Artist: Camila Cabello
Album: Romance
Song Title: Used to This
概要
ビリー・アイリッシュの兄でありプロデューサーとしても名高いフィニアス(FINNEAS)を制作陣に迎えた本作は、長年の友人関係がロマンチックな恋愛へと移行した際の、初々しい戸惑いと静かな幸福感を描いたアコースティック・ポップだ。具体的な地名や身体的特徴が歌詞に散りばめられており、ファンの間ではショーン・メンデスとの交際が本格的に始まった瞬間を切り取った、ドキュメンタリー性の高い一曲として広く認知されている。サンフランシスコでの決定的なキス、ギターを弾く指のタコ、身体に刻まれたタトゥー、そして「17歳」という出会いの時期に至るまで、彼を直接的に指し示すリファレンスが満載である。長年「ただの親友」として振る舞ってきた二人が、ついに恋人としての親密な距離感に「慣れていく(get used to this)」過程が、等身大のペルソナと温かみのあるボーカルで歌い上げられている。
和訳
[Verse 1]
No, I never liked San Francisco
サンフランシスコなんて好きじゃなかった
Never thought it was nothin' special
特別な場所だなんて少しも思わなかったの
'Til you kissed me there
あなたがそこで私にキスをするまでは
※ファンの間では、ショーン・メンデスとのツアー中、サンフランシスコで二人の関係が友人から恋人へと変わる決定的なキスがあったというロマンチックなエピソードを示唆していると解釈されている。
No, I never liked windy cities
風の強い街も好きじゃなかった
But I think maybe when you're with me
でもあなたが一緒にいてくれるなら
I like everywhere (Oh)
どこだって好きになれる気がするわ
[Pre-Chorus]
It's the strangest feelin'
とても不思議な気分なの
Midnight, I'm not leavin'
真夜中になっても、私は帰ろうとしない
No, for once, I think I'll stay (Oh)
今回ばかりは、ここに残ろうと思う
※長年の友人としての境界線をついに越え、彼のもとで夜を明かす決意をした瞬間の描写。
I say your name, just listen
あなたの名前を口にするから、聞いていて
Doesn't it sound different?
今までとは違って聞こえない?
Never whispered it this way
こんな風に囁いたことは一度もなかったから
※「親友」として呼んでいた名前が、「恋人」としての甘い響きを帯びるようになった感情の変化を見事に表現している。
[Chorus]
It's gonna take me a minute
少しだけ時間はかかるけれど
But I could get used to this
この感覚にもきっと慣れていける
The feelin' of your fingertips
あなたの指先の感触にも
The feelin' of another kiss
もう一度交わすキスの感覚にも
It's gonna take me a minute (Oh)
少しだけ時間はかかるけれど
But I could get used to this (Oh)
この感覚にもきっと慣れていける
Like every tattoo on your skin (Oh)
あなたの肌に刻まれたすべてのタトゥーのように
※ショーン・メンデスの身体に増えていく数々のタトゥーを指している。恋人という親密な距離になったからこそ知ることができる彼のディテール。
I'm memorizin' every inch
その隅々まで記憶に焼き付けているの
I could get used to this (Oh, oh, oh, oh, oh)
この感覚にもきっと慣れていける
I could get used to this, definitely
この感覚にもきっと慣れていける、絶対に
[Verse 2]
No, I never did like tequila
テキーラなんて好きじゃなかった
But there's something 'bout when I see ya
でもあなたに会うと不思議なの
Think I need a drink
一杯飲みたくなってしまう
※同アルバム収録のデュエット曲「Señorita」にもテキーラ・サンライズというフレーズが登場し、彼との関係においてテキーラが特別なメタファーとして機能している。
And the calluses on your fingers
そしてあなたの指にできたタコ
I admire them from a distance
遠くからずっと見つめていたの
Now they're on my cheek (Oh)
それが今、私の頬に触れている
※長年ギターを弾き続けてきたシンガーソングライターであるショーンの「指のタコ」。かつては友人として遠くから眺めていたその手が、今は恋人として自分を愛撫しているという、本作で最も美しく生々しいリファレンス。
[Pre-Chorus]
Oh, I've known you forever
ずっと昔からあなたのことを知っている
Now I know you better
でも今はもっと深く知っているわ
Let's just get carried away, oh (Oh)
このまま流されてしまいましょう
And it bears repeating
そして何度も繰り返したくなるの
How hard my heart's beating
私の心臓がどれほど激しく鳴っているかを
When you tell me I should stay
あなたがここにいてほしいと私に言う時に
[Chorus]
It's gonna take me a minute
少しだけ時間はかかるけれど
But I could get used to this (Baby)
この感覚にもきっと慣れていけるわ
The feelin' of your fingertips
あなたの指先の感触にも
The feelin' of another kiss (Feelin' of another kiss)
もう一度交わすキスの感覚にも
It's gonna take me a minute (Oh)
少しだけ時間はかかるけれど
But I could get used to this (Oh)
この感覚にもきっと慣れていける
Like every tattoo on your skin (Oh)
あなたの肌に刻まれたすべてのタトゥーのように
I'm memorizin' every inch
その隅々まで記憶に焼き付けているの
I could get used to this (Oh, oh, oh, oh)
この感覚にもきっと慣れていける
I could get used to this (Oh, oh, stay, stay, stay, stay)
この感覚にもきっと慣れていける、ずっとそばにいて
I could get used to this (Oh, oh, oh, oh, oh)
この感覚にもきっと慣れていける
I could get used to this, definitely
この感覚にもきっと慣れていける、絶対に
[Bridge]
No, I never liked San Francisco
サンフランシスコなんて好きじゃなかった
Never thought it was nothin' special
特別な場所だなんて少しも思わなかったの
'Til you kissed me there
あなたがそこで私にキスをするまでは
[Chorus]
Oh, it's gonna take me a minute
少しだけ時間はかかるけれど
But I could get used to this (Yeah)
この感覚にもきっと慣れていける
The feelin' of your fingertips (Ah)
あなたの指先の感触にも
The feelin' of another kiss (The feelin' of another kiss)
もう一度交わすキスの感覚にも
It's gonna take me a minute (Oh)
少しだけ時間はかかるけれど
But I could get used to this (Oh)
この感覚にもきっと慣れていける
Like every tattoo on your skin (On your skin, oh)
あなたの肌に刻まれたすべてのタトゥーのように
I'm memorizin' every inch
その隅々まで記憶に焼き付けているの
I could get used to this (I feel it all)
この感覚にもきっと慣れていける、すべてを感じているわ
I could get used to this (Your kisses, oh, I'll risk it all)
この感覚にもきっと慣れていける、あなたのキス、そのために私はすべてを懸ける
I could get used to this (Seventeen when we started to fall, but we lost it all)
この感覚にもきっと慣れていける、恋に落ちたのは17歳の時だったけれど、私たちは一度すべてを失ってしまったのよね
※「17歳」は二人が出会い、フィフス・ハーモニーのツアーで共演して親交を深め始めた時期(2014〜2015年頃)を指している。一度はすれ違い、別の恋愛を経験するなど遠回りをしたものの、ついに結ばれたという長年のバックストーリーを回収する劇的なパンチライン。
I could get used to this (And I just can't believe it all), definitely
この感覚にもきっと慣れていける、いまだにすべてが信じられないけれど、絶対に
