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Never Enough - Logic 【和訳・解説】

Artist: Logic

Album: Under Pressure

Song Title: Never Enough

概要

『Under Pressure』(2014年)に収録された本作は、DJ Dahiがプロデュースを手掛けた、Gファンクや90年代のブーンバップの香りを漂わせるバウンシーなトラックだ。曲名の通り、どれだけ酒を飲み、ドラッグを吸い、金や名声を得ようとも決して満たされることのない、アーティストとしての果てしない渇望と虚無感を歌っている。ヴァースの冒頭ではKid Cudiの代表曲「Pursuit of Happiness」の有名なラインをそのまま引用・オマージュし、幸福を追い求めることの困難さを暗に示している。また、Island Def Jam(IDJ)とのメジャー契約という劇的な環境の変化を経ても、自身のインディペンデントレーベルであるVisionary Music Group(VMG)の精神とRattPack(ファン/クルー)への忠誠心は変わらないという、彼のストイックなペルソナが強調されている。後半のアウトロでは、AIガイドのThaliaが驚異的な制作スピードの裏側を明かし、彼の異常なまでのワーカホリックぶりを裏付けている。

和訳

[Pre-Hook]

When that liquor get po’ up
酒が注がれて
※「po' up」はpour up(酒を注ぐ、特にリーンなどをコップに注ぐこと)のAAVE的発音。

And that green get roll up
極上のハッパが巻かれて
※「green」はマリファナのこと。

When them sets get throwed up
奴らがセットを掲げた時
※「sets get throwed up」は手でギャングサイン(自分の所属するセット=派閥のサイン)を作って掲げること。

I’m like nah man, hol’ up
俺は「いや、ちょっと待てよ」って感じさ

Yea we bout it, sho ‘nuff
ああ、俺たちは本気だ、間違いないぜ
※「bout it」は本気である、行動に移す準備ができていること。「sho 'nuff」はsure enoughの訛り。

Better hope they don’t call my bluff
奴らにハッタリを見破られないことを祈るんだな

Cause my mind is going crazy
俺の頭はおかしくなりそうだから

This shit is never enough
こんなクソみたいなもんじゃ、決して満たされないんだ

[Pre-Hook]

When that liquor get po’ up
酒が注がれて

And that green get roll up
極上のハッパが巻かれて

When them sets get throwed up
奴らがセットを掲げた時

I’m like nah man, hol’ up
俺は「いや、ちょっと待てよ」って感じさ

Yea we bout it, sho ‘nuff
ああ、俺たちは本気だ、間違いないぜ

Better hope they don’t call my bluff
奴らにハッタリを見破られないことを祈るんだな

Cause my mind is going crazy
俺の頭はおかしくなりそうだから

This shit is never enough
こんなクソみたいなもんじゃ、決して満たされないんだ

[Hook]

Never enough, never enough, never enough
決して満たされない、決して満たされない、決して満たされない

This shit is never enough
こんなクソみたいなもんじゃ、決して満たされないんだ

[Hook]

Never enough, never enough, never enough
決して満たされない、決して満たされない、決して満たされない

This shit is never enough
こんなクソみたいなもんじゃ、決して満たされないんだ

[Post-Hook: Woman]

Not even, not even, not even, not enough
全然、全然、全然、足りないわ

Not even, not even, not even, not enough
全然、全然、全然、足りないわ

Not even, not even, not even, not enough
全然、全然、全然、足りないわ

Not even, not even, not even, not enough
全然、全然、全然、足りないわ

[Verse]

Crush a bit, little bit, roll it up, take a hit
少し砕いて、ほんの少しな、そいつを巻いて、ひと吸いする
※Kid Cudiの2009年の大ヒット曲「Pursuit of Happiness (Nightmare)」の冒頭のフックをそのまま引用(オマージュ)している。幸福を追求しても結局は悪夢に行き着くというCudiのテーマと、本作の「Never Enough(決して満たされない)」という主題を意図的にリンクさせている。

At the party with my homies, walk up and they play my shit
ダチと一緒にパーティーへ行き、歩いていくと奴らが俺の曲を流すんだ

On the road, tickets sold, didn’t have to sell my soul
ツアーに出て、チケットは完売、魂を売る必要なんてなかった
※メジャーシーンで成功するために、自分のスタイルや信念(魂)を商業主義に売り渡さなかったという誇り。

Visionary in this bitch and domination is the goal
この場にヴィジョナリーが参上、シーンの支配が目標だ
※「Visionary」はLogicが所属・設立に関わったインディペンデント・レーベル「Visionary Music Group (VMG)」のこと。

Where you stay, every day, just got my crib in LA
毎日どこに住んでるかって? LAに家を買ったばかりさ

Never play, we been at it way before that IDJ
遊びじゃない、俺たちはIDJと契約するずっと前からやってきたんだ
※「IDJ」は名門レーベルIsland Def Jamのこと。メジャー契約前から地道なミックステープのリリースで強固なファンベースを築き上げてきた自負。

Never seems to be enough when money is the motive, cuh
金が目的の時は、決して満たされることはないみたいだな、兄弟
※「cuh」はcousinの略で、ダチや仲間を呼ぶCrips由来のスラング。

Bitches on my dick, don’t give a fuck, y’all must not know what’s up
ビッチどもが俺に群がるが、知ったこっちゃない、お前らは何も分かっちゃいないんだ

In the cut, we don’t give a fuck, we just trying to cut
人目につかない場所で、俺たちは気にしない、ただヤりたいだけさ
※「In the cut」は目立たない場所でチルしている状態。後ろの「cut」は女性とセックスするというスラング。同音異義語を用いた巧みなワードプレイ。

Line em up, if they say they bout it then we’ll sign em up
奴らを一列に並べな、もし本気だって言うなら、俺たちが契約してやるよ

Rattpack, that’s a fact, basic bitch can’t fuck with that
ラットパック、それが真実だ、ありきたりなビッチじゃ相手にならないぜ
※「Rattpack」はLogicのファンベースおよびクルーの名称(Real All The Timeの略)。

Where you at? That’s what they be asking, I say on the map
お前はどこにいる? 奴らはそう聞いてくる、俺は地図の上だって答えるのさ
※「on the map」はヒップホップシーンで有名になる、存在を確立する(put on the map)という慣用句を用いた表現。

[Bridge]

Who we are, the coolest motherfuckers on the planet
俺たちが誰か、この地球上で一番クールなクソ野郎どもさ

Drop that new shit just cause they demand it
奴らが求めるからってだけで、この新しい曲をドロップする

Living like we got it cause we get it
すべて手に入れたかのように生きる、だって実際に手に入れてるからな

Do it just to say we fucking did it
俺たちがやってやったと言い放つためだけに、これをやるのさ

[Bridge]

Who we are, the coolest motherfuckers on the planet
俺たちが誰か、この地球上で一番クールなクソ野郎どもさ

Drop that new shit just cause they demand it
奴らが求めるからってだけで、この新しい曲をドロップする

Living like we got it cause we get it
すべて手に入れたかのように生きる、だって実際に手に入れてるからな

Do it just to say we fucking did it
俺たちがやってやったと言い放つためだけに、これをやるのさ

[Pre-Hook]

When that liquor get po’ up
酒が注がれて

And that green get roll up
極上のハッパが巻かれて

When them sets get throwed up
奴らがセットを掲げた時

I’m like nah man, hol’ up
俺は「いや、ちょっと待てよ」って感じさ

Yea we bout it, sho ‘nuff
ああ、俺たちは本気だ、間違いないぜ

Better hope they don’t call my bluff
奴らにハッタリを見破られないことを祈るんだな

Cause my mind is going crazy
俺の頭はおかしくなりそうだから

This shit is never enough
こんなクソみたいなもんじゃ、決して満たされないんだ

[Hook]

Never enough, never enough, never enough
決して満たされない、決して満たされない、決して満たされない

This shit is never enough
こんなクソみたいなもんじゃ、決して満たされないんだ

[Post-Hook: Woman]

Not even, not even, not even, not enough
全然、全然、全然、足りないわ

[Outro: Thalia]

This album was created over the span of one year. However, the majority of the album was recorded in only two weeks
このアルバムは1年という期間をかけて制作されました。しかしながら、アルバムの大部分はわずか2週間でレコーディングされています
※AIガイドのThaliaによる解説。Logicの並外れた集中力と凄まじいワークエシック(労働倫理)を示しており、決して満たされることのない(Never enough)彼のハングリー精神を裏付けている。