Artist: Young Thug (feat. Birdman)
Album: Barter 6
Song Title: Constantly Hating
概要
本楽曲は、Young Thugが2015年にリリースした決定的ミックステープ『Barter 6』のオープニングを飾る重要曲だ。本作のタイトルは、彼が敬愛しつつも当時激しいビーフの渦中にあったLil Wayneの未発表作『Tha Carter V』を挑発する形で、「C」を自身のギャング「Bloods」の象徴である「B」に置き換えたものである。Cash Money Recordsの契約問題でWayneと真っ向から対立していたBirdmanを客演に迎え、ヒップホップコミュニティの大部分から向けられたヘイトに対して、圧倒的な富とストリートでの絶対的な権力を誇示している。アトランタとニューオーリンズという二つの異なるフッドの結びつきを示し、サウスヒップホップにおける歴史的な世代交代と権力闘争を生々しく記録したドキュメントとして機能している。
和訳
[Intro: Young Thug]
Pour that shit up fool, it's ours
それ注げよバカ、俺らのモンだろ
※リーン(プロメタジンとコデインを含む咳止めシロップをスプライト等で割ったドラッグ)をカップに注ぐ(Pour up)行為を指している。スタジオでのリラックスした光景から曲が幕を開ける。
Ha, monster
ハッ、モンスター級だな
Man, so you ain't gon' pour?
おい、お前注がねえのか?
Oh, so you're gonna make a nigga beg you to pour?
あぁ、俺に「注いでくれ」って懇願させようってのか?
Okay, bool, you dig?
分かったよ、クールにな、わかるだろ?
※「cool」をブラッズ(Bloods)のギャング・スラングに従い「C」を「B」に変えて「bool」と発音している。アルバム名『Barter 6』と同様の意匠である。
(Wheezy Beats)
(ウィージー・ビーツ)
※Young Thugの盟友であり、本作の大部分を手掛けたプロデューサー、Wheezyのプロデューサータグ。
Uh
アー
[Verse 1: Young Thug]
Hopped out my mothafuckin' bed
クソみたいなベッドから飛び起きて
Hopped in the mothafuckin' coupe (Skrrt)
クソヤバいクーペに乗り込む(スカート)
Pulled up on the Birdman (Brr)
バードマンのところに車を横付けする(ブルル)
I'm a beast, I'm a beast, I'm a mobster (Ayy)
俺は野獣、俺はビースト、マフィアのギャングスタだ(エイ)
You got fifty whole bands, you'll be my sponsor (Just for the night)
5万ドルも持ってんなら、俺のスポンサーになってくれよ(今夜だけな)
※「Bands」は1000ドルの札束を束ねるゴムバンドに由来し、1 Band = 1000ドル。50 Bandsで5万ドル(約750万円)を意味する。
Them snakes on the plane, me and Kanye-conda (Anacondas)
飛行機に乗る蛇たち、俺とカニエはアナコンダだ(アナコンダ)
※映画『スネーク・フライト(Snakes on a Plane)』を引き合いに出しつつ、Kanye Westとの関係性を誇示している。KanyeはThugの才能を早くから高く評価していた。「Kanye-conda」はKanyeとアナコンダ(巨大な蛇=巨大な権力や男性器のメタファー、あるいは裏切り者のダブルミーニング)を掛けたThug特有の奇抜な造語である。
Yeah (Them anacondas)
イェー(あのアナコンダたち)
I might piece him up and let my partner smoke him (Triple cross)
アイツを切り刻んで、ダチに撃ち殺させるかもな(トリプル・クロス)
※「Piece up」はボコボコにする、または切り刻む。「Smoke」は銃で撃ち殺すこと。「Triple cross」は裏切り(Double cross)のさらに上を行く残酷な裏切り行為を指す。
Chuck-E-Cheese him up, I pizza him, I roll him (Cross)
チャッキーチーズみたいにバラバラにして、ピザにして巻いてやるよ(クロス)
※アメリカの子供向けピザチェーン「Chuck E. Cheese」を動詞化し、敵をピザのように8等分に切り刻むという残虐なメタファー。さらに「Roll」は死体をカーペットで巻く、あるいはマリファナ(敵の死に様を揶揄するSmoking on dead oppsの文脈)として巻いて吸うことを暗示している。
I'm a gangster, I don't dance, baby, I poke
俺はギャングスタだ、踊らねえよベイビー、刺すんだ
※「Poke」はナイフで刺すこと、または性行為のメタファー。ギャングスタはクラブで踊らず、壁際で周囲を警戒するか、抗争に備えているというヒップホップにおける伝統的なトロープ(Fat Joe "Lean Back"などの系譜)を踏襲している。
Right now, I'm surrounded by some gangsters from Magnolia
今、マグノリアのギャングスタたちに囲まれてるぜ
※「Magnolia」はルイジアナ州ニューオーリンズにある悪名高いスラム街「マグノリア・プロジェクト」のこと。Birdmanが率いるCash Money Recordsの発祥の地であり、Birdmanの強固なクルーに守られていることを示している。
I heard I put it in the spot, yes, sir, she told me
俺が上手くイカせたって聞いたぜ、そうさ、彼女が教えてくれたんだ
My niggas muggin', these niggas YSL only
俺のダチらは睨みきかせてる、こいつらはYSLだけの連中だ
※「YSL」はYoung Thugが立ち上げたレーベル兼クルー「Young Stoner Life」(Yves Saint Laurentとのダブルミーニング)のこと。
I heard my 'Nolia niggas not friendly, like no way
マグノリアのダチらはフレンドリーじゃないって聞いたぜ、あり得ねえってな
But we not friendly either, you know it
でも俺ら(アトランタ勢)もフレンドリーじゃねえ、分かってるだろ
Ha, yeah, thumbs up
ハッ、イェー、親指を立てるぜ
I've seen more holes than a golf course on Donald Trump's course
ドナルド・トランプのゴルフコースよりも多くの「穴」を見てきたぜ
※ストリートでの激しい銃撃戦による大量の「弾痕(holes)」と、トランプが所有する広大な「ゴルフコースのホール(holes)」を掛けた見事なワードプレイ。
My bitch a tall blooded horse, nigga, bronco
俺の女は背の高い血統書付きの馬だぜ、ブロンコみたいにな
※スタイルの良い女性を「馬(Horse)」に例えている。また「blooded」には、純血種という意味に加えて、Thugが所属するギャング「Bloods」のメンバーであるというニュアンスも隠されている。
And if you catch us down, bet you're not gon' trunk us (No)
もし俺らが落ちぶれたとしても、絶対に車のトランクには詰め込めねえよ(無理だね)
You got a body, lil' nigga, we got a ton of 'em (Yeah)
お前が一回人殺しをしたとしてもな、ガキ、俺らは山ほど死体の山を築いてるんだよ(イェー)
You got some Robin's, lil' nigga, we got some Batmans
お前らはロビンズのジーンズを穿いてるが、俺らはバットマンだ
※「Robin's Jeans」は当時ラッパーに絶大な人気を誇った高級デニムブランド。それをDCコミックスの「ロビン」に見立て、お前らはただのサイドキック(相棒)の「ロビン」だが、俺らはボスの「バットマン」だと格の違いを見せつける極めて秀逸なパンチライン。当時Birdmanと対立していたLil Wayneへ向けた暗喩との見方が強い。
I let that choppa go "blocka, blocka," get back, son (Back)
チョッパーを「ブラッカ、ブラッカ」とブッ放す、下がってな、坊や(下がれ)
※「Choppa」はAK-47などの連射式アサルトライフルのスラング。
You got them MJ's, nigga, I got them Jacksons (Racks)
お前らはMJの靴を履いてるが、俺らはジャクソンを持ってるんだよ(札束)
※「MJ」はマイケル・ジョーダンのスニーカー(Air Jordan)のこと。「Jacksons」は20ドル紙幣(肖像画がアンドリュー・ジャクソン大統領)あるいはマイケル・ジャクソンのような桁違いの富のこと。靴に金を使っているお前らに対して、俺らは現金そのものを大量に持っているという対比。
[Chorus: Young Thug]
But really what is it to do
でもマジな話、どうすりゃいいんだ?
When the whole world constantly hatin' on you?
世界中が絶えずお前をヘイトしてくる時はよ?
※Lil Wayneという絶大な人気を誇るレジェンドと敵対関係になったことで、ヒップホップコミュニティ全体から激しいバッシングを受けていた当時のThugの心境が率直に吐露されている。
Pussy niggas hold their nuts, masturbatin' on you
弱虫野郎どもは金玉を握りしめて、俺をオカズにマスかいてる
※インターネット上でThugの行動を一挙手一投足監視し、批判して楽しむアンチファンたちを、自慰行為をしている卑猥で惨めな存在として冷笑している。
Meanwhile, the fuckin' federal baitin' on you
その一方で、クソ忌々しい連邦警察が俺を罠にはめようと狙ってる
※実際に彼ら(特にBirdmanとYSL周辺)は、本作のリリースと同月に起きたLil Wayneのツアーバス銃撃事件などの関与で当局から強力にマークされていた。後にThug自身がRICO法違反で大規模な起訴を受けることになり、このラインは極めて予言的であったと言える。
Nigga, tell me what you do
なあ、お前ならどうする?
Would you stand up or would you turn to a pussy nigga?
立ち向かうか?それともビビって逃げ出すか?
I got a hundred things to do
俺にはやらなきゃいけねえことが山ほどある
And I can stop rappin' but I can't stop stackin' fuckin' figures
ラップを辞めることはできても、クソみたいな大金を積み上げることは辞められねえ
※音楽はあくまで金を稼ぐ手段の一つであり、ハスラーとしての本質は揺るがないというストリートの哲学。
[Verse 2: Birdman & Young Thug]
Yeah, I'm from that mothafuckin' 'Nolia, nigga ('Nolia, nigga)
あぁ、俺はあのクソヤバいマグノリア出身だぜ(マグノリアだ)
※ニューオーリンズ第3区の悪名高い公営住宅群「マグノリア・プロジェクト」出身であることを宣言。Juvenileの名曲「Nolia Clap」などでも知られるCash Money Recordsの聖地である。
Birdman'll break a nigga nose, lil' nigga (Nose, lil' nigga, ah)
バードマンは野郎の鼻っ柱をへし折るぜ、ガキ(鼻だ、ガキ、あぁ)
You need to slow your fuckin' roll, lil' nigga (Roll, lil' nigga, Thugger)
調子に乗るんじゃねえぞ、ガキ(落ち着け、ガキ、サガー)
We created Ks on shoulders, nigga (Shoulders, nigga)
肩にAKを担ぐスタイルを創ったのは俺らなんだぜ(肩にな)
※Cash Money Recordsの全盛期、彼らがミュージックビデオやストリートでAK-47を見せびらかす文化をメインストリームに持ち込んだという強烈な自負。かつてのファミリーであるLil Wayneらに対しても「俺が育てた」という威圧を含んでいる。
I'm a scary fuckin' sight, lil' nigga (Sight, lil' nigga, ah)
俺の姿を見るだけでも恐ろしいはずだぜ、ガキ(恐ろしいぜ、ガキ、あぁ)
We won a hundred mil' on fights, lil' nigga (Fights, lil' nigga, hey)
ボクシングの賭けで1億ドル稼いだぜ、ガキ(試合でな、ガキ、ヘイ)
※Birdmanは無類のギャンブル好きとして知られ、フロイド・メイウェザーの試合などで数百万ドル単位の途方もない賭けを行うことで有名である。
A hundred bands, sure you're right, lil' nigga (Right, lil' nigga)
10万ドルだ、ああ全くその通りだぜ、ガキ(その通りだ、ガキ)
I keep some AKs on my flights, lil' nigga (My flights, lil' nigga, I do)
飛行機に乗る時だってAKを持ち込んでるぜ、ガキ(飛行機にな、俺はやるぜ)
※プライベートジェットを利用するため、TSA(運輸保安庁)の厳しい検査をすり抜けて銃器を持ち運べるという、並外れた財力とアウトローぶりを誇示している。
Birdman Willie B (What?)
バードマンとウィリー・Bだ(なんだと?)
※「Willie B」はアトランタの動物園に実在した非常に有名なシルバーバック・ゴリラの名前。アトランタ出身のThugをアトランタの象徴である強靭なゴリラになぞらえ、ニューオーリンズのBirdmanとアトランタのThug(Willie B)という無敵のタッグであることを示している。
Smoke some stunna blunts, now my eyes Chinese (Chinese)
スタナ・ブラントを吸って、今じゃ目が中国人のようさ(中国人だ)
※「Stunna」はBirdmanの異名。彼がプロデュースする極太の葉巻(ブラント)で上質なマリファナを吸い、目が赤く細くなっている状態(Asian eyes)を表現した典型的なヒップホップ・スラング。
Hundred K on private flights overseas (Overseas)
海外へのプライベートフライトに10万ドル叩くぜ(海外にな)
Choppas City, nigga, free BG (BG)
チョッパーズ・シティだぜ、BGを解放しろ(BG)
※Cash Moneyを初期に支えたラップグループ「Hot Boys」の元メンバーであるB.G.へのシャウトアウト。彼は2012年に銃器不法所持と証人買収で懲役14年の判決を受けて収監されていた(その後2023年に釈放)。B.G.の代表アルバムに『Chopper City』がある。
Bentley with the doors all 'round, not a Jeep (Jeep)
ドアが全面に付いてるベントレーだ、ジープじゃねえぞ(ジープ)
Rich nigga shit, smoke two pounds in a week (In a week)
リッチな黒人のやり方さ、1週間に2ポンド(約900グラム)もハッパを吸うんだ(1週間で)
Can't find a bitch that don't know we them streets (We them streets)
俺らが「ストリートそのもの」だってことを知らねえビッチなんていねえよ(俺らがストリートだ)
Bitches know that I am Birdman, that's OG, brrat
ビッチ共は俺がバードマンだって知ってる、つまりOG(オリジナル・ギャングスタ)だ、ブラァッ
[Chorus: Young Thug]
But really what is it to do
でもマジな話、どうすりゃいいんだ?
When the whole world constantly hatin' on you?
世界中が絶えずお前をヘイトしてくる時はよ?
Pussy niggas hold their nuts, masturbatin' on you
弱虫野郎どもは金玉を握りしめて、俺をオカズにマスかいてる
Meanwhile the fuckin' federal baitin' on you
その一方で、クソ忌々しい連邦警察が俺を罠にはめようと狙ってる
Nigga, tell me what you do
なあ、お前ならどうする?
Would you stand up or would you turn to a pussy nigga?
立ち向かうか?それともビビって逃げ出すか?
I got a hundred things to do
俺にはやらなきゃいけねえことが山ほどある
And I can stop rappin' but I can't stop stackin' fuckin' figures
ラップを辞めることはできても、クソみたいな大金を積み上げることは辞められねえ
[Verse 3: Young Thug]
Nigga, I'm a crack addict
なあ、俺はクラック中毒者さ
※実際にクラック・コカインを吸っているという意味ではなく、金稼ぎや成功に対する執念が、中毒者のように強烈であることを意味する比喩。
Thought about lettin' them get a cut
あいつらにも分け前をやろうかと考えたぜ
Then I went and snagged at it
でも結局は俺が全部かっさらってやった
Yeah, the new Boosie Badazz at it
あぁ、新たなブーシー・バッドアズの登場だ
※ルイジアナ州バトンルージュの伝説的ラッパー、Boosie Badazz(元Lil Boosie)への言及。彼は殺人教唆の嫌疑をかけられるなど過酷な環境を生き抜き、2014年に出所したばかりだった。Thugは自身をストリートのカリスマであるBoosieの再来に例えている。
I'ma drop a nigga life, just like a bad habit
悪習を断ち切るように、野郎の命を奪ってやるよ
※「Drop a bad habit(悪い癖をやめる)」と「Drop a body/life(殺す)」を掛けたワードプレイ。前述の「Addict(中毒)」というラインからの見事な繋がりを見せている。
I stick to the ground like a mothafuckin' rug
クソな絨毯みたいに地面にへばりついてるぜ
※地に足をつけている(Stay grounded)、あるいは常にストリート(グラウンド)に根ざしているというスタンスの表明。
I'm a big dog, lil' fuck nigga, you a pup
俺はビッグ・ドッグだ、クソガキ、お前はただの子犬さ
Lil' bitch, clean your drawers before you think you're with Thug
おいビッチ、俺とツルもうなんて考える前に自分のパンツでも洗っとけ
Before I be in front your shows, just like your pub
お前のパブリシストみたいに、お前のショーの最前列に陣取る前にな
※敵対するラッパーに対する直接的な脅迫。お前のライブ会場の最前列に乗り込んでいって潰すぞ、という警告。当時のLil Wayneとのビーフ文脈を色濃く反映している。
I ain't even lyin', baby
マジで嘘はついてねえよ、ベイビー
I swear to God, I ain't lyin', baby, no
神に誓って嘘は言ってねえよ、ベイビー、マジでな
First, I'll screw you without these pliers, baby, or
まず第一に、ペンチなんか使わなくてもお前をネジ伏せる(Screw)ぜ、ベイビー、それか
I might dap you like, "Good try, baby"
「よく頑張ったな、ベイビー」ってダップ(握手)してやるかもな
※圧倒的な力の差を示し、敵を完膚なきまでに叩き潰すこともできるし、哀れんで軽くあしらうこともできるという絶対的優位の宣言。
Big B livin', baby
ビッグBの生き方さ、ベイビー
※「B」はBloods(ブラッズ)、Billionaire(億万長者)、あるいはBirdmanのBを意味する多重ミーニング。
Them boys on my left throwin' up C's
俺の左側にいるダチらはC(クリップス)のハンドサインを掲げてる
※Thug自身はブラッズ(Bloods / 赤)だが、彼のクルーや仲間内には敵対組織とされるクリップス(Crips / 青)のメンバーもおり、ギャングの垣根を越えてYSLという強固な組織の下に団結していることを示している。
I promise their mama see them this week
今週中にはあいつらのママに顔を見せてやるって約束するぜ
※敵対する相手を殺し、その母親が「今週中に(葬式で)息子の死に顔を見ることになる」という冷酷な殺害予告。
And I don't break promises with my D's (Them my dogs)
俺はD(ダチら)との約束は破らねえんだ(あいつらは俺の犬だ)
※「D」はDogs(犬=親友、仲間)のこと。仲間への忠誠心を強調している。
I want M's and cheese, mister Mickey D's
俺が欲しいのはM(ミリオン)とチーズだ、ミスター・マクドナルドみたいにな
※「M's」はMillions(数百万ドル)、「Cheese」も金の隠語。それをマクドナルド(Mickey D's)の看板メニューであるマックンチーズやチーズバーガー、そしてロゴマーク(ゴールデンアーチのM)と鮮やかに掛け合わせたパンチライン。
She know I am a beast, I am so obese (Rawr)
女は俺が野獣だって分かってる、俺はクソ太ってるからな(ガオー)
※肉体的に太っているのではなく、ポケットに大量の札束が詰め込まれてパンパンに膨れ上がっている(Obese = 肥満)という金持ち特有の表現。
In Miami, I swear they don't got good weed
マイアミにはマジで美味いハッパがねえんだよ
※Rich Gangの拠点があるマイアミに滞在していた際の不満。マイアミの気候や流通ルートの問題か、カリフォルニア産などに比べて質が低いとボヤいている。
Wiz Khalifa, can you send me some weed please?
ウィズ・カリファ、頼むから俺に極上のハッパを送ってくれないか?
※ヒップホップ界きってのスモーカーであり、自身の強力な大麻ブランド(KK / Khalifa Kush)を持つWiz Khalifaへ名指しで懇願するユーモラスな一幕。
[Outro: Birdman]
Yeah, overseas, nigga, top floor, clear windows, nigga
あぁ、海外だぜ、最上階、全面ガラス張りだぜ
Glass house, drankin' GT, you understand?
ガラス張りの家で、GTを飲んでる、わかるか?
※「GT」はGrand MarnierとTequilaのミックス、あるいは高級車Bentley Continental GTの車内で飲んでいることを示唆している。
We in that Red Light District, you understand?
俺らはあの歓楽街(レッドライト・ディストリクト)にいるんだ、わかるか?
※オランダ・アムステルダムなどの売春街(飾り窓)のこと。同時に「Red」はブラッズ(Bloods)のチームカラーであり、彼らのテリトリーであることを強調している。
We 3 and 1, that mean 3 on me, nigga, you understand me?
俺らは3と1だ、つまり俺に3人付いてるってことさ、わかるか?
※「3」と「1」の意味には諸説ある。Birdmanと3人の女性での乱交を指すという説、あるいはRich Gangのメンバー構成(Birdman, Young Thug, Rich Homie Quan + 誰か)や、銃の携行(3つのマガジンと1つの本体)などを意味する可能性があるが、アウトロ特有のBirdmanのフリースタイル的なフレックスである。
Just livin' the life, boy, ayy, Thug, just a dollar for a 1, nigga
ただ最高の人生を生きてるだけさ、なぁサガー、1ドルでも1ってことだぜ
We can blow a mil', boy
俺らは100万ドル(1億円)だってパーッと使えるんだぜ、坊や
Rich Gang, YSL, blatt
リッチ・ギャング、YSL、ブラット
※「Blatt」はBlood Love All The Timeの頭文字とされるBloodsの掛け声(銃声の擬音)。Birdman率いるRich GangとThugのYSLの強固な同盟関係を宣言して曲が締めくくられる。
