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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

GLORIOUS - PARTYNEXTDOOR & Drake 【和訳・解説】

Artist: PARTYNEXTDOOR & Drake

Album: $ome $exy $ongs 4 U

Song Title: GLORIOUS

概要

「GLORIOUS」は、PARTYNEXTDOORとDrakeによるジョイント・プロジェクトの中でも、特にストリートのヒリつきと圧倒的な勝者の傲慢さ(Mob Boss的な要素)が際立つバンガーだ。冒頭にはブロンクス発のラッパーIce Spiceのインタビュー音声をサンプリングし、現代の物質主義的な恋愛観を提示。Verse 1ではDrakeが、自分に救済を求める女性に対して金品を与えつつも、裏切りには容赦しないという冷酷な支配者の顔を見せる。圧巻なのはVerse 2で、UKドリル由来のスラング(flat, whip)やトロントのストリートの文脈を巧みに操りながら、貧しく車も持たない相手の男(元カレ)を嘲笑し、その恋人を奪い取るというNTR(寝取り)のストーリーが展開される。OVOの元用心棒であるBaka Not Niceの名前を出し、武器を持っているフリをして怯えるフェイクな男たちを「My bad(悪い悪い)」と舐め腐る態度は、ヒップホップシーンの頂点に君臨し続けるDrakeの圧倒的な優位性と毒気(Toxic)を見事に表現している。

和訳

[Intro: Ice Spice]

It's so fire, like, it's for the streets, it's for the baddies
マジでヤバい、ストリートのため、イケてるビッチたちのためって感じで

It's for the ooters, it's for everybody
シューターたちのため、みんなのためのものよ
※「ooters」はshooters(銃を撃つストリートのギャング)を指すニューヨーク・ドリル特有のスラング。Ice Spiceのインタビュー音声をサンプリングしている。

It just really gives me that vibe, like
本当にそういうバイブスを感じるの、っていうか

[Verse 1: Drake & Ice Spice]

Oh, my God, look at that bumper
なんてこった、あのデカいケツを見てみろよ
※「bumper」は車のバンパーと女性の大きなお尻をかけたスラング。

Would've had no chance back in the day when I was on the come up
俺がまだ無名だった頃なら、絶対にチャンスなんてなかっただろうな

I would've got air time for that number
あの番号を手に入れるために、無視されて終わってたはずだ
※「air time」は相手にされない、空気を読まされる(無視される)こと。

Now she lookin' back at me 'cause these days all the pretty tings wonder (Grr)
今じゃ彼女の方から俺を振り返る、最近の可愛い子たちはみんな俺に興味津々だからな
※「tings」は女性を指すトロント/パトワのスラング。

Yeah, no drummer, you know I got bands
ドラマーじゃないが、俺がバンドを持ってるのは知ってるだろ
※「bands」はバンド(楽団)と札束(帯付きの金)をかけたヒップホップの定番のダブルミーニング。

You try to not act like a fan, but you know that I'm Drizzy, you know who I am (Know who I am)
ファンじゃないフリをしてるけど、俺がドレィジーだってことは分かってる、俺が誰か知ってるはずだ

Like grrah, for sure, ten million views in a day
間違いなく、1日で1000万回再生だ

Look at me, I know you see a cape 'cause you're one of them ones that's tryna get saved, I'm here
俺を見てみろ、マントが見えてるんだろ、君は救われたがってる女の一人だからな、俺はここにいるぜ
※スーパーヒーローの「cape(マント)」が見えるという表現で、経済的・精神的に救済してほしいと願う女性の依存心を皮肉っている。

(I appreciate, like, free gifts, I'm not gon' lie)
(タダでもらえるプレゼントは嬉しいわ、嘘はつかない)
※再びIce Spiceの音声サンプリング。

I know that your man is a waste
君の男がクズだってことは分かってる
※「waste」はトロントのスラングで「waste yute(役立たずのクズ)」の意。

But you won't look him in the face and say that you're wastin' my twenties away
でも君はあいつの顔を真っ直ぐ見て「私の20代を無駄にしてる」とは言えないんだろ

What's hush always say? There's so many ways to get paid
ハッシュはいつも何て言ってた? 金を稼ぐ方法なんていくらでもあるってな
※「hush」はDrakeの長年の盟友でありOVOの重鎮、Young Hushのこと。

(Isis is an Egyptian goddess, yep, so, but you know)
(アイシスはエジプトの女神よ、ええ、だから、でも分かるでしょ)
※Ice Spiceの本名Isis Gastonに関するトーク。

VVS pon your chest
君の胸元にVVSのダイヤを輝かせる
※「pon」は「upon」を意味するパトワ。「VVS」は最高級クラスのダイヤモンド。

Keys to the place, you're blessed
この部屋の鍵も渡す、君は恵まれてるよ

Flyin' on private jets
プライベートジェットで空を飛んで

Don't even ask where we at 'cause I got no idea
俺たちがどこにいるかなんて聞かないでくれ、俺にもさっぱり分からないから

Don't do me dirty for real 'cause I'm leavin' you here
マジで俺を裏切るような真似はするなよ、こんな場所に置き去りにするからな
※甘やかして金品を与える一方で、裏切りに対しては冷酷な処罰を下す「Mob Boss」としての警告。

(I really don't give a shit, I'm a, I'm a Capricorn, so)
(本当にどうでもいいの、私、山羊座だから)

(What does that mean?)
(それってどういう意味?)

(We don't give a shit, yeah)
(私たちはどうでもいいってこと、ええ)

Damn, I feel like I just took an oath, I feel like I just took an oath
クソ、まるで誓いを立てた気分だ、誓いを立てたような気分さ

My hand wasn't put on the Bible, my hand was there pon your waist (We don't give a shit)
俺の手は聖書の上じゃなく、君の腰の上に置かれていたけどな
※法廷での宣誓(聖書に手を置く)と、女性の腰を抱く行為をかけている。

My hand was grippin' your bum, my hand was all around your throat
俺の手は君の尻を掴み、君の首を絞め上げていた

You said your mama kicked you out, so where the fuck you 'bout to go?
母親に追い出されたって言ってたな、で、一体どこに行くつもりなんだ?

Can't be bouncin' 'round the 6, girl, that shit is a slippery slope
このトロントの街をフラフラしてるわけにはいかないだろ、そんなの転落への坂道だぜ

And that's why I'm tryna take care of some things, at least until you get afloat
だから俺が色々面倒を見てやろうとしてるんだ、少なくとも君が自分の力で浮かび上がれるまでは

But then you start doing your thing, whatever was floatin' your boat
でも君は好き勝手やり始めるんだ、自分の気分が良くなることなら何でも
※「float your boat」は「自分の好みに合う、楽しいと思うことをする」というイディオム。援助してやった途端に調子に乗る女性への不満。

I'm taking you here and taking you there, you must take man for a joke
あちこち連れて行ってやってるのに、君は男をバカにしてるに違いない

Damn
クソッ

[Chorus: PARTYNEXTDOOR & Drake]

Fuck me like (Yeah)
こんな風に俺とヤッてくれ

Fuck me like you mean it
本気を見せるように俺とヤッてくれ

Course I'm out here leanin'
もちろん俺はここでリーンを飲んでキマってる
※「leanin'」は咳止めシロップ(プロメタジン/コデイン)を使ったドラッグ「リーン」を飲んで酩酊している状態。

Party there still fiendin'
パーティーはまだハイを求めて渇望している
※「fiendin'」は薬物などの強い欲求(禁断症状)のこと。PARTYNEXTDOOR自身の名前ともかけている。

Course I wanna fuck her, but I wan' treat her, ayy
もちろん彼女とヤリたいが、大切に扱ってもやりたいんだ

And now I got you thinkin' the right idea
これで君も正しい考えに行き着いたはずだ

Fuck me like you mean it, fuck me like you mean it (Oh, oh, oh)
本気を見せるように俺とヤッてくれ、本気を見せるように

Fuck me like you mean it, fuck me like you mean it (Grr, grr)
本気を見せるように俺とヤッてくれ、本気を見せるように

Fuck me like you mean it (Look)
本気を見せるように俺とヤッてくれ

[Verse 2: Drake]

I was chillin' with your girl in her flat, she was tellin' me how you're way too attached
君の女のアパートでくつろいでたんだ、彼女は君がどれだけ執着しすぎてるかを話してたぜ
※「flat」はイギリス英語(UKドリル由来)でアパートのこと。相手の男(元カレ)に向けて語りかける強烈なNTR(寝取り)とマウントのヴァース。

You're at work and you're rushin' back, but you got no whip, you take bus and back
君は仕事中で急いで帰ろうとしてるが、車もないからバスで往復してるんだろ
※「whip」は車。貧しい相手を嘲笑している。

She say you wanna make it in music, but she doesn't have much trust in that
彼女は君が音楽で成功したがってるって言ってたが、彼女自身は全く信じてないみたいだぜ

She loves you and gets nothin' back, I could tell that she wants me to bust her back
彼女は君を愛しても何も返ってこない、俺に背中を壊されるほど激しく抱かれたがってるのが分かったよ
※「bust her back」は激しいセックスのこと。

Ayy, but if I bust her back, she gon' need MB to adjust her back (Facts)
でも俺が背中を壊したら、背骨を治すためにMBが必要になるだろうな(マジで)
※ファンの間では「MB」はトロントで有名な特定のカイロプラクターや整体師を指している、あるいは「マイバッハ(Maybach)」のゆったりしたシートが必要になるという富の誇示と解釈されている。

Your man's on foot right now, tryna share a location, hustlin' back (Woo)
君の男は今徒歩で、位置情報を共有しようとしながら急いで戻ってきてる

Factory stones won't bust that down, I'ma drop that off when I touch back down
工場生産のダイヤじゃその時計は輝かない、俺が戻った時に極上のやつを置いていってやるよ
※「Factory stones」は安物の人工ダイヤ。「bust down(高級時計のダイヤ装飾)」と前のラインの「bust her back」で韻と意味をかけている。

Girls might trip when you show 'em the tag, the group chat's lit like, "Bitch, I'm a gag"
値札を見せたら女友達はパニックになるかもな、グループチャットは「ヤバい、マジでヤバい」って大騒ぎさ
※「gag」は言葉を失うほど驚く、圧倒されるというスラング。

Damn, life with this guy was a drag
クソ、この男との生活は退屈でウンザリだったよな

He's better off wavin' a white flag, Baka seen bro, he was clutchin' a side bag
あいつは白旗を振って降伏した方が身のためだ、バカがあいつを見た時、サイドバッグを強く握りしめてたらしいぜ
※「Baka」はDrakeの盟友であり、元用心棒のBaka Not Niceのこと。「side bag」はUK/トロントのストリートファッションで、中に銃やナイフを隠し持つことが多い。相手が怯えて武器に手をかけていたというストリートでの遭遇エピソード。

Yeah, straight up asked him, "What's in the side bag?" Tapped his chest, there's nothin' inside that
真っ直ぐあいつに聞いたんだ「そのサイドバッグには何が入ってるんだ?」ってな、胸を叩いてみたが、中には何も入ってなかった
※武器を持っているフリをして強がっていただけの相手(フェイク)を見透かす、Mob Bossの圧倒的優位性。

Guys won't sick and my killies'll fly that, we thought you were on that, broski, my bad
あいつらは襲いかかってこないし、俺の殺し屋たちがそれを奪い取る、お前もやる気だと思ってたよ、兄弟、悪いな
※「killies」はパトワ由来で仲間の殺し屋(シューター)のこと。「my bad(悪い悪い)」と謝るフリをして相手を完全に舐めきっている。

Yeah

We thought you were on that, broski, my bad, my bad, my bad
お前もやる気だと思ってたよ、兄弟、悪いな、悪かったよ

[Chorus: PARTYNEXTDOOR]

Fuck me like (Yeah)
こんな風に俺とヤッてくれ

Fuck me like you mean it
本気を見せるように俺とヤッてくれ

Course I'm out here leanin'
もちろん俺はここでリーンを飲んでキマってる

Party there still fiendin'
パーティーはまだハイを求めて渇望している

Course I wanna fuck her, but I wan' treat her, ayy
もちろん彼女とヤリたいが、大切に扱ってもやりたいんだ

And now I got you thinkin' the right idea
これで君も正しい考えに行き着いたはずだ

Fuck me like you mean it (Yeah), fuck me like you mean it (Oh, oh, oh)
本気を見せるように俺とヤッてくれ、本気を見せるように

Fuck me like you mean it, fuck me like you mean it
本気を見せるように俺とヤッてくれ、本気を見せるように

Fuck me like you mean it
本気を見せるように俺とヤッてくれ