Artist: XXXTENTACION
Album: ?
Song Title: going down!
概要
XXXTENTACION(エックスエックスエックステンタシオン)の2ndアルバム『?』(2018年)に収録された「going down!」は、アルバム内で最もアップビートで遊び心に溢れたトラップ・バンガーの一つだ。プロデュースはアトランタを拠点とするプロデューサーチーム808 MafiaのTM88とTre Poundsが担当しており、弾むような808ベースと軽快なピアノのループが特徴的である。内省的で鬱屈としたテーマ(Sad Boyペルソナ)が支配的なXのディスコグラフィーにおいて、本作はストリートのハスラーとしての快楽主義的な側面や、コミカルなパンチラインを前面に押し出している。Lil Yachtyの大ヒット曲「1 Night」のネームドロップや、マイク・タイソン、ヴァイキングといった荒々しいアイコンの引用、さらには「smoke(ビーフ)」と「cancer(ガン)」を掛けた巧みな言葉遊びなど、彼のユーモアとヒップホップIQの高さが窺える。重いテーマの楽曲の間に配置されることで、アルバム全体の感情的なバランスを保つ重要な清涼剤として機能している。
和訳
[Intro]
8
Oh my
なんてことだ
I got that drip, ayy
俺はイケてるぜ、ayy
※「drip」はファッションやスタイルが洗練されている、または高価なジュエリーを身に着けていて滴るほどクールな状態を示すスラング。
Yeah
[Chorus]
Going down, it's going down, huh
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる、huh
※「going down」はパーティなどが大盛り上がりする、または何らかの事件が起こるという意味のスラング。さらに前後の文脈から、女性が口淫(going down)をしてくれる状況とのダブルミーニングでもある。
Going down, it's going down
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる
Oh my God, shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
※「thick」は女性の体がグラマラスで、特にヒップや太ももに魅力的な厚みがあることを称賛するAAVE(黒人英語)由来のスラング。
Oh my God, yeah, yeah
なんてことだ、yeah, yeah
Oh my God, shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
Oh my God
なんてことだ
Huh, yeah, ayy
Going down, it's going down, hey
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる、hey
Going down, it's going down
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる
Oh my God shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
Oh my God, yeah, ayy
なんてことだ、yeah, ayy
Oh my God shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
Oh my God
なんてことだ
[Verse]
Hey, she ride my dick like a biker, huh
Hey、あいつはバイカーみたいに俺の上に跨るんだ、huh
I am the shit, need a diaper, huh
俺は最高にイケてるから、オムツが必要だな、huh
※「the shit」は「最高のもの」を意味するスラングだが、直訳の「ウンコ」と掛けて「オムツ(diaper)が必要だ」と落とす、トラップ界隈で古くから使われるユーモラスな定番のパンチライン。
Like I'm Lil Yachty, I one night her, uh
Lil Yachtyみたいに、あいつとは一夜限りの関係さ、uh
※アトランタのラッパーLil Yachtyのブレイク曲「1 Night」からの引用。特定の女性に執着せず、遊びの関係で終わらせるスタンスを示している。
I eat the pussy like rice and- ayy
米を食うみたいにあいつの股を食うんだー ayy
※「rice and-」の後はあえて言葉を濁しているが、フロリダやカリブ海系移民のソウルフードである「rice and beans(ライス・アンド・ビーンズ)」など日常的な食事を言いかけていると解釈されている。
Knock out your boyfriend, Mike Tyson, ayy
お前の彼氏をノックアウトしてやる、マイク・タイソンみたいにな、ayy
When I'm drunk I feel like fightin', ayy
酔っ払うと無性に喧嘩したくなるんだよ、ayy
She pop that pussy like vicodin, yuh (ohmy ohmy)
あいつはバイコディンみたいに股を開くんだ、yuh (ohmy ohmy)
※「vicodin(バイコディン)」は強力な処方鎮痛剤。「pop vicodin(薬を飲む)」と「pop pussy(女性が挑発的に股を開く、またはお尻を振る)」を掛けた言葉遊び。
Beat up that pussy like vikin', a-
ヴァイキングみたいに激しく股を打ちのめすぜ、a-
She get wet, whip look like I pulled up in a jet
あいつは濡れてる、俺の車はまるでジェット機で乗り付けたみたいだろ
※「whip」は高級車のこと。彼女の愛液と、洗車したてのピカピカの車、あるいは水上ジェットスキーのような勢いを掛けている。
She wants sex (hm), okay, shorty, I just want the neck
あいつはセックスをしたがってる (hm)、分かったよ、でも俺はフェラだけしてほしいんだ
※「neck」は口淫(フェラチオ)を意味するストリートスラング。
Run them bands up, I run them bands up, I run my bands up
札束を積み上げる、俺は札束を積み上げる、俺の札束を積み上げるんだ
※「bands」は輪ゴムで束ねられた現金の束(主に1000ドル)のこと。富を急速に増やしていくハスラーとしてのフレックス(誇示)。
He don't want no smoke, he don't want no cancer
あいつは煙を吸いたくないんだ、ガンにはなりたくないからな
※「smoke」はタバコの煙という意味と、ストリートでの「揉め事、ビーフ、銃撃戦」という意味のダブルミーニング。自分と揉め事(smoke)を起こせば命取り(cancer=ガン)になるため、誰も俺には挑んでこないという高度な比喩。
Go get your bands up
自分の札束でも稼いでこいよ
[Chorus]
Going down, it's going down, huh
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる、huh
Going down, it's going down
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる
Oh my God, shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
Oh my God, yeah, yeah
なんてことだ、yeah, yeah
Oh my God, shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
Oh my God
なんてことだ
Huh, yeah, ayy
Going down, it's going down, hey
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる、hey
Going down, it's going down
ヤバいことが起きるぜ、今夜はヤバいことになる
Oh my God shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
Oh my God, yeah, ayy
なんてことだ、yeah, ayy
Oh my God shawty thick she-
なんてことだ、あの娘の体は最高にエロくて彼女はー
Oh my God
なんてことだ
