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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

Auntie Diaries - Kendrick Lamar 【和訳・解説】

Artist: Kendrick Lamar

Album: Mr. Morale & The Big Steppers

Song Title: Auntie Diaries

概要

本作「Auntie Diaries」は、ヒップホップにおける最も根深いタブーの一つである「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」と「トランスフォビア」に真っ向から切り込んだ、歴史的に重要なストーリーテリング楽曲である。Kendrickは、男性へとトランスジションした「叔母」と、女性へとトランスジションした「従兄弟のデメトリウス」の2人の実体験を軸に、自身の幼少期の無知や、黒人教会にはびこる宗教的偏見を赤裸々に告白する。曲中で彼は「Faggot(同性愛者への強力な蔑称)」という言葉をあえて何度も繰り返し、言葉が持つ暴力性と自身の成長の過程を描写する。そして曲の最後、白人の女性ファンに「Nigga(黒人への蔑称)」という言葉の使用を禁じた過去の自身の行動と重ね合わせることで、真の理解と共感には「立場の逆転」が必要であるという痛烈な自己批判と教訓を導き出している。

和訳

[Intro: Kendrick Lamar & Eckhart Tolle]

Heart plays in ways the mind can't figure out
心(ハート)は、理屈(マインド)では理解できない動きをする

Heart plays in ways the mind can't—
心は、理屈では—

Heart plays in ways the mind can't figure out
心は、理屈では理解できない動きをする
※性自認や性的指向が、社会的な規範や頭での理解(mind)を超えた、人間の本質的な心(heart)の動きであることを示唆している。

This is how we conceptualize human beings
これが、私たちが人間というものを概念化する方法なのです
※思想家Eckhart Tolleの声。人間を既存の枠組みやラベル(性別など)で固定化してしまうことの限界を説いている。

[Verse 1: Kendrick Lamar]

My auntie is a man now
俺の叔母さんは、今じゃ男だ
※トランスジェンダーのFtM(女性から男性へ)となった叔母についての衝撃的な告白から曲が幕を開ける。ヒップホップにおいて身内のトランスジェンダーを公に語ること自体が極めて異例である。

I think I'm old enough to understand now
今なら、俺もそれを理解できるくらい大人になったと思う

Drinking Paul Masson with her hat turned backwards
帽子を後ろ向きに被って、ポール・マッソン(ブランデー)を飲んでた

Motorola pager, off-white Guess jacket
モトローラのポケベルに、オフホワイトのGuessのジャケット

Blue Air Max's, gold chains, and curl kits
青いエアマックス、ゴールドチェーン、それにカールキット
※叔母が90年代の典型的な「ストリートの黒人男性(マスキュリン)」のファッションやライフスタイルを好んでいた様子を描写している。この時点ではKendrickはまだ彼女の性自認を完全に理解しておらず、代名詞も「her」を使っている(曲の進行と共に代名詞が変化していく)。

'93 Nissan wax job, the earliest
93年型のワックスがけされた日産車、誰よりも早起きだった

Big social, big personality, vocal
社交的で、個性が強くて、自己主張も激しかった

Played the underground verbatim and stayed local
アンダーグラウンドの曲をそらで歌って、地元に根付いてた

My auntie is a man now
俺の叔母さんは、今じゃ男だ

I watch him and his girl hold their hands down
叔母さん(彼)と彼女が手を繋いでるのを見てたよ

Tip of the avenues under street lights made his
街灯の下、通りの端で彼が考え込んでるのを見て

Thinking, "I want me a bad bitch when I get big"
俺は「大人になったら、俺もあんなイケてる女(バッド・ビッチ)を捕まえたいな」と思ってた

They hug on the corner like California King
二人はカリフォルニア・キングサイズのベッドみたいに、街角で抱き合ってた

Cold hand all up her skirt, cars whistling down the road
冷たい手を彼女のスカートに忍ばせて、車が通りをヒュンヒュンと通り過ぎていく

See, my auntie is a man now, slight bravado
そう、俺の叔母さんは今じゃ男だ、少しの虚勢(ブラバド)を張ってな

Scratching the likes from lotto
宝くじのスクラッチを削って

Hoping that she pull up tomorrow
明日また彼女が車で迎えに来てくれるのを祈ってたんだ

So I can hang out in the front seat
助手席に乗って遊べるようにさ

Six-by-nines keeping the music up under me
6x9のスピーカーから、俺の下で音楽が鳴り響いてた
※叔母は幼いKendrickにとって、クールな「ストリートの男」のロールモデルそのものであった。

My auntie is a man now
俺の叔母さんは、今じゃ男だ

Asked my mama why my uncles don't like him that much
母さんに「なんで他の叔父さんたちは彼(叔母)のことがあんなに嫌いなの?」って聞いたんだ

And at the parties why they always wanna fight him that much
「パーティーの時、なんであんなに彼と喧嘩したがるの?」って

She said, "Ain't no tellin'
母さんは言った、「分からないわ

Niggas always been jealous because he had more women
男たち(ニガ)はいつも彼に嫉妬してたのよ、彼の方が女にモテたから

More money and more attention made more envy
彼の方が金を持ってて、注目を集めてたから、妬まれてたの

Calling him anything but broke was less offending"
彼を『一文無し』と呼ぶ以外の悪口なら、大したダメージにならないって思ってたのよ」
※黒人男性たち(Kendrickの他の叔父たち)が、トランスジェンダーである叔母の圧倒的なマスキュリニティ(男らしさ、モテ、経済力)に対して抱いていた「ホモフォビアを隠れ蓑にした強烈な嫉妬」と「有害な男らしさ」を鋭く指摘している。

[Verse 2: Kendrick Lamar]

My auntie is a man now
俺の叔母さんは、今じゃ男だ

I think I'm old enough to understand now
今なら、俺もそれを理解できるくらい大人になったと思う

Drinking Paul Masson with her hat turned backwards
帽子を後ろ向きに被って、ポール・マッソンを飲んでた

Back when it was comedic relief to say, "Faggot"
「オカマ(ファゴット)」って言うことが、ただの笑いを取るための冗談だった頃の話だ
※ここから、ヒップホップや黒人コミュニティに蔓延していたカジュアルな同性愛差別の告白が始まる。Faggotは同性愛者に対する極めて強い蔑称(Fワード)。

"Faggot, faggot, faggot," we ain't know no better
「オカマ、オカマ、オカマ」、俺たちは何も分かっちゃいなかった

Elementary kids with no filter, however
フィルターを持たない小学生のガキだったんだ、だけど

My auntie became a man and I took pride in it
叔母さんが男になって、俺はそれを誇りに思ってた

She wasn't gay, she ate pussy, and that was the difference
彼女はゲイ(同性愛者の女性)じゃない、女とヤってた(彼女は「男」だった)、それが違いさ
※幼いKendrickなりの解釈。叔母は単なる「レズビアン」ではなく、精神的に完全に「ストレートの男性」として振る舞っていたという性自認の複雑さを子供ながらに認識していた。

That's what I told my friends in second grade
小学2年生の時、俺は友達にそう言ったんだ

She picking me up from school, they stare at her in the face
彼女が学校に迎えに来ると、友達は彼女の顔をジロジロ見てた

They couldn't comprehend what I grew accustomed
俺が当たり前だと思ってることを、あいつらは理解できなかったんだ

We pull off bumpin' Quik like it was nothing
俺たちは何事もなかったかのように、DJ Quikの曲を爆音で流して走り去った

My auntie is a man now, what a relationship
俺の叔母さんは今じゃ男だ、なんて関係性だろう

I grew up fast, I needed no one to babysit
俺は早く大人になった、子守なんて必要なかったんだ

He gave me some cash then gave me some game
彼(叔母)は俺に小遣いをくれて、ストリートの知恵(ゲーム)を教えてくれた

Cherry freshener on the dash, I never complained
ダッシュボードのチェリーの芳香剤、俺は文句一つ言わなかった

She even cut my hair at the pad, was loving my fade
彼女は家で俺の髪を切ってくれた、俺のフェードカットを気に入ってくれたんだ

The first person I seen write a rap
俺が初めて「ラップを書いている」のを見た人物さ

That's when my life had changed
あの時、俺の人生は変わったんだ
※世界最高のラッパーであるKendrickに、最初にラップのインスピレーションを与えたのが、他でもないトランスジェンダーの叔母であったという歴史的かつ感動的な事実の告白。

House full of demo, smoke stuck on the window
家にはデモテープが溢れて、煙が窓にこびりついてた

Cameras on the microphone, all women and men know
マイクに向けられたカメラ、男も女もみんな知ってる

My auntie was a man now, we cool with it
俺の叔母さんは今じゃ男だ、俺たちはそれを受け入れてる

The history had trickled down and made us ign'ant
歴史が連鎖して(トリクルダウンして)、俺たちを無知(イグノラント)なままにしていた
※同性愛差別やトランスフォビアが、黒人コミュニティの中で世代を超えて「無知」として受け継がれてきた歴史的な背景を指摘。

My favorite cousin said he's returning the favor
俺の親友の従兄弟が、「恩返しをするよ」と言った

And following my auntie with the same behavior
そして、俺の叔母さんと同じ道を辿る(トランスジションする)ことになったんだ
※ここから、Kendrickの従兄弟であるDemetrius(MtF:男性から女性へ)の物語へと移行する。

[Verse 3: Kendrick Lamar]

Demetrius is Mary-Ann now
デメトリウスは、今じゃメアリー・アンだ

He's more confident to live his plan now (Talking to the world's gonna bring you down)
彼は今、自分の計画を生きる自信に満ちてる(世界に向けて語ることは、お前を落ち込ませる)

But the family in disbelief this time (Talking to the world's gonna bring you down)
だけど、今度は家族がそれを信じようとしなかった(世界に向けて語ることは、お前を落ち込ませる)
※男性が女性にトランスジションすることに対する、黒人コミュニティの拒絶反応の強さ。「男らしさ」を至上とする環境で、女性になることへの偏見はより深刻であった。

Convincing themselves, "He ain't living discreet, he's fine" (Talking to the world's gonna bring you down)
「あいつは別に隠れてコソコソしてるわけじゃない、大丈夫だ」って、家族は自分たちを納得させようとしてた

They said they never seen it in him, but I seen it (Ooh, ooh, ooh, ooh)
みんな「あいつにそんな(女性的な)素振りは一度も見たことがない」って言ってたが、俺には見えてたよ

The Barbie dolls played off reflection of Venus (Ooh, ooh, ooh, ooh)
バービー人形で遊ぶ姿に、金星(ヴィーナス=女性性の象徴)の反射を見ていたからな

He built a wall so tall you couldn't climb over
彼は誰も乗り越えられないくらい高い壁を作っていた

He didn't laugh as hard when the kids start joking (Ooh, ooh, ooh, ooh)
ガキどもが冗談を言い始めても、彼は心からは笑わなかった

"Faggot, faggot, faggot," we ain't know no better
「オカマ、オカマ、オカマ」、俺たちは何も分かっちゃいなかった

Middle school kids with no filter, however
フィルターを持たない中学生のガキだったんだ、だけど

I had to be very mindful of my good cousin
俺は、親友である従兄弟にはすごく気を使わなきゃならなかった

I knew exactly who he was, but I still loved him
俺は彼が本当は誰なのか(女性であること)を正確に知っていた、それでも彼を愛していたからだ
※Kendrickはここでも意図的に「he」や「him」という男性代名詞(ミスジェンダリング)を使用している。これは当時の無知な自分やコミュニティの視点をそのまま再現することで、過去の誤りを浮き彫りにする文学的な手法であると解釈されている。

Demetrius is Mary-Ann now
デメトリウスは、今じゃメアリー・アンだ

I mean he's really Mary-Ann, even took things further
つまり、彼は本当にメアリー・アンになったんだ、さらに一歩踏み込んでな

Changed his gender before Bruce Jenner was certain
ブルース・ジェンナー(ケイトリン・ジェンナー)が公表するよりも前に、性別を変えたんだ
※2015年にトランス女性であることを公表した著名なオリンピック金メダリスト、ブルース(ケイトリン)・ジェンナーを引き合いに出し、従兄弟がいかに早く、そして孤独に決断を下したかを強調している。

Living his truth even if it meant see a surgeon
外科医の世話になる(性別適合手術を受ける)ことになっても、自分の真実を生きたんだ

We didn't talk for a while, he seemed more distant
俺たちはしばらく話さなかった、彼は少し距離を置いてるように見えた

Wasn't comfortable around me, everything was offensive
俺と一緒にいると居心地が悪そうで、すべてが攻撃的(オフェンシブ)に感じられたんだ

But I recall we both had a sick sense of humor
でも思い出すよ、俺たちは二人ともブラックなユーモアのセンスを持ってたってことを

Made raw, but time changes all
生々しい関係だったが、時間がすべてを変えてくれるさ

[Verse 4: Kendrick Lamar]

Demetrius is Mary-Ann now
デメトリウスは、今じゃメアリー・アンだ

Remember church, Easter Sunday?
覚えてるか? 復活祭(イースター)の日曜日の教会のことを

I sat in the pew, you had stronger faith
俺は信出席に座ってた、お前は俺よりも強い信仰心を持ってたよな

More spiritual when these dudes were living life straight
他の連中が真っ当(ストレート=異性愛者)に生きてる時でも、お前の方がずっとスピリチュアル(精神的)だった

Which I found ironic 'cause the pastor didn't see him the same
でもそれが皮肉だと思ったよ、なぜなら牧師は彼のことを同じ(敬虔な信徒)ようには見なかったからだ
※黒人教会のコミュニティが、いかに同性愛やトランスジェンダーに対して保守的で排他的であるかを告発している。

He said my cousin was going through some things
牧師は「私の従兄弟は何か(悪霊や試練)に取り憑かれている」と言った

He promised the world we living in was an act on abomination
「私たちが生きているこの世界は、忌まわしい罪(abomination)の行いである」と世界に向けて断言したんだ
※キリスト教の教義を盾にして、LGBTQ+の人々を「忌まわしい(abomination)」と非難する説教。

And Demetrius was to blame
そして、デメトリウスがその非難の的(blame)にされた

I knew you was conflicted by the feelings of preacherman
俺には分かってた、お前がその牧師の言葉に深く傷つき、葛藤していたことを

Wondering if God still call you a decent man
「神はまだ、私のことを真っ当な人間だと呼んでくれるだろうか」と悩んでいたことを

Still, you found the courage to be subservient just to anoint
それでもお前は、洗礼(アノイント)を受けるためだけに、従順に振る舞う勇気を見つけたんだ

Until he singled you out to prove his point, saying
あの牧師が、自分の主張を証明するために、お前を名指し(シングルアウト)するまではな。こう言って——

"Demetrius is Mary-Ann now
「デメトリウスは、今じゃメアリー・アンだ

Church, his auntie is a man now," it hurt
教会の皆さん、彼の叔母は今じゃ男なのです」——それは痛烈だった
※牧師がデメトリウスのトランスジェンダーというアイデンティティや、叔母の存在を信徒たちの前で「罪の象徴」として晒し上げた瞬間。

You the most 'cause your belief was close to his words
お前が一番傷ついたはずだ、なぜならお前の信仰心は、彼の言葉と同じくらい身近なものだったからだ

Forcing me to stand now
それが、俺を立ち上がらせたんだ

I said, "Mr. Preacherman, should we love thy neighbor?
俺は言った、「牧師さん、私たちは『汝の隣人を愛せ』と教わったんじゃないんですか?
※Kendrickが教会の権威(牧師)に対して直接反論し、従兄弟を庇って立ち上がる、楽曲のハイライトシーン。

The laws of the land or the heart, what's greater?
この地の掟(教義)と、人間の心(ハート)、一体どちらが偉大なんですか?

I recognize the study she was taught since birth
彼女(メアリー・アン)が生まれてから教え込まれてきた学問(宗教)は理解しています

But that don't justify the feelings that my cousin preserved"
でも、だからといって、俺の従兄弟が抱えてきたその感情を裁く正当な理由にはならないはずだ」
※ここで初めて、Kendrickは従兄弟に対して「she(彼女)」という正しい代名詞を使用する。彼自身が完全に偏見を乗り越え、彼女の真実(女性であること)を受け入れた瞬間である。

The building was thinking out loud, bad angel
教会の中はどよめき(思考の漏れ)、まるで悪い天使が舞い降りたみたいだった

That's when you looked at me and smiled, said, "Thank you"
その時、お前が俺を見て微笑んで、「ありがとう」って言ったんだ

The day I chose humanity over religion
俺が宗教(religion)よりも、人間性(humanity)を選んだ日のことさ
※本作の最重要メッセージ。教義や社会規範によって他者を排除するのではなく、個人の苦しみやアイデンティティを尊重し、愛することこそが真の人間性であるという宣言。

The family got closer, it was all forgiven
家族の絆は深まり、すべては許しに包まれた

I said them F-bombs, I ain't know any better
俺はF爆弾(Faggotという言葉)を何度も口にした、何も分かっちゃいなかったからだ

Mistakenly, I ain't think that you'd know any different
間違ったことに、お前ならそれを気にしない(違う意味で受け取ってくれる)とすら思ってた

See, I was taught words was nothing more than a sound
いいか、俺は「言葉なんてただの音に過ぎない」って教わってきたんだ

If ever they was pronounced without any intentions
「もしそこに何の(悪の)意図もなく発音されたなら」ってな
※黒人たちがNワード(Nigga)を親愛の情を込めて使うのと同じように、Fワードも悪意がなければ使ってもいいと自己正当化していた過去の無知。

The very second you challenged the shit I was kicking
だけど、俺が口にしたそのクソみたいな言い訳に、お前が異議を唱えたあの瞬間

Reminded me about a show I did out the city
俺は、市外でやった自分のライブのことを思い出したんだ

That time I brung a fan on stage to rap
あの時、俺はファンをステージに上げてラップをさせた

But disapproved the word that she couldn't say with me
だが、彼女が俺と一緒に「その言葉」を口にした時、俺はそれを咎めたんだ
※2018年のアラバマ州ハングアウト音楽祭での有名な事件。Kendrickは白人の女性ファンをステージに上げ「m.A.A.d city」を一緒に歌わせたが、彼女が歌詞の中の「Nigga」という言葉をそのまま歌ったため、音楽を止めて「その言葉は言ってはいけない」と注意した。

You said, "Kendrick, ain't no room for contradiction
お前は俺に言ったな、「ケンドリック、そこに矛盾(ダブルスタンダード)があってはならないのよ

To truly understand love, switch position
本当に愛を理解したいなら、立場を逆転(スイッチ・ポジション)させてみなさい

'Faggot, faggot, faggot,' we can say it together
『オカマ、オカマ、オカマ』、私たちも一緒にその言葉を言ってあげるわ

But only if you let a white girl say 'Nigga'"
でもそれは、あなたが『白人の女の子にNiggaと言わせることを許した時』だけよ」
※ヒップホップ史上最も美しく、論争を呼ぶエンディング。トランス女性である従兄弟は、Kendrickが白人にNワードの使用を禁じたように、自分たちLGBTQ+コミュニティにとってもFワードは同じくらい暴力的な言葉(歴史的なトラウマ)であると説く。「自分が傷つく言葉(Nigga)の使用を他人に禁じるなら、他人が傷つく言葉(Faggot)を自分が使うこともやめなければならない」。言葉の暴力性とマイノリティ間の交差性(インターセクショナリティ)を見事に言語化し、真の共感とは痛みを共有することであると教えて楽曲を終える。

 

Mr. Morale & The Big Steppers [Explicit]

Mr. Morale & The Big Steppers [Explicit]

  • pgLang/Top Dawg Entertainment/Aftermath/Interscope Records
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