UGMKM

Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

UGMKM ARCHIVE

Find Music By Artist, Genre.

和訳・解説記事を、アーティスト名・ジャンルから探せます。

Stargirl Interlude - The Weeknd (feat. Lana Del Rey) 【和訳・解説】

Artist: The Weeknd (feat. Lana Del Rey)

Album: Starboy

Song Title: Stargirl Interlude

概要

ザ・ウィークエンドの3rdアルバム『Starboy』に収録された「Stargirl Interlude」は、彼の長年のミューズであり音楽的ソウルメイトでもあるラナ・デル・レイをフィーチャーした魅惑的なインタールード(幕間曲)である。二人は過去にも「Prisoner」等で共演しており、退廃的でダークなロマンティシズムを共有する稀有な関係性にある。本作でラナは、アルバムの主人公である「スターボーイ」の女性版たる「スターガール」のペルソナを演じている。キッチンでの官能的かつ暴力的な情事の幻影を、彼女特有の気怠くシネマティックなボーカルで歌い上げ、それに呼応するようにザ・ウィークエンドが彼女の輝きを称える構成となっている。約2分という短い尺ながら、アルバム全体のダークで煌びやかな世界観を凝縮し、二人のアーティストとしての深い精神的結びつきを見せつける極上の官能的アンビエント・トラックだ。

和訳

[Verse: Lana Del Rey]

I had a vision
私は幻を見たの
※ラナ・デル・レイが得意とする、シネマティックで夢想的な世界観への導入部。

A vision of my nails in the kitchen
キッチンのカウンターに私の爪が立てられている幻を
※日常の生活の場であるキッチンが、突如として官能的で生々しい愛欲の舞台へと変貌していることを示唆している。

Scratchin' counter tops, I was screamin'
カウンタートップを引っ掻きながら、私は叫んでいた

My back arched like a cat
猫のように背中を反らせて
※ラナの官能性と野性が入り混じった、極めて視覚的でエロティックなメタファー。

My position couldn't stop, you were hittin'
その体勢のまま止まれなかった、あなたが激しく打ち付けてくるから

And I shouldn't cry, but I love it, starboy
泣くべきじゃないのに、でも大好きなのよ、スターボーイ
※快楽と痛みが入り混じるダークな愛情表現。「スターボーイ」という怪物的なペルソナを持つ彼を、全て受け入れている「スターガール」としての究極の従属と狂気が描かれている。

And I shouldn't cry, but I love it (I love it), starboy
泣くべきじゃないのに、でも大好きなのよ、スターボーイ

And I shouldn't cry, but I love it, starboy
泣くべきじゃないのに、でも大好きなのよ、スターボーイ

And I shouldn't cry, but I love it, starboy
泣くべきじゃないのに、でも大好きなのよ、スターボーイ

[Outro: The Weeknd]

I just wanna see you shine 'cause I know you are a stargirl
ただ君が輝くのを見たいんだ、だって君はスターガールだと分かっているから
※ザ・ウィークエンドのボーカルに切り替わる。「スターガール」としての彼女の圧倒的な魅力と、その裏にある虚無感を完全に肯定している。彼が同じ闇を抱える彼女にだけ見せる、特別な優しさと共鳴である。

I just wanna see you shine 'cause I know you are a stargirl
ただ君が輝くのを見たいんだ、だって君はスターガールだと分かっているから

I just wanna see you shine 'cause I know you are a stargirl
ただ君が輝くのを見たいんだ、だって君はスターガールだと分かっているから

I just wanna see you shine 'cause I know you are a stargirl
ただ君が輝くのを見たいんだ、だって君はスターガールだと分かっているから