Artist: Travis Scott (feat. Quavo & Takeoff)
Album: ASTROWORLD
Song Title: WHO? WHAT!
概要
トラヴィス・スコットの歴史的傑作『ASTROWORLD』(2018年)に収録された、ミーゴスのQuavoとTakeoffを客演に迎えたハードコアなトラップ・バンガー。元々は彼とQuavoによるコラボアルバム『Huncho Jack, Jack Huncho』のセッションから生まれたとされる本作は、不穏なベースラインに乗せて、成功への嫉妬を向けるヘイターたちを一蹴する内容となっている。「F-O-I(ネーション・オブ・イスラム)」のような統率されたクルーの結束力や、ヒューストンのローカルなフライドチキン店「Frenchy's」への言及など、トラヴィスのテキサスへの郷土愛とスターダムの対比が鮮やかに描かれた一曲である。
和訳
[Intro: Travis Scott]
Know what I'm sayin', know what I'm sayin'?
俺の言ってること、分かるか?
Know what I'm sayin'?
分かるだろ?
[Verse 1: Travis Scott & Quavo]
Heard they talkin' shit 'bout I
奴らが俺の陰口を叩いてるって聞いたぜ
Who, what, when and why? (Who?)
誰が、何を、いつ、なぜだ?(誰がって?)
I'm alive, just took one to revive (Yup)
俺は生きてる、復活(リバイブ)するために一つキメたところさ(あぁ)
Keep that vibe when we show up and collide ('Llide, yeah)
俺たちが現れてぶつかり合う(抗争する)時も、その強気な態度を保ってみろよ(ぶつかるぜ、イェー)
Me and the guys move just like the F-O-I (Ooh, he-he-he-he, yeah)
俺とダチは、まるでF.O.I.みたいに行動するのさ(ウー、イェー)
※「F.O.I.(Fruit of Islam)」は、アフリカ系アメリカ人のイスラム教団「ネーション・オブ・イスラム」の準軍事組織。規律正しく団結して動く様から、自分たちのクルーの結束力と危険性を例えている。
In the Hills, but still keep them ghetto ties (Hills, yeah)
ヒルズ(高級住宅街)に住んでても、ゲットーとの繋がり(タイズ)は保ったままだ(ヒルズにな、イェー)
Was talkin' Frenchy's, but she thinkin' Ocean Prime (Prime, yeah)
俺は「フレンチズ」の話をしてたのに、彼女は「オーシャン・プライム」のことだと勘違いしてやがる(プライムにな、イェー)
※「Frenchy's」はヒューストンの安くて美味いローカルなフライドチキン店。「Ocean Prime」は高級シーフードレストランチェーン。成り上がっても地元のチキンを愛するトラヴィスと、高級店しか頭にない都会の女性とのギャップ。
Know she keep an open mouth and open mind (Ahh, yeah)
彼女が口も心も「オープン」にしてるってのは分かってるぜ(アァ、イェー)
※「口を開ける」つまりフェラチオの暗喩。
I don't open up her door, she open mine (Swang)
俺が彼女の車のドアを開けるんじゃねえ、彼女が俺のドアを開けるんだ(スワング)
※女性をエスコートするのではなく、スーパースターである自分のために女の側が尽くすというフレックス。
I need less stress and I need more thighs, yeah (Skrrt, skrrt)
ストレスは減らしたい、もっと太もも(女)が必要なんだ、イェー(スキール音)
We on the jet quest, mobbin' with the tribe, yeah (Skrrt, skrrt)
俺たちはプライベートジェットの旅(クエスト)の最中、トライブ(仲間)と群れてるぜ、イェー(スキール音)
In the headrest, one of twenty-five, yes (Skrr, skrr)
ヘッドレストには「25分の1」の刻印だ、そうさ(スキール音)
※トラヴィスの愛車である高級車(世界に25台のみの限定生産モデル等)の特注シートの誇示。
Ain't seen the best yet, open up your eyes, yeah (Yeah)
まだ最高のモノを見てないんだろ、目を開けてよく見な、イェー(イェー)
[Chorus: Travis Scott & Quavo]
One, two, three, four, five, that's the countdown 'til I slide (Slide)
1、2、3、4、5、俺がスライドする(乗り込む/発砲する)までのカウントダウンだ(スライド)
Pork and rinds, how I grew up on my side (Eat it up)
ポーク・アンド・ラインズ、それが俺の地元での育ち方さ(食い尽くせ)
※「Pork rinds」は豚の皮を揚げた南部やストリートの安価なスナック。底辺からの成り上がりの象徴。
Ain't no fence, just a hundred acres wide (Nope)
フェンスなんてねえよ、ただ100エーカーの広大な土地があるだけさ(ノー)
When shit get tense, we twist up and we get fried
状況が緊迫(テンス)した時は、ハッパを巻いて(ツイスト)、最高にハイ(フライド)になるんだ
[Verse 2: Travis Scott & Quavo]
I picked my favorite dancer out, then pay her rent (Cash, cash)
お気に入りのダンサー(ストリッパー)を選んで、そいつの家賃を払ってやる(キャッシュ、キャッシュ)
At Christmas time, it's no Saint Nick, we got the Grinch (Bad, bad)
クリスマスの時期、ここにいるのは聖ニコラス(サンタ)じゃねえ、グリンチさ(ワルだぜ)
※善良なサンタクロースではなく、クリスマスを盗む「グリンチ」のように、他人の金や幸せを奪い取る悪党のスタンス。
I smack that ass, she threw it back in self defense (Yeah)
あのケツをひっぱたくと、彼女は「自己防衛(セルフディフェンス)」で押し返(スローバック)してきやがる(イェー)
※トワーク(ケツを振るダンス)で男の股間に強く押し当ててくる動きを、「自己防衛」と表現したユーモラスなライン。
We took the crib, flood the backyard like it's the beach (Drip, drip)
家(クリブ)を乗っ取り、裏庭をビーチみたいに水浸し(フラッド)にしてやる(ドリップ、ドリップ)
※「flood」は大量の女を呼ぶこと、または高級時計などをダイヤで埋め尽くすことの比喩。
We did some things out on the ways that we can't speak
道中で色々とヤバいことをやったが、口には出せねえな
All I know it was, "Mo Bamba" on repeat (Cash)
俺が知ってるのは、「Mo Bamba」をリピートで流してたってことだけさ(キャッシュ)
※トラヴィスのレーベル「Cactus Jack」に所属するSheck Wesによる当時のメガヒット曲「Mo Bamba」へのシャウトアウト。
I don't think these things I took is helpin' me (Oh, yeah)
俺がキメたこいつ(ドラッグ)が、俺の助けになってるとは思えねえな(オー、イェー)
I could bar up some more
もっとバー(ザナックス)をキメることもできるぜ
Had to gather the foes
敵(フォーズ)を集めなきゃならなかった
Had to count up the Os (Big bag)
Oの数(ゼロの数/大金)を数え上げなきゃならなかった(デカいカバンだ)
Had to summon the hoes (Hey)
ビッチ共を召喚しなきゃならなかった(ヘイ)
Dodgin' federal (12)
連邦捜査官(フェデラル)をかわすのさ(サツだ)
I rolled through the light (Skrrt, skrrt)
赤信号を突っ切る(スキール音)
Rollin' the dice (Hey)
ダイスを転がす(危険な賭けに出る)(ヘイ)
Rock all my ice (All ice)
俺の全てのアイス(ジュエリー)を身につける(全部な)
Poppin' that coochie (Coochie, coochie)
あのクーチー(女)を弾けさせる(クーチー、クーチー)
This down and groovy (Ooh)
こいつはダウナーでグルーヴィーだ(ウー)
To get down, get groovy (Groovy, groovy)
落ちていく、グルーヴィーになるのさ(グルーヴィー)
That bitch brown and choosey (Hey)
あのビッチはブラウン(肌)で、えり好み(チュージー)する女さ(ヘイ)
Shawty (Shawty), in a supersonic (Yeah)
あの子は(あの子は)、スーパーソニック(超音速)の中さ(イェー)
Brand new LaFerrari (Woo), my bitch ride iconic
新品のラ・フェラーリ(ウー)、俺のビッチはアイコニックな車に乗るんだ
[Chorus: Travis Scott]
(Yeah, yeah)
(イェー、イェー)
One, two, three, four, five
1、2、3、4、5
That's the countdown 'til I slide ('Til I slide)
俺がスライドするまでのカウントダウンだ(スライドするまでのな)
Pork and rinds, how I grew up on my side (On my side)
ポーク・アンド・ラインズ、それが俺の地元での育ち方さ(俺の地元でのな)
Ain't no fence, just a hundred acres wide (Acres wi—)
フェンスなんてねえよ、ただ100エーカーの広大な土地があるだけさ(100エーカーの)
When shit get tense, we twist up and we get fried (Get fried)
状況が緊迫した時は、ハッパを巻いて、最高にハイになるんだ(ハイになるぜ)
[Verse 3: Quavo]
Was born in the movie (Movie)
映画(のような人生)の中に生まれたんだ(ムービー)
Never make excuses (No)
言い訳なんて絶対にしない(ノー)
It was time to move it (Time to move)
動く(ヤる)べき時間だった(動く時間だ)
It was God and the Uzi (God and the Uzi)
そこにあったのは神とウージー(サブマシンガン)だけさ(神とウージー)
We were trained to use it (Hey)
俺たちはこいつの「使い方」を訓練されてきたんだ(ヘイ)
They were trained to use it (Trained)
奴ら(敵)もこいつの使い方を訓練されてきた(訓練さ)
Shoot you like Cupid (Shoot)
キューピッドみたいにお前を撃ち抜いてやるよ(シュート)
Hit your medulla, yeah
お前の延髄(メドゥーラ)に命中させるぜ、イェー
※「medulla」は脳幹の一部である延髄。愛の矢を放つキューピッドと、確実に命を奪うヘッドショットの残酷なギャップ。
[Verse 4: Takeoff & Quavo]
Shoot at, shoot at intruders (Yeah, pew-pew-pew)
侵入者(イントルーダー)を撃ち抜く、撃ち抜いてやるぜ(イェー、ピュン・ピュン・ピュン)
Then shoot your producer (Yeah)
それからお前のプロデューサーも撃ち殺してやる(イェー)
※曲を作っているバックの人間ごと、業界の敵を容赦なく排除するという過激な脅し。
Then she fuck the gang, get banged
それから彼女はギャングとヤる、イカされるのさ
And fuck on the group, she a groupie (Yeah)
グループ全員とヤる、彼女はグルーピーだからな(イェー)
Love her when she choosin', hmm (Yeah)
彼女が「選んでる」時の姿が好きなんだ、フーム(イェー)
Big bankroll, it's soothin', hmm (Yeah)
デカい札束(バンクロール)、こいつは心が落ち着くぜ、フーム(イェー)
Pull up with sticks in a Sprinter bus
スプリンター・バスにスティック(アサルトライフル)を積み込んで乗り付けるぜ
※「Sprinter」はメルセデス・ベンツの大型バン。ラッパーのツアー移動によく使われる。
I make 'em cuddle up, this not a movie
奴ら(敵)を身を寄せ合わせて震えさせてやる、これは映画(フィクション)じゃねえんだよ
[Chorus: Travis Scott]
(Yeah, yeah)
(イェー、イェー)
One, two, three, four, five, that's the countdown 'til I slide ('Til I slide)
1、2、3、4、5、俺がスライドするまでのカウントダウンだ(スライドするまでのな)
Pork and rinds, how I grew up on my side (On my side)
ポーク・アンド・ラインズ、それが俺の地元での育ち方さ(俺の地元でのな)
Ain't no fence, just a hundred acres wide (Acres wi—)
フェンスなんてねえよ、ただ100エーカーの広大な土地があるだけさ(100エーカーの)
When shit get tense, we twist up and we get fried (Get fried)
状況が緊迫した時は、ハッパを巻いて、最高にハイになるんだ(ハイになるぜ)
