Artist: Madonna & Feid
Album: CONFESSIONS II
Song Title: Read My Lips
概要
マドンナのダンスフロアへの回帰と自己解放をテーマにしたプロジェクト『CONFESSIONS II』に収録された本作は、コロンビア出身の世界的レゲトン・スターであるFeid(フェイド)を迎えた情熱的かつ辛辣なコラボレーション・トラックである。マドンナのキャリアにおいて、ラテン・カルチャーは「La Isla Bonita」やマルーマとの「Medellín」などに代表されるように、常に彼女のクリエイティビティを刺激する重要なインスピレーション源であった。本作では、虚飾と嘘にまみれた有害なパートナーシップ(トキシック・リレーションシップ)の崩壊をテーマに、英語とスペイン語が激しく交錯するスリリングな男女の口論が繰り広げられる。自己中心的な相手に対する怒りと幻滅をディスコティックなビートに乗せて叩きつけながらも、最終的には「I will survive(私は生き延びる)」と力強く宣言するマドンナの姿は、逆境を乗り越えてきた不屈のポップアイコンとしてのペルソナを際立たせている。Feidのメデジン特有のレゲトン・スラングが加わることで、楽曲にアーバンで生々しいストリートの質感がもたらされている。
和訳
[Intro: Madonna]
I don't believe a word that you say
あなたの言うことなんて、一言も信じない
A word that you say
あなたの言うことなんて
A word that you say
一言も信じないわ
[Verse 1: Madonna & Feid]
You're giving leading actor, you wanna steal the show (Bebé)
あなたは主役気取りね、注目を独り占めしたいんでしょ (Bebé)
Shut your mouth (Shut your mouth, shut your mouth)
黙りなさい(黙りなさい、黙りなさい)
You lie when you don't have to, they're gonna find you out
嘘をつく必要がない時まで嘘をつく、いずれみんなにバレるわよ
Shut your mouth (Shut your mouth)
黙りなさい(黙りなさい)
[Pre-Chorus: Madonna]
I don't believe a word that you say
あなたの言うことなんて、一言も信じない
I wonder if you like it this way
あなたはこういうやり方が好きなのかしら
I know, I know, I know, I know
わかってる、わかってるわ
You are not my friend, never were
あなたは私の味方じゃない、最初から一度もね
[Chorus: Madonna]
Read my lips (Yeah), tell it to my face (Tell it to my face, yeah)
私の唇を読んで (Yeah)、私の顔を見て言いなさい(私の顔を見て言って、yeah)
※「Read my lips」は「私の言うことをよく聞け、口の動きを見て理解しろ」という強い意志と怒りを示す英語の慣用句。
And you cut me with your lies (With your lies, your lies)
あなたの嘘で私を切り裂いて(あなたの嘘で、あなたの嘘で)
'Cause you hurt me with your kiss and I realize
あなたのキスで傷つけられて、私は気づいたの
You're just broken (Yeah)
あなたはただ壊れているだけだって (Yeah)
※相手の傲慢さや嘘が、実は内面的な欠落やトラウマ(傷)から来ていることを突き止める冷静な視点。
Broken up inside (Broken up inside, yeah)
内側から完全に壊れているのよ(内側から壊れている、yeah)
And I ate the poisoned fruit (Ate the poisoned fruit)
そして私は毒入りフルーツを食べてしまった(毒入りフルーツを食べた)
※旧約聖書の「禁断の果実」や童話の毒リンゴのメタファー。甘い誘惑に騙され、自ら有害な関係(トキシック・リレーションシップ)に足を踏み入れてしまったことへの後悔を示している。
Yeah, it knock me off my feet
ええ、それで私は完全に打ちのめされたわ
But I will survive
でも私は生き延びてみせる
※グロリア・ゲイナーが1978年に放った歴史的ディスコ・アンセム「I Will Survive」へのオマージュ。傷つきながらも立ち直り、自立する女性の力強さをクラブミュージックの文脈で表現している。
[Post-Chorus: Madonna]
Tell it to my face
私の顔を見て言いなさい
Yeah
[Verse 2: Madonna & Feid]
You like to be a bully, you like to always win (Yeah)
いじめっ子になりたがるし、いつも勝ちたがるわね (Yeah)
Shut your mouth (Shut your mouth, shut your mouth)
黙りなさい(黙りなさい、黙りなさい)
You have to be the hero, you make a mess and go
ヒーローでいなくちゃいけないのね、散らかすだけ散らかして去っていく
Shut your mouth (Shut your mouth)
黙りなさい(黙りなさい)
[Pre-Chorus: Madonna]
I don't believe a word that you say
あなたの言うことなんて、一言も信じない
I wonder if you like it this way
あなたはこういうやり方が好きなのかしら
I know, I know, I know, I know
わかってる、わかってるわ
You are not my friend, never were
あなたは私の味方じゃない、最初から一度もね
[Chorus: Madonna]
Read my lips (Yeah), tell it to my face (Tell it to my face, yeah)
私の唇を読んで (Yeah)、私の顔を見て言いなさい(私の顔を見て言って、yeah)
And you cut me with your lies (With your lies, your lies)
あなたの嘘で私を切り裂いて(あなたの嘘で、あなたの嘘で)
'Cause you hurt me with your kiss and I realize
あなたのキスで傷つけられて、私は気づいたの
You're just broken (Yeah)
あなたはただ壊れているだけだって (Yeah)
Broken up inside (Broken up inside, inside)
内側から完全に壊れているのよ(内側から壊れている、内側から)
And I ate the poisoned fruit (Ate the poisoned fruit)
そして私は毒入りフルーツを食べてしまった(毒入りフルーツを食べた)
Yeah, it knock me off my feet
ええ、それで私は完全に打ちのめされたわ
But I will survive
でも私は生き延びてみせる
[Post-Chorus: Feid & Madonna]
Tell it to my face
私の顔を見て言いなさい
Tell it to my face, to my face, to my face
私の顔を見て言いなさい、私の顔を、私の顔を見て
Tell it to my face, to my face, to my face
私の顔を見て言いなさい、私の顔を、私の顔を見て
Tell it to my face, to my face, to my face
私の顔を見て言いなさい、私の顔を、私の顔を見て
Woo
Read my lips
私の唇を読んで
Shut your mouth
黙りなさい
Uno calla'o y usted dele, dele y dele
こっちは黙ってるってのに、君は文句ばかり言い続けるんだな
※コロンビア特有の表現。「dele」は「続ける、やり続ける」という意味の動詞「dar」の命令形。相手が口うるさく執拗に文句を言い続ける様子へのウンザリした態度を示している。
Read my lips
私の唇を読んで
Shut your mouth
黙りなさい
Wow
(Wow)
[Verse 3: Feid & Madonna]
Bebé, usted cuenta lo que le conviene (Oh-oh)
ベイビー、君は自分に都合のいいことしか言わないね (Oh-oh)
Yo solo creo la mitad (Read my lips), ¿por qué enreda al nene?
俺は半分しか信じてないよ(私の唇を読んで)、どうして俺をこんなに困らせるんだ?
Mejor venga, hablemo', pero no se ponga a alegar
こっちに来て話そうよ、でも言い争うのはやめてくれ
Mami, deje ese enrosque que usted mantiene (Shut your mouth)
マミ、そんな面倒くさい態度はやめてくれないか(黙りなさい)
※「enrosque」はコロンビアのスラングで「複雑な状況」や「こじれた態度」を指す。マドンナの強烈な追及に対するFeidの戸惑いと防御のスタンスが見える。
No-No se enzorre, no me llore (Read my lips)
怒らないで、俺に向かって泣かないでくれ(私の唇を読んで)
※「enzorrarse」はFeidの地元メデジンのスラングで、ひどく怒る、機嫌を損ねるという意味。
Vos creés tu verdad, hágale, ome
君は自分の真実を信じてるんだろ、なら勝手にしろよ
Tan bonita, tan loquita
あんなに綺麗なのに、あんなにクレイジーなんて
Me manda pa' la mier, ¿y eso es dónde?
俺をクソみたいな場所へ追いやるけど、それってどこなんだ?
※「pa' la mier(da)」の省略。直訳は「クソへ行け(地獄へ落ちろ)」。女性から酷い言葉を投げつけられている状況を皮肉っぽく受け流している。
[Pre-Chorus: Madonna & Feid]
I don't believe a word that you say
あなたの言うことなんて、一言も信じない
Eso es lo que siempre me dices, bebé
それが君のいつもの口癖だね、ベイビー
I wonder if you like it this way
あなたはこういうやり方が好きなのかしら
No me gusta, pero, ¿qué hago pues? (Shut your mouth)
好きじゃないよ、でも、じゃあ俺はどうしろって言うんだ?(黙りなさい)
I know, I know, I know, I know
わかってる、わかってるわ
[Chorus: Madonna & Feid]
Read my lips (Yeah, oh-oh)
私の唇を読んで (Yeah, oh-oh)
Dímelo a la cara (What you mean? Yeah)
俺の顔を見て言ってくれ(どういう意味だ? yeah)
And you cut me with your lies (Your lies, your lies, yeah)
あなたの嘘で私を切り裂いて(君の嘘で、君の嘘で、yeah)
'Cause you'll hurt me with your kiss and I realize
あなたのキスで傷つけられて、私は気づいたの
You're just broken (Yeah, oh-oh)
あなたはただ壊れているだけだって (Yeah, oh-oh)
Broken up inside (Broken up inside, inside)
内側から完全に壊れているのよ(内側から壊れている、内側から)
And I ate the poisoned fruits (Me dejé llevar)
そして私は毒入りフルーツを食べてしまった(俺は流されてしまったんだ)
Corazón, me diste duro, pero I will survive
ハニー、君は俺をひどく打ちのめしたけど、俺は生き延びるよ
※マドンナの「I will survive」という宣誓に対し、Feidもまたスペイン語交じりで呼応している。愛憎入り混じる泥沼の関係性の中でも、互いに独立した強さを見せつけるドラマチックな展開。
[Post-Chorus: Feid & Madonna]
Uno calla'o y usted dele, dele y dele
こっちは黙ってるってのに、君は文句ばかり言い続けるんだな
Shut your mouth (Shut your mouth, shut your mouth, shut your mouth)
黙りなさい(黙りなさい、黙りなさい、黙りなさい)
[Outro]
Shut your mouth (Shut your mouth, shut your mouth, shut your mouth)
黙りなさい(黙りなさい、黙りなさい、黙りなさい)
