Artist: YoungBoy Never Broke Again
Album: ML2
Song Title: So Not Sorry
概要
ルイジアナ州バトンルージュ出身のラッパー、YoungBoy Never Broke Againによる「So Not Sorry」は、圧倒的な富とストリートにおける絶対的な権力を誇示し、敵対者に対する容赦ない姿勢を貫くアグレッシブなバンガーだ。長らくユタ州での自宅軟禁生活を強いられていた彼は、歌詞の中でNBAチームのユタ・ジャズを買収できるほどの財力をフレックスし、自身の専属エンジニアであるJason "Cheese" Goldbergに語りかけるなど、隔離された環境下でも全く衰えない傲慢さと自信を見せつけている。タイトルの通り、彼は自らの冷酷な行いや派手なライフスタイルに対して「全く申し訳なく思っていない」と公言する。「Glock」のフルオート改造パーツ(スイッチ)を仄めかす物騒なラインから、フランス・パリでの豪遊まで、スケールの大きい成功と血生臭いストリートのメンタリティが同居する本作は、Lil Top(彼自身のオルターエゴ)としての彼の狂気とカリスマ性が完璧にパッケージされた一曲として、ヒップホップファンの間で高く評価されている。
和訳
[Intro]
(Truck-Truck, turn me up)
(Truck-Truck、音量を上げてくれ)
※プロデューサーのTruck-Truckへのシャウトアウト。
(B-B-Bankroll got it)
(B-B-Bankrollがやったぜ)
※プロデューサーのBankroll Got Itのプロデューサータグ。
Let's do it, huh
さあ、やるぞ、ハァ
Yeah, huh, huh
The fuck wrong with these niggas, Jason, man?
こいつら一体どうしちまったんだよ、ジェイソン?
※「Jason」はYoungBoyの長年の専属レコーディング・エンジニアであるJason "Cheese" Goldbergのこと。スタジオでの会話をそのままイントロに持ち込んでいる。
Huh, huh
These niggas can't
こいつらには無理だ
These niggas be tryna pop it like I pop it
こいつらは俺みたいにカマそうとしてるが
They can't rock it how I rock it
俺みたいにロックすることはできねえよ
These niggas ain't me, let up
こいつらは俺じゃないんだ、諦めな
[Verse]
Holdin' that bag, young nigga gon' fuck around and buy the Jazz
大金を手にしてる、若いニガーがその気になればジャズだって買っちまうぜ
※「bag」は大金のこと。「Jazz」はNBAチームのユタ・ジャズを指す。YoungBoyは銃器事件により長らくユタ州で自宅軟禁生活を送っており、地元チームを買収できるほどの圧倒的な財力を誇示している。
Young nigga rock out
若いニガーが派手に暴れ回る
Bitch, I pop out with two belts on top my pants (Yes)
ビッチ、俺はパンツの上にベルトを2本巻いて飛び出すぜ (Yes)
※ファッションとしての奇抜なフレックス、あるいは大金や銃を支えるためにベルトを重ね付けしているサグなスタイルの表現。
Girl, I'm outside, right now, holdin' on a coat, playin' football with one hand
ガール、俺は今外にいる、コートを羽織って、片手でフットボールをしてるんだ
※フットボールのような形になるほど分厚い現金の束(大金)を片手で軽々と持ち歩いている様子を例えた比喩表現。
I'm ready to go, get it started (I'm ready)
俺は行く準備ができてる、始めようぜ(準備はいいぜ)
I'm the reason the bases is loaded and stands (Yeah, yeah, yeah)
ベースが満塁になってスタンドが満員なのは、俺のおかげさ (Yeah, yeah, yeah)
※野球の比喩を用いて、シーンが大いに盛り上がり、大金(満塁)が動いているのは自分の人気と影響力によるものだというフレックス。
I'm ready to go up with lil' shorty (I'm ready)
可愛いあの子と一緒に上に行く準備はできてる(準備はいいぜ)
I'm a gangster, I got her apart of the plan (Plan)
俺はギャングスターだ、彼女も計画の一部に組み込んでる (Plan)
I click it, go Lambo' for 'Rari (For 'Rari)
ボタンを押す、ランボルギーニからフェラーリに乗り換えるぜ (For 'Rari)
In it, smokin' on dope, but I'm changin' the strand (The strand)
その中で上等な草を吸ってるが、品種も変えて楽しんでるんだ (The strand)
※「dope」はマリファナ。「strand」はstrain(品種)のこと。高級車だけでなく、吸うクスリの種類すらも気分で変える贅沢なライフスタイル。
I up it and hit with thе 40 (I hit)
銃を構えて40口径で撃ち抜くぜ (I hit)
And them pussies was talkin', them niggas donе ran
あのプッシー共は口先ばかりだった、あいつらは逃げ出しちまった
Lil Top, ridin' with a strap and a sack, okay (Okay)
Lil Top、銃と大金の袋を乗せて走ってるぜ、オーケー (Okay)
※「Lil Top」はYoungBoyのオルターエゴ(別名)。「strap」は銃器。
Pussy nigga cap, get shot in his face
ホラを吹く腰抜け野郎、顔面を撃ち抜かれることになるぞ
※「cap」は嘘をつくこと。
I want you to tell 'em I'm raisin' my rate (Rate)
奴らに伝えてくれ、俺は自分のギャラを釣り上げてるってな (Rate)
Refill that drank in my soda, the Fanta is grape (Yeah)
俺のソーダにドランクを注ぎ足せ、ファンタはグレープ味だ (Yeah)
※「drank」はリーン(咳止めシロップと炭酸飲料を混ぜた麻薬成分入りの飲み物)のこと。
Play and the bitch get hit with a Drac' (Boom)
ふざけた真似をすれば、あのビッチはDracoで撃たれることになる (Boom)
※「Drac'」は殺傷力の高いAK-47ベースのピストル、Dracoを指す。
Knockin' 'em out of the way, let's do it (I knock 'em)
奴らを道から蹴散らしてやる、さあやろうぜ(俺が蹴散らす)
Walk in your state with that fire, huh
あの銃を持って、お前の州に乗り込んでやるよ、ハァ
※「fire」は銃器のこと。
Pussy-ass nigga, let's play (Get to it)
腰抜けのニガーめ、遊んでやろうぜ(始めよう)
I'm switchin' the shoes on the ride
俺の車のタイヤを交換してるんだ
※「shoes」は車のホイールやタイヤを指すスラング。
He changed on the chains, I'm never gon' change
あいつはチェーンを変えるように寝返ったが、俺は決して変わらねえ
※忠誠心のないストリートの仲間を非難し、自分は常にリアルであり続けるというスタンスの表明。
Bae got money that's makin', she want me to wait
ベイビーは金を稼いでる、彼女は俺に待っててほしいらしい
She part of my name, these bitches insane
彼女は俺の名前の一部だ、このビッチどもはイカれてるぜ
I'm plannin' on curin' all the pain
俺はすべての痛みを癒やそうと計画してるんだ
That's a hundred K on top of the ring (The ring)
リングの上に10万ドルだ (The ring)
※指輪に10万ドル(約1500万円)を費やしたというジュエリーのフレックス。
I'm in back of the Rolls, just maxin'
ロールスロイスの後部座席で、ただくつろいでる
※「maxin'」は最高にリラックスして過ごすこと。
Everything that I'm giftin' these bitches extravagant
俺がこのビッチどもにプレゼントするものはすべて規格外に豪華なのさ
She plan on havin' it
彼女はそれを手に入れるつもりでいる
Grabbin' the back and I'm tappin' it, smashin' it
後ろから掴んで、激しく叩きつけて、ヤりまくるんだ
Get in it, get in it, get in it (Get in it, get in it, get in it, yeah)
中に入る、中に入る、入り込むぜ (Get in it, get in it, get in it, yeah)
Top, this bitch like my car
Top、このビッチは俺の車みたいに乗りこなせるぜ
I'm 'bout Tezzy swervin' on the block, watch out for the cops
俺はTezzyとブロックを蛇行してる、サツには気をつけろよ
※「Tezzy」はYoungBoyの取り巻きや仲間の名前。
And I got these young niggas strapped up for my opps
俺の敵対者のために、若いニガーたちに銃を装備させてるんだ
※自分自身が手を下さずとも、敵を排除するために若手(シューター)を武装させて待機させているボスの権力。
In Paris, I'm kickin' my pimpin'
パリで、俺のピンピンを見せつけてるぜ
※「pimpin'」は女をはべらせたり、豪華な振る舞いをしたりすること。ユタでの軟禁から一転、世界的な成功を収めた自身のライフスタイルの象徴。
It's France, we stuffin' these bitches in back of the car
ここはフランスだ、ビッチどもを車の後部座席に詰め込んでる
My fragrance, she smellin' it, she know I'm the man
彼女は俺の香水の匂いを嗅いでる、俺が特別な男だって分かってるんだ
I pull out them bands, she ready to start
俺が札束の帯を取り出せば、彼女はすぐに始める準備ができてる
※「bands」は1000ドルの札束のこと。
Nigga get hit with a stick, shootin' on top my knees, I'm at that boy
ニガーがスティックで撃たれる、俺は膝をついて撃ちまくる、あの坊やを狙ってるんだ
※「stick」は拡張マガジン付きのアサルトライフルや拳銃。膝をついて安定させ、標的に容赦なく弾丸を浴びせる生々しい描写。
Slimier than a bitch, she was playin 'round, actin' cool, I broke her heart
あのビッチよりもスライミーだ、彼女は遊び半分でクールに振る舞ってたが、俺がその心をへし折ってやったよ
※「Slimy」は冷酷で狡猾、またはストリートで危険な存在であること。
I hit the button on 'em
奴らに向かってボタンを押すんだ
※ヒットマンへの殺害指令を出すこと、あるいはフルオート銃のトリガーを引くことを意味する。
Box on the back of the Glock, I'm ready to start
グロックの後ろに付いた箱、俺は始める準備ができてるぜ
※「Box on the back of the Glock」は、拳銃のグロックを機関銃のようにフルオート連射できるようにする違法な改造パーツ(グロック・スイッチ)のこと。現代のギャングスタラップにおける凶悪性の象徴。
I'm ready to swerve on 'em
奴らに向かって車を急旋回させる準備はできてる
I just triple crossed 'em, sorry, but not sorry
奴らを徹底的に裏切ってやった、悪いな、でも全く悪いとは思ってねえよ
※「triple crossed」はダブルクロス(裏切り)のさらに上を行き、完全に相手を出し抜いて破滅させること。冷血なマインドを誇示している。
[Outro]
Huh, woah
Huh, woah
Bitch, I'm sorry, but not sorry
ビッチ、悪いな、でも全く悪いとは思ってねえよ
Huh
Yeah, yeah
Bitch, I'm sorry, but not sorry (Slimeto)
ビッチ、悪いな、でも全く悪いとは思ってねえよ (Slimeto)
※「Slimeto」はYoungBoyの別名。
Bang, bang (Ayy, AI)
バン、バン (Ayy, AI)
※「AI」は彼の初期からのニックネーム(AI YoungBoy)。
Haha
ハハ
Bitch, I'm sorry, so not sorry
ビッチ、悪いな、だから全く悪いとは思ってねえよ
Lil Top, Lil Top
I'm sorry, but not sorry
悪いな、でも全く悪いとは思ってねえよ
