Artist: Travis Scott (feat. Young Thug)
Album: UTOPIA
Song Title: SKITZO
概要
トラヴィス・スコットの4thアルバム『UTOPIA』(2023年)に収録された、約6分間にわたる壮大なプログレッシブ・ラップ・オデッセイ。Boi-1daをはじめとするプロデューサー陣によってビートが3回もスイッチ(全4部構成)する複雑な構成は、タイトルの「SKITZO(Schizo/統合失調症の意のスラング)」が示す通り、彼の分裂的で多様なエゴを音像化している。RICO法違反で収監中の盟友・Young Thug(ヤング・サグ)を客演に迎え、ストリートの誇りと圧倒的な富をフレックスする前半から、ビルボードの「トップ10ラッパー」リストへの不満、Kanye West(Ye)への絶対的な忠誠心など、後半に向かうにつれてトラヴィスのパーソナルで生々しい本音が堰を切ったように溢れ出す。アルバムの中で最も彼の純粋なラップスキル(スピッティング)を堪能できる傑作である。
和訳
[Part I]
[Chorus: Travis Scott]
Beat me, I move at night when they really can't see me
俺を倒してみろよ、俺は夜、奴らの目が届かない時に動くんだ
I ran it back last time but it ain't last time
この前はやり直してやったが、これが最後ってわけじゃねえ
I got so much around the house, I had to hide mine (Yeah, oh)
家の周りには(資産が)溢れ返ってるからな、俺のモノを隠さなきゃならなかったんだ(イェー、オー)
※法的な追及やパパラッチの目から、自分の財産や秘密を隠すセレブのパラノイア。
[Verse 1: Travis Scott]
Throw it all, before I hit the door, she dropped 'em, had the clothes off (Oh)
全部投げ捨てろ、俺がドアを開ける前に、彼女は服を脱ぎ捨ててたぜ(オー)
I thought it was a setup, watch her, I can't doze off
ハニートラップ(セットアップ)かと思ったぜ、彼女を監視しろ、うかうか眠る(ドーズ・オフ)こともできねえ
The dogs out the kennel, watchin' with the scope off
犬たち(仲間)を犬小屋から放つ、スコープを外して(肉眼で)監視してる
With the heat talk, watch it burn your soul off (Ah)
熱い言葉(ヒート・トーク)で、お前の魂が燃え尽きるのを見てな(アァ)
※「Heat」は銃の隠語でもあり、銃口が火を噴く様と掛けている。
I took 'em out of office, now they work for me now
奴らをオフィス(役所/企業)から引き抜いてやった、今じゃ俺のために働いてるぜ
※優秀な弁護士やエージェントを高額な報酬でヘッドハントしたというフレックス。
I took her out the background, she play the lead now (Lead)
彼女を背景(バックグラウンド)から連れ出した、今じゃ彼女が主役(リード)を張ってる(リードだ)
Put it in the back gate, or hold the trees down (Trees)
裏門(バックゲート)から入れろ、それかハッパ(ツリー)を抑えておけ(ツリー)
Tryna tell you what I need, somebody do that there
俺が何を求めてるか伝えようとしてるんだ、誰かそこでやってくれ
Late at night, at home, get ratchet, can you do that there?
深夜の家で、下品(ラチェット)に荒れる、お前はそこでそんなことができるか?
Way out when I'm on road, you send me do that there
俺がツアー(オン・ロード)に出てる遥か遠くで、お前はそこで俺にそれを送ってくる
Told you I'ma be right back as long as—
すぐ戻るって言っただろ、もし…
Told you I'ma be right back as long as—
すぐ戻るって言っただろ、もし…
Do that there, do that there
そこでやってくれ、そこでな
Way out when— (Yeah)
遥か遠くで…(イェー)
Do that there
そこでやってくれ
Late at night, at home, get ratchet, can you do that there? (Can you do it?)
深夜の家で、下品に荒れる、お前はそこでそんなことができるか?(できるか?)
Told you I'ma be right back as long as—, do that there
すぐ戻るって言っただろ、もし…そこでやってくれ
(Told you I'ma be right back as long as—)
(すぐ戻るって言っただろ、もし…)
[Chorus: Travis Scott & Young Thug]
Beat me, I move at night when they really can't see me
俺を倒してみろよ、俺は夜、奴らの目が届かない時に動くんだ
I ran it back last time but it ain't last time
この前はやり直してやったが、これが最後ってわけじゃねえ
I got so much around the house, I had to hide mine (To hide mine)
家の周りには溢れ返ってるからな、俺のモノを隠さなきゃならなかったんだ(隠さなきゃな)
Let's go
行くぞ
[Verse 2: Young Thug & Travis Scott]
Bling-bling, I get a rush every time I see some diamonds
ブリンブリン、ダイヤモンドを見るたびにアドレナリン(ラッシュ)が湧いてくるぜ
※ここからRICO法違反で収監中の盟友・Young Thugのヴァース。
She get it up, she gon' bounce it like a trampoline
彼女は腰を上げて、トランポリンみたいにバウンスさせるのさ
Keep up with swag, she be fresher than a mannequin
スワッグを保つんだ、彼女はマネキンよりもフレッシュ(オシャレ)だぜ
All type of bags in her closet like she married to me, married to me
クローゼットにはあらゆる種類のバッグが並んでる、まるで俺と結婚してるみたいにな、結婚してるみたいに
You a puzzle, Patek Phillipe
お前はパズルだ、パテック・フィリップさ
※パテック・フィリップの複雑な機械構造と、女性のミステリアスな性格を掛けた表現。
Keep it right there with my postcode (Slatt, postcode)
俺の郵便番号(ポストコード)と一緒に、そこに置いておけよ(スラット、ポストコード)
I been jumpin' out the gym with no Jordans on (Woah)
俺はジョーダン(スニーカー)なんて履かずに、ジムから飛び出してるぜ(ウォウ)
※NikeのAir Jordanがなくても、自力で高く飛躍(成功)しているというフレックス。
She been all above the rim on her torsos (Woah)
彼女は胴体(トルソー)をリム(ゴール)の遥か上まで反らせてる(ウォウ)
※激しい性行為のアクロバティックな描写をバスケのダンクに例えている。
Princess cuts, diamonds, I got plenty
プリンセスカットのダイヤモンド、俺は大量に持ってるぜ
Lift it up, air it out, like linen (Yah)
持ち上げて、風通しを良くしろ(エア・イット・アウト)、リネンみたいにな(イェー)
※「air it out」は風を通すことと、「銃を乱射する」というスラングのダブルミーニング。
Rolls Royce, big ol' truck, I'm in it (Yah)
ロールス・ロイスのデカいトラック(カリナン)、俺はそれに乗ってるぜ(イェー)
Bouncing 'round like he want smoke, I'm a chimney (Yah)
あいつは煙(スモーク)を求めてるみたいに跳ね回ってるが、俺は煙突(チムニー)だぜ(イェー)
※「smoke(揉め事/銃撃戦)」を求めてくる敵に対して、俺は「煙突(揉め事をいくらでも吐き出してやる/常に火が点いている)」だというYoung Thugらしいユーモア溢れるパンチライン。
Tall, her hair long, she Jamaican ('Maican)
背が高くて、髪の長いジャマイカの女(ジャマイカ人)
And she tryna rage in the bedroom (Yah)
彼女はベッドルームでレイジ(暴れる)したがってる(イェー)
And she got a Rollie on her leg too (Leg too)
それに彼女は、脚(足首)にもロレックスを着けてるんだ(脚にもな)
And it's plain gold, Ace of Spade too (Yeah)
純金(プレーン・ゴールド)のやつさ、エース・オブ・スペード(のシャンパン)もな(イェー)
Coco Chanel for reals on her toes
足元には本物のココ・シャネル
I got white folk money, Eminem with no gold
俺には白人のような金(ホワイト・フォーク・マネー)がある、ゴールドチェーンを着けないエミネムみたいにな
※白人のような莫大な富(オールドマネーのような莫大な資産)を持っていること。エミネムはラッパーでありながら、派手なゴールドチェーンを着けないスタイルで知られる。
I got rose gold teeth and rose gold rims on my Rolls
俺にはローズゴールドの歯(グリルズ)と、ロールスのローズゴールドのリム(ホイール)がある
Peep the way they lookin', we gettin' richer than a bookie, ayy
奴らの視線をよく見てみな、俺たちはノミ屋(ブッキー)よりも金持ちになってるぜ、エイ
[Chorus: Travis Scott]
Beat me, I move at night when they really can't see me
俺を倒してみろよ、俺は夜、奴らの目が届かない時に動くんだ
I ran it back last time but it ain't last time
この前はやり直してやったが、これが最後ってわけじゃねえ
I got so much around the house, I had to hide mine (To hide mine)
家の周りには溢れ返ってるからな、俺のモノを隠さなきゃならなかったんだ(隠さなきゃな)
Believe me, I move at night when they really can't see me
信じろよ、俺は夜、奴らの目が届かない時に動くんだ
I ran it back last time but it ain't last time
この前はやり直してやったが、これが最後ってわけじゃねえ
I got so much around the house, I had to hide mine (To hide mine)
家の周りには溢れ返ってるからな、俺のモノを隠さなきゃならなかったんだ(隠さなきゃな)
[Part II]
[Segue: Travis Scott]
Alright, alright, alright, alright, alright, alright
オーライ、オーライ…
※ここでビートがトラヴィスのソロパートへとスイッチする。
[Verse: Travis Scott]
Without goin' deep Shakespeare
シェイクスピアみたいに深く語るつもりはないが
Took the squad, brought the play right here (Yeah)
スクワッド(仲間)を連れて、ここで「劇(プレイ)」を始めるぜ(イェー)
※シェイクスピアの戯曲(play)と、ストリートの作戦(play)を掛けた言葉遊び。
Got the vision and I made that clear (Clear)
ビジョンは持ってる、そしてそれを明確(クリア)にしてやった(明確にな)
Up from two 'til it's two runnin' plays like the Tennessee kid (Tennessee)
2時から2時(24時間)まで起きっぱなしで、テネシー・キッドみたいにプレイを連発(ランニン)してるぜ(テネシー)
※テネシー大学の元アメフト選手、あるいは音楽業界で休むことなく働き続ける自身の比喩。
I'm the one, that's why they tryna hurt the kid (Kid)
俺が「選ばれし者」だからさ、だから奴らはこのキッド(俺)を傷つけようとするんだ(キッドをな)
I'm the one, JH, with the braids, with the lights
俺が選ばれし者、JH(ジェームズ・ハーデン)だ、ブレイズヘアで、ライトを浴びて
With the ike and the smoke, but I can't stay away
アイク(銃/薬)と煙(スモーク)にまみれてるが、俺はそこから離れられないんだ
※NBAのスーパースター、ジェームズ・ハーデン(James Harden)のトレードマークである髭/ブレイズと、トラヴィス自身の容姿を重ねている。
See this life? Man, I can't stay away
この人生(ライフ)を見てみろよ? なぁ、俺は離れられないんだ
Find a vice, man, I can't stay away
悪徳(バイス)を見つける、なぁ、俺は離れられないんだ
Find it hard, why I can't play it safe?
難しく感じるぜ、なぜ俺は無難(セーフ)にプレイできないんだ?
Seen the top ten pen list, I don't even know how they could pin this
(ビルボードの)「トップ10ラッパー」のリストを見たが、どうやってあいつらがこれをピン留め(決定)したのかすら分からねえよ
※2023年2月にビルボード誌が発表した「史上最高のラッパー トップ50」において、自分の名前が不当に低い(またはリストの基準が不明確だ)と感じたことへの痛烈なディス。「pen(ペン=作詞力)」と「pin(ピン留め=決定する)」で韻を踏んでいる。
Knowin' that I'm the human Pinterest
俺が「生きたPinterest(インスピレーションの源)」だって分かってるのにな
※他の多くのアーティストが、トラヴィス(の音楽やファッション)からアイデアをピン留め(パクって)しているという圧倒的な影響力の誇示。
Need true love but I know true love's like a friendship
真実の愛が必要だが、真実の愛ってのは友情(フレンドシップ)みたいなもんだって分かってる
But even Titanic had an endin'
だが、あのタイタニック号(巨大で不沈と思われた愛や関係)にだって終わり(沈没)があったように
I rock the boat with ice so expensive
俺はクソほど高価な「氷(アイス/ダイヤ)」で、その船を揺らして(沈めて)しまうのさ
※「タイタニック号を沈めた氷山(Iceberg)」と「高価なダイヤモンド(Ice)」を掛けた秀逸なメタファー。自らの富(アイス)やライフスタイルが、愛する人との関係(船)を破綻させてしまうという悲哀。
Hair long, not no extensions
髪は長い、エクステじゃねえよ
Money long, shit is extended
金も長い(尽きない)、このシットは延長(エクステンド)されてるんだ
She need me now, she need me a pendant
彼女は今、俺を必要としてる、俺のペンダントが必要なんだ
I said you need me now, I ain't finished, huh
俺は言ったぜ、「今お前には俺が必要だろ」、俺はまだ終わっちゃいねえぞ、ハッ
[Part III]
[Segue: Travis Scott]
I said, you need me now
俺は言ったぜ、今お前には俺が必要だって
I said, you need me now
俺は言ったぜ、今お前には俺が必要だって
You need me (Ah)
お前には俺が必要なんだ(アァ)
※ここで3度目のビートスイッチ。
[Verse: Travis Scott]
I stick to the code, binary like I's and O's (Ooh)
俺は掟(コード)を貫く、1と0のバイナリ(二進数)みたいにな(ウー)
※「code(ストリートの掟)」と「code(プログラミングのコード)」を掛けたワードプレイ。
I'm too exposed, I gotta keep curtains closed (Closed)
俺はあまりにも晒されすぎた(露出度が高すぎる)、カーテンを閉めておかなきゃならねえ(閉めてな)
Her body bold, she hid it behind the clothes (Skeet, skeet, skeet)
彼女の身体は大胆(ボールド)だ、服の後ろに隠してるがな(スキート、スキート、スキート)
※「Skeet」は射精を意味するスラング。
I'm in Cabo, I'm hittin' these adios
俺はカボ(メキシコ)にいる、奴らに「アディオス(さよなら)」って言ってやってるのさ
Tryna balance all these up and downs, but I keep poppin' lows (Lows)
この浮き沈み(アップ・アンド・ダウン)をなんとかバランス取ろうとしてるが、ずっとロウ(ダウナー系の薬/底辺)をキメ続けちまうんだ(ロウズ)
Man, it is what it is, that's just how it goes
なぁ、そういうもんなんだよ、そういう風に進んでいくのさ
Pure session, I just kept progressin', finally found the flow (Flow)
純粋なセッション、俺はただ進歩し続けて、ようやくこのフロウを見つけたんだ(フロウ)
If the answer's down there with the devil, I may never know (Let's go)
もし「答え」が悪魔のいる下(地獄)にあるのなら、俺は永遠に知ることはないだろうな(行くぞ)
※悪魔とは契約しない、地獄には落ちないという宣言。
My dawg just got freed out the precinct (Free)
俺のダチが警察署(プリシンクト)から釈放(フリー)されたばかりだ(フリー)
Hid it in my bag, let's hit Turks for the weekend (Let's go)
こいつ(薬)をバッグに隠して、週末はタークス・カイコス諸島に行こうぜ(行くぞ)
Why did I pop two out that whole pack? Dawg, I'm tweakin' (Geeked)
なんでパックの中から2錠もキメちまったんだ? なぁ、俺はトウィーク(薬で異常な状態)してるぜ(キマッてる)
Baby girl, come suck, keep me up, ain't no sleepin', ooh
ベイビーガール、しゃぶってくれ、俺を起こしておいてくれ、眠る暇なんてねえんだ、オー
She gon' let me beat that body up like we beefin' (Beefin')
彼女は、俺たちが揉めてる(ビーフしてる)みたいに、その身体を激しく叩かせて(ヤらせて)くれるんだ(ビーフ)
Better yet she vegan (Vegan), better yet she tweakin' (Tweakin')
さらに言えば彼女はビーガンだ(ビーガン)、さらに言えば彼女もキマってる(トウィークしてる)
Yeah, 6 A.M., I hit my alarm clock (Yeah)
イェー、午前6時、目覚まし時計を叩く(イェー)
You see the vision, this shit non-stop, gotta keep my palms hot (Hot)
お前にもこのビジョンが見えるだろ、このシットはノンストップだ、俺の掌は熱いままにしておかなきゃな(熱く)
※休むことなく働き続け、金(hot palms)を稼ぎ続けるという決意。
Got Longhorns in my backyard, bitch, I'm a lonestar
裏庭にはロングホーン(牛)がいるぜ、ビッチ、俺はローンスター(テキサスの象徴)だ
※テキサス大学のシンボルであるロングホーン牛と、テキサス州の愛称「ローン・スター・ステート」。生粋のテキサス・レペゼン。
The droptop came with the top, I cut the door apart
ドロップトップ(オープンカー)に屋根(トップ)がついてきたから、俺はドアを切り離してやったのさ
My brodie keep a stainless to steal, ain't no Chrome Heart (Grr)
俺の兄弟(ブロディ)は命を奪う(スティール)ためにステンレス(銃)を持ってる、クロムハーツのアクセサリーなんかじゃねえよ(グルルル)
※「stainless steel(ステンレス鋼の銃)」と「Chrome Hearts(高級シルバーアクセサリー)」を対比させ、ファッションではなくリアルなストリートの武器(銃)であることを強調している。
[Part IV]
[Verse: Travis Scott]
I cut some off, I had to better myself
いくつかの関係を切り捨てた、俺は自分を向上させなきゃならなかったんだ
※ここでビートが不穏でドラマチックな展開を見せる。
Against the odds, I'd bet on myself
圧倒的に不利な状況(アゲインスト・ザ・オッズ)でも、俺は自分自身に賭けた
I was at Frank Gibbins before Thanksgiving, thanks to my health
感謝祭(サンクスギビング)の前に、俺はフランク・ギビンズ(の病院/施設)にいた、俺の健康に感謝(サンクス)しなきゃな
※アストロワールドの悲劇後、あるいは精神的な疲労から医療機関のサポートを受けていたことを示唆している。
Too many flaws, tryna generate wealth
欠点(フロウズ)が多すぎる、富を生み出そうと必死にもがいてる
Man, that's how you go broke and lose bros and lose hope in this shit
なぁ、そうやってお前らは一文無しになり、兄弟(仲間)を失い、このシットの中で希望を失っていくんだよ
I was thinkin' that we both could be rich, I guess it's one-sided
俺たち両方が金持ちになれると思ってたが、どうやらそれは俺の片思い(ワン・サイデッド)だったみたいだな
Crazy how they love to talk shit and got no Trident
奴らがクソみたいな陰口(トーク・シット)を叩くのが大好きなのに、トライデント(ガム)一つ持ってないなんて狂ってるぜ
※「talk shit(陰口を叩く/息がクソ臭い)」と、口臭を防ぐガム「Trident」を掛けた痛烈な皮肉。
I'm loyal, bitch, I got Ye over Biden
俺は義理堅い(ロイヤル)んだよ、ビッチ、俺はバイデン(大統領)よりもYe(カニエ・ウェスト)を支持するぜ
※本作の中で最も話題となったライン。政治的に物議を醸し、業界からキャンセル(追放)されたKanye West(Ye)に対する、いかなる権力者(米国大統領)よりも重い、トラヴィスの絶対的な忠誠心と愛の表明。
I let the shit go off the top, yeah, no typin'
俺はこのシットを頭に浮かんだまま(オフ・ザ・トップ)吐き出す、イェー、タイピング(台本)なんかしねえよ
How I go from overlooked to these niggas is overbitin'?
どうやって俺は、見過ごされてた(オーバー・ルック)状態から、こいつらが俺を過剰にパクる(オーバー・バイティン)状態になったんだ?
※無視されていた存在から、今では誰もがトラヴィスのスタイルを盗む(Biting)ようになったという圧倒的な成り上がりの証明。
How I'm always in they ear? I'm enticin'
どうして俺はいつも奴らの耳の中にいる(聴かれている)んだ? 俺が魅惑的(エンタイシン)だからさ
And you ain't gotta take it from me, I'm advisin', for real
俺の言葉を真に受ける必要はねえよ、ただ俺はアドバイスしてるだけさ、マジでな
