Artist: Nicki Minaj & Ricky Blaze (feat. Ron Browz & Red Cafe)
Album: Beam Me Up Scotty
Song Title: Feel Free (Remix)
概要
2009年にリリースされたNicki Minajのミックステープ『Beam Me Up Scotty』に収録された、Ricky Blazeの楽曲「Feel Free」のオフィシャル・リミックス。Ricky Blazeはジャマイカ系アメリカ人のプロデューサー/シンガーであり、この楽曲は当時のニューヨークで流行していたダンスホール・レゲエとオートチューンR&Bを融合させたアップテンポなクラブ・チューンとなっている。客演には「Pop Champagne」のヒットで知られるRon Browzと、NYのベテランラッパーRed Cafeが参加。Nicki Minajは自身のヴァースで、トリニダード・トバゴからの「移民(Immigrant)」としてのルーツを誇示しつつ、地下鉄(Railroad)で逃げた黒人奴隷の歴史(地下鉄道)を引き合いに出し、音楽シーンでの成功によって真の「自由(Free)」を手に入れた喜びと無敵のペルソナを表現している。
和訳
[Chorus: Ricky Blaze]
I feel free, I'm rollin' with my niggas and we just bought the bar
自由を感じるぜ、仲間たちとツルんで、バーを丸ごと買い占めたところさ
I feel free, shawty lookin' at me cause she know I'm a star
自由を感じるぜ、あの娘が俺を見てる、俺がスターだって分かってるからな
I feel free, I'm in the club and I'm tryna get right
自由を感じるぜ、クラブにいて、最高の気分になろうとしてる
I feel free, most of all cause I got life
自由を感じるぜ、何より俺には「生きてる」って実感があるから
I feel free
自由を感じるんだ
[Verse 1: Ricky Blaze]
Send 3 more bottles to table 5
5番テーブルにもう3本ボトルを送ってくれ
We buyin' out the bar, we livin' our life
バーを丸ごと買い占める、俺たちの人生を謳歌してるんだ
We gettin' all right, shawties watchin' us
最高の気分だぜ、女の子たちも俺らを見てる
We lockin' down the club cause we straight dangerous
俺たちがクラブを完全にロックしてる(支配してる)、だって俺らはマジで危険だからな
Me and my dudes, me and my crew
俺と俺のダチ、俺と俺のクルー
We lockin' this down, ice is so blue
ここを完全にロックしてる、ダイヤモンド(アイス)は青く光ってるぜ
These dudes talkin' they mouth but they ain't true
あいつらは口ばっかりで、全然本物(リアル)じゃない
We shuttin' this bitch down
俺たちがこの場所(ビッチ)を完全にシャットダウンしてやるのさ
[Chorus: Ricky Blaze]
I feel free, I'm rollin' with my niggas and we just bought the bar
自由を感じるぜ、仲間たちとツルんで、バーを丸ごと買い占めたところさ
I feel free, shawty lookin' at me cause she know I'm a star
自由を感じるぜ、あの娘が俺を見てる、俺がスターだって分かってるからな
I feel free, I'm in the club and I'm tryna get right
自由を感じるぜ、クラブにいて、最高の気分になろうとしてる
I feel free, most of all cause I got life
自由を感じるぜ、何より俺には「生きてる」って実感があるから
I feel free
自由を感じるんだ
[Verse 2: Ron Browz]
I just signed the deal so everything is all good
契約にサインしたばかりだから、すべてが順調だぜ
※Ron Browzが自身のレーベル契約やヒット曲による成功を誇示している。
Made a mood and get my niggas out the hood
良いムードを作って、仲間たちをフッド(地元)から抜け出させるんだ
Same place where Murda Mace once stood
かつてマーダ・メイスが立っていたのと同じ場所にな
※ハーレム出身のラッパーMase(かつてはMurda Maseと名乗っていた)のネームドロップ。Ron Browzもハーレム出身であり、同郷のレジェンドの系譜に連なるという宣言。
Ferrari cars, interior all wood
フェラーリ、インテリアはすべてウッド(木目調)だ
Now I'm in the club, bottles on me
今じゃ俺はクラブにいて、ボトルは俺のおごりさ
Louis Vuitton fits on me
ルイ・ヴィトンの服を着こなしてる
Heavy chains, nothin' hollow on me
重たいチェーン、俺が身につけてるものに中身が空っぽ(ハリボテ)のものは何もないぜ
※「hollow」は中空の安物の金細工のこと。俺のジュエリー(そして俺自身)は本物だという意味。
I'm a star now, all the problems on me
俺はもうスターだ、あらゆる問題(注目)を背負ってる
Shawty lookin' nice so I'm lovin' her
あの娘がすごく可愛いから、俺は彼女を気に入ってる
I don't care what you say, I'm cuffin' her
お前らが何と言おうと、俺は彼女を手錠で繋ぐ(自分の女にする)ぜ
She's hot, nigga can't get enough of her
彼女は最高にホットだ、男なら誰もが彼女に夢中になる
Drinkin' champagne, I can't stop touchin' her
シャンパンを飲みながら、彼女に触れるのが止められない
Her pretty eyes is killin' me
彼女の綺麗な瞳にヤられちまいそうだ
Her glossy lips is stealin' me
彼女の艶やかな唇に心を奪われてる
After the club ma, we can chill in the V
クラブの後は、車(V)の中でチルしようぜ
※「V」はVehicle(車)、特にSUVなどの高級車。
Tonight is our night and ma, I feel free
今夜は俺たちの夜だ、なあ、俺は自由を感じてるぜ
[Chorus: Ricky Blaze]
I feel free, I'm rollin' with my niggas and we just bought the bar
自由を感じるぜ、仲間たちとツルんで、バーを丸ごと買い占めたところさ
I feel free, shawty lookin' at me cause she know I'm a star
自由を感じるぜ、あの娘が俺を見てる、俺がスターだって分かってるからな
I feel free, I'm in the club and I'm tryna get right
自由を感じるぜ、クラブにいて、最高の気分になろうとしてる
I feel free, most of all cause I got life
自由を感じるぜ、何より俺には「生きてる」って実感があるから
I feel free
自由を感じるんだ
[Verse 3: Red Cafe]
I feel so free
最高に自由な気分だ
So loose, drinks on me
すごくリラックスしてる、酒は俺のおごりだ
I'm too G, Gucci links on me
俺は最高にG(ギャングスター)だ、グッチのチェーンを身につけてる
Game locked down, I'm the nigga with the key
ゲーム(業界)を完全にロックした、俺がその鍵(キー)を持ってる男さ
I see your girl, she's so fly
お前の彼女が見えるぜ、すごくイケてるな
She's got wings, see her float by
彼女には羽が生えてるみたいだ、通り過ぎる時に宙に浮いて見えるぜ
Whole crew sick, hottest things out
クルー全員がヤバい(病気)、今一番ホットな存在さ
Street fitted in bring 'em out, bring 'em out
ストリートの装備でキメてる、全部出してこい、全部な
L.V. on the shoulder
肩にはL.V.(ルイ・ヴィトン)
She look right in the Rover
彼女はローバー(レンジローバー)の助手席がよく似合う
In the club, never sober
クラブの中じゃ、絶対にシラフじゃいられない
Ballers, we the niggas on the posters
ボーラー(金持ち)ども、俺たちがポスターに載ってる主役さ
Rockstar, so Sunny Bono
ロックスター、だからサニー・ボノみたいにね
※Sonny Bonoは60〜70年代のポップスター(Sonny & Cher)。自由で享楽的なライフスタイルの比喩。
Cowboy, so Tony Romo
カウボーイ、だからトニー・ロモみたいにね
※NFLダラス・カウボーイズの当時のスタークォーターバック、Tony Romoのネームドロップ。
Shake down shawty, that's the logo
シェイクダウン・ショウティ、それが俺のロゴさ
※Red Cafeのレーベル/クルー「Shakedown Entertainment」のシャウトアウト。
Feel free, fuck the po-po
自由を感じるぜ、サツ(警察)なんてクソくらえだ
[Verse 4: Nicki Minaj]
Hopped off the boat, I am such an immigrant
ボートから飛び降りたの、私って本当に移民ね
※「Fresh off the boat(移民が船でやってきたばかり)」という言葉を引用し、トリニダード・トバゴ生まれの自分のルーツを誇示している。
Why he get Nicki Minaj tatted on his ligament?
なんであいつは、自分の靭帯にニッキー・ミナージュのタトゥーなんて入れたのかしら?
※自身の熱狂的なファン(あるいは自分に夢中な男)の狂信的な愛情表現の描写。
Wait, just for the record, get wetter than fishermen
ちょっと待って、一応言っておくけど、私は漁師よりも濡れてる(金を持ってる)のよ
※「wet」は性的に濡れている状態と、大量の「Ice(ダイヤモンド)」や「Cash」を持っている状態のダブルミーニング。海にいる漁師と比較するユーモア。
Pull up with some 26s up under the Michelins
ミシュランのタイヤの下に、26インチのホイールを履かせて乗り付けるわ
You know I pop-pop-pop it like a pistol
私がピストルみたいに、ポップ・ポップ・ポップって弾けさせるのは知ってるでしょ
※「pop」はシャンパンの栓を開ける、大金を使う、あるいは銃を撃つという意味。
That's why I keep my wrist looking like like a disco
だから私の手首(のダイヤ)は、いつもディスコのミラーボールみたいに輝いてるの
And everywhere I go they tell me that I'm pretty
そしてどこへ行っても、みんな私が可愛いって言ってくれる
My money slow, my money stupid, money ditsy
私のお金はゆっくり(スロー)、私のお金は馬鹿みたい(ステューピッド)、お金がおっちょこちょい(ディッツィー)なのよ
※「slow」「stupid」はどちらも「常軌を逸した大金」を指すスラング。「ditsy(頭の弱い)」と重ねて、金が狂ったように溢れ出てくる様をコミカルに表現している。
Mommy, you bad, but Nicki is badder
お嬢ちゃん、あんたもイケてる(バッド)けど、ニッキーはもっとイケてる(バダー)の
Step your cookies up, go get you a ladder
もっと実力を磨きなさい(クッキーのレベルを上げて)、ハシゴでも持ってきたら?
※「Step your cookies up」は自分のレベルを上げる、スキルを磨くというスラング。自分のいる高み(トップ)に登ってくるためにはハシゴが必要だという見下したパンチライン。
We do it early like Cheerios and a bagel
私たちはチェリオス(シリアル)やベーグルみたいに、朝早くからやるのよ
※朝食の定番メニューを引き合いに出し、誰よりも早くハッスル(ビジネス)を始めているという勤勉さのアピール。
I feel freer than the slaves on the railroad
私は地下鉄道(レイルロード)に乗った奴隷たちよりも、もっと自由を感じてるわ
※「the railroad」は19世紀のアメリカで黒人奴隷を北部へ逃がした秘密結社「地下鉄道(Underground Railroad)」のこと。歴史的な抑圧からの解放という巨大なコンテクストを引き合いに出し、自分が音楽業界で得た究極の「自由」を表現している。
[Bridge: Nicki Minaj]
You think I'm lying
私が嘘をついてると思う?
I feel like I'm flying
空を飛んでるみたいな気分よ
I feel like I'm finally free
ついに自由になれたって感じるの
I'm free, I'm free, I'm free
私は自由よ、自由、自由なの
[Chorus: Ricky Blaze]
I feel free, I'm rollin' with my niggas and we just bought the bar
自由を感じるぜ、仲間たちとツルんで、バーを丸ごと買い占めたところさ
I feel free, shawty lookin' at me cause she know I'm a star
自由を感じるぜ、あの娘が俺を見てる、俺がスターだって分かってるからな
I feel free, I'm in the club and I'm tryna get right
自由を感じるぜ、クラブにいて、最高の気分になろうとしてる
I feel free, most of all cause I got life
自由を感じるぜ、何より俺には「生きてる」って実感があるから
I feel free
自由を感じるんだ
