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Set In Stone - Key Glock 【和訳・解説】

Artist: Key Glock

Album: Glockaveli: All Eyez On Key

Song Title: Set In Stone

概要

本楽曲は、メンフィスを牽引する若き首領・Key Glockが、自身のストリートでの絶対的な地位とハスラーとしての揺るぎない掟を宣言したハードコアなバンガーである。タイトルの「Set In Stone(石に刻まれた)」が示すように、彼の金への執着や仲間への忠誠心は、決して変わることのない確定事項である。リリックでは、自身をドナルド・トランプになぞらえて絶大な権力を誇示したり、嘘つき(Cap)なラッパーたちをMLB(野球帽)に例えたりと、南部特有のユーモアと鋭いワードプレイが光る。また、亡き従兄弟でありメンターのYoung Dolph(Cutthroat)への敬意や、血の結束を意味する「5L」「La Familia」といった言葉を通じて、Paper Route Empire(PRE)の看板を背負い、シーンを単独で制圧していくという彼の冷酷かつストイックな覚悟が刻み込まれている。

和訳

[Intro]

(Uh-huh)

(Uh-huh)

[Verse]

Ayy, I feel like I was born to get it (Yeah)
俺はそれを手に入れるために生まれてきた気がするぜ (Yeah)

If I said it, then I meant it (Meant that)
俺が言ったなら、それは本気ってことだ(本気だ)

All that gossip, niggas bitches
その噂話ばっかりの野郎どもはビッチだ

Pillow talkin' to these women
女たちにピロートークでベラベラ喋りやがって
※男がベッドの上で女にペラペラと秘密を漏らすこと(Pillow talkin')を、ストリートで最もダサい行為として非難している。

Dog-ass nigga, I killed her kitty
犬みたいな野郎さ、俺はあいつのキティを仕留めたぜ
※dog-assは卑劣な、または性欲旺盛な男。kitty(子猫)は女性器(プッシー)のスラングであり、犬(自分)が猫(女)を食い殺す(激しいセックスをする)という隠喩。

All blue diamonds, I'm the sickest
全部ブルーダイヤモンドだ、俺が一番ヤバいぜ

Elliot made it, this shit litty
エリオットが作ったんだ、これは最高にイケてる
※Eliotはヒップホップ界でトップクラスの知名度を誇るジュエラー、エリオット・エリアンテ(Eliantte)のこと。

I'm petty, won't play about one penny (The fuck?)
俺はケチだ、1ペニーたりとも妥協しねぇ (The fuck?)

I move like Trump when I'm in Memphis
メンフィスにいる時、俺はトランプみたいに動くんだ
※ドナルド・トランプのように絶大な権力と富を持ち、地元メンフィスで絶対的なボス(プレジデント)として振る舞うことの誇示。

Bitch, it's Mr. Glock for president (Glizock)
ビッチ、ミスター・グロックを大統領にな (Glizock)

My lil' bitch keep on trippin', told her find a nigga better then
俺のビッチは文句ばかり言ってくる、だったらもっとマシな男を探せって言ってやったぜ

Ayy, I've been talkin' to the devil, but I still can't let him in
Ayy、悪魔と話をしてるが、まだ中に入れるわけにはいかねぇ
※ストリートの誘惑や心の闇(悪魔)と葛藤しつつも、完全に魂を売ったり堕落したりはしないというハスラーの矜持。

It's Get-Back Gang, no settlin'
ゲットバック・ギャングだ、妥協はしねぇ
※Get-Back Gangは仲間が殺されたら必ず報復(ゲットバック)するというストリートの掟。Young Dolphの死後、常に復讐心を胸に秘めていることを暗示している。

Name in their mouth like peppermints (Phew, phew)
奴らの口には俺の名前が入ってる、ペパーミントみたいにな (Phew, phew)
※ヘイターたちが常に自分の噂話(名前を口に出す)をしていることを、口に含むミントに例えている。

I'm all about my dividends, yeah, I'm talkin' about that money (Yeah)
俺は配当金のことしか頭にねぇ、ああ、あの金の話をしてるんだ (Yeah)

My watch and dash two hundred (Two hunnid) (Yeah)
俺の時計とダッシュボードは200だ(200だ) (Yeah)
※時計の価格(20万ドル)と、高級車のスピードメーター(200マイル)を掛けたフレックス。

These niggas ain't talkin' 'bout nothin' (Nothin')
こいつらは中身のある話なんて何もしてねぇ (Nothin')

These niggas ain't talkin' 'bout shit
こいつらはクソみたいな話すらしてねぇ

(Oh, oh, uh, Ross)

This bitch said, "Glock, you the shit"
このビッチは言った、「グロック、あなた最高よ」ってな

This bitch wanna live in my skin
このビッチは俺の肌の中で生きたがってる

If it ain't about money, the end (The fuck)
金の話じゃないなら、そこで終わりだ (The fuck)

In the A, they be like, "You trim"
アトランタじゃ、奴らは「お前トリムだな」って言うんだ
※「In the A」はアトランタのこと。「trim」はアトランタのスラングで、常軌を逸してイケてる状態、あるいはヤバい状態を指す。

Whack ass jewerly, nigga, that shit dim
ダサいジュエリーだな、そいつは輝きが鈍いぜ

Ayy, look at my shit, now look at them
Ayy、俺のモノを見ろ、それから奴らのを見てみろ

Cap ass nigga, get your cap peeled (Cap)
嘘つき野郎め、お前のキャップを剥がしてやる (Cap)
※capは嘘(虚勢)と帽子のダブルミーニング。「cap peeled」は帽子を剥がすように頭を撃ち抜くというストリートの残虐な表現。

Brain spilled
脳みそがぶち撒けられる

Ain't shit changed, same nigga still
何も変わっちゃいねぇ、俺はずっと同じままだ

Ain't shit changed, still keep that steel
何も変わっちゃいねぇ、今でもその鋼を携帯してる
※steelは鋼でできた銃(拳銃)のこと。

Yeah, yeah, yeah (Yeah)

It is what it is, fuck what it was
なるようになるさ、過去のことなんてクソ食らえだ

My diamonds is wet, just got out the tub
俺のダイヤモンドは濡れてる、バスタブから出たばかりみたいにな
※ダイヤモンドの透明度と輝き(ウォーター)が、水に濡れているように見えること。

This bitch tryna fuck when she get out the club
このビッチはクラブを出たらヤりたがってる

You play with Glizock and get turned to a nug (Fah)
グリゾックを怒らせたら、ナグに変えられちまうぜ (Fah)
※nugはマリファナの塊。敵を殺して大麻(パック)にして吸うという定番のディス。

Yeah, whole P, Cutthroat, quadruple OG (Cutthroat)
ああ、完全なるPだ、カットスロート、4倍のOGだ (Cutthroat)
※PはPlayerやPaper Route Empireのこと。Cutthroatは亡きYoung Dolphのレコードレーベルやブランドであり、血も涙もない冷酷さも指す。quadruple OGはストリートでの地位が極めて高いことを示している。

This bad ass bitch just rode me, like a motherfucker
この極上のビッチが俺に跨った、マジで激しくな

She was like (Uh-huh) (Yep)
あいつはこんな感じだった(Uh-huh)(Yep)

Super wet, should've bought swimwear
超ビショビショだ、水着を買っておくべきだったな

Deep sea diver when I'm in there (Yeah)
俺がそこに入り込む時は、深海ダイバーさ (Yeah)

From the city, no chicken, big player (Yeah)
この街の出身だ、チキン野郎じゃねぇ、大物のプレイヤーさ (Yeah)
※chickenは臆病者のスラング。

Niggas hatin' on me, yeah, I can tell (Yeah)
奴らが俺を妬んでる、ああ、俺には分かるぜ (Yeah)

These niggas actors, Denzell
こいつらは役者だ、デンゼルみたいにな
※名優デンゼル・ワシントンのように、ストリートの人間を演じているだけのフェイクなラッパーたちを嘲笑している。

These niggas big cap, MLB (The fuck?)
こいつらは大嘘つきだ、MLBみたいにな (The fuck?)
※cap(嘘)と、メジャーリーグベースボール(MLB)の野球帽(キャップ)を掛けたワードプレイ。

I knock shit out the park
俺はそいつを場外に打ち負かしてやる
※野球のメタファーを引き継ぎ、ホームラン(out the park)を打つように圧倒的な成功を収める、あるいは敵を片付けるという意味。

Yeah, my shit shine in the dark
ああ、俺のジュエリーは暗闇でも輝くぜ

Diamonds fightin', might catch a charge
ダイヤモンド同士が喧嘩してる、罪に問われるかもしれねぇな
※宝石があまりにもギラギラと激しく光る(fightin')様子を、暴行罪(charge)で逮捕されるレベルだと誇張したパンチライン。

It ain't no problem, can't be solved
解決できない問題なんてねぇよ

Hustle hard, these niggas soft
ハードにハッスルしろ、こいつらはソフトすぎる

Soft as fuck
クソみたいにソフトだ

Yeah, bitch, I'm him can't call my bluff
ああ、ビッチ、俺こそが本物だ、俺のブラフを見破ることはできねぇ
※「I'm him」は今のシーンで最もイケてる存在であるという宣言。「call my bluff」はポーカーでブラフ(ハッタリ)を見破ることだが、自分の実力はハッタリではないという意味。

Made eight figures still not enough (The fuck?)
8桁稼いだが、まだ全然足りねぇ (The fuck?)
※数千万ドルの資産を得てもハッスルをやめない強欲さ。

Yeah, yeah (Yeah)

Ohh ohh

I want some more, I gotta get it, I gotta go
もっと欲しいんだ、手に入れなきゃならねぇ、俺は行くぜ

I don't play no games, just don't troll
俺は遊びじゃない、ただふざけてるわけじゃねぇ

This shit 5L, it's set in stone
これは5Lだ、石に刻まれてるんだ
※「5L」はギャング界隈のスラングで、4L(For Life)を超える強い忠誠、一生変わらない掟を示す。「set in stone」は確定事項、絶対に変えられない掟であることを意味する。

(Uh-huh)

If it ain't 'bout dough, you can gone on on
金の話じゃないなら、とっとと失せな

Get the fuck outta here (The fuck?)
ここから出て行きやがれ (The fuck?)

[Outro]

Yeah, yeah, yeah (Yeah)

La Familia
ラ・ファミリア
※家族や血の結束を重んじるマフィアの掟。Paper Route Empireという疑似家族への絶対的な忠誠を示している。

(Uh-huh)

(Uh-huh)