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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

OPM BABI - Playboi Carti 【和訳・解説】

Artist: Playboi Carti

Album: MUSIC

Song Title: OPM BABI

概要

タイトルの「OPM」は彼が主宰するレーベル「Opium」の略称であり、彼が牽引するカルト的なムーブメントと退廃的なライフスタイルを象徴している。アトランタの重鎮DJ Swamp Izzoによるシャウトで幕を開ける本作は、ミニマルでダークなトラップビートの上で、Cartiが特有のディープボイスを操る。リリックではYoung Thugへのリスペクト、同レーベル所属であるHomixide GangのBeno!へのパス回し、そしてBloodsギャングとしてのアイデンティティ(5、bool、red)が誇示されている。さらにアウトロでは、彼のスタイルを安易に模倣し、ライブや公の場で不躾にスマートフォンを掲げる「コピーキャット」やフェイクなファンに対する生々しい怒りが録音されており、シーンにおける絶対的なオリジネーターとしての苛立ちと自負が入り混じった一曲である。

和訳

[Intro: Playboi Carti]

(Opium)
(オピウム)
※Cartiが主宰するレーベル「Opium」のシャウトアウト。

Schyeah, schyeah

[Verse 1: Playboi Carti]

Harder as ever, my, uh, my dick on uh, uh, what? (Swamp Izzo, Swamp Izzo)
かつてないほどハードだ、俺の、uh、俺のディックは、uh、何だって?(スワンプ・イゾー、スワンプ・イゾー)

I'm harder as ever, I can make that pussy cum, uh, uh
俺はかつてないほどハードだ、あのプッシーをイかせてやるぜ、uh, uh

I'm 'bout to fuck her soul, her pussy numb (Schyeah, schyeah)
あいつの魂まで犯してやる、あいつのプッシーは麻痺してるんだ (Schyeah, schyeah)

That's ketamine, huh? (Huh), that's not enough (Schyeah)
それはケタミンか? (Huh)、それじゃ足りねえよ (Schyeah)
※「ketamine」は強力な麻酔薬・解離性ドラッグ。ハードドラッグの耐性がつきすぎていることの描写。

Tryna take care of me, no (Turn up), it's in my blood, uh
俺の世話を焼こうとしてるのか、いや(上げろ)、これは俺の血に流れてるんだ、uh

I'm like Thug, I'm like, "What the fuck?"
俺はサグみたいだ、「何だってんだ?」って感じさ
※アトランタのアイコンであり、Cartiに多大な影響を与えたYoung Thugへのシャウトアウト。

Uh, I just pulled up, yeah, in that brand-new truck (Schyeah, pow)
Uh、車を停めたばかりだ、yeah、あの新品のトラックでな (Schyeah, pow)

Escalade with thugs, all my bitches thugs
サグたちを乗せたエスカレード、俺のビッチどもも全員サグだぜ
※「Escalade」はキャデラックの高級SUV。周囲の人間は女性も含めてストリートの掟で生きているというフレックス。

Them pistols pop your pimple, have you suited up (Schyeah, schyeah)
そのピストルがお前のニキビを潰す、お前にスーツを着せてやるよ (Schyeah, schyeah)
※「pop your pimple」は頭部(顔面)を撃ち抜くことの残酷な比喩。「suited up」は死装束であるスーツを着せられ、棺桶に入る(殺害される)こと。

I hit the Xan' and killed 'em, nigga (Uh)
ザンをキメて、奴らを殺してやったぜ、野郎 (Uh)
※「Xan'」は精神安定剤のザナックス。ドラッグで感情を麻痺させてから敵を襲撃する冷酷なメンタリティ。

Hit that dash, spin 'em, hold on, what the fuck? (Schyeah, schyeah)
ダッシュボードを叩き、奴らをスピンさせる、待てよ、何だってんだ? (Schyeah, schyeah)
※「spin 'em (spin the block)」は車で敵の陣地に乗り込み、ドライブバイ銃撃を仕掛けること。

Sеx everywherе, she gon' fuck the cuz (Schyeah, schyeah)
どこでもセックスだ、あいつは仲間ともヤるんだ (Schyeah, schyeah)
※「cuz」は従兄弟、あるいは親しい仲間(Cripsギャングのスラングとしても使われるが、ここでは身内の意)。

[Interlude: DJ Swamp Izzo]

Streets ready for this shit right here
ストリートはこのシットを待ちわびてたぜ

Swamp Izzo
スワンプ・イゾー

[Verse 2: Playboi Carti & DJ Swamp Izzo]

I'm gon' suck her titties, she gon' beat me up (Swamp Izz— Swamp Izz—)
俺はあいつのオッパイを吸う、あいつは俺を殴りつけるんだ(スワンプ・イゾー、スワンプ・イゾー)

I don't give no fuck
俺は全く気にしねえよ

Uh, slatt, I'm with Swamp Izzo, turn my music up (Swamp Izzo)
Uh、スラット、俺はスワンプ・イゾーと一緒だ、俺の音楽のボリュームを上げろ(スワンプ・イゾー)
※「slatt」はSlime Love All The Timeの略。BloodsやYSL界隈の挨拶。

Pass that ho to Beno, I'm not tryna fuck (Huh, huh, huh)
あの女はベノに回す、俺はヤるつもりはねえよ (Huh, huh, huh)
※「Beno」はOpiumレーベルに所属するデュオ、Homixide GangのメンバーBeno!のこと。

She wanna eat my lingo, hold on, what the fuck? Uh (Huh, huh, schyeah)
あいつは俺のリンゴを食いたがってる、待てよ、何だってんだ? Uh (Huh, huh, schyeah)
※「lingo」はスラングや言葉遣い、あるいは独自のスタイル。Cartiのスタイルを吸収(模倣)しようとする者たちへの言及。

[Interlude: DJ Swamp Izzo]

Streets ready for this shit right here
ストリートはこのシットを待ちわびてたぜ

[Verse 3: Playboi Carti]

Smooth on a ho, I'm smooth
女に対してスマートだ、俺はスマートなのさ

I'm cool on you, I'm bool
俺はお前に対してクールだ、俺はブールだぜ
※「bool」はBloodsギャング特有のスラングで、「cool」のCを敵対するCripsの頭文字として避け、Bに置き換えたもの。

I'm 5, ooh-ooh
俺は5だ、ooh-ooh
※「5」はCartiが関係するアトランタのBloods系ギャング、Homixideを象徴する数字。

I'm red, pockets blue
俺は赤だ、ポケットの中は青だぜ
※「red」はBloodsのシンボルカラー。「blue」は100ドル紙幣(ブルー・ベンジャミン)の青い偽造防止リボン。血の掟に従いながらも、莫大な富を稼いでいるというワードプレイ。

Uh, uh, what you wanna do, baby?
Uh, uh、お前はどうしたいんだ、ベイビー?

Uh, uh, what you wanna do, baby?
Uh, uh、お前はどうしたいんだ、ベイビー?

Uh, uh, uh, I got war scars
Uh, uh, uh、俺には戦争の傷跡がある
※ストリートでの抗争やビーフを生き抜いてきた証。

I got bad guys around me for anything
俺の周りには何があっても動く悪党どもがいるぜ
※命令一つで手を下すシューターやギャングの仲間たち(Homixide等)の存在の誇示。

Uh, uh, uh, uh, uh, uh, for anything
Uh, uh, uh, uh, uh, uh、何があってもな

Uh, uh, uh, uh, uh, uh, for anything
Uh, uh, uh, uh, uh, uh、何があってもな

[Outro]

You lil' fuckin' copycat, bruh
お前はちっぽけなクソ真似野郎だぜ、兄弟
※Cartiのスタイル(ベイビーボイスやディープボイス、ファッションなど)を安易にパクるフォロワーたちへの強烈なディス。

Stop stealing my motherfuckin' shit, dog
俺のクソみたいなシットを盗むのはやめろよ、ダチ

Why the fuck your phone up in the air like that?
なんでそんな風に携帯を空中に掲げてやがるんだ?
※ライブ会場や公の場で、音楽を体感せずにひたすらスマートフォンで撮影し続けるオーディエンスの態度への苛立ち。

Doin' some crazy shit, talking 'bout...
狂った真似しやがって、何言ってんだ…

You look stupid as a motherfu—
お前はクソみたいにマヌケに見えるぜ—