UGMKM

Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

UGMKM ARCHIVE

Find Music By Artist, Genre.

和訳・解説記事を、アーティスト名・ジャンルから探せます。

305 to My City - Drake (feat. Detail) 【和訳・解説】

Artist: Drake (feat. Detail)

Album: Nothing Was the Same

Song Title: 305 to My City

概要

「305 to My City」は、3rdアルバム『Nothing Was the Same』(2013年)に収録された、Drakeのストリップクラブ愛と、そこで働く女性たちへの共感を描いた楽曲である。タイトルにある「305」はマイアミの市外局番であり、「My City」は彼の故郷トロントを指す。プロデュースとフックのボーカルを担当したDetail(ビヨンセの「Drunk in Love」などを手掛けたプロデューサー)による、重くサイケデリックなビートが、真夜中のストリップクラブの退廃的な空気を演出している。Drakeはここで、単なる客としてではなく、夜の世界で体を張り、偏見と戦いながら自立しようとするストリッパーの「ハッスル(過酷な労働)」を、自身が音楽業界で成り上がった経験と重ね合わせている。彼女たちの金銭的成功を称賛し、法的なトラブル(飲酒運転や税関での足止め)すらも自分の権力で揉み消してやると豪語する姿は、まさにマイアミとトロントを股にかける「Mob Boss」としての振る舞いそのものである。

和訳

[Intro]

Drop down, drop-drop (Shit is real out here)
腰を落とせ、低く落とせ(ここの現実はシビアだぜ)
※ストリッパーに対してポールダンスで腰を落とす動作を促している。

Drop down, drop-drop
腰を落とせ、低く落とせ

Drop-drop-drop down, drop-drop
低く、低く腰を落とせ

Get it (Yeah)
稼ぎな

Get it
稼ぎな

Drop down, drop-drop
腰を落とせ、低く落とせ

[Chorus: Detail]

Oooh, I got the 305 to my city
ああ、マイアミの女たちを俺の街へ連れてきた
※「305」はマイアミの市外局番。マイアミで出会ったお気に入りのストリッパーたちを、自分の地元であるトロント(My city)に招待し、VIP待遇で迎えている。

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

I get it, I get it
わかってる、俺にはお前らの苦労がわかってる

I swear that I get it, I get it, I get it
誓って言うよ、俺にはお前らの頑張りがわかってるんだ

We did it, we did it
俺たちはやり遂げたんだ

We did it, we did it
俺たちはやり遂げたんだ

We so far from finished
俺たちはまだ終わっちゃいない

I brought you right back just so we can relive it
あの夜をもう一度楽しむために、お前をここまで連れてきたんだ

[Bridge: Drake]

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

I get it, I get it
わかってる、お前の苦労はわかってる

Your hustle don't ever go unnoticed, baby
お前の必死のハッスルを、俺は見逃したりしないぜ、ベイビー
※ストリップクラブでの激しい肉体労働を「Hustle(ストリートでの過酷な労働)」として高く評価している。

I'm with you, I'm with it, oh
俺はお前の味方だ、一緒についてる

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

I get it, I get it
わかってる、わかってる

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

[Verse 1: Drake]

They don't work hard as you
あいつらはお前ほどハードに働いちゃいない

Damn, that's so crazy
くそ、マジでイカれてるぜ

At the end of the night when you count
夜の終わりに札束を数える時

Numbers don't lie to my baby
数字は俺のベイビーに嘘をつかないからな

Locker room full of money
ロッカールームは金で溢れかえっている

Girl, you just did it
なあ、お前はやり遂げたんだ

I get it, I get it
わかってる、お前の努力はわかってる

Man, fuck all that talking, take shots to the kidney
無駄話はクソくらえだ、腎臓が痛むくらいテキーラを流し込もう

Down payment on the Jaguar
ジャガーの頭金も払った

Your roommate got credit
ルームメイトのクレジットの信用を使わせてもらって

Twelve months on the lease
12ヶ月のリース契約も結んだ

That's a come-up, baby, don't you ever forget it
これこそが成り上がりだ、ベイビー、絶対に忘れるなよ
※ストリッパーは収入が不安定とみなされローン審査(Credit)が通りにくいため、ルームメイトの名義を借りて高級車をリースしたという生々しい裏事情を描写している。

Connections are heavy
人脈ってのは強力だ

Every real nigga, they fuck with you
本物の男たちはみんな、お前のことを気に入ってる

Nails chipped out in diamonds
爪にはダイヤモンドが散りばめられている

You sparkle, but fuck, man, the spark ain't enough for you
お前は輝いているが、クソッ、その輝きすらお前には物足りないんだろうな

[Chorus: Detail]

Oooh, I got the 305 to my city
ああ、マイアミの女たちを俺の街へ連れてきた

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

I get it, I get it, I swear that I get it
わかってる、俺にはお前らの苦労がわかってるんだ

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

We did it, we did it
俺たちはやり遂げたんだ

We did it, we did it
俺たちはやり遂げたんだ

We so far from finished
俺たちはまだ終わっちゃいない

I brought you right back just so we can relive it
あの夜をもう一度楽しむために、お前をここまで連れてきたんだ

[Bridge: Drake]

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

I get it, I get it
わかってる、お前の苦労はわかってる

Your hustle don't ever go unnoticed, baby
お前の必死のハッスルを、俺は見逃したりしないぜ、ベイビー

I'm with you, I'm with it, oh
俺はお前の味方だ、一緒についてる

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

I get it, I get it
わかってる、わかってる

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

[Verse 2: Drake]

Tonight was your night
今夜はお前の夜だったな

Go get you some lobsters and shrimp
ロブスターとエビでも食べに行こうぜ

You smart and you know it
お前は賢いし、自分でもそれをわかってる

I get it, I get it, you outdo these pimps
俺にはわかるぜ、お前はそこらのポン引きよりも上手くやってる

I hope you don't fall
どうか落ちないでくれよ

That's you on the top of the ceiling
天井のてっぺんからぶら下がっているのがお前だ
※ストリップクラブで天井近くまで登ってポールダンスをする彼女の姿への感嘆。

Don't you ever forget 'bout your story
自分が歩んできた物語を絶対に忘れるなよ

I get it, you did it, you did it
俺にはわかる、お前はやり遂げたんだ、やり遂げたんだよ

Got a link on the champagne
シャンパンのコネクションも手に入れたし

Your best friend is bartending
お前の親友はバーテンダーとして働いてる

Your parents saying this another phase in your life
親はこんなの人生の一時的な迷いだと言っている

They can't wait until it's all finished
お前がこの仕事を辞める日を待ちわびてるんだ

Shine on them hoes
あのビッチどもを見返してやれ

Let 'em know that you run shit
お前がこの店を仕切ってるってことを教えてやれ

I get it, I get it
わかってる、俺にはお前の気持ちがわかってるさ

I'm working too hard, let's get into some fun shit
俺も働きすぎたから、ちょっと楽しいことでも始めようぜ

281 to my city
ヒューストンから俺の街へ
※「281」はヒューストンの市外局番。マイアミだけでなく、全米随一のストリップクラブ文化を持つヒューストンのダンサーもトロントへ呼んでいる。

Heard you had trouble at customs
税関でトラブルがあったって聞いたぜ

Your girl got a DUI?
お前の友達が飲酒運転で捕まったって?

I'll make the calls to get y'all through customs
俺が電話一本入れて、お前ら全員を税関から通してやるよ
※過去の犯罪歴(DUI)などでカナダ入国を拒否された女性たちを、自身の権力とコネを使って強引に入国させるというMob Boss的な傲慢さと権力の誇示。

Tell your best friend, "Girl, get your paperwork right"
親友に言っておけよ、「ちゃんと書類を揃えなさいよ」ってな

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

What's up for the night?
今夜はどうするつもりだ?

[Chorus: Detail]

Oooh, I got the 305 to my city
ああ、マイアミの女たちを俺の街へ連れてきた

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

I get it, I get it, I swear that I get it
わかってる、俺にはお前らの苦労がわかってるんだ

I get it, I get it
わかってる、わかってるさ

We just did it, we did it
俺たちはやり遂げたばかりだ

We did it, we did it
俺たちはやり遂げたんだ

We so far from finished
俺たちはまだ終わっちゃいない

I brought you right back just so we can relive it
あの夜をもう一度楽しむために、お前をここまで連れてきたんだ

[Bridge]

I get it, get it, get it
わかってる、お前の苦労はわかってる

Drop down, drop-drop down
腰を落とせ、低く落とせ

I get it, get it, get it
わかってる、お前の苦労はわかってる

Drop down, drop-drop down
腰を落とせ、低く落とせ

[Outro: Drake]

Your momma used to live at the church on Sunday
お前の母さんは、日曜になれば教会に入り浸ってた

You just go to LIV after church on Sunday, oh Lord
それなのにお前は、日曜に教会へ行った後、そのままLIVに行くんだな、ああ神よ
※「LIV」はマイアミにある超高級ナイトクラブ。日曜日にはヒップホップの大物たちが集まることで有名。敬虔なクリスチャンだった母親との対比で、彼女の現在の退廃的で華やかなライフスタイルを皮肉交じりに表現している。

Oh Lord, we're not in Kansas anymore
ああ神よ、俺たちはもうカンザスにはいないんだな

We're not in Kansas anymore (Yeah)
俺たちはもうカンザスにはいない
※映画『オズの魔法使』の有名なセリフの引用。田舎町(カンザス)から離れ、欲望が渦巻く全く違う世界(オズの国=大都会のクラブシーン)に来てしまったという比喩。