UGMKM

Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

UGMKM ARCHIVE

Find Music By Artist, Genre.

和訳・解説記事を、アーティスト名・ジャンルから探せます。

Wasting Angels - Post Malone (feat. The Kid LAROI) 【和訳・解説】

Artist: Post Malone (feat. The Kid LAROI)

Album: Twelve Carat Toothache

Song Title: Wasting Angels

概要

本作「Wasting Angels」は、Post Maloneの4作目のスタジオアルバム『Twelve Carat Toothache』(2022年)に収録された、新旧世代の悲劇的ロックスターによるエモーショナルなコラボレーション曲だ。プロデュースは長年の盟友Louis Bellが手掛け、客演にはオーストラリア出身でヒップホップ・シーンを席巻したZ世代の筆頭、The Kid LAROIを迎えている。アルバム全体を貫く「名声による精神の摩耗と孤独」をテーマに据えつつ、これまでの成功(プライベートジェットやチェーンを購入した初のアドレナリン)を振り返りながらも、自身を救おうとしてくれる「天使(大切な女性や支えてくれる人たち)」をこれ以上無駄にしない、という決意と後悔が歌われている。スタジアムロックのような壮大なアンセムのゴスペル調コーラスと、トラップビートが融合した、二人のメロディックなボーカルが光る傑作である。

和訳

[Intro: Post Malone]

Mm-mm-mm-mm

[Chorus: Post Malone]

This is like a private plane up on my ring
これはまるで、指輪の上にプライベートジェットが乗っているような感覚だ
※プライベートジェットが一機買えるほどの巨額のダイヤをあしらったリング(指輪)を指す究極の財力フレックスであり、成功を掴んだ時の高揚感のメタファー。

This is like the first time I bought a chain
まるで、生まれて初めて高級なチェーンを手に入れた時のような気分さ
※ラッパーとしてのステータスシンボルであるチェーンを初めて購入した時の、純粋な喜びと達成感の記憶。

This is like when I was sane, before the fame
名声を手に入れる前、まだ俺の精神がまともだった頃のような感覚だ
※成功によって精神が侵食される前の、平穏だった本来の自分自身へのノスタルジー。

Uh-oh, uh-oh, this life is crazy
アーオ、アーオ、この人生は本当に狂ってるよ

This is like another thing I can't explain
これは俺には言葉で説明がつかない、また別次元の感覚なんだ

This is like the summer flame that got away
まるで、手放してしまったひと夏の恋の火花のような気分さ
※「summer flame」は一瞬だけ燃え上がって消えてしまった恋や、輝かしかった時代の記憶を指す。

I won't let another angel go to waste
もうこれ以上、別の天使を無駄にしたりはしない
※「angel(天使)」は自分を愛し、破滅から救おうとしてくれる善良な女性や仲間のこと。彼女たちの愛情を当たり前と思って無駄に(go to waste)し、失ってきた過去の過ちを繰り返さないという決意。

Uh-oh, uh-oh, this life is crazy
アーオ、アーオ、この人生は本当に狂ってるよ

[Verse 1: Post Malone]

Oh, Vividus bed where I'm layin' my head (Ooh)
オー、俺が頭を沈めて横たわっているのは、超高級なヴィヴィダス・ベッドさ (Ooh)
※スウェーデンの高級寝具メーカーHästens(ヘステン)の最高峰モデル「Vividus(ヴィヴィダス)」。1台約40万ドル(数千万円)とも言われる世界最高級のベッドを指し、どれほどの贅沢を手に入れても安息が得られない皮肉を際立たせるフレックス。

Devil on my back, so I sleep on my chest
悪魔が背中に乗っかってくるから、俺はうつ伏せで眠るのさ
※「devil on my back」は金縛り(Sleep paralysis)や、名声による重圧、罪悪感、依存症などの精神的な悪魔が自分をのしかかっている状態を表す。

Waitin' at the gate, how'd they get my address?
自宅のゲートの前で待ち構えていやがる、奴らはどうやって俺の住所を手に入れたんだ?
※ユタ州の要塞のような豪邸にまで押し寄せるストーカーやパパラッチ、熱狂的なファンによるプライバシーの侵害とパラノイア。

(How'd they get my address?)
(どうやって俺の住所を手に入れたんだ?)

On my last nerve whilе I'm rippin' cigarettes
タバコを絶え間なく吹かしながら、俺の神経はもう限界を迎えそうだ
※「on my last nerve」は神経がすり減り、いらだちやストレスの極限状態にあることを意味するイディオム。「rippin' cigarettes」は勢いよくチェーンスモークすること。

It's a killer I know, it's a killеr I know
それが命を奪う毒だってことくらい分かってる、分かってるんだよ
※タバコのチェーンスモークやアルコール・薬物の乱用が緩やかな自殺と同義であることを自覚している。

I just need a lil' somethin', get me through the day
俺にはこの日を生き延びるための、何か少しの麻酔が必要なんだ

Yeah, my mind is blank or I overthink
ああ、俺の頭の中は完全に真っ白になるか、考えすぎてパンクするかのどっちかさ

It's gettin' old, but it's nothin' new
もううんざりだけど、別に今に始まったことじゃない

I say your name when you're not around
君がそばにいない時、俺は君の名前を口に出して呼んでいる

When I'm drunk and my knees can't pick me up
酔い潰れて、自分の両膝で立ち上がることすらできない時にさ

Need to say your name when you're not around
君がそばにいない時、君の名前を呼ばずにはいられないんだ

When I'm drunk and my knees can't pick me up
泥酔して、自分の両膝で立ち上がることすらできない時にはな

[Chorus: Post Malone & The Kid LAROI]

This is like a private plane up on my ring (Woah)
これはまるで、指輪の上にプライベートジェットが乗っているような感覚だ (Woah)

This is like the first time I bought a chain (Woah)
まるで、生まれて初めて高級なチェーンを手に入れた時のような気分さ (Woah)

This is like when I was sane, before the fame
名声を手に入れる前、まだ俺の精神がまともだった頃のような感覚だ

Uh-oh, uh-oh, this life is crazy (Woah)
アーオ、アーオ、この人生は本当に狂ってるよ (Woah)

This is like another thing I can't explain (Oh)
これは俺には言葉で説明がつかない、また別次元の感覚なんだ (Oh)

This is like the summer flame that got away
まるで、手放してしまったひと夏の恋の火花のような気分さ

I won't let another angel go to waste
もうこれ以上、別の天使を無駄にしたりはしない

Uh-oh, uh-oh, this life is crazy (Ooh)
アーオ、アーオ、この人生は本当に狂ってるよ (Ooh)

[Verse 2: The Kid LAROI]

I blacked out, left a hundred missed calls on your phone
俺は酒と薬で記憶を無くし、君の電話に100件の着信履歴を残していた

I mixed my drink with a couple of drugs
酒にいくつかのドラッグを混ぜ合わせて流し込んだんだ

Spit in my face, now you hate that I'm gone, babe (Gone, gone)
俺の顔に唾を吐きかけなよ、今じゃ君は俺が去っていくのを嫌がっているんだね、ベイビー(去っていくのを)
※かつて自分を軽蔑していたパートナーが、彼がスターとなって離れていくと執着し始めるという愛憎劇。

You're doin' the most
君はちょっとやりすぎだぜ
※「doin' the most」は、関心を引くために過剰な演技や行動をとること、必死になりすぎている様子を指すスラング。

I don't need somebody to be the one to keep me honest
俺を正しい道に引き戻し、誠実でいさせてくれる誰かなんて必要ないんだ

I don't wanna know the truth, I can't fight if I'm alone
真実なんて知りたくもない、俺は一人きりじゃ戦うことすらできないんだから

I need enemies (I do, I do)
俺には敵が必要なんだ(本当に必要なんだ)
※愛されることや平穏ではなく、闘争心やハングリー精神を維持するために「敵(ヘイター)」という存在を渇望するストリートのメンタリティ。

You know how far that I will go (How far)
俺がどこまで突っ走るか、君だって知ってるだろ(どこまでもな)

Every road takes its toll (Toll)
どんな道を選んだとしても、必ずその代償は払わされるんだ(代償をな)
※「take its toll」は「大きな被害や代償を伴う」「精神や肉体をすり減らす」という意味のイディオム。成功の道を進むことで受ける痛みを宿命として受け止めている。

Before you leave, I'm gone, I'm gone (Gone)
君が俺を見限って去る前に、俺の方はとっくに消え去っているさ(消えているんだ)
※傷つくことを恐れ、相手から捨てられる前に自ら関係を壊して逃亡する Sad Boy 特有の防衛本能。

[Chorus: The Kid LAROI with Post Malone]

This is like a private plane up on my ring (Ring)
これはまるで、指輪の上にプライベートジェットが乗っているような感覚だ(指輪のようにな)

This is like the first time I bought a chain (Ooh)
まるで、生まれて初めて高級なチェーンを手に入れた時のような気分さ (Ooh)

This is like when I was sane, before the fame
名声を手に入れる前、まだ俺の精神がまともだった頃のような感覚だ

Uh-oh, uh-oh, this life is crazy
アーオ、アーオ、この人生は本当に狂ってるよ

This is like another thing I can't explain (Oh, woah)
これは俺には言葉で説明がつかない、また別次元の感覚なんだ (Oh, woah)

This is like the summer flame that got away
まるで、手放してしまったひと夏の恋の火花のような気分さ

I won't let another angel go to waste
もうこれ以上、別の天使を無駄にしたりはしない

Uh-oh, uh-oh, this life is crazy
アーオ、アーオ、この人生は本当に狂ってるよ

[Outro: Post Malone, The Kid LAROI, Both]

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ
※自分が破滅するのを止めてくれようとした「天使」たちの言葉を無視してきたことへの深い悔恨と、贖罪の意志。

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now, if I never have (Oh-oh, oh-oh)
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ (Oh-oh, oh-oh)

I should listen to you now, if I never have (Oh-oh, to you now)
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ(今こそ君にね)

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now
今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

(I should've listened, I should've listened)
(俺は耳を貸すべきだった、言うことを聞くべきだったんだ)

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

(I should've listened)
(俺は耳を貸すべきだった)

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now, if I never have
もし今まで一度も耳を貸してこなかったのなら、今こそ君の言うことを聞くべきなんだ

I should listen to you now
今こそ君の言うことを聞くべきなんだ