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Brown Paper Bag - DJ Khaled (feat. Jeezy, Juelz Santana, Lil Wayne, Fat Joe, Rick Ross & Dre) 【和訳・解説】

Artist: DJ Khaled (feat. Jeezy, Juelz Santana, Lil Wayne, Fat Joe, Rick Ross & Dre)

Album: We The Best

Song Title: Brown Paper Bag

概要

2007年にリリースされたDJ Khaledの2ndアルバム『We The Best』に収録された本作「Brown Paper Bag」は、南部と東海岸のトップ・ハスラーたちが勢揃いした、ヒップホップにおける「現金至上主義」の象徴的アンセムである。プロデュースを手掛けたのは、Cool & DreのDre。壮大でソウルフルなコーラスと重厚なビートの上で、Jeezy、Juelz Santana、Rick Ross、Lil Wayne、Fat Joeという、当時シーンの頂点を極めていたラッパーたちが次々とマイクをリレーする。タイトルの「Brown Paper Bag(茶色い紙袋)」は、銀行を通さずに現金(主にドラッグ・ディールで得た非合法な大金)を隠して持ち運ぶストリートの伝統的な手法を指している。彼らはそれぞれが経験してきたストリートのサバイバルと、そこから這い上がって得た莫大な富を誇示し合う。フロリダを拠点とするKhaledが各地域の才能を繋ぎ合わせ、2000年代後半の豪快でラグジュアリーなトラップ/ハスラー・ミュージックの青写真を提示した、エネルギーに満ち溢れる歴史的なポッセ・カットである。

和訳

[Intro: DJ Khaled, Dre & Jeezy]

DJ Khaled (Ay)
DJキャレド(エイ)

We the best (This is, this is)
俺たちが最高さ(これは、これは)

Nigga we the best, man (Who?)
なぁ、俺たちが一番だぜ(誰がって?)

Listen (We nigga)
聞けよ(俺たちさ)

[Pre-Chorus: Jeezy]

Just got a hundred of that brown paper bag money (Ay)
茶色い紙袋に詰まった10万ドルの現金を手に入れたところさ(エイ)
※「a hundred」は100だが、ストリートの文脈では「a hundred grand(10万ドル)」を指すことが多い。非合法に稼いだ現金は銀行口座に入れられないため、目立たない茶色い紙の買い物袋に入れて持ち運ぶのがハスラーの流儀である。

You niggas really wanna talk money? (Yeah)
お前ら、本当に金の話がしたいのか?(イェー)

Shit real, that's all I can tell 'em
これは現実だ、俺が奴らに言えるのはそれだけさ

Just wrap 'em up good so the dogs can't smell 'em, c'mon
警察犬に嗅ぎつけられないように、ブツをしっかり包んでおけよ、カモン
※ドラッグの密輸に関するライン。真空パックやコーヒー粉などを使って麻薬探知犬の嗅覚を誤魔化す手法への言及。

[Chorus: Dre & Jeezy]

Brown paper bag
茶色い紙袋さ

(Yo, Khaled, I’m so focused, homie, thank God for that)
(ヨゥ、キャレド、俺は超集中してるぜ、兄弟、神に感謝だな)

Brown paper bag (I can see clearly now)
茶色い紙袋さ(今ならハッキリと見えるぜ)

(You already know what it is, watch my moves, nigga)
(これが何だかもう分かってるだろ、俺の動きを見とけよ)

[Verse 1: Jeezy]

Thank God for those days, thank God for those nights
あの頃の日々に神に感謝する、あの頃の夜に神に感謝する

Though it might seem wrong, thank God for that white (White)
間違ったことのように思えるかもしれないが、あの「白」にも神に感謝するぜ(白)
※「white」はコカインのこと。犯罪に手を染めていた過去を肯定するわけではないが、そのおかげで今の自分(富)があるというトラップ・ラッパー特有のアンビバレントな感情。

They used to call me the Pyrex kid (Who?)
昔は俺をパイレックス・キッドと呼んでた(誰がって?)
※「Pyrex」は耐熱ガラスのブランド名。コカインを重曹と水で煮詰めてクラック・コカイン(石状の麻薬)を密造する際、ストリートで最も愛用されるのがパイレックスの計量カップであることから。

A.K.A. Young Arm & Hammer (Young)
別名、ヤング・アーム・アンド・ハンマーさ(ヤング)
※「Arm & Hammer」はアメリカで最も有名な重曹(ベーキングソーダ)のブランド。上記と同じく、クラック精製に欠かせない材料から取ったJeezy自身の異名。

In the kitchen with the pots, yeah I worked the glass
キッチンで鍋に向かい、そうさ、俺はガラスのカップで腕を振るった

Hard on a pimp, yeah I work them tags (Haha)
ピンプには厳しい環境だが、そうさ、俺は値札を引きちぎって豪遊する(ハハ)
※「work them tags」は、高級店で買い物をし、値札(tags)を次々と引きちぎる(豪快に金を使う)というフレックス。

And when they came in, we unpacked 'em all (All)
そしてブツが届いたら、俺たちは全部荷解きをした(全部な)

Broke 'em all down and unwrapped 'em all
ブロックを全部細かく砕いて、包装を全部剥がしたんだ

Just two words nigga, duffel bags
たった2つの言葉さ、ダッフルバッグだよ
※大量のドラッグや現金を詰め込むための巨大なバッグ。

I just know it so well, can't help but brag (Yeah)
俺はそのやり方をあまりにもよく知ってる、自慢せずにはいられないぜ(イェー)

Gold Mouth got ten, Mel Man got three
ゴールド・マウスが10年、メル・マンが3年だ
※ストリートの仲間たちが刑務所で食らった刑期への言及。

It's just your luck, the rap game got me, hold up
お前らは運が良かったな、俺はラップゲームに引き抜かれたからな、待てよ

[Verse 2: Juelz Santana]

Here we go again
また始まったぜ

Just spent a hundred of that brown paper bag money all on Timbs
茶色い紙袋に入った10万ドルの現金を、全部ティンバーランドにつぎ込んだところさ
※「Timbs」は東海岸(特にNY)のストリートの象徴であるティンバーランドのブーツ。NY出身のJuelz Santanaらしい誇張されたレペゼン。

And the bad bitches all on him
そしてイケてるビッチどもはみんな彼に夢中だ

'Cause the cars that he drives are all foreign (That's right)
だってアイツの乗ってる車は全部外車だからな(その通りさ)

The game is mine, I'm so far in
このゲームは俺のモノだ、俺はもうかなり深く入り込んでる

I'm speaking with an accent you just caught wind
俺はお前らが今ようやく気づいたようなアクセント(訛り)で喋ってるぜ
※最先端のフローやスラングを自分が作り出しているというアピール。

Can't even relax in my room (Why?)
自分の部屋でくつろぐことすらできない(なぜって?)

That brown paper bag money push my mattress through the roof
その茶色い紙袋の金が、俺のマットレスを屋根を突き破るまで押し上げるからさ
※現金を銀行に預けず、マットレスの下に隠すというストリートの習慣。その現金が多すぎて、マットレスが天井まで届いてしまうというコミカルな誇張表現。

This for my niggas gettin' brown paper bag money
これは茶色い紙袋で金を稼いでる俺のダチどもに捧げる

This for my strippers gettin' black plastic bag money
これは黒いビニール袋で金を稼いでる俺のストリッパーたちに捧げる
※ストリップクラブで客から投げられた大量の1ドル札を、ゴミ袋(黒いビニール袋)に詰めて持ち帰るという、ストリップ・カルチャーのリアルな描写。

I'm talkin' 'bout that bad money
俺はあの「悪い金(非合法な金)」の話をしてるんだ

That IRS can't tax money, ya dig me?
IRS(国税庁)が税金をかけられない金のことさ、分かるか?
※記録に残らない現金商売の最大のメリット。

[Pre-Chorus: Rick Ross]

Just made a hundred of that brown paper bag money
茶色い紙袋に詰まった10万ドルの現金を稼ぎ出したところさ

I thank God for the mil' he prepared for me
神が俺のために用意してくれたミリオン(100万ドル)に感謝するぜ

Take care my fam and my little dog, money
俺の家族と可愛い犬の面倒を見る、金でな

Thank God for that brown paper bag, that
あの茶色い紙袋に神に感謝するぜ、あの

[Chorus: Dre & Rick Ross]

Brown paper bag (Thank God for that)
茶色い紙袋さ(神に感謝するぜ)

Brown paper bag (Yeah, Boss, c'mon)
茶色い紙袋さ(イェー、ボスだ、カモン)

Brown paper bag (Boss, thank God for that)
茶色い紙袋さ(ボスだ、神に感謝するぜ)

Brown paper bag (We the best)
茶色い紙袋さ(俺たちが最高さ)

[Verse 3: Rick Ross]

Just pulled over in my 7-5
750(セブン・ファイブ)で車を停めたところさ
※BMW 750iのこと。高級車の定番。

Big bottle on the dash, hope he let me slide
ダッシュボードにはデカい酒のボトル、サツが見逃してくれるといいがな

Got twenty in the trunk, you can bet me five
トランクには20キロのブツだ、俺に5万ドル賭けてもいいぜ
※大量のコカインを積んで走っているという、マイアミの麻薬王(ボス)としてのペルソナ。

Twenty minutes and they dump, I'ma let these fly
20分で奴らが撃ち込んでくるなら、俺もこいつらをぶっ放してやる

We the best! Look at what we drive
俺たちが最高さ! 俺たちが何に乗ってるか見てみろよ

Got picnic tables on my lap, gettin' high
膝の上にピクニックテーブルを乗せて、ハイになってる
※マイバッハなどの超高級車の後部座席に備え付けられている、木目調の折りたたみテーブルのこと。そこで大麻を巻いたりコカインを捌いたりしているという超弩級のフレックス。

In the back of the Maybach and it cost five
マイバッハの後部座席でな、あれは50万ドルしたぜ

Hundred thou and a nigga spent that with a smile (Yeah)
50万ドルだ、俺は笑顔でその金を使ったのさ(イェー)

Stackin' numbers at alarmin' rates
警告音が鳴るような異常なスピードで、数字(金)を積み上げてる

White House still move a brick of raw in a day
ホワイトハウスはいまだに、1日に1ブロックの純粋なコカインを動かしてるぜ
※Rick Rossが所属していたグループ「Carol City Cartel」のメンバーの家、あるいは自身の豪邸を「ホワイトハウス(コカインの白い家)」と呼んでいる。大統領官邸のホワイトハウスと掛けた言葉遊び。

I'm that Bin Laden boy, I'll bomb ya state
俺はあのビンラディン・ボーイさ、お前の州を爆撃してやる
※オサマ・ビンラディンのように、大量のドラッグ(爆弾=bomb)を他州に投下(密輸)して市場を支配するという過激な比喩。

I ain't come to stay, I got a postbar and a date
俺はここに留まるために来たんじゃない、法廷(postbar)の予定と裁判の日程が控えてるんだ

Two million in a bag, ain't one to brag
バッグの中には200万ドルだ、自慢するようなことじゃないがな

You don't know the feelin' when the villain peelin' in a Jag
悪党がジャガーに乗ってタイヤを鳴らして走り去る時の気分、お前らには分からないだろうよ

Just starin' at the ceilin', ten woman at your pad
ただ天井を見つめてる、お前の部屋には10人の女がいるってのにな

I was at the center, now I see diligence in fact
俺はずっと中心にいた、今、俺は事実の中に勤勉さを見出してるんだ

I'm a Boss
俺はボスだ

[Pre-Chorus: Lil Wayne]

Just spent a hundred of that brown paper bag money
茶色い紙袋に入った10万ドルの現金を、全部使っちまったところさ

It feels good to be Young Money, Cash Money
ヤング・マネー、キャッシュ・マネーの一員であることは最高の気分だぜ

Rehab, I'm addicted to fast money
リハビリ施設へ行かなきゃな、俺はファスト・マネー(手っ取り早く稼ぐ金)の中毒なんだ

I got stacks of rubber bands up in that
輪ゴムで束ねた札束の山を、あの中に抱え込んでる

[Chorus: Dre & Lil Wayne]

Brown paper bag (Ya dig?)
茶色い紙袋さ(分かるか?)

Brown paper bag (My name is Weezy, y'all, I'm here)
茶色い紙袋さ(俺の名前はウィージーだ、みんな、俺はここにいるぜ)

Brown paper bag (On behalf of, um, Young Money, Cash Money, people)
茶色い紙袋さ(ええと、ヤング・マネー、キャッシュ・マネーを代表してな、みんな)

Brown paper bag (I represent 17th Ward, New Orleans, let's go)
茶色い紙袋さ(ニューオーリンズの第17区をレペゼンするぜ、レッツゴー)

[Verse 4: Lil Wayne]

Practice make perfect, I'm relaxing at rehearsal
練習が完璧を作る、俺はリハーサルの時でもリラックスしてるぜ

I'm a mothafuckin' professional, like Herschel
俺はクソみたいなプロフェッショナルさ、ハーシェルのようにな
※NFLの伝説的ランニングバック、ハーシェル・ウォーカー(Herschel Walker)のネームドロップ。圧倒的な実力を持つプロスポーツ選手と自分を重ね合わせている。

Walker, the talk of the game, is I
ウォーカーさ、このゲームの話題の中心は俺だ

But I wonder will they still be talkin' after I die
でも、俺が死んだ後も奴らは俺の話をし続けるんだろうか?
※Lil Wayneの絶頂期特有の、圧倒的な自信の裏に潜む自意識と死生観。

But that's not important, money's more important
まあ、そんなことは重要じゃない、金の方がずっと重要だ

And understand I been in that water like I was snorklin'
分かっておけ、俺はシュノーケリングでもしてるみたいに、ずっとあの水(危険なストリート)の中にいたんだ
※「water」はドラッグの密売や危険な環境の比喩。

Understand I been in that water like I'm a dolphin
分かっておけ、俺はイルカみたいに、ずっとあの水の中にいたんだ

Miami, Khaled took me in like an orphan
マイアミで、キャレドが俺を孤児みたいに迎え入れてくれたんだ
※ハリケーン・カトリーナで故郷ニューオーリンズが壊滅した後、マイアミに拠点を移したLil Wayneを、DJ Khaledがサポートしたという実際の背景。

Why did they start him? Now they can't park him
なぜ奴らは彼(俺)を始動させちまったんだ? 今じゃ誰も彼を止める(駐車する)ことなんてできないぜ
※「start(エンジンをかける)」と「park(駐車する)」という車にまつわる言葉遊び。

I go into the booth and just change like Clark Kent
俺はブースに入ると、まるでクラーク・ケントみたいに変身するんだ
※クラーク・ケントが電話ボックス(booth)に入ってスーパーマンに変身するように、録音ブース(booth)に入ると天才的なラッパーに変貌するというパンチライン。

Lamborghini dark tint, Philly blunt cigar scent
ランボルギーニのダーク・ティント、フィリーズ・ブラントの葉巻の香り

I'm by myself cause niggas run they mouths like auctions
俺は一人でいる、なぜって連中はオークション会場みたいに口をペラペラ動かしやがるからな
※オークションの競り人のように早口で喋る(秘密を漏らす、スニッチする)人間を遠ざけ、孤高を保っているというスタンス。

T-Street's my brother, FeFe's my brother
T・ストリーツは俺の兄弟、FeFeも俺の兄弟だ
※Lil Wayneの所属レーベル、Young Moneyの側近や仲間たちへのシャウトアウト。

And we stay on point like a fucking box cutter
俺たちは常に鋭く尖ってる(油断しない)ぜ、クソみたいなカッターナイフのようにな

Ya heard what I say, mothafucka did I stutter?
俺の言ったことが聞こえたか、マザーファッカー、俺はどもってたか?
※自分の言葉には一切の迷いもブレもないという強烈な威圧。

With my brown paper bag here to represent the hustle
この茶色い紙袋を持って、俺はハッスル(ストリートのシノギ)をレペゼンするためにここにいる

I'm out
俺は抜けるぜ

[Pre-Chorus: Fat Joe]

Coca baby, man you know I already had money
コカ・ベイビーだ、なぁ、俺がすでに大金を持ってるのは知ってるだろ
※「Coca」はFat Joeの異名の一つ(コカインの王というギャングスタ・ペルソナ)。また自身が長年シーンの第一線で稼ぎ続けてきた大御所であるというアピール。

Definition of that brown paper bag money
あの茶色い紙袋の金ってやつの、俺が定義そのものさ

Try front and I'll zip you in a bag, money
強がってみろ、お前を死体袋(バッグ)のジッパーに閉じ込めてやるよ、坊や
※「bag」という単語を、紙袋(金)から死体袋(ボディーバッグ=死)へと変換する秀逸な脅し。

For the cash, I'll blast anybody, that
金のためなら、俺は誰だって撃ち殺す、あの

[Chorus: Dre & Fat Joe]

Brown paper bag (That, that, that, that)
茶色い紙袋さ(あの、あの、あの、あの)

Brown paper bag (Thank God for that)
茶色い紙袋さ(神に感謝するぜ)

Brown paper bag (It's Coca baby, Cribs Mania)
茶色い紙袋さ(コカ・ベイビーだ、クリブズ・マニアさ)

Brown paper bag (We are simply the best, the very best)
茶色い紙袋さ(俺たちはシンプルに最高だ、まさに最高さ)

[Verse 5: Fat Joe]

Y'all niggas want Coca music?
お前ら、コカの音楽が欲しいんだろ?

La Costra Nostra flow, show ya how to do this
ラ・コーザ・ノストラのフロウだ、どうやるか見せてやるよ
※「La Cosa Nostra(我らのもの)」はイタリア系マフィアの総称。Fat Joeの属するラテン系・NYマフィア的なドンとしてのペルソナ。

Pin it so easy, a caveman could do it
いとも簡単に書き上げて(ピン留めして)やる、原始人にだってできるくらいな
※自動車保険会社GEICOの有名なCMのキャッチコピー「So easy, a caveman can do it(とても簡単、原始人にもできる)」をそのまま引用したユーモア。

Nigga, we simply the best, don't confuse it
なぁ、俺たちはシンプルに最高なんだ、勘違いするなよ

How confusing, critics be hating
なんて紛らわしいんだ、批評家どもはヘイトしてばかりだ

Best album yet but give me the same rating!
今までで最高のアルバムを作ったのに、奴らはまた同じ(低い)評価を下しやがる!
※当時のFat Joeが自身のアルバム評価に対して抱いていた、音楽メディアへの不満を直接的にぶつけている。

I'm waiting top of Rap Rushmore
俺はラップ界のラシュモア山の頂上で待ってるぜ
※「ラシュモア山」はアメリカの偉大な大統領4人の顔が彫られた山。自分はヒップホップ史上最も偉大なMCの1人として、歴史に顔を刻まれる存在だという強烈な自負。

Etched in stone, right beside Pun's wall
石に刻まれてな、パンの壁のすぐ横にさ
※「Pun」はFat Joeの最大の盟友であり、2000年に急逝した伝説の巨漢ラッパー、Big Pun(ビッグ・パン)のこと。彼の偉大な功績の隣に自分の名が刻まれるというエモーショナルなシャウトアウト。

Unsure, anythings possible
確かなことなんてない、何だって起こり得るのさ

Four mil' spent, bought out the Art Basel
400万ドル使って、アート・バーゼルを買い占めてやったぜ
※「Art Basel(アート・バーゼル)」はマイアミなどで開催される世界最高峰の現代アートフェア。ヒップホップにおけるアート・コレクターとしての富の誇示の先駆け。

I'm Picasso, in a Versac' suit
俺はヴェルサーチのスーツを着たピカソだ

Don't worry my nigga, Khaled I got you
心配するな兄弟、キャレド、俺がついてるぜ
※Terror Squad時代から長年DJ Khaledをフックアップし、彼のキャリアを支えてきたFat Joe(ボス)としての温かいメッセージ。

Not just cause I want to, cause I got to
俺がそうしたいからじゃない、そうしなきゃならないからだ

Put the squad on your back, did the impossible
スクワッド(仲間たち)を自分の背中に背負い、不可能を成し遂げたんだ

It's only logical to spit it from the heart
心の底から言葉を吐き出すのは、ごく論理的なことさ

Brown paper bag, who else but Joe the God?
茶色い紙袋だ、ジョー・ザ・ゴッド(神なるジョー)以外に誰がいるってんだ?
※自身の別名「Joey Crack」や「Fat Joe da Gangsta」を超越した「神」としての絶対的な自己肯定。

That
あの

[Outro: Dre]

Brown paper bag
茶色い紙袋さ

Brown paper bag
茶色い紙袋さ