Artist: Camila Cabello (feat. DaBaby)
Album: Romance
Song Title: My Oh My
概要
カミラ・カベロの2ndアルバム『Romance』(2019年)に収録され、TikTokなどのSNSを起点に世界的なバイラルヒットを記録した「My Oh My」は、前作の大ヒット曲「Havana」の系譜を継ぐ、ラテン・ポップとトラップを融合させた妖艶なキャッチーさが魅力の楽曲だ。ノースカロライナ出身のラッパー、ダベイビー(DaBaby)をフィーチャリングに迎え、ポップシーンにおける彼女の多彩な適応力を証明した。本作のテーマは、クラシックな「優等生と不良」のロマンスである。しかし、親の目を盗んで危険な魅力を持つ男性に惹かれるというお決まりの物語を描きつつも、「彼がここに来た目的は一つだけ、でも私も同じ(So am I)」と言い放つことで、受動的なヒロインではなく、自らの欲望に忠実で主導権を握る女性としてのペルソナを明確に提示している。可愛らしいパブリックイメージを逆手に取ったダークで挑発的な本作は、ポップアイコンとしての彼女の成熟を決定づけた。
和訳
[Chorus: Camila Cabello]
They say he likes a good time (My oh my)
噂では彼は遊び人らしいわ(あらまあ)
※「My oh my」は驚きや感嘆を表す少し古風で可愛らしいフレーズ。バッドボーイの噂を聞いて、あえて無邪気なフリをしているニュアンスがある。
He comes alive at midnight (Every night)
真夜中になると生き生きするの(毎晩)
My mama doesn't trust him (My oh my)
私のママは彼を信用してない(あらまあ)
He's only here for one thing, but (So am I)
彼のここでの目当ては一つだけ、でも私も同じよ
※「遊び人のバッドボーイ」と「騙される優等生」という古典的な構図を提示しつつ、最終行で「私も彼と同じ(体目的・遊び目的)」と明かすことで、一気に女性側が主導権を握る痛快なパンチライン。
[Verse 1: Camila Cabello]
Yeah, a little bit older, a black leather jacket
ええ、少し年上で、黒のレザージャケットを着て
A bad reputation, insatiable habits
悪い噂が絶えない、貪欲な習慣の持ち主
※レザージャケットや悪い噂など、典型的な「バッドボーイ」のステレオタイプをあえて並べることで、映画のようなドラマチックな恋愛の始まりを演出している。
He was onto me, one look and I couldn't breathe, yeah
彼は私を狙っていた、ひと目見ただけで息ができなかった
I said, if he kissed me, I might let it happen (Oh)
もし彼がキスしてきたら、そのまま受け入れちゃうかもって言ったの
[Pre-Chorus: Camila Cabello]
I swear on my life that I've been a good girl (Oh)
命にかけて誓うわ、私ずっと良い子にしてきたって
Tonight, I don't wanna be her
今夜は、そんな彼女でいたくないの
※パブリックイメージとしての「良い子」というペルソナを自ら脱ぎ捨て、抑圧された欲望を解放する瞬間を描写している。
[Chorus: Camila Cabello & DaBaby]
They say he likes a good time (My oh my)
噂では彼は遊び人らしいわ(あらまあ)
He comes alive at midnight (Every night)
真夜中になると生き生きするの(毎晩)
My mama doesn't trust him (My oh my)
私のママは彼を信用してない(あらまあ)
He's only here for one thing, but (Let's go, so am I)
彼のここでの目当ては一つだけ、でもさあ行こう、私も同じよ
[Verse 2: DaBaby & Camila Cabello]
Look, I'm the type to make her turn on her daddy (Oh yeah)
なあ、俺は彼女を父親に逆らわせるタイプの男だ
DaBaby make her forget what she learned from her daddy
ダベイビーは彼女が親父から教わったことを全部忘れさせる
I don't be tripping on lil' shawty, I let her do whatever she please
俺はあの娘に干渉しない、彼女の好きなようにさせる
I don't be kissing on lil' shawty, she don't be kissing on me either
俺は彼女にキスしないし、彼女も俺にキスしてこない
※ロマンチックな恋愛感情ではなく、互いに自立したドライな肉体関係を楽しんでいることを示している。
She came with you, then left with me
彼女はお前と一緒に来たのに、俺と一緒に帰っていった
I went up a point, let's call it even (Yeah, yeah)
俺が1ポイントリードしたな、これでおあいこだ
Don't like the car she in, gon' end up buyin' her a new Bimmer (Let's go)
彼女の乗ってる車が気に入らないなら、最終的に新しいBMWを買ってやるよ
※「Bimmer」はBMWのスラング。ラッパー特有のフレックス(財力の誇示)の表現。
That girl know what she want, she make me take it off when she see me (Let's go)
あの娘は自分の欲しいものをわかってる、俺を見ると服を脱がせてくるんだ
She say I make her wet whenever my face pop up on TV
テレビに俺の顔が映るたびに濡れちゃうって彼女は言う
I had to say, "No disrespect, gotta do it safe or you can keep it"
だから言ってやった、悪気はないが安全にいかないならお断りだって
※遊び人でありながらも、コンドームを使った安全な性交渉(safe)について言及することで、現代的なリアリティとクレバーさを覗かせている。
Pop star, I'm fresh up out the trap and I'm going Bieber
ポップスター、俺はトラップから抜け出したばかりで、今じゃビーバーみたいになってる
※ストリート(trap)出身のラッパーでありながら、ポップシーンの頂点であるジャスティン・ビーバーのようなポップスターの領域に進出した事実を誇示する、巧みなリファレンス。
She know I'm a call away, she can drop a pin and I'd come meet her
俺が電話一本で駆けつけるって彼女は知ってる、位置情報のピンを送ってくれれば会いに行くぜ
Stand next to me, you gon' end up catchin' a fever (Yeah, yeah)
俺の隣に立てば、熱に浮かされることになるぜ
I'm hot
俺は最高にイケてるからな
[Pre-Chorus: Camila Cabello]
I swear on my life that I've been a good girl (Good girl, good girl)
命にかけて誓うわ、私ずっと良い子にしてきたって
Tonight, I don't wanna be her
今夜は、そんな彼女でいたくないの
[Chorus: Camila Cabello]
They say he likes a good time (My oh my)
噂では彼は遊び人らしいわ(あらまあ)
He comes alive at midnight (Every night)
真夜中になると生き生きするの(毎晩)
(He comes alive, oh every night)
彼は生き生きするの、ああ毎晩ね
My mama doesn't trust him (My oh my)
私のママは彼を信用してない(あらまあ)
He's only here for one thing, but (So am I)
彼のここでの目当ては一つだけ、でも私も同じよ
[Bridge: Camila Cabello]
My, my, my, my, my oh my
あらあら、あらまあ
My mama doesn't trust you, baby
私のママはあなたを信用してないの、ベイビー
My, my, my, my, my oh my
あらあら、あらまあ
And my daddy doesn't know you, no
パパだってあなたのことを知らない
※親という「保守的な権威」をあえて持ち出すことで、親に隠れて逢瀬を重ねるスリルと背徳感を際立たせている。
My, my, my, my, my oh my (Oh my, my, my, my, my)
あらあら、あらまあ
My, my, my, my, my oh my (My, my, my, ooh)
あらあら、あらまあ
[Chorus: Camila Cabello]
They say he likes a good time (My oh my)
噂では彼は遊び人らしいわ(あらまあ)
He comes alive at midnight (Every night)
真夜中になると生き生きするの(毎晩)
My mama doesn't trust him (My oh my)
私のママは彼を信用してない(あらまあ)
He's only here for one thing, but (So am I)
彼のここでの目当ては一つだけ、でも私も同じよ
