Artist: Rod Wave
Album: Don’t Look Down
Song Title: One More Time
概要
フロリダ出身のペイン・ラップの旗手、Rod Waveによる、過去の恋人への強烈な未練と肉体的な渇望を赤裸々に歌ったラブソング。本作の最大のハイライトは、1995年に非業の死を遂げたテハーノ・ミュージックの女王、Selena(セレーナ)の歴史的バラード「Dreaming of You」をイントロとアウトロで大胆にサンプリングしている点だ。セレーナの純粋でロマンティックな歌声と、Rod Waveのドラッグにまみれたトキシック(有害)な恋愛模様や、ストレートで官能的なリリックが鮮烈なコントラストを生み出している。「Sad Boy」としての深い孤独や哀愁を漂わせながらも、ストリートのハスラーらしい傲慢さや性的な欲求を隠そうとしない彼の二面性が、極めてエモーショナルなトラップ・バラードとして見事に昇華されている。
和訳
[Intro: Selena]
Late at night when all the world is sleeping
夜遅く、世界中が眠りについている時
※1995年にリリースされたSelenaの代表曲「Dreaming of You」からのサンプリング。
I stay up and think of you
私は起きたまま、あなたのことを考えているの
And I wish on a star that somewhere you are
そして星に願いをかける、どこかにいるあなたも
Thinking of me too
私のことを考えてくれているようにと
Yeah (Let me hear it)
イェー(聞かせてくれ)
Uh
[Chorus: Rod Wave]
I like a long haired, thick, redbone
俺の好みは、ロングヘアで肉付きのいいレッドボーンさ
※「redbone」は肌の明るい黒人女性(ライトスキン)を指すストリート・スラング。
Take her to my crib and filet mignon that pussy
彼女を俺の家に連れ込んで、あのプッシーをフィレミニョンみたいに平らげる
※「filet mignon」は最高級のヒレ肉のステーキ。女性を親密に愛撫する(オーラルセックス)ことを、最高級のディナーをじっくり味わうことに例えている。
I can’t get it off my mind, off my mind
頭から離れないんだ、頭から離れない
Let me get it one more time
もう一度だけやらせてくれ
One more time, yeah
もう一度だけな、イェー
Let me get it one more time
もう一度だけやらせてくれ
Let me get it one more time, yeah
もう一度だけやらせてくれ、イェー
[Verse: Rod Wave]
Arguin' and fightin' on them drugs, bae, I be trippin'
ドラッグをキメて口論や喧嘩をしてしまう、ベイビー、俺はおかしくなってたんだ
※「trippin'」は薬物でハイになっている状態や、理性を失って過剰に反応し、取り乱してしまうこと。
Ridin' 'round reminiscing about us fucking in the kitchen
車を流しながら、キッチンでお前とヤッたことを思い出している
Know my head game the dumbest, my money stacked up to the ceiling, uh
俺のヘッドゲームがヤバいのは知ってるだろ、金は天井まで積み上がってるしな、あぁ
※「head game」はオーラルセックスの技術。「dumbest」は直訳すると愚かだが、ヒップホップでは「常軌を逸して最高だ、ヤバい」というポジティブな意味。
Tryna make her bed rock, tryna make her legs lock
彼女のベッドを激しく揺らそうとし、彼女の脚をロックさせようとする
※「make her bed rock」は激しいセックスのこと。Young Moneyのヒット曲「BedRock」も連想させるワードプレイ。
Bae, I'm missin' you like crazy
ベイビー、狂おしいほどお前が恋しいんだ
Won't you come and lay with me? It's raining
ここへ来て俺と一緒に横になってくれないか? 雨が降ってるんだ
Let me make love to you, my baby
お前を愛させてくれ、マイ・ベイビー
I love a slim, fine pony, she cum back to back to back to back
スリムでイカしたポニーが大好きなんだ、彼女は何度も何度も絶頂に達する
※「pony」はベッドの上で馬のようにうまく乗る(騎乗位が上手い)女性を指す。GinuwineのR&Bクラシック「Pony」に通じる官能的な表現。
I'ma get the job done even if it cause an asthma attack
喘息の発作が起きたって、俺は最後までやり遂げるぜ
And I know that you're mad, we can fight another day
お前が怒ってるのは分かってる、喧嘩はまた別の日にしようぜ
Bae, I'ma crash if you give my love away
ベイビー、俺の愛を他の奴に渡したら、俺は壊れちまう
These feelings that I got for you, they real and they deep
俺が抱くお前への感情、こいつはリアルで深いんだ
I even see you in my sleep, yeah
眠っている時でさえ、お前の姿を見るくらいにな、イェー
[Chorus: Rod Wave]
Yeah, I like a long haired, thick, redbone
あぁ、俺の好みは、ロングヘアで肉付きのいいレッドボーンさ
Take her to my crib and filet mignon that pussy
彼女を俺の家に連れ込んで、あのプッシーをフィレミニョンみたいに平らげる
I'ma get in and own that pussy
俺が入り込んで、あのプッシーを俺のモノにする
If she let me in, I'ma own that pussy
彼女が受け入れてくれるなら、あのプッシーを俺のモノにするぜ
Don't even throw it back, bust it open like you 'posed to
尻を突き出さなくてもいい、あるべき姿で股を開いてくれ
※「throw it back」は女性が男性に向けてお尻を振る動き(トゥワークなど)。「bust it open」は脚を大きく開くこと。
Girl, I got that dope shit, ow come and let me dope you
ガール、俺は極上のドープを持ってる、さあ来て、俺にお前をドープで酔わせさせてくれ
※「dope」は麻薬(ヘロインなど)のこと。自分の愛やセックスを、抜け出せなくなるほど依存性の高いドラッグに例えている。
You gon' be a dope feign, yo' friends gon' call you dopey
お前はドープ中毒者になる、お前の友達はお前をドープ漬けだと呼ぶだろうな
※「dope feign (fiend)」は重度の麻薬中毒者。「dopey」は薬物でぼんやりした状態のこと。
Tell 'em keep my name out they mouth, they don’t know me
奴らに俺の名前を口に出すなと言ってやれ、あいつらは俺のことを分かっちゃいない
They don't know me, they don’t know you and me
あいつらは俺を知らない、俺とお前のことも分かっちゃいないんだ
They don’t know you and me, yeah, I ain’t lying, uh
奴らは俺たちのことを知らない、あぁ、俺は嘘はつかないぜ、あぁ
I can’t get it off my mind, off my mind
頭から離れないんだ、頭から離れない
Let me get it one more time
もう一度だけやらせてくれ
Uh, yeah
Yeah
[Outro: Selena]
'Cause I'm dreamin' of you tonight
だって私は今夜、あなたの夢を見ているから
'Til tomorrow, I'll be holding you tight
明日が来るまで、あなたを強く抱きしめているわ
And there's nowhere in the world
そして、この世界のどこにもないの
I'd rather be here in my room
自分の部屋のここにいる以上に、私がいたい場所は
Dreaming about you and me
あなたと私のことを夢見ながら
