Artist: Trippie Redd
Album: NDA
Song Title: Chanely
概要
本作「Chanely」は、Trippie Reddのプロジェクト『NDA』に収録され、DJ Whoo Kidのプロデューサータグから幕を開けるバウンシーなトラップ・チューンだ。タイトルの「Chanely」は高級ブランドのChanel(シャネル)を彼流の愛称で呼んだもの。自身の恋人にシャネルを買い与え、ジャマイカのモンテゴ・ベイやキングストンへ連れ出すといった豪快なフレックスが展開される。その一方で、リリックにはコメディアンのDruskiが主宰する架空のポンコツレーベル「Coulda Been Records」のネットミームを引用して売れないラッパーたちを嘲笑したり、2Pac(Makaveli)の生存説に自らを重ね合わせたりと、ヒップホップ・カルチャーへのニッチなリファレンスが散りばめられている。さらには、楽曲の最後に突如として90年代R&Bの金字塔であるK-Ci & JoJoの「All My Life」をサンプリングで流すというエモーショナルなギミックを仕掛けており、ハードなトラップとロマンチックな純愛をシームレスに行き来するTrippieの異端なセンスが光る一曲である。
和訳
[Intro: Trippie Redd]
(Whoo Kid)
Hey, hey
ヘイ、ヘイ
[Chorus: Trippie Redd]
I like how you walk, bae
君の歩き方が好きだぜ、ベイベー
I like how you talk, bae
君の話し方が好きだぜ、ベイベー
Do your job with no boss, bae, Chanel
ボスなんていなくても自分の仕事をこなす、ベイベー、シャネルさ
Chanel, Chanel, Chanel (Chanely)
シャネル、シャネル、シャネル(シャネリー)
I fuck her titties and nut on her belly
胸でヤって、腹の上にぶちまける
I'm still alive, Makaveli (Chanel)
俺はまだ生きているぜ、マキャヴェリのようにな (Chanel)
※伝説のラッパー2Pacの別名義「Makaveli」の引用。彼が偽装死をして現在も生きているというヒップホップ界最大の都市伝説(2Pac is alive)に、自身の生存能力やストリートでサバイブし続ける姿を重ねている。
Chanel, Chanel, Chanel (Chanely)
シャネル、シャネル、シャネル(シャネリー)
Walk out the house, got Chanel on my bitch
家を出る時、俺の女はシャネルを身にまとっている
Walk out the house, got Chanel on my 'fit
家を出る時、俺の服もシャネルでキメている
[Verse: Trippie Redd]
Send you to hell if you play with my bitch
俺の女に手を出したら地獄へ送ってやる
Her ass fat as hell, but she skinny as shit
あいつのケツはめちゃくちゃデカいが、体はクソ細いんだ
Turning down shows, don't care about shit
ショーのオファーも断る、そんなの知ったこっちゃねえ
Could've bought a house, could've bought a whip
家だって買えたし、車だって買えただろうな
Underground rappers on that Coulda Been shit
アンダーグラウンドのラッパーどもは「あぁなれたかもしれない」って嘆いてるだけだ
※人気コメディアンDruskiが主宰する架空のポンコツレーベル「Coulda Been Records」のネタを引いている。「ああなれたかもしれない(Could've been)」と過去のタラレバを語るだけの売れないラッパーたちを嘲笑する強烈なパンチライン。
Could've been the onе, could've been lit
選ばれし者になれたかもしれない、輝けたかもしれないってな
Real-deal stеpper, you a lil'-ass bitch
俺はガチのステッパーだ、お前はただの小せえビッチさ
※「stepper」はストリートで躊躇なく引き金を引く、危険な行動を起こす者のこと。
Talk bad, hit you with the butt of the blick (Baow)
ナメた口を利けば、銃のケツで殴り飛ばすぜ (Baow)
※「blick」は銃(Glockなど)を指すストリートスラング。
Tss, tss, I'm teasin'
Tss, tss、ただからかってるだけさ
Buy her Chanel for no reason
理由もなく彼女にシャネルを買ってやる
This bitch wanna fly out to Egypt
このビッチはエジプトへ飛びたがってる
I took her to meet Uncle Demon
俺は彼女をアンクル・デーモンに会わせに連れて行ったんだ
※「Uncle Demon」はTrippie Redd自身のダークな別名義(オルターエゴ)。
I'm in Montego Bay in a Demon
俺はモンテゴ・ベイでダッジ・デーモンに乗っている
※「Montego Bay」はジャマイカの有名なリゾート地。「Demon」はクライスラー社のマッスルカーであるダッジ・チャレンジャーSRTデーモンと、自身のオルターエゴである悪魔(Demon)を掛けたワードプレイ。
I might shoot a lil' vibe out in Kingston
キングストンでちょっとバイブスをかますかもしれないな
※キングストンはジャマイカの首都。現地のストリートカルチャーへの接近を示している。
Take a bitch to Jamaica
ビッチをジャマイカに連れて行くんだ
I've been choppin' up paper
俺はずっと札束を切り刻んできた
※大金を稼ぎ出し、豪快に使いまくっていること。
Adios, see you later
アディオス、またな
Yeah, huh
Yeah, huh
[Chorus: Trippie Redd]
I like how you walk, bae
君の歩き方が好きだぜ、ベイベー
I like how you talk, bae
君の話し方が好きだぜ、ベイベー
Do your job with no boss, bae, Chanel
ボスなんていなくても自分の仕事をこなす、ベイベー、シャネルさ
Chanel, Chanel, Chanel (Chanely)
シャネル、シャネル、シャネル(シャネリー)
I fuck her titties and nut on her belly
胸でヤって、腹の上にぶちまける
I'm still alive, Makaveli (Chanel)
俺はまだ生きているぜ、マキャヴェリのようにな (Chanel)
Chanel, Chanel, Chanel (Chanely)
シャネル、シャネル、シャネル(シャネリー)
Walk out the house, got Chanel on my bitch
家を出る時、俺の女はシャネルを身にまとっている
Walk out the house, got Chanel on my 'fit
家を出る時、俺の服もシャネルでキメている
[Outro: K-Ci & JoJo]
And all my life
そして私の全生涯を通じて
※ここからアウトロにかけて、90年代R&Bを代表するデュオ、K-Ci & JoJoの1998年の特大ヒット曲「All My Life」を大胆にサンプリング。過激なトラップバースから一転し、究極の純愛ソングで幕を閉じるエモーショナルな演出。
I prayed for someone like you
あなたのような人を祈り求めていた
And I thank God that I
そして神に感謝する
That I finally found you
ついにあなたを見つけ出せたことを
Oh, all my life
Oh、私の全生涯を通じて
I prayed for someone like you
あなたのような人を祈り求めていた
Yes, I pray that you do love me too
そう、あなたも私を愛してくれることを祈っている
And—
そして—
