Artist: Future (feat. Lil Durk)
Album: I NEVER LIKED YOU (EXTENDED)
Song Title: AFFILIATED
概要
「AFFILIATED」は、Futureの9作目のスタジオアルバム『I NEVER LIKED YOU』のデラックス版(EXTENDED)に収録された、シカゴのドリルシーンの頂点に君臨するLil Durkを客演に迎えたハードコアなバンガーである。TM88やTooDopeらが手掛けたダークで威圧的なビートに乗せ、二人はタイトルである「Affiliated(ギャングとの繋がり・所属)」というテーマを軸に、ストリートの過酷な現実をスピットする。Futureは世界的な大スターとなり合法的なビジネスで成功を収めた現在でも、自分の周囲には犯罪者たちが溢れ、フッドのしがらみから逃れられない(あるいは自ら選んでそこに留まっている)パラノイアを描写する。一方のLil Durkは、目の前で仲間を失った経験や、警察とのイタチごっこ、肌の色に関するストリートのステレオタイプを覆す冷酷なヒットマンの存在など、シカゴの血生臭いリアルを生々しく語る。富を手に入れても「イエローテープ(警察の規制線)」の内側のメンタリティから決して抜け出せないトラップスターたちの悲哀と狂気が詰まった一曲である。
和訳
[Intro: Future]
Yeah (Yeah)
(Yeah)
I'm reloading (I'm reloading)
弾を再装填している(弾を再装填している)
Yeah (Yeah)
(Yeah)
[Chorus: Future]
Yeah, I been countin' money so long it make my hands ache
現金を数えすぎて手が痛くなる
Yeah, hundred round in the drum, can't even stand straight
ドラムマガジンには100発の弾丸、まっすぐ立つことすらできない
※100連発のドラムマガジン(拡張弾倉)を装着した銃が物理的に重すぎて姿勢が保てないことと、ストリートで背負っている重圧のメタファー。
Yeah, gon' pop more than one, start hallucinatin'
1錠じゃ済まない、幻覚が見え始める
※「pop」はピル(MDMAやパーコセットなどの錠剤)を摂取すること。
Lot of diamonds on my arm, look like roller-skate
腕には大量のダイヤモンド、まるでローラースケートみたいだ
※ダイヤモンドがリンクの氷のように滑らかに光り輝く様子(アイス)をスケートに例えた表現。
My hood hotter than a sauna, nigga, whackin' shit
俺のフッドはサウナより熱い、奴らを始末している
※「hot」は警察の捜査の手が厳しいこと、あるいは銃撃戦が頻発している危険な状態。「whack」は殺害すること。
Flood that lil' bitch out in stones and got a badder bitch
あのビッチを宝石漬けにして、さらに極上のビッチを手に入れた
Posted on the corner where it's yellow tape
イエローテープが張られるコーナーに立っている
※「yellow tape」は事件現場に張られる警察の規制線。殺人事件が起きるような危険な街角を拠点にしているというハスラーのスタンス。
Had to buy my bitch a gun, gang affiliate
俺のビッチに銃を買ってやらなきゃならなかった、ギャングとの繋がりがあるからな
[Verse 1: Future]
Told her "Don't be worried 'bout none, lil' one killin' shit"
彼女に言った、「何も心配するな、若い衆が始末してくれる」
I take criminals where I go, but I'm legitimate
どこへ行くにも犯罪者たちを連れて行くが、俺自身は合法だ
※「legitimate」は音楽業界での合法的な成功。自身は表の世界のスターだが、側近や仲間たちは依然として裏社会のギャングであるという歪な状況。
Put so many chains on, it made my head hurt
チェーンをつけすぎて、頭が痛くなっちまった
You can't shoot it out the car, put in leg work
車から撃つだけじゃダメだ、足を使って動け
※「leg work」は自分の足で歩いて標的に近づき、確実に仕留める(walk down)こと。安易なドライブバイ(走行中の車からの銃撃)では不十分だという冷徹な指示。
Why you gon' shoot him in the chest when you hit his head first?
なぜ先に頭を撃ったのに、その後で胸を撃つんだ?
※確殺部位である頭部を撃ち抜いて絶命しているにもかかわらず、さらに胸を撃つという過剰な暴力(オーバーキル)とストリートの狂気。
I was sellin' water-water and missed the school bus
水を売り捌いて、スクールバスを逃したんだ
※「water」はPCP(フェンサイクリジン)などの液状ドラッグの隠語、もしくは純粋なハスリングの比喩。
Had to place another order, bought more Lamb' trucks
また別の注文を入れなきゃならなかった、ランボトラックをさらに買った
Came up breaking laws, had to get my hands dirty
法律を破ってのし上がった、手を汚さなきゃならなかったんだ
Used to hang wit’ em’, feds gave my mans 30
昔はあいつらとつるんでいた、連邦捜査局が俺のダチに30年を食らわせた
※「30」は30年の懲役刑。
When they searched the rental, that's when I knew the feds were lurkin'
レンタカーを捜索された時、連邦捜査局が嗅ぎ回っていると気付いたんだ
Watch my grandma go to prison, made my heart hurt
祖母が刑務所に行くのを見て、心が痛んだ
※家族さえも犯罪と隣り合わせである過酷な環境と、Futureの深い悲哀。
Bought a gang of cars like a pack of Starburst
スターバーストのパックみたいに、大量の車をまとめ買いした
※「Starburst」はカラフルな四角いフルーツキャンディ。様々な色の高級車をコレクションしていることのフレックス。
[Chorus: Future & Lil Durk]
Yeah, I been countin' money so long it make my hands ache
現金を数えすぎて手が痛くなる
Yeah, hundred round in the trunk, can't even stand straight
トランクには100発の弾丸、まっすぐ立つことすらできない
Yeah, gon' pop more than one, start hallucinatin'
1錠じゃ済まない、幻覚が見え始める
Lot of diamonds on my arm, look like roller-skate
腕には大量のダイヤモンド、まるでローラースケートみたいだ
My hood hotter than a sauna, nigga, whackin' shit (Smurk, Pluto)
俺のフッドはサウナより熱い、奴らを始末している(Smurk、Pluto)
※「Smurk」はLil Durkの別名、「Pluto」はFutureの別名。
Flood that lil' bitch out in stones and got a badder bitch (Let's get it, yeah)
あのビッチを宝石漬けにして、さらに極上のビッチを手に入れた(やってやるぜ、yeah)
Posted on the corner where it's yellow tape
イエローテープが張られるコーナーに立っている
Had to buy my bitch a gun, gang affiliate
俺のビッチに銃を買ってやらなきゃならなかった、ギャングとの繋がりがあるからな
[Verse 2: Lil Durk]
I'm a street nigga, I'm affiliated with the gang wars (Facts)
俺はストリートの黒人だ、ギャングの抗争と繋がりがある(事実だ)
So many murders goin' on, I been hit, I ask a nigga what he changed for (Brrah)
数え切れないほどの殺人が起きている、俺も撃たれたことがある、あいつになぜ変わっちまったのかと尋ねる(Brrah)
I done seen my homie die right in front of me with his gun drawn
銃を抜いたままのダチが、俺の目の前で死ぬのを見た
I'm fighting attempted murders, I still be walkin' 'round with my gun showin', nigga
殺人未遂で争っているが、俺は未だに銃を見せびらかしながら歩き回っている
I'm from the mud-mud, you need a job 'til my people make a nigga check stub
俺は泥の中の泥の出身だ、俺の仲間がお前に給与明細を作ってやるまで、お前には仕事が必要だな
※「check stub」は給与明細。ストリートのボスとして、地元の仲間に「仕事(ヒットマンや売人の役割)」を与え、稼がせているという権力の誇示。
Shoot up the block and pick the shell-cases up and make the police officer work for it
ブロックを銃撃し、薬莢を拾い上げて、警察官にしっかり仕事をさせてやる
※銃撃戦の後、証拠となる薬莢(shell-cases)を持ち去ることで、警察の捜査や弾道検査を難航させるストリートの悪知恵。
I'm too street, when I'm in the zone, I take drugs by the two-three (Drugs, drugs)
俺はストリートに染まりすぎている、ゾーンに入るとドラッグを2つ3つキメるんだ(ドラッグ、ドラッグ)
And it's proof I don't fuck with too many niggas
そしてそれが、俺があまり多くの奴らと関わらない証拠だ
Pull up in the hood in two-seats
2シーターでフッドに乗り付ける
Young wild niggas, I'ma stay around, ridin' hot cars with no license (Hell)
若くて血の気の多い奴ら、俺はそばにいるぜ、無免許で盗難車を乗り回してる奴らとな(Hell)
※「hot cars」は警察に手配されている盗難車。
Don't play, he'll kill you like a dark-skin, whole time bro ass light-skin (Gang)
ふざけるな、あいつはダークスキンのように容赦なくお前を殺す、あいつはライトスキンなのにだ(Gang)
※「light-skin(肌の明るい黒人)」は軟弱であるというストリートのステレオタイプや偏見を逆手に取り、自分の仲間は肌の色に関係なく冷酷な殺人鬼であるという表現。
He'll kill you for a light ten, on a nigga ass like a tight end (Ha)
あいつはたった1万ドルのために殺しをやる、タイトエンドみたいにピッタリ張り付いてな (Ha)
※「light ten」は1万ドル。「tight end」はアメリカンフットボールのポジション。標的にしつこく肉薄する様子の比喩。
Bro, I gave you only 'til the night end (Night end)
兄弟、俺はお前に夜が終わるまでの時間しか与えなかったはずだ(夜が終わるまでだ)
Young street nigga duck indictments (Let's get it)
ストリートの若い黒人が起訴を躱す(やってやるぜ)
[Chorus: Future]
Yeah, I been countin' money so long it make my hands ache
現金を数えすぎて手が痛くなる
Yeah, hundred round in the trunk, can't even stand straight
トランクには100発の弾丸、まっすぐ立つことすらできない
Yeah, gon' pop more than one, start hallucinatin'
1錠じゃ済まない、幻覚が見え始める
Lot of diamonds on my arm, look like roller-skate
腕には大量のダイヤモンド、まるでローラースケートみたいだ
My hood hotter than a sauna, nigga, whackin' shit
俺のフッドはサウナより熱い、奴らを始末している
Flood that lil' bitch out in stones and got a badder bitch
あのビッチを宝石漬けにして、さらに極上のビッチを手に入れた
Posted on the corner where it's yellow tape
イエローテープが張られるコーナーに立っている
Had to buy my bitch a gun, gang affiliate
俺のビッチに銃を買ってやらなきゃならなかった、ギャングとの繋がりがあるからな
