Artist: The Weeknd
Album: Beauty Behind the Madness (Japan Exclusive)
Song Title: Can’t Feel My Face (Martin Garrix Remix)
概要
本作「Can’t Feel My Face (Martin Garrix Remix)」は、The Weekndを世界的ポップスターへと押し上げた2015年のメガヒット曲を、オランダ出身の若き天才DJ/プロデューサーであるMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)がリミックスしたトラックである。日本盤『Beauty Behind the Madness』のボーナストラックなどにも収録された。原曲が持つマイケル・ジャクソン風のファンキーでレトロなディスコ・ポップの要素を解体し、Martin Garrix特有のプログレッシブ・ハウスとエレクトロ・ハウスのエネルギーが注入されている。歌詞が孕む「コカインの過剰摂取と薬物依存」というダークなテーマはそのままに、EDMの巨大なフェスティバルを揺るがすような強烈なビルドアップとドロップが追加されたことで、薬物による多幸感やトリップ感がさらにブーストされている。メインストリームのポップスと世界的なEDMムーブメントが交差した当時の音楽シーンの熱狂を象徴する、狂気と陶酔が入り混じるフロア・アンセムである。
和訳
[Verse 1: The Weeknd]
And I know she'll be the death of me
彼女が俺を死に追いやるって分かってる
※「she(彼女)」は女性を指しているように聞こえるが、ファンの間では周知の通り「ドラッグ(特にコカイン)」の巧妙なメタファーである。
At least we'll both be numb
でも少なくとも、俺たちは二人とも感覚が麻痺するんだ
And she'll always get the best of me
そして彼女はいつも俺から最高のものを奪っていく
The worst is yet to come
最悪の事態はこれからだ
But at least we'll both be beautiful and stay forever young
でも少なくとも、俺たちは二人とも美しいままで、永遠に若いままでいられるんだ
※薬物の過剰摂取が死を招くことを自覚しつつも、ハイになっている間は現実の痛みから解放され(numb)、「永遠の若さ」という幻想に浸れるという依存症特有の破滅的な心理を表現している。
This I know, yeah, this I know
それは分かってる、yeah、分かってるんだ
[Pre-Chorus: The Weeknd]
She told me, "Don't worry about it"
彼女は俺に言った、「そんなこと心配しないで」
She told me, "Don't worry no more"
彼女は俺に言った、「もうこれ以上心配しないで」
''We both know we can't go without it''
「これなしじゃ生きていけないって、二人とも分かってるでしょ」
She told me, ''you'll never be alone'', oh, oh
彼女は俺に言った、「あなたは絶対に一人にはならないわ」、oh, oh
※ドラッグが彼に語りかけてくる幻聴、あるいは依存症による心の拠り所としての薬物を擬人化している。「これなしじゃ生きていけない」という強烈な依存関係と、孤独を癒やしてくれる麻薬の恐ろしい甘言が見事に描かれている。
[Chorus: The Weeknd]
I can't feel my face when I'm with you
君と一緒にいると顔の感覚がなくなるんだ
※「I can't feel my face(顔の感覚がない)」はコカインを摂取した際によく起こる顔面の麻痺(局所麻酔作用)を指すストリート・スラング。リミックス版では、ビルドアップの緊張感と共にこのフレーズがリフレインされることで、薬物が全身に回っていく感覚が音響的に表現されている。
But I love it, but I love it, oh
でもそれがたまらない、それがたまらないんだ、oh
I can't feel my face when I'm with you
君と一緒にいると顔の感覚がなくなるんだ
But I love it, but I love it, oh
でもそれがたまらない、それがたまらないんだ、oh
(But I love it)
(でもそれがたまらない)
(But I love it)
(でもそれがたまらない)
(But I love it)
(でもそれがたまらない)
But I love it
でもそれがたまらないんだ
[Beat break]
※Martin Garrixによる強烈なEDMドロップ。原曲のファンキーなグルーヴを破壊し、フェス仕様の重厚なシンセサイザーと四つ打ちのビートが炸裂する。歌詞で描かれる「顔の感覚がなくなる」ほどの圧倒的なハイ状態(ピーク)を、サウンド面で直接的に体感させる役割を果たしている。
[Verse 2: The Weeknd]
And I know she'll be the death of me
彼女が俺を死に追いやるって分かってる
At least we'll both be numb
でも少なくとも、俺たちは二人とも感覚が麻痺するんだ
And she'll always get the best of me
そして彼女はいつも俺から最高のものを奪っていく
The worst is yet to come
最悪の事態はこれからだ
All the misery was necessary when we're deep in love
俺たちが深く愛し合っている時は、すべての惨めさが必要なものだったんだ
※薬物がもたらす強烈な副作用や日常生活の破綻といった「惨めさ(misery)」さえも、究極の快楽(深い愛)を得るための代償として正当化してしまう、後戻りできない依存状態の恐ろしさを示している。
This I know, girl, girl I know
それは分かってる、ガール、ガール、分かってるんだ
[Pre-Chorus: The Weeknd]
She told me, "Don't worry about it"
彼女は俺に言った、「そんなこと心配しないで」
She told me, "Don't worry no more"
彼女は俺に言った、「もうこれ以上心配しないで」
''We both know we can't go without it''
「これなしじゃ生きていけないって、二人とも分かってるでしょ」
She told me, ''you'll never be alone'', oh, oh
彼女は俺に言った、「あなたは絶対に一人にはならないわ」、oh, oh
[Chorus: The Weeknd]
I can't feel my face when I'm with you
君と一緒にいると顔の感覚がなくなるんだ
But I love it, but I love it, oh
でもそれがたまらない、それがたまらないんだ、oh
I can't feel my face when I'm with you
君と一緒にいると顔の感覚がなくなるんだ
But I love it, but I love it
でもそれがたまらない、それがたまらないんだ
(But I love it)
(でもそれがたまらない)
I can't feel my face when I'm with you
君と一緒にいると顔の感覚がなくなるんだ
But I love it, but I love it, oh
でもそれがたまらない、それがたまらないんだ、oh
I can't feel my face when I'm with you
君と一緒にいると顔の感覚がなくなるんだ
But I love it, but I love it
でもそれがたまらない、それがたまらないんだ
(But I love it)
(でもそれがたまらない)
But I love it
でもそれがたまらないんだ
[Beat break]
