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Posted At - THF ZOO, CoKilla & Only The Family 【和訳・解説】

Artist: THF ZOO, CoKilla & Only The Family

Album: Nightmares In The Trenches

Song Title: Posted At

概要

シカゴのドリルシーンを牽引するレーベル、Only The Family (OTF)のコンピレーションアルバム『Nightmares In The Trenches』に収録された「Posted At」は、THF ZOOとCoKillaというシカゴ南部の最前線でサバイブしてきた2人のハードコアなマイクリレーが光るトラックだ。タイトルの「Posted At」は、ストリートで「たむろしている場所(陣取っている場所)」を意味し、敵の居場所を特定して襲撃するというドリルの本質的な狂気が描かれている。THF(Triggers Happy Family)とEBK(Everybody Killa)というシカゴの悪名高いギャング派閥の同盟関係が誇示され、Glockの違法改造パーツ(スイッチ)や大容量マガジンを用いた銃撃戦、目撃者を生かしておかないという冷徹なストリートの掟が、息もつかせぬフロウで叩きつけられる。Lil Durkの率いるOTFの音楽が単なるエンターテインメントではなく、現実の死と暴力(Nightmares)と隣り合わせであることを証明する生々しい一曲である。

和訳

[Intro: CoKilla]

(Broski) CoKilla
(兄弟)CoKillaだ

I got my nigga Zoowop in this bitch with me
ダチのZoowopも一緒にここにいるぜ
※「Zoowop」はTHF ZOOの別名。

Yeah, yeah
(Yeah, yeah)

Yeah
(Yeah)

[Chorus: CoKilla & THF Zoo]

Don't let us get the drop where you be posted at (You know that)
お前がどこにたむろしてるか、俺たちに嗅ぎつけられるなよ(分かってるだろ)
※「get the drop on」は敵の居場所を突き止めて奇襲をかけること。「posted at」はストリートの特定の場所に陣取ること。

Lil' bro 4'9", but he tote somethin' with a shoulder strap (On gang)
弟分は身長4フィート9インチ(約145cm)しかねえが、ショルダーストラップ付きのデカいブツを持ち歩いてるぜ(ギャングにかけて)
※小柄な少年兵であっても、アサルトライフルなどの大型銃器を抱えて抗争に参加しているというシカゴの少年ギャングの現実。

There go Breezo right out the car, that lil' boy know he stretched (For real)
ブリーゾが車から飛び出した、あのガキは自分がブッ殺されるって分かってるんだ(マジでな)
※「stretched」はストリートスラングで殺害される、死体が伸びる(stretch)ことを意味する。

Now he cryin', but it's okay, can't get his brodie back (No, Wop)
今じゃあいつは泣いてるが、どうしようもないぜ、死んだ兄弟は戻ってこないんだからな(ああ、ワップ)

When I pop out, I shoot to kill 'cause you know drillin' is a hobby (You know that)
俺が飛び出す時は殺すために撃つ、ドリル(銃撃)は趣味みたいなもんだって分かってるだろ(分かってるだろ)

The first nigga was posted up on Folly with a Tommy (On gang)
最初の野郎はトミーガンを持ってフォリーに陣取ってたな(ギャングにかけて)
※「Folly」はシカゴのギャング「Folly Boyz」の縄張りを指す。「Tommy」はトンプソン・サブマシンガン(トミーガン)のような大型の連射火器。

Just test me, watch this ten milli' go off, lil' nigga, try me (Try me)
俺を試してみろよ、この10ミリ口径が火を吹くのを見てな、小僧、やってみろ(やってみろ)

These niggas ain't no killers, catchin' accidental bodies (Goofy)
こいつらはキラーなんかじゃない、偶然人を殺しちまってるだけだ(マヌケが)
※狙ってターゲットを仕留めるプロのヒットマンではなく、無差別に撃って無関係な人間を巻き込む(accidental bodies)素人のギャングスタへの冷笑。

[Verse 1: CoKilla]

Ain't shit changed, bitch, I'll get you killed quick
何も変わっちゃいねえよ、ビッチ、お前を瞬殺してやる

My top opp, hе died in 12 and they still sick (For real)
俺の最大の敵は2012年に死んだが、奴らは未だにそれを引きずってやがる(マジでな)
※10年以上前の抗争の遺恨が現在も続いているストリートの復讐の連鎖。

EBK and THF, thеy known to drill shit (On gang)
EBKとTHF、俺たちはドリル(銃撃)することで名を馳せてるんだ(ギャングにかけて)
※シカゴの同盟ギャング派閥。EBK(Everybody Killa)とTHF(Triggers Happy Family)。

I just did six and I came home and, bitch, I'm still lit (Let's go)
俺は6年のムショ暮らしを終えて帰ってきたばかりだ、ビッチ、俺は今でもイケてるぜ(行くぞ)

[Verse 2: THF Zoo]

CoKilla told me, "Zoo, keep goin', bitch, we 'bout to blow" (On gang)
CoKillaが俺に言ったんだ、「ズー、やり続けろ、ビッチ、俺たちはこれから爆発(ブレイク)するぞ」ってな(ギャングにかけて)

I go up a sixty, then pour up a four, then I'm in mode (Blow)
60ミリグラムをキメて、4オンスのリーンを注ぐ、そしたら戦闘モード(モード)に入るぜ(撃て)
※「sixty」はオキシコンチンなどの強力な鎮痛剤。「four」は4オンスのコデインシロップ。抗争前にドラッグで恐怖心や痛覚を麻痺させるというドリル特有の描写。

My shorties thirsty, tryna catch a body, up the score (Go)
俺の若い衆は血に飢えてる、殺しをやってスコアを稼ごうとしてるんだ(行け)
※「up the score」は敵対組織との殺害人数(キルレシオ)の差を広げること。

If he a witness, then my young niggas, they kick in niggas' doors (You know that)
もしあいつが目撃者なら、俺の若い連中が奴らの家のドアを蹴破るぜ(分かってるだろ)

[Verse 3: CoKilla]

We takin' niggas' souls, we leave the scene and now we one up (For real)
俺たちは野郎どもの魂を奪う、現場を立ち去って、これで俺たちが1ポイントリードだ(マジでな)

My shorty got the Drac', he super fried, you better not run up (On gang)
俺の若い衆はドレイコを持ってる、あいつは薬でガンギマリだ、近づかない方が身のためだぜ(ギャングにかけて)
※「Drac'」はDraco(殺傷能力の高い小型アサルトライフル)。

My Glock, it got two titties, plus a button, this bitch done up
俺のグロックには2つのおっぱい(ドラムマガジン)と、ボタン(スイッチ)が付いてる、このビッチは完璧な仕上がりだ
※「two titties」は弾倉が左右に張り出した大容量のドラムマガジン(Beta C-Magなど)の俗称。「button」はグロックをフルオート連射可能にする違法な改造パーツ(Glock Switch)。

Smokin' dead opps, I'm with DeDe, I ain't talkin' 'bout Osama (Yeah, yeah, yeah)
死んだ敵のウィードを吸う、俺はDeDeと一緒にいる、オサマのことじゃないぜ(Yeah, yeah, yeah)
※「Smokin' dead opps」は死んだ敵をマリファナに見立てて吸う(侮辱する)というドリルの定番表現。「DeDe」はOTF DeDe(Lil Durkの長年の親友でOTFのメンバー)。

[Verse 4: THF Zoo]

If he show a sign of nervous, he gon' freeze up on the mission
もしあいつが緊張のサインを見せたら、ミッション(襲撃)の最中にフリーズしちまうだろうな

They like, "Zoowop, how you three and O?" Bitch, I don't leave a witness (Witness)
奴らは「ズーワップ、どうして3勝0敗なんだ?」って聞いてくるが、ビッチ、俺は目撃者を残さないからさ(目撃者をな)
※「three and O(3-0)」はスポーツの戦績のように、殺人などの重大犯罪を3回犯しても無敗(一度も有罪になっていない)であることを誇示している。

I should have a suit and tie because the way I stand on business
俺はスーツとネクタイを着るべきだな、ビジネス(仕事)をきっちりこなす姿勢があるからな
※「stand on business」は責任を果たす、仕事(抗争や殺し)を完遂するというスラング。ヒットマンとしての確実な仕事ぶりを、ビジネスマンに例えた言葉遊び。

THF and EBK, and we don't never trust these bitches, bitch, you get it
THFとEBK、俺たちはこのビッチどもを絶対に信用しない、ビッチ、分かったか

[Chorus: CoKilla & THF Zoo]

Don't let us get the drop where you be posted at (You know that)
お前がどこにたむろしてるか、俺たちに嗅ぎつけられるなよ(分かってるだろ)

Lil' bro 4'9", but he tote somethin' with a shoulder strap (On gang)
弟分は身長4フィート9インチ(約145cm)しかねえが、ショルダーストラップ付きのデカいブツを持ち歩いてるぜ(ギャングにかけて)

There go Breezo right out the car, that lil' boy know he stretched (For real)
ブリーゾが車から飛び出した、あのガキは自分がブッ殺されるって分かってるんだ(マジでな)

Now he cryin', but it's okay, can't get his brodie back (No)
今じゃあいつは泣いてるが、どうしようもないぜ、死んだ兄弟は戻ってこないんだからな(ああ)

When I pop out, I shoot to kill 'cause you know drillin' is a hobby (You know that)
俺が飛び出す時は殺すために撃つ、ドリル(銃撃)は趣味みたいなもんだって分かってるだろ(分かってるだろ)

The first nigga was posted up on Folly with a Tommy (On gang)
最初の野郎はトミーガンを持ってフォリーに陣取ってたな(ギャングにかけて)

Just test me, watch this ten milli' go off, lil' nigga, try me (Try me)
俺を試してみろよ、この10ミリ口径が火を吹くのを見てな、小僧、やってみろ(やってみろ)

These niggas ain't no killers, catchin' accidental bodies (Goofy)
こいつらはキラーなんかじゃない、偶然人を殺しちまってるだけだ(マヌケが)