Artist: Madonna
Album: CONFESSIONS II
Song Title: School
概要
マドンナのダンスフロアへの帰還を告げるプロジェクト『CONFESSIONS II』に収録された「School」は、ポップ界の絶対的女王として君臨し続ける彼女の、恋愛における主導権と妥協なき美学を強烈に提示したディープなハウストラックである。本作の根底に流れるのは、未熟な男性に対して「母親」のようなケアを求められることへの痛烈な拒絶だ。コーラスで歌われる「私はあなたの母親じゃない」というフレーズは、彼女が1994年のアルバム『Bedtime Stories』に収録した名曲「I'd Rather Be Your Lover」へのセルフオマージュであり、長年のファンを熱狂させるコンテクストとなっている。また、「あなたはピカソかもしれないが嘘つきでもある」というリリックは、芸術という名の下に女性を搾取してきた「男性の天才神話」を解体し、自らが「欲望を描く画家(主体的なクリエイター)」になるという力強いマニフェストである。クラブのビートに乗せて「授業の始まりよ(School is in session)」と宣言する彼女は、まさに恋愛と人生の真理を説く孤高の教師であり、その反逆精神はデビューから40年以上経った今も全く色褪せていない。
和訳
[Intro]
There's only one thing I like more than sharing what I know with other people
私が知っていることを他の人と分かち合うことよりも好きなことが一つだけあるの
And that's learning
それは学ぶことよ
※常に進化と自己変革を続けてきたマドンナの飽くなき探求心。大御所になってもなお「学び」を求める姿勢は、彼女のキャリアを根底で支える原動力である。
Please, someone, teach me something I don't already know
お願い、誰か私のまだ知らないことを教えてちょうだい
[Refrain]
Trust like this
こんな風に信じること
Sex, romance
セックス、ロマンス
Blind ambition
盲目的な野心
※「Blind ambition(盲目的な野心)」は、1990年の伝説的ツアー「Blond Ambition Tour」を彷彿とさせるワードプレイ。
I'd rather be your lover, lover, lover, lover
私はむしろあなたの恋人でいたいの
Lover, lover, lover, lover
恋人に、恋人に
Lover, lover, lover, lover
恋人に、恋人に
Lover, lover, lover, lover
恋人に、恋人に
Lover, lover, lover, lover
恋人に、恋人に
School is in session
授業の始まりよ
※「School is in session」は「授業中」「学校が始まる」という意味。未熟な相手に対し、恋愛と人生のルールを徹底的に叩き込むという女王からの宣戦布告。
[Chorus]
I can make moves on the dance floor
私はダンスフロアで最高の動きを見せることもできる
I can make love on a man's floor
男の部屋の床で極上の愛し合いをすることもできる
Tell me you're a man but you're not so
自分は一人前の男だと言うけれど、あなたは全然そうじゃない
Tell me that you love me but you don't know
私を愛していると言うけれど、あなたは何もわかっていないわ
I can make moves on the dance floor
私はダンスフロアで最高の動きを見せることもできる
I can make love on a man's floor
男の部屋の床で極上の愛し合いをすることもできる
Say that you're a man but you're not so
自分は一人前の男だと言うけれど、あなたは全然そうじゃない
Tell me that you love me but you don't know
私を愛していると言うけれど、あなたは何もわかっていないわ
Don't know, don't know, don't know, don't know
何もわかってない、何もわかってない、何もわかってない
(Don't know, don't know, don't know, don't know, don't know)
(何もわかってない、何もわかってない、何もわかってない)
[Verse 1]
Once I had a masterpiece that burned in a fire
かつて私には、炎の中で燃え尽きてしまった傑作があったの
Maybe you're Picasso but you're also a liar
あなたはピカソかもしれないけれど、同時に嘘つきでもあるわ
※パブロ・ピカソは数々の女性をミューズとしつつ、彼女たちを破壊的に搾取したことで知られる。相手の才能を認めつつも、その有害な本性を見抜いている鋭いライン。
I need a blank canvas and I'll paint my desire
私には真っ白なキャンバスが必要なの、そこに自分の欲望を描き出すから
※男性アーティストの被写体やミューズに甘んじることを拒否し、自らが筆を握る主体的なクリエイター(あるいは人生の支配者)であるという力強い宣言。
Can you fit my frame? I know you love to be wild
あなたは私の枠に収まるかしら? あなたがワイルドでいたがるのは知ってるけど
[Refrain]
I only need two things (Trust like this)
必要なものは二つだけ(こんな風に信じること)
You get me so crazy (Sex, romance)
あなたは私を狂わせるの(セックス、ロマンス)
I think I need to show you the way (Blind ambition)
私があなたに道を指し示してあげなきゃいけないみたいね(盲目的な野心)
'Cause, baby, I'm not your mother
だってベイビー、私はあなたの母親じゃないのだから
※1994年の楽曲「I'd Rather Be Your Lover」からの引用。面倒を見るだけの母親的な役割を押し付けようとする男性の未熟さを切り捨てている。
I'd rather be your lover, lover, lover, lover
私はむしろあなたの恋人でいたいの
Lover, lover, lover, lover
恋人に、恋人に
Lover, lover, lover, lover
恋人に、恋人に
School is in session
授業の始まりよ
[Chorus]
I can make moves on the dance floor
私はダンスフロアで最高の動きを見せることもできる
I can make love on a man's floor
男の部屋の床で極上の愛し合いをすることもできる
Tell me you're a man but you're not so
自分は一人前の男だと言うけれど、あなたは全然そうじゃない
School is in session
授業の始まりよ
I can make moves on the dance floor
私はダンスフロアで最高の動きを見せることもできる
I can make love on a man's floor
男の部屋の床で極上の愛し合いをすることもできる
Tell me you're a man but you're not so
自分は一人前の男だと言うけれど、あなたは全然そうじゃない
Tell me that you love me but you don't know
私を愛していると言うけれど、あなたは何もわかっていないわ
[Verse 2]
Paint me with your memory, and not with your eyes
あなたの目ではなく、あなたの記憶で私を描いて
I'm not colorblind and I won't compromise
私は色盲じゃないし、妥協する気もないわ
※表面的な視覚(ルックスや年齢などのステレオタイプ)ではなく、本質的な記憶や人間性で自分を評価しろというマドンナらしい要求。
If I was your dealer, I would give you my cut
もし私があなたのディーラーなら、私の取り分をあなたにあげるのに
When you have a vision then I think we can touch
あなたが確かなビジョンを持てた時、私たちは触れ合えると思うわ
[Refrain]
I only need two things (Trust like this)
必要なものは二つだけ(こんな風に信じること)
You get me so crazy (Sex, romance)
あなたは私を狂わせるの(セックス、ロマンス)
I think I need to show you the way (Blind ambition)
私があなたに道を指し示してあげなきゃいけないみたいね(盲目的な野心)
'Cause, baby, I'm not your mother
だってベイビー、私はあなたの母親じゃないのだから
I'd rather be your lover, lover, lover
私はむしろあなたの恋人でいたいの
[Bridge]
Nobody knows all the rules
全てのルールを知っている人なんていない
You never went to school
あなたは学校に行ったことがないのね
Baby, here's a lesson
ベイビー、ここでレッスンをしてあげる
Nobody, nobody's fool
誰も、誰の操り人形でもないのよ
I've seen it all before
こんなこと、私はずっと前からすべて見てきたの
School is in session, session
授業の始まりよ、始まり
Session, session, session, session
セッション、セッション
School is in session
授業の始まりよ
[Chorus]
I can make moves on the dance floor
私はダンスフロアで最高の動きを見せることもできる
I can make love on a man's floor
男の部屋の床で極上の愛し合いをすることもできる
Tell me you're a man but you're not so
自分は一人前の男だと言うけれど、あなたは全然そうじゃない
School is in session
授業の始まりよ
I can make moves on the dance floor
私はダンスフロアで最高の動きを見せることもできる
I can make love on a man's floor
男の部屋の床で極上の愛し合いをすることもできる
Tell me you're a man but you're not so
自分は一人前の男だと言うけれど、あなたは全然そうじゃない
Tell me that you love me but you don't know
私を愛していると言うけれど、あなたは何もわかっていないわ
I can make moves on the dance floor
私はダンスフロアで最高の動きを見せることもできる
I can make love on a man's floor
男の部屋の床で極上の愛し合いをすることもできる
Tell me you're a man but you're not so
自分は一人前の男だと言うけれど、あなたは全然そうじゃない
Tell me that you love me but you don't know
私を愛していると言うけれど、あなたは何もわかっていないわ
[Outro]
Trust like this
こんな風に信じること
Sex, romance
セックス、ロマンス
Blind ambition
盲目的な野心
