※ラッパーとして成功する前から、自分がリアルなストリートのハスラーであり、武装してサバイブしてきたことを強調している。
I'm in Bompton with Pirus and I don't even bang, yeah (Slatt)
パイルーの連中とボンプトンにいる、俺はギャングじゃないのにな
※「Bompton」はカリフォルニア州コンプトン(Compton)のこと。Blood系のギャング(Pirus)はCの文字を忌み嫌いBに置き換える文化がある。Carti自身は正規のメンバーではない(don't even bang)が、フッドの危険な連中からリスペクトされ、共にいるという特権的な地位を誇示している。「Slatt」はSlime Love All The Timeの略でBloods界隈の挨拶。
Shoutout G Weed and Yung L, yeah, ho, that the gang
GウィードとヤングLにシャウトアウト、あぁ、あいつらが俺のギャングだ
Shoutout GiGi, that's my boo, she know that I claim
ジジにシャウトアウト、俺の愛しい女だ、あいつは俺のシマを分かってる
Shootin' at these niggas like I'm in the paint
ペイントエリアにいるみたいに、こいつらを撃ち抜いてやる
※バスケットボールの「ペイントエリア(ゴール下の制限区域)」と、Waka Flocka Flameのトラップアンセム「Hard in da Paint(激しく攻め込む)」からの引用。ゴール下でシュートを放つように、至近距離で敵を銃撃するという強烈なパンチライン。
Woke up like this
目を覚ましたらこうなってたんだ
[Chorus: Playboi Carti]
Woke up to niggas talkin' like me, talk (I woke up like this, what?)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me, talk (Huh?)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me, talk
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
Woke up to niggas soundin' like me, talk (Yeah)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
I woke up to niggas soundin' like me (Yeah)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
I woke up to niggas soundin' like me
目を覚ますと、奴らが俺みたいな音を出してた
Woke up to niggas talkin' like me (Oh my God, talkin' 'bout, ayy)
目を覚ますと、奴らが俺みたいな話し方をしてた
