Artist: Playboi Carti
Album: MUSIC - SORRY 4 DA WAIT
Song Title: FOMDJ
概要
イントロで響き渡るプロデューサータグが示す通り、前作『Whole Lotta Red』以降、Cartiの右腕として活躍するF1LTHYがビートを手掛けている。ディストーションの効いた攻撃的なレイジ(Rage)ビートの上で、Cartiは従来のベビーボイスから進化した低音のアプローチや変則的なフロウを自在に操る。タイトルはフックの「Fuck On My DJ」の頭文字から取られており、歌詞全体を通して、常軌を逸したドラッグの乱用、女性たちとの刹那的な関係、そして富とストリートの権力を誇示する内容となっている。「Opium」レーベルのドンとして君臨する彼の、退廃的かつ絶対的なロックスター・ペルソナを見事に体現した一曲である。
和訳
[Intro]
(目を覚ませ、F1LTHY)
※フィラデルフィア出身のプロデューサーであり、Opiumレーベルの重要人物であるF1LTHYのアイコニックなプロデューサータグ。
You got to
やるしかねぇ
[Chorus]
I got me a natural lil' bitch, I'll fuck that lil' ho on her B-Day
俺にはナチュラルなビッチがいる、あいつの誕生日にヤッてやるよ
※「natural」はBBLなどの美容整形手術をしていない女性を指す。
I'ma walk on stage, my eyes so red, yeah, fuck what she say
俺はステージに上がる、目は真っ赤だ、yeah、女が何を言おうが知るか
※ドラッグ(マリファナやリーンなど)で目が充血した状態でステージに立つ、制御不能なロックスターのスタンス。
I been on the E-way, bitch, come on the G-way
俺は高速道路を飛ばしてきた、ビッチ、ギャングの道へ来いよ
※「E-way」はExpressway(高速道路)、「G-way」はGangsta-way(ギャングとしての生き方)を意味する言葉遊び。
She wanna put on my chain, yeah, she wanna fuck on my DJ
あいつは俺のチェーンを着けたがる、yeah、俺のDJとヤリたがってるんだ
※タイトルの「FOMDJ」の由来。Cartiの取り巻き(DJ)と寝てでも彼に近づこうとするグルーピーの狂信的な様子。
Let it go like a relay, fuck her mouth, I don't do dates
リレーみたいに回してやる、口にブチ込むぜ、デートなんかしない
※女性を仲間内で回す(relay)というトラップカルチャー特有のミソジニー的な表現と、恋愛関係(デート)を徹底して拒絶する姿勢。
All this money, I'm big paid, buy Richie a new Wraith
この大金、俺は莫大に稼いでる、Richieに新しいWraithを買ってやる
※「Richie」はCartiの長年のコラボレーターであるプロデューサーのRichie Souf、あるいは取り巻きのメンバー。「Wraith」はロールス・ロイスの超高級車。仲間に数千万の車を買い与えるボスのフレックス。
Oh yeah, give my opps they due dates
Oh yeah、敵どもに死の期限を与えてやる
※「due date(出産予定日や締め切り)」を、敵(opps)の「命の期限(殺害する日)」のメタファーとして使用している残忍なパンチライン。
Crash out for the gang, hol' up, crash out for a mixtape
ギャングのために暴走する、待てよ、ミックステープのために暴走するぜ
※「crash out」は後先考えずに暴力沙汰を起こす、または破滅的な行動に出るというストリートスラング。
Have you fuck on my peers, I'ma hit all the gears
お前を俺の仲間とヤラせて、俺はすべてのギアを入れる
Have you switchin' your lips, yeah, she got all the skills
お前の唇を切り替えさせる、yeah、あいつはすべてのスキルを持ってるんだ
And I'm still on the hill, yeah, I'm still in The Hills
そして俺はまだ丘の上にいる、yeah、今もビバリーヒルズにいるぜ
※「The Hills」はロサンゼルスの超高級住宅街ビバリーヒルズのこと。シーンの頂点に君臨し続けていることの比喩。
We ain't missed a mеal, we ain't missed a mil'
俺たちは一食も逃しちゃいない、俺たちは100万ドルも逃しちゃいない
※「meal(食事)」と「mil'(100万ドル=million)」で滑らかに韻を踏み、決して飢えることなく大金を稼ぎ続けているというハスラーの誇り。
We ain't missеd a meal, we ain't missed a mil'
俺たちは一食も逃しちゃいない、俺たちは100万ドルも逃しちゃいない
[Verse]
This how the Perky feel, this how the ecstasy feel
これがパーコセットの感覚だ、これがエクスタシーの感覚だ
※「Perky」はオピオイド系鎮痛剤パーコセット。「ecstasy」はMDMA。複数のドラッグによる多幸感と麻痺の描写。
This how the Xanny feel, watch how that motherfucker feel
これがザナックスの感覚だ、あのクソ野郎がどう感じるか見てみろ
※「Xanny」は抗不安薬ザナックス。
Make your bitch wanna go drill
お前のビッチにドリルしたくさせるぜ
※「drill」は性行為を激しく行うこと、または銃撃などの暴力行為に走らせることのダブルミーニング。
Voices, they all in my ears
声が、俺の耳の中で響いてる
※度重なるドラッグの副作用やパラノイアによる幻聴。
Give me a reason to trip, schyeah
俺をブチギレさせる理由をくれよ、schyeah
※「trip」はドラッグで飛ぶこと、あるいは激怒して暴走すること。
Bust that bitch right at your lip
お前の唇のど真ん中にブチ込んでやる
Havin' all blues like a Crip
クリップスみたいに、すべてブルーを持ってる
※「blues」は100ドル札(新しい100ドル札の青いライン)、または青い錠剤(パーコセット30mgなど)のこと。ロサンゼルスのストリートギャング「Crips」のシンボルカラーである青にかけている。
Pull up, I'm ready to flip
車を停める、俺はいつでもブッ殺す準備ができてる
※「flip」はキレる、発砲する、またはドラッグや金を転がす(増やす)という意味のスラング。
Then I go turn up a tier
それから俺はもう一つ上の階層へ行く
I can make all of 'em feel
俺は奴ら全員に分からせることができる
I'm 'bout to climb out the rear
俺は後部座席から這い出ようとしてる
I'm on that vitamin E, huh
俺はビタミンEでキマってる、huh
※「vitamin E」はエクスタシー(MDMA)のストリートでの隠語(E)。
All of my pints are sealed
俺のパイントはすべて未開封だ
※「pint」はリーン(プロメタジン・コデインシロップ)のボトルの単位。未開封の医療用シロップ(本物であり高価であることの証明)を大量に所持しているというフレックス。
I'm in that bitch like D. Hill
D. Hillみたいにその場所にいるぜ
※「D. Hill」はDrakeとFutureのヒット曲「Life Is Good」を手掛け、2021年に他界したアトランタのプロデューサーへのシャウトアウトと推測される。
Tell me, who you fear?
教えてくれ、お前は誰を恐れてるんだ?
Bitch, it's stuck in the motherfuckin' air
ビッチ、それは空中に充満してやがる
At the finish line, meet me there
ゴールラインで、俺と会おうぜ
Got a broad tryna braid my hair
俺の髪を編みたがってる女がいる
Percocet got me sittin' like a chair, schyeah
パーコセットのせいで、俺は椅子みたいに座り込んでる、schyeah
※強力なオピオイドのダウナー作用で体が重くなり、動けなくなっている(カウチロック状態)ことの比喩。
I'm a dog, I don't motherfuckin' care
俺は犬だ、マジで何も気にしちゃいねぇ
※「dog」は女遊びが激しい男、または容赦のないストリートの男という意味。
Got ten hoes sittin' in the lair
隠れ家に10人のビッチを座らせてる
Pourin' drank in the drop like the mayor, schyeah
市長みたいに、ドロップトップの中でドリンクを注いでる、schyeah
※「drank」はリーン。「drop」はオープンカーのこと。街の権力者(市長)のように、堂々とオープンカーでドラッグを嗜む無敵状態の様子。
Got a vibe, tryna have an affair
いい雰囲気だ、浮気してやろうとしてる
Brought her out, then I get another pair
あいつを連れ出して、また別の2人を手に入れる
Tell her lead me up them stairs, schyeah
あの階段を案内しろって彼女に言うのさ、schyeah
[Chorus]
I got me a natural lil' bitch, I'll fuck that lil' ho on her B-Day
俺にはナチュラルなビッチがいる、あいつの誕生日にヤッてやるよ
I'ma walk on stage, my eyes so red, yeah, fuck what she say
俺はステージに上がる、目は真っ赤だ、yeah、女が何を言おうが知るか
I been on the E-way, bitch, come on the G-way
俺は高速道路を飛ばしてきた、ビッチ、ギャングの道へ来いよ
She wanna put on my chain, yeah, she wanna fuck on my DJ
あいつは俺のチェーンを着けたがる、yeah、俺のDJとヤリたがってるんだ
Let it go like a relay, fuck her mouth, I don't do dates
リレーみたいに回してやる、口にブチ込むぜ、デートなんかしない
All this money, I'm big paid, buy Richie a new Wraith
この大金、俺は莫大に稼いでる、Richieに新しいWraithを買ってやる
Oh yeah, give my opps they due dates
Oh yeah、敵どもに死の期限を与えてやる
Crash out for the gang, hol' up, crash out for a mixtape
ギャングのために暴走する、待てよ、ミックステープのために暴走するぜ
Have you fuck on my peers, I'ma hit all the gears
お前を俺の仲間とヤラせて、俺はすべてのギアを入れる
Have you switchin' your lips, yeah, she got all the skills
お前の唇を切り替えさせる、yeah、あいつはすべてのスキルを持ってるんだ
And I'm still on the hill, yeah, I'm still in The Hills
そして俺はまだ丘の上にいる、yeah、今もビバリーヒルズにいるぜ
We ain't missed a meal, we ain't missed a mil'
俺たちは一食も逃しちゃいない、俺たちは100万ドルも逃しちゃいない
We ain't missed a meal, we ain't missed a mil'
俺たちは一食も逃しちゃいない、俺たちは100万ドルも逃しちゃいない
