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Club Donkey Ass (Interlude) - OutKast 【和訳・解説】

Artist: OutKast

Album: Southernplayalisticadillacmuzik

Song Title: Club Donkey Ass (Interlude)

概要

OutKastのデビューアルバム『Southernplayalisticadillacmuzik』(1994年)に収録された、アトランタの夜のリアルな空気を切り取った短いインタールード(スキット)である。「Club Donkey Ass」というふざけた架空の店名が冠されているが、これはアトランタのヒップホップ・カルチャーにおいて極めて重要な役割を果たす「ストリップクラブ」の情景を再現したものである。アトランタでは、Magic Cityに代表されるストリップクラブが単なる娯楽施設にとどまらず、ストリートのハスラーたちが見栄を張り合う社交場であり、DJが最新のローカル・ヒットをスピンしてプロモーションを行う最前線の現場でもあった。プレイヤー(女たらし・ハスラー)としてのペルソナを纏った客とダンサーの生々しくもユーモラスなやり取りは、アルバムのディープでファンキーな世界観に映画のような立体感を与えている。

和訳

[Interlude]

More bottles
もっとボトルを持ってこい
※ストリップクラブのVIP席などで酒を追加注文し、ハスラーとしての羽振りの良さを見せつける様子。

Two plus two
2プラス2だ

Alright
オーライ

Shit
クソ

Hey, baby
ヘイ、ベイビー

What's up?
調子はどう?

What do I gotta do to get a tip-dance?
チップ・ダンスをしてもらうにはどうすりゃいい?
※「tip-dance」はチップを払って目の前で踊ってもらうプライベートなダンス(ラップダンス)のこと。

Shit, you know what you gotta do
もう、どうすればいいか分かってるでしょ

Shit, give me some head
クソ、俺にフェラしてくれよ
※「give me some head」はオーラルセックスを要求するスラング。ストリップクラブにおける客の横柄で露骨なジョークであり、サウスの「プレイヤー」特有の粗野なマチズモを表現している。

Naw, I'm just fuckin' with you, baby, I'm just fuckin' with you
いや、ただの冗談だよ、ベイビー、ちょっとからかっただけさ
※「fuck with」は「からかう、ふざける」の意。すぐに冗談だと訂正し、場の空気を和ませる手慣れた客の態度。

Just go get two of your friends
お前の友達を2人連れてきてくれ

And tell the DJ to play somethin' long and slow
それからDJに、何か長くてスロウな曲をかけるように言ってくれ
※ラップダンスを存分に楽しむために、アップテンポな曲ではなく、長尺のR&Bやスロウ・ジャムをリクエストするクラブ遊びのリアルなディテール。

Alright, baby
分かったわ、ベイビー

Yeah

She think she all sexy
あいつ、自分が最高にセクシーだと思い込んでやがる
※立ち去るダンサーの後ろ姿を見ながら吐き捨てる、プレイヤー特有の減らず口。