Artist: Playboi Carti (feat. Bryson Tiller)
Album: Die Lit
Song Title: Fell in Luv
概要
2018年にリリースされたPlayboi Cartiのデビュー・スタジオアルバム『Die Lit』に収録された本作は、アルバムの中でも一際メロウでスウィートな異彩を放つラブソングである。天才プロデューサーPi'erre Bourneは、ジャマイカのレゲエシンガーTanya Stephensの2004年の楽曲「It's a Pity」(さらにその元ネタはGregory Isaacsの伝説的リディム「Night Nurse」)のサックスのメロディを見事にサンプリングし、ピッチを上げてトラップのバウンスと融合させるという神業を披露している。リリース前は「Tanya」というタイトルでファンの間にリークされ、Gunnaをフィーチャーした別バージョンも存在したが、公式にはトラップソウルの先駆者であるBryson Tillerが迎えられた。Cartiの自由奔放で反復的なマンブル・ラップと、Tillerの滑らかでリリカルなR&Bボーカルが完璧なコントラストを生み出し、ストリートのハードさとロマンチックな愛の逃避行を同時に表現した傑作となっている。
和訳
[Chorus: Playboi Carti]
I fell in love, fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
But that's okay 'cause we in love
でもそれでいい、俺たちは愛し合ってるからな
Oh my God, I fell in love
なんてことだ、俺は恋に落ちちまった
I fell in love with the love
愛というもの自体に恋をしたんだ
※特定の一人の女性というよりも、恋愛関係そのものや、それがもたらす快感、あるいはドラッグと愛が混ざり合った多幸感に浸りきっている状態を表現している。
Show me love, I give you love
俺に愛を見せてくれ、お前にも愛を与えるから
Fell in love, I fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
I want in for the love
愛のためにのめり込みたいんだ
Just show me love, just show me love
ただ俺に愛を見せてくれ、愛を見せてくれ
I fell in love, I fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
And that's okay 'cause I'm in love
それでいいんだ、俺は恋してるからな
[Verse 1: Playboi Carti]
We in that bed, give me head
ベッドの中にいる、俺にしゃぶってくれ
I want that just to stay
このままずっとこうしていたいんだ
Close your eye, don't shed no tear
目を閉じて、涙は流さないでくれ
Keep it dark, close the shade
暗いままにしておこう、ブラインドを閉めて
I'm off the pills, you on that lean
俺は錠剤でキマってて、お前はリーンを飲んでる
※「pills」は処方薬の錠剤(パーコセットやザナックスなど)、「lean」はコデイン入りシロップ。二人でドラッグを摂取し、退廃的でスローな愛の時間を共有している。
You fuck me slowly, uh, girl, do your thing
ゆっくりと俺とヤる、ガール、お前の好きにしろよ
Let's take some pictures, let's take some scenes, huh
写真を撮ろうぜ、いくつかシーンを撮影しよう
Playboy, huh, magazine, huh
プレイボーイの雑誌みたいにな
※自分のアーティスト名「Playboi」と、有名な成人向け雑誌『Playboy』を掛け、目の前の女性がグラビアモデルのようにセクシーであることを表現した秀逸なワードプレイ。
She got her panties off with no tee, huh
あいつはTシャツも着てないし、パンティーも脱いでる
She got her titties out, she wanna tease, huh
おっぱいを丸出しにして、俺を焦らしたいみたいだな
She tatted up now, I see you see, huh
今じゃあいつもタトゥーだらけだ、見れば分かるだろ
I know you see, I know you see I see
お前が見てるのは分かってる、俺が見てるのをお前が分かってるのもな
You know I want that, bitch, I wanna eat, I eat
俺がそれを欲しがってるのは知ってるだろ、ビッチ、俺は食いたいんだ、食わせろよ
※「eat」は女性の体を味わい尽くす、特にクンニリングス(eat out)を指すストリートの表現。
I wanna lick it up, I wanna fuckin' eat
舐め尽くしたい、めちゃくちゃに食いたいんだ
I wanna freeze you up, I want them diamonds blingin'
お前を凍らせてやりたい、そのダイヤを輝かせたいんだ
※「freeze」はダイヤモンド(Ice)を大量にプレゼントして、彼女を氷のように輝かせる(ドレスアップさせる)こと。
I want it all on you, I want you all on me, ooh
お前に全部捧げたい、お前の全部を俺に委ねてほしい
[Chorus: Playboi Carti]
I fell in love, fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
But that's okay 'cause we in love
でもそれでいい、俺たちは愛し合ってるからな
Oh my God, I fell in love
なんてことだ、俺は恋に落ちちまった
I fell in love with the love
愛というもの自体に恋をしたんだ
Show me love, I give you love
俺に愛を見せてくれ、お前にも愛を与えるから
Fell in love, I fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
I want in for the love
愛のためにのめり込みたいんだ
Just show me love, just show me love
ただ俺に愛を見せてくれ、愛を見せてくれ
[Verse 2: Bryson Tiller]
Lil' ma fly, she got a flock now
あの娘はイケてる、今じゃ取り巻きを引き連れてるぜ
※ここからBryson Tillerのヴァース。「fly(イケてる/飛ぶ)」という言葉から、「flock(鳥の群れ/取り巻き)」へと繋げる巧みなライムスキーム。
Got a squad now, got a drop now
自分のスクワッドもいるし、今じゃドロップトップに乗ってる
She club hop, ayy, jewelry shoppin'
クラブをハシゴして、ジュエリーの買い物さ
Girl, you shinin', girl, you fine, and yeah, you
ガール、君は輝いてる、君は最高だ、あぁ、君は
Fine as wine, you ten like diamonds (Dime piece)
ワインみたいに極上で、ダイヤみたいに10点満点だ
※「ten(10)」と、10セント硬貨を意味する「dime」を掛け、「dime piece(10点満点の完璧な美女)」を表現するR&Bのクラシックな比喩。
I treat you like my last dime
俺の最後の全財産みたいに、君を大事にするぜ
※先ほどの「dime」を受けて、今度は文字通りのお金(手元に残った最後の10セント=何よりも大切なもの)として扱うという、Tillerらしいロマンチックなパンチライン。
Go broke, uh, no joke, uh
一文無しになっても構わない、冗談じゃないぜ
I cut these hoes off, I kill the roll call
他の女たちとは縁を切る、点呼のリストからは消してやる
※「roll call(点呼)」は、自分がキープしている複数の女性たちのリストのこと。本命の彼女のために遊びを辞める宣言。
I put the doors up, she like to show off
俺はドアを上に開ける、彼女は見せびらかすのが好きだからな
※高級車(ランボルギーニなど)のガルウィングドアを開けて、彼女の美しさを街中にアピールしている。
Them bitches sleepy, them bitches dozed off
他のビッチどもは眠たそうだ、居眠りしてやがる
※自分の彼女の圧倒的な魅力の前に、他の女性たちは退屈で魅力がなく、比較にならない(sleeping on her)というメタファー。
I put a ring on it, name got a ring to it
指輪をはめてやるよ、名前の響きもいいしな
※「put a ring on it」はプロポーズすること。「ring to it」は「名前の響きが良い(結婚して自分の苗字になれば完璧だ)」という洒落たプロポーズの言葉。
On my knees for you, watch me do it how he ain't do it
君のためにひざまずくよ、前の男がしなかったことを俺がやるのを見てな
I cannot speak for you, but I know that he ain't fluent
君の代弁はできないが、あいつが流暢じゃなかったのは分かるぜ
I speak your language, he don't tell you things, do he?
俺は君の言語を話せる、あいつは君に何も語りかけなかっただろ?
※前の恋人は彼女の心(愛の言語)を理解しておらずコミュニケーションが不足していたが、自分は完璧に彼女を理解し愛の言葉を囁けるという自信。
Like girl, you dangerous, girl, I ain't seen beauty
ガール、君は危険なほど美しい、こんな美しさは見たことがないよ
Not 'til I seen you, he don't treat you like queen, do he?
君に出会うまではね、あいつは君を女王のようには扱わなかっただろ?
Yeah, yeah, yeah
Let me sing to you, let this be the theme music, girl, I fell in love
君のために歌わせてくれ、これを俺たちのテーマソングにしよう、ガール、俺は恋に落ちたんだ
[Chorus: Playboi Carti]
I fell in love, fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
But that's okay 'cause we in love
でもそれでいい、俺たちは愛し合ってるからな
Oh my God, I fell in love
なんてことだ、俺は恋に落ちちまった
I fell in love with the love
愛というもの自体に恋をしたんだ
Show me love, I give you love
俺に愛を見せてくれ、お前にも愛を与えるから
Fell in love, I fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
I want in for the love
愛のためにのめり込みたいんだ
Just show me love, just show me love
ただ俺に愛を見せてくれ、愛を見せてくれ
I fell in love, I fell in love
恋に落ちたんだ、恋に落ちた
And that's okay 'cause I'm in love
それでいいんだ、俺は恋してるからな
