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Skir Skirr - Lil Uzi Vert 【和訳・解説】

Artist: Lil Uzi Vert

Album: Luv Is Rage 2 (Deluxe)

Song Title: Skir Skirr

概要

本作「Skir Skirr」は、Lil Uzi Vertの大ヒットアルバム『Luv Is Rage 2』のデラックス版(2017年)に追加収録された、奇抜で中毒性の高いバウンシーな一曲である。プロデューサーのD. Wayneが手掛けた、8ビットのレトロゲームを彷彿とさせるような不協和音気味のシンセサイザー・ループが特徴的で、Uziの変則的なフロウと完璧にマッチしている。タイトルの「Skir Skirr」は、高級車のタイヤが軋む「スキール音」と、ストリートのハスラーが鍋でドラッグを調理(かき混ぜる)する際の音を掛け合わせたオノマトペである。リリックでは、フィラデルフィアの貧しい環境から成り上がり、大量のジュエリーや高級車を手に入れた現在のステータスを誇示するとともに、Nextelのトランシーバー音(Chirp)やNBA選手のダーク・ノヴィツキーなど、ストリートとポップカルチャーを横断する巧みなリファレンスが散りばめられている。実験的なサウンドアプローチを恐れないUziの、自由奔放なトラップスター・ペルソナが爆発したカルト的な人気を誇るトラックだ。

和訳

[Intro]

Two
トゥー
※本作が収録されているアルバム『Luv Is Rage 2』を指している。

Lil Uzi
リル・ウージー

Made a—, uh, made a— made a blunt (Yeah, huh)
巻いたんだ—、uh、巻いたんだ—、ブラントを巻いたのさ (Yeah, huh)

Move like a bih', ooh, make it twerk, brr
ビッチみたいに動かす、ooh、激しく振らせるぜ、brr

Hello?
もしもし?

[Chorus]

Yeah, skirr, uh, skirr-skirr, uh, skirr
Yeah、スカー、uh、スカースカー、uh、スカー
※「Skirr(スカー)」はスポーツカーのタイヤを鳴らすスキール音(Skrrt)と、ストリートでクラック・コカインを鍋でかき混ぜる(調理する)音を掛けた表現。

Uh, hit my, uh, phone, yeah, chirp-chirp, chirp-chirp (Hm)
Uh、俺の、uh、電話を鳴らしな、yeah、チャープ・チャープ、チャープ・チャープ (Hm)
※「chirp-chirp」は、かつてストリートのハスラーたちが愛用していたNextel社のトランシーバー機能付き携帯電話の特有の着信音。

Two P's, hundred Perc'-Percs, I can make that block twerk-twerk, uh
2ポンドのハッパ、100錠のパーコセット、俺はあのブロックを熱狂させられるぜ、uh
※「P's」はマリファナの重さの単位(パウンド)あるいはプロメタジン(リーン)。「Perc-Percs」は強力な鎮痛剤パーコセット。大量のドラッグを供給することで、ストリート(block)の人間たちを「トゥエルク(尻を振る激しいダンス)」するほどハイにさせるというハスラーのフレックス。

Which way? Which way work-work? Uhm
どっちだ?どっちの道で仕事するんだ? Uhm

Where the pot? Where the pot? Skirr-skirr, ayy
鍋はどこだ?鍋はどこにある?スカースカー、ayy

Yeah, skirr, uh, skirr-skirr, uh, skirr
Yeah、スカー、uh、スカースカー、uh、スカー

Uh, hit my, uh, phone, yeah, chirp-chirp, chirp-chirp (Hello?)
Uh、俺の、uh、電話を鳴らしな、yeah、チャープ・チャープ、チャープ・チャープ(もしもし?)

Two P's, hundred Perc'-Percs, I can make that block twerk-twerk, uh
2ポンドのハッパ、100錠のパーコセット、俺はあのブロックを熱狂させられるぜ、uh

Which way? Which way work-work? Uhm
どっちだ?どっちの道で仕事するんだ? Uhm

Where the pot? Where the pot? Skirr-skirr, ayy
鍋はどこだ?鍋はどこにある?スカースカー、ayy

[Verse 1]

Chopper, brand new chopper disperse, uh (Doo-doo-doo-doo-doo-doo), bad bitch wet, starburst, uh
チョッパー、新品のチョッパーをぶっ放す、uh (Doo-doo-doo-doo-doo-doo)、極上のビッチは濡れてる、スターバーストみたいにな、uh
※「Chopper」はアサルトライフルなどの自動小銃。「Starburst」はアメリカで人気のある、噛むと果汁が溢れるフルーツキャンディのブランド。女性が性的に興奮している様子をキャンディのジューシーさに例えている。

You know what made it worse? Uh, that's your girlfriend, and I had it first
何がもっと最悪か分かるか? Uh、それがお前の彼女で、俺が先に味見したってことさ

Foreign whip, bitch, I forget to swerve, uh, see a opp, then a nigga on alert
外国製の車だ、ビッチ、曲がるのを忘れちまう、uh、敵を見つけたら、即座に警戒態勢に入るぜ

Ayy, I'm the type nigga that make her work, yeah, with the Gucci on this linen shirt, ayy
Ayy、俺は女を働かせるタイプの男だ、yeah、このリネンシャツにはグッチを合わせてるぜ、ayy

In the hood, I was just livin' there, ayy, everyday, I had to shed a tear
フッドにいた頃、俺はただそこで生きてた、ayy、毎日、涙を流さなきゃならなかった

Yeah, had no shoes we had to share a pair, ayy, now my neck shine like a chandelier (Yah)
Yeah、靴もなくて一足を分け合わなきゃならなかった、ayy、今じゃ俺の首はシャンデリアみたいに輝いてるぜ (Yah)
※フィラデルフィアの貧しいフッドでの過酷な生活から成り上がり、大量のダイヤモンドチェーンを手に入れたサクセスストーリー。

Told her that I met my coupe, "Sit right there", yeah, ain't even go to the crib, I'ma hit right there
あの娘にクーペで会ったって伝えた、「そこに座りな」、yeah、家に行くまでもねえ、その場でヤってやる

Ayy, they throwing shots, but they missin' there, ayy, wrist it be cool like a Frigidaire
Ayy、あいつらは弾を撃ってくるが、外してやがる、ayy、俺の手首はフリッジデールみたいに冷えてるぜ
※「Frigidaire」はアメリカの有名な冷蔵庫・エアコンのブランド。手首に巻いた大量のダイヤモンド(Ice)が発する冷気(輝き)を家電メーカーに例えたフレックス。

Ayy, cold, ooh, so cold
Ayy、冷たい、ooh、すげえ冷たいぜ

Ooh, heavy coke on the stove (Yuh, ooh)
Ooh、コンロの上には大量のコカインだ (Yuh, ooh)

I'm a fool with the pole (Ooh)
俺は銃を持つと見境がなくなるぜ (Ooh)
※「pole」は銃(特に細長い銃身を持つもの)を意味するストリートスラング。

So slimy, wipe my nose (Check it)
すげえスライミーだ、俺の鼻を拭いてくれ (Check it)
※「wipe my nose」はアトランタ(特にYoung Thug周辺)から広まったスラングで、「標的を暗殺する・片付ける」という意味を持つ。仲間のギャングスタ(slimy)としての危険なアティチュード。

Water diamond need a boat
水のように輝くダイヤモンドにはボートが必要だ

Yeah, water diamond need a row
Yeah、水のように輝くダイヤモンドにはボートを漕ぐ必要がある

Uh, mix the yellow with white gold (Huh, uh)
Uh、イエローゴールドとホワイトゴールドを混ぜ合わせる (Huh, uh)

Hit her fast then hit slow
速く突いて、それからゆっくり突くんだ

[Chorus]

Yeah, skirr, uh, skirr-skirr, uh, skirr
Yeah、スカー、uh、スカースカー、uh、スカー

Uh, hit my, uh, phone, yeah, chirp-chirp, chirp-chirp (Hello?)
Uh、俺の、uh、電話を鳴らしな、yeah、チャープ・チャープ、チャープ・チャープ(もしもし?)

Two P's, hundred Perc'-Percs, I can make that block twerk-twerk, uh
2ポンドのハッパ、100錠のパーコセット、俺はあのブロックを熱狂させられるぜ、uh

Which way? Which way work-work? Uhm
どっちだ?どっちの道で仕事するんだ? Uhm

Where the pot? Where the pot? Skirr-skirr, ayy
鍋はどこだ?鍋はどこにある?スカースカー、ayy

Yeah, skirr, uh, skirr-skirr, uh, skirr
Yeah、スカー、uh、スカースカー、uh、スカー

Uh, hit my, uh, phone, yeah, chirp-chirp, chirp-chirp (Hello?)
Uh、俺の、uh、電話を鳴らしな、yeah、チャープ・チャープ、チャープ・チャープ(もしもし?)

Two P's, hundred Perc'-Percs, I can make that block twerk-twerk, uh
2ポンドのハッパ、100錠のパーコセット、俺はあのブロックを熱狂させられるぜ、uh

Which way? Which way work-work? Uhm
どっちだ?どっちの道で仕事するんだ? Uhm

Where the pot? Where the pot? Skirr-skirr, ayy
鍋はどこだ?鍋はどこにある?スカースカー、ayy

[Verse 2]

Stop it, tried to help me, no, I got it (Stop it)
やめろ、俺を助けようとしたって、いや、俺には分かってる (Stop it)

I just made a whole deposit (Ching)
大金を全額預金してきたばかりだ (Ching)

Told the bitch I'ma profit (Prophet)
ビッチに俺は利益を出すって言ったんだ(預言者さ)
※「profit(利益)」と同音の「prophet(預言者)」を掛けている。

Lil' nigga, but I'm stocky (Ooh)
小柄なニガだけど、俺はガッチリしてるぜ (Ooh)

Same city, yeah, as Rocky (Ayy)
同じ街さ、yeah、ロッキーとな (Ayy)
※A$AP Rockyではなく、Uziの地元フィラデルフィアを舞台にした映画の主人公、プロボクサーのロッキー・バルボアを指している。

Count up carrots and the broccoli (Uh)
ニンジンとブロッコリーを数え上げるぜ (Uh)
※「carrots」はダイヤモンドの単位カラット。「broccoli」は緑色から大麻、あるいは大量の札束を意味するスラング。

Wish a nigga tried to stop me (Uh)
誰か俺を止めようとしてみろよ (Uh)

I smoke gas out the dry leaf (Uh)
乾燥した葉っぱから極上のガスを吸うんだ (Uh)

Ain't no seed, ain't no poppy (Uh)
種なんてない、ケシの花でもない (Uh)
※種のない上質なマリファナを吸っていることと、オピオイド系(ケシの実由来)のドラッグではないことの言及。

Margiela, bitch, I'm stylin' (Uh)
マルジェラだ、ビッチ、俺はキメてるぜ (Uh)

Different color, like a rock (Uh)
色が違うんだ、岩みたいにな (Uh)

Bitch, I'm shoppin', Milan (Ayy)
ビッチ、俺はミラノで買い物してるぜ (Ayy)

Got my ring like a Hobbit (Ooh)
ホビットみたいに指輪を手に入れた (Ooh)
※映画『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット族に例え、小柄な自分が強大な力を持つ指輪(巨大なダイヤモンドリング)を所有していることを表現。

Pull up with the shottie (Ooh)
ショットガンを持って乗り付けるぜ (Ooh)

Old school Teddy Riley (Ooh)
オールドスクールなテディ・ライリーみたいにな (Ooh)
※80年代〜90年代の「ニュージャックスウィング」の生み親である大物プロデューサー、テディ・ライリーの名前を出し、自分のスタイルがクラシックで洗練されていることをアピール。

Oh, I— Oh, I think they—
Oh、俺は— Oh、あいつらはたぶん—

Yeah, oh, I— Oh, I think they like me (Uh, think they like), maybe 'cause my wrist is biting (Uh)
Yeah, oh、俺は— Oh、あいつらは俺のことが好きみたいだ(Uh、好きみたいだ)、たぶん俺の手首が噛みついてくるからだろうな (Uh)
※「biting」は手首のダイヤモンドが鋭く強烈な輝きを放ち、見る者の目を刺す(噛みつく)ような状態。

Maybe 'cause my chain get hyphy (Huh), put my dick in your wifey (Yuh)
たぶん俺のチェーンが暴れ回ってるからだろうな (Huh)、お前の嫁さんに俺のモノをぶち込むぜ (Yuh)
※「hyphy」はベイエリア発祥のヒップホップ用語で、制御不能なほどハイテンションでワイルドな状態のこと。歩くたびに激しく揺れ動くチェーンの様子。

Said that shit first verse (Lil Uz—), put a nigga in a hearse (Uh)
最初のヴァースでその手のことを言ったよな(リル・ウージ—)、クソ野郎を霊柩車にぶち込むぜ (Uh)

Better yet, in the dirt (Yuh), shoot a three like I'm Dirk
いっそのこと、土の中に埋めてやる (Yuh)、俺はダークみたいにスリーポイントを撃ち抜くぜ
※「Dirk」はNBAダラス・マーベリックスの伝説的選手、ダーク・ノヴィツキーのこと。彼が得意とした高精度のスリーポイントシュートのように、遠くからでも確実に標的を撃ち殺すというパンチライン。

[Chorus]

Yeah, skirr, uh, skirr-skirr, uh, skirr
Yeah、スカー、uh、スカースカー、uh、スカー

Uh, hit my, uh, phone, yeah, chirp-chirp, chirp-chirp (Hello?)
Uh、俺の、uh、電話を鳴らしな、yeah、チャープ・チャープ、チャープ・チャープ(もしもし?)

Two P's, hundred Perc'-Percs, I can make that block twerk-twerk, uh
2ポンドのハッパ、100錠のパーコセット、俺はあのブロックを熱狂させられるぜ、uh

Which way? Which way work-work? Uhm
どっちだ?どっちの道で仕事するんだ? Uhm

Where the pot? Where the pot? Skirr-skirr, ayy
鍋はどこだ?鍋はどこにある?スカースカー、ayy

Yeah, skirr, uh, skirr-skirr, uh, skirr
Yeah、スカー、uh、スカースカー、uh、スカー

Uh, hit my, uh, phone, yeah, chirp-chirp, chirp-chirp (Hello?)
Uh、俺の、uh、電話を鳴らしな、yeah、チャープ・チャープ、チャープ・チャープ(もしもし?)

Two P's, hundred Perc'-Percs, I can make that block twerk-twerk, uh
2ポンドのハッパ、100錠のパーコセット、俺はあのブロックを熱狂させられるぜ、uh

Which way? Which way work-work? Uhm
どっちだ?どっちの道で仕事するんだ? Uhm

Where the pot? Where the pot? Skirr-skirr, ayy
鍋はどこだ?鍋はどこにある?スカースカー、ayy