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Apple Of My Eye - BabyChiefDoit 【和訳・解説】

Artist: BabyChiefDoit

Album: Rise Against My Broken Odds

Song Title: Apple Of My Eye

概要

BabyChiefDoitのアルバム『Rise Against My Broken Odds』に収録された「Apple Of My Eye」は、ストリートの冷酷なハスラーとしての顔と、一人の女性に対する異常なほどの愛情・執着が交差する異色のラブソングである。タイトルが示す通り、彼女を「目の中に入れても痛くない存在」と甘く賛美する一方で、「他の男と浮気したら屋根ごと吹き飛ばす」といったドリル特有の過激な暴力描写や狂気が随所に顔を覗かせる。また、同郷シカゴのレジェンドであるChief Keef(Sosa)のアドリブ「Bang, Bang」を引用したり、Folks Nation(シカゴのギャング連合)を匂わせるスラングを用いたりと、あくまでストリートの文脈を崩さずに愛を語るスタイルが特徴的だ。甘さと危険性が同居する、BabyChiefDoitならではの歪なロマンスが凝縮された一曲である。

和訳

[Intro: BabyChiefDoit]

It′s for you girl
君のためだ、ガール

It's for you girl
君のためだ、ガール

It′s for you girl, yeah
君のためだ、ガール (yeah)

I’m okay girl
俺は大丈夫だ、ガール

[Verse 1: BabyChiefDoit]

Hashtag black queen, black love, it's just as I said though
ハッシュタグ・ブラッククイーン、ブラックラブ、俺が言った通りだぜ
※黒人女性の美しさや、同じルーツを持つ者同士の愛を賛美するSNSカルチャーの表現。

It′s just something I love on my bitch, she pretty like skin, she thick
俺のビッチの愛してる部分さ、肌も綺麗で、肉感的なんだ
※「thick」はヒップや太ももが豊かでグラマラスな体型を称賛するストリートスラング。

She a ten in the face with a little bitty weight, so bad I don′t even wanna hit
顔は10点満点、少しぽっちゃりしてて、最高すぎてヤるのすらもったいねえ
※「ten」は10点満点(完璧なルックス)。「hit」はセックスすること。

No complaints, nigga, life that lit, whatever she want, she can get
文句なしだ、人生は最高だ、彼女が望むものは何でも手に入るぜ

Hashtag I love my bitch, hashtag I love my bitch
ハッシュタグ・俺のビッチを愛してる、ハッシュタグ・俺のビッチを愛してる

Come on girl, hop on the ride (come up)
来いよガール、この車に乗んな (come up)

Come up, don't run, don′t hide
こっち来い、逃げるな、隠れるな

In your head, you probably single but in my head, you mine
君の頭の中じゃ自分はフリーかもしれないが、俺の頭の中じゃ君は俺のモノだ

I swear, you one of a kind
誓って言うぜ、君は唯一無二だ

You really couldn’t leave if you tried
逃げようとしたって、絶対に離れられないぜ

Hopefully, one day, I can gеt your fine ass
願わくばいつか、その極上のケツを

Walking down that aisle
バージンロードで歩かせたいぜ

I ain′t like thеm who I got that dog in me
俺はあいつらとは違う、俺の中には犬が潜んでるんだ
※「got that dog in me」は、闘争心や野獣のような本能(強さ)を持っているというスポーツやストリートで多用される表現。

I'ma come through that hole like Wolf
オオカミみたいにあの穴から入り込んでやるぜ

Let me find out, touch you up in the crib
もしお前が部屋でイチャついてるのを見つけたら

With a nigga, I′ma blow off the motherfuckin' roof
他の野郎と一緒なら、あのクソ屋根ごと吹き飛ばしてやるからな

Baby girl, you look like candy
ベイビーガール、君はキャンディみたいだ

And a real nigga got a sweet tooth
リアルな男ってのは甘党なんだよ

They know you different just like I do
俺と同じように、奴らも君が特別だって分かってる

'Cause you got me saying this shit in the booth
だって君のせいで、俺はブースでこんなことまで口走っちまってるんだからな

[Chorus: BabyChiefDoit]

You′re the apple of my eye
君は俺の目の中に入れても痛くない存在だ
※「apple of my eye」は極めて愛おしい、最も大切にしている存在を意味する英語の慣用句。

In my darkness, you′re sunshine
俺の暗闇の中で、君は太陽の光だ

You're my burger to my fry
俺がポテトなら、君はハンバーガーだ
※切っても切れない完璧な組み合わせ、最高の相性であることのポップな例え。

Girl, you make me feel so high
ガール、君は俺を最高の気分にさせてくれる

[Verse 2: BabyChiefdoit]

When I first met you, I got robbed
初めて君に会った時、俺は強盗に遭ったんだ

I kept my money, but you took my heart
金は盗られなかったが、君が俺の心を奪っていったのさ

Twin, tell me where you been
ツイン、今までどこにいたか教えてくれよ
※「Twin」は双子のように心が通じ合っている親友や恋人に対する親愛の呼び方。

You literally mean it different, fine
君はマジで次元が違うんだ、最高だぜ

I′m gleeful as hell to have you
君を手に入れられて死ぬほど嬉しいぜ

'Cause I know niggas is down to smell your farts
だって野郎どもは君のオナラすら嗅ぎたがってるって知ってるからな
※ストリート特有の強烈かつ下品なジョーク。それほどまでに彼女が魅力的で、男たちが群がっていることを表現している。

In the end, if you end up fucking me over
結局のところ、もし君が俺を裏切るような真似をしたら

I′m gon' act retarded, tarded
俺はイカれたように暴れ回るぜ、マジでな

Tell your friend I′ma whoop her ass
君の友達にも言っとけ、あいつのケツを引っ叩いてやるってな

If she invite you to another party
もしあいつが君を別のパーティーに誘ったらな

Let's run away, we can take her to the sardy
逃げ出そうぜ、あいつもサーディに連れてってもいい
※「sardy」はBacardi(バカルディ・ラム酒)などの酒、あるいは特定のパーティー空間の隠語。

I’m your king, you can be my bar
俺が君の王様で、君は俺のバービーになればいい
※「bar」はBarbie(バービー人形)の略。完璧なルックスを持つ女性の比喩。

Girl, you got me tuned up
ガール、君は俺の調子を狂わせるぜ

You don′t even know where the fuck you started
自分が一体どこで火をつけたのか、君自身も分かっちゃいねえんだ

I want me to get off track, we′ll blow up with the 40 and folks
俺を脱線させたいなら、俺らは40口径と仲間たちでブッ放すぜ
※「40」は40口径の拳銃。「folks」は仲間、あるいはシカゴの巨大ギャング連合「Folks Nation」を匂わせるドリル・リファレンス。

Them lil’ niggas sharting
あのガキどもはチビってやがる

You know I'm getting that gang, gang
俺がギャングのやり方でいくのは分かってるだろ

I know we on the same thing
俺たちも同じ考えだって分かってるぜ

I feel like Sosa, bang, bang
ソーサみたいな気分だ、バン・バン
※シカゴ・ドリルのパイオニアであるChief Keef(別名Sosa)と、彼の象徴的なアドリブ「Bang Bang」の引用。

I feel like Sosa, bang, bang
ソーサみたいな気分だ、バン・バン

I ain't no rapper, I ain′t got no chain
俺はラッパーじゃねえ、チェーンなんて持ってねえ

All I know is get money, fuck fame
俺が知ってるのは金を稼ぐことだけだ、名声なんてクソ喰らえだ

One day I wanna take you to my side of the trenches so you can be gang
いつか俺のいるトレンチに君を連れて行きたいんだ、そうすれば君もギャングになれるからな
※「trenches」は貧困層の住むゲットーやフッド(犯罪多発地域)の隠語。

[Bridge]

Girl, you just don’t know
ガール、君には分かっちゃいない

What you do to me, but I′ma tell y'all
君が俺に何をしてるかをな、だが俺が全員に教えてやるよ

[Chorus: BabyChiefDoit]

You're the apple of my eye
君は俺の目の中に入れても痛くない存在だ

In my darkness, you're sunshine
俺の暗闇の中で、君は太陽の光だ

You′re my burger to my fry
俺がポテトなら、君はハンバーガーだ

Girl, you make me feel so high
ガール、君は俺を最高の気分にさせてくれる

You're the apple of my eye
君は俺の目の中に入れても痛くない存在だ

In my darkness, you′re sunshine
俺の暗闇の中で、君は太陽の光だ

You’re my burger to my fry
俺がポテトなら、君はハンバーガーだ

Girl, you make me feel so high (You're my cocaine)
ガール、君は俺を最高の気分にさせてくれる(君は俺のコカインだ)
※最後に愛する女性をコカイン(強力な依存性を持つドラッグ)に例え、抜け出せないほどの中毒になっていることをストリートのメタファーで表現して締めくくっている。