Artist: The Kid LAROI
Album: BEFORE I FORGET (DELUXE)
Song Title: I CONDEMN
概要
アルバム『BEFORE I FORGET』のデラックス版に収録された本作は、The Kid LAROIが過去の人間関係やフェイクな友人たちへの決別を宣言し、自らの成功と新たなライフスタイルを誇示(フレックス)するバンガーである。タイトルの「I CONDEMN(断固として非難する、拒絶する)」が示す通り、かつての「Sad Boy」的な未練や感傷を完全に断ち切り、無礼な態度(ディスリスペクト)を許さないトップアーティストとしての威厳を見せつけている。リリックには、映画『ホーム・アローン』のマコーレー・カルキンやF1王者のルイス・ハミルトンといった巧みなネームドロップが散りばめられ、マイバッハやYSLといったハイブランドを軽々と手に入れるトラップスター的なアティチュードが強調されている。人気プロデューサー陣(Outtatown, AM, starboy)によるバウンシーなビートの上で、過去を振り返らず未来へと突き進む若きキングの覚悟が刻まれた一曲だ。
和訳
[Intro]
(O-O-O-O-Outtatown)
(AM)
(star made the beat, I just took it out the oven)
(starがビートを作り、俺がオーブンから取り出したのさ)
※人気プロデューサー集団のタグ(Outtatown, AM, starboy)。「オーブンから取り出す」は「ビートを完成させた」「アツアツの曲に仕上げた」というスラング表現。
Uh-huh
[Chorus]
I forgive, but I don't forget, baby, we cannot be friends
許すけど、忘れないぜ、ベイビー、俺たちは友達にはなれない
I don't take no disrespect, no, that shit, I condemn
ディスリスペクトは一切受け付けない、いや、そんなクソみたいな態度は断固拒否する
※condemnは「強く非難する」「許さない」。彼に対する無礼な態度を明確に拒絶している。
I got a whole new situation, I couldn't care if you was mad
俺には全く新しい環境があるんだ、君が怒ろうが知ったこっちゃない
We had a good time, baby, but I don't like to look back
楽しい時間もあったけど、ベイビー、俺は過去を振り返るのは好きじゃないんだ
[Verse 1]
No, I don't like to look back, I'd rather keep it forward
あぁ、過去を振り返るのは好きじゃない、むしろ前に進み続けたい
Keep explorin', spent somebody's advance on some foreigns
探求し続けるのさ、どっかの誰かの契約金くらいの額を外車につぎ込んだ
※advanceはレーベルからの前払い金(契約金)。foreignsは輸入車(高級車)。他のラッパーの契約金に匹敵する額を車にポンと払えるという強烈なフレックス。
I'm immature, told her I'm home alone like I'm Macaulay
俺はガキだからな、「ホーム・アローン」のマコーレーみたいに一人で家にいるって彼女に伝えたよ
※映画『ホーム・アローン』の主演俳優マコーレー・カルキン(Macaulay Culkin)のネームドロップ。immature(未熟、子供っぽい)と掛けている秀逸なパンチライン。
Come through, oh, baby, come through 'cause I'm over performing
こっちへ来いよ、oh、ベイビー、こっちへ来い、俺はもう演技をするのにはウンザリなんだ
※performingはステージでのパフォーマンスと、私生活で「見栄を張る・自分を偽る」ことのダブルミーニング。
I just spent half a performance on this new Maybach
たった1回のライブのギャラの半分で、この新しいマイバッハを買ったばかりさ
Said I just spent half a performance on this new Maybach
この新しいマイバッハに、ライブのギャラの半分を突っ込んだって言ったんだ
Lewis Hamilton, baby, I can't get off track
ルイス・ハミルトンみたいにな、ベイビー、俺はトラックから外れたりはしない
※F1の世界王者ルイス・ハミルトンを引用し、人生の軌道(track)とレースのサーキット(track)を掛けたワードプレイ。
Fake friends gon' always come around, I knew they'd be back someday
フェイクなダチはいつだってすり寄ってくる、いつかあいつらが戻ってくるって分かってたよ
[Refrain]
You only come around when you need someone
君は誰かが必要な時だけ、俺のところにやって来る
Now she wanna bring a friend and have a threesome
今じゃ彼女は友達を連れてきて、スリーサムをしたがってる
Baby, I can change your life and make you be someone
ベイビー、俺なら君の人生を変えて、何者かにしてやれるぜ
Ain't no questions, girl, it's me, if you need someone
疑う余地はないさ、なぁ、誰かが必要ならそれは俺だ
You only come around when you need someone
君は誰かが必要な時だけ、俺のところにやって来る
Now she wanna bring a friend and have a threesome
今じゃ彼女は友達を連れてきて、スリーサムをしたがってる
Baby, I can change your life and make you be someone
ベイビー、俺なら君の人生を変えて、何者かにしてやれるぜ
Ain't no questions, girl, it's me, if you need someone
疑う余地はないさ、なぁ、誰かが必要ならそれは俺だ
[Verse 2]
And every time I'm with you, girl, it feel like (Boom)
それに君と一緒にいる時はいつも、こんな感じがするんだ(ドーン)
I don't need no drugs, this better than that pill high
ドラッグなんて必要ない、ピルでキマるよりずっと最高だ
We been through like everything and you still mine
俺たちはいろんなことを乗り越えてきたけど、君はまだ俺のものだ
Can't nobody break us, baby, but they'll still try
誰にも俺たちを壊すことはできないよ、ベイビー、それでもあいつらは試してくるだろうけど
Pinky promise, lock it, I won't take you window shoppin'
指切りして約束しよう、ウィンドウショッピングなんかに連れて行ったりしないって
Take you into YSL and anywhere else that you wanted
YSLでも、君が行きたい場所ならどこへだって連れて行くさ
※YSLは高級ブランド「イヴ・サンローラン」。相手に金に糸目をつけずに買い物をさせる(プロバイドする)男としての余裕をアピールしている。
Gucci, Prada, make you holler in Nevada, shit so good
グッチ、プラダ、ネバダで君を叫ばせる、最高にキマってるぜ
※ネバダ(ラスベガスなど)の豪華なホテルでの夜を暗示しており、ハイブランドの名前で韻を踏みながらラグジュアリーなライフスタイルを描写。
I should probably thank your mother and your father, and thank God
君の母親と父親に感謝するべきだろうな、そして神にも感謝だ
Thank God (Praise him)
神に感謝を(主を讃えよ)
Thank God
神に感謝を
I came a long way, you should have seen me at the start
俺は遠いところまで来たもんだ、始まりの頃の俺を君に見せたかったよ
I'm sorry that it took a little while to see my heart (Now I got to push start)
俺の心に気づくのに少し時間がかかっちまって悪かったな(さあ、プッシュスタートを切るぜ)
※push startは高級車のエンジンをボタン一つで始動させること。新しい人生や関係の幕開けを車の発進に例えている。
[Chorus]
I forgive, but I don't forget, baby, we cannot be friends
許すけど、忘れないぜ、ベイビー、俺たちは友達にはなれない
I don't take no disrespect, no, that shit, I condemn
ディスリスペクトは一切受け付けない、いや、そんなクソみたいな態度は断固拒否する
I got a whole new situation, I couldn't care if you was mad
俺には全く新しい環境があるんだ、君が怒ろうが知ったこっちゃない
We had a good time, baby, but I don't like to look back
楽しい時間もあったけど、ベイビー、俺は過去を振り返るのは好きじゃないんだ
[Refrain]
You only come around when you need someone
君は誰かが必要な時だけ、俺のところにやって来る
Now she wanna bring a friend and have a threesome
今じゃ彼女は友達を連れてきて、スリーサムをしたがってる
Baby, I can change your life and make you be someone
ベイビー、俺なら君の人生を変えて、何者かにしてやれるぜ
Ain't no questions, girl, it's me, if you need someone
疑う余地はないさ、なぁ、誰かが必要ならそれは俺だ
