Artist: Justin Bieber & Bakar
Album: SWAG II
Song Title: DON’T WANNA
概要
アルバム『SWAG II』に収録された「DON’T WANNA」は、イギリスのオルタナティヴ・ロック/ヒップホップシーンの異端児Bakar(バカー)を客演に迎えた、過去の過ちへの後悔と関係修復への切実な願いを歌ったエモーショナルなトラックだ。インディーロックの浮遊感とR&Bが融合したビートの上で、ジャスティンは「もう二度と関係を壊したくない(I don't wanna mess this up)」と、妻ヘイリーとの結婚前に経験した「オンとオフを繰り返す不安定な時期」のトラウマや恐れを赤裸々に吐露する。相手が過去の傷を抱えたままであることを理解しつつも、再び彼女のドアを叩く彼の姿には、自身の弱さ(Vulnerability)を包み隠さず提示する成熟したアーティストとしての姿勢が刻まれている。Bakarのザラついたボーカルが、楽曲にストリートのリアルな手触りを与えている名曲である。
和訳
[Chorus: Justin Bieber]
I don't wanna give a fuck, I know what it should be
俺はどうでもいいなんて思いたくない、本当はどうあるべきか分かってるんだ
※「give a fuck(どうでもいいと思う、投げやりになる)」。過去のジャスティンがプレッシャーから逃れるためにとっていた自己破壊的な態度への決別。関係から逃げ出さず、正面から向き合う決意を示している。
I don't wanna mess this up, I don't want you to leave
この関係を台無しにしたくない、君に去ってほしくないんだ
I don't want you to leave, I don't want you to leave
行かないでくれ、君を失いたくない
I don't want you to leave, I know what it should be
そばにいてほしい、どうすればいいか俺には分かってるから
[Verse 1: Bakar]
I seen her walking from a mile, I had to get her
遠くから彼女が歩いてくるのを見た瞬間、絶対に手に入れなきゃって思った
I seen her world in her smile (Yeah)
彼女の笑顔の中に、美しい世界を見たんだ(あぁ)
I seen a better life, I hope you don't get fed up
もっと素晴らしい人生が見えたんだ、君がうんざりしないといいけど
There's certain things you can't buy-uy (No), uh
金じゃ買えないものが、確かにあるんだよな(あぁ)
※Bakarによるバース。若くして莫大な富と名声を得たジャスティンが、最終的に「金では買えない真実の愛(妻ヘイリーの存在)」に辿り着いたというアルバム全体のコアメッセージを、客演のBakarがインディーロックの軽やかなフロウで代弁している。
[Pre-Chorus: Justin Bieber & Bakar, Justin Bieber]
I, I know you wanna get some, uh
あぁ、君も求めてるんだろ
So tell me where you came from, huh
だから君がどこから来たのか、何を感じているのか教えてよ
I'm runnin' out of patience, uh
もう待ちきれないんだ
I know we're gonna make it out
俺たちなら必ずここを抜け出せるって分かってる
※「make it out(困難を抜け出す、生き残る)」。二人の関係を脅かすメディアのノイズや過去のトラウマ、メンタルヘルスの闇から、二人で手を取って光の当たる場所へ抜け出すという力強い宣言。
I know you wanna get some, uh (Get some)
君も愛を求めてるって分かってる(求めてるんだろ)
So tell me where you came from, huh
君の本当の心の内を教えてくれ
I'm runnin' out of patience, huh
もう俺は待ちきれない
I know we're gonna make it out
俺たちなら絶対に乗り越えられるさ
[Chorus: Justin Bieber, Bakar]
I don't wanna give a fuck (No), I know what it should be (Oh)
俺はどうでもいいなんて思いたくない(絶対に)、本当はどうあるべきか分かってるんだ(あぁ)
I don't wanna mess this up (Fuck up), I don't want you to leave (Oh)
もう二度と台無しにしたくない(ぶち壊したくない)、君に去ってほしくないんだ(あぁ)
I don't want you to leave (No), I don't want you to leave (Oh)
行かないでくれ(行かないで)、君を失いたくないんだ(あぁ)
I don't want you to leave (Oh), I know what it should be (Oh)
そばにいてほしい(あぁ)、どうすればいいか俺には分かってるから(あぁ)
[Interlude: Justin Bieber]
Yeah, alright
あぁ、分かってる
Uh, yeah, uh
あぁ、そうさ
[Verse 2: Justin Bieber]
I see you holding onto things you said that you'd let go
手放すって言ってたのに、君がまだ過去の傷を抱え込んでいるのが分かるよ
※ジャスティンとヘイリーの実際の関係史に基づく極めてリアルなライン。2016年の破局時、二人の間には深い溝と傷が残った。復縁後も彼女の中に残っていた「また傷つけられるかもしれない」という恐れやトラウマを、ジャスティンが優しく見透かしている。
The gloves don't fit you no more, uh, uh, uh
その防具(グローブ)は、もう君には必要ないんだ
※「The gloves」はボクシンググローブのような「自分を守るための防壁」のメタファー。もう自分は君を傷つけないから、戦うための防具を外して心を開いてほしいという切実な願い。
You said that you lost your wings when we broke it off
別れた時、君は「羽をもがれた気分だ」って言ってたよな
And now I'm back at your door, uh (Yeah, yeah)
でも今、俺は再び君のドアの前に立ってるんだ(あぁ、そうさ)
※2018年の劇的な復縁を彷彿とさせるフレーズ。お互いに傷つけ合った過去(broke it off)を経て、自身の過ちを認め、再び彼女の人生のドアを叩くジャスティンの誠実さと覚悟が描かれている。
[Pre-Chorus: Justin Bieber, Bakar]
I know you wanna wake up, uh (Yeah, yeah)
君だって目を覚ましたいんだろ(あぁ)
I know you wanna make me proud
俺を誇らしく思いたいってことも分かってる
I know you wanna say somethin' (Say somethin')
何か言いたいことがあるんだろ(言ってくれよ)
I know we're gonna make it out
俺たちなら必ずこの状況を抜け出せる
I know you wanna get some (Get some, oh yeah)
君も愛を求めてるって分かってる(求めてるんだろ、あぁ)
So tell me where you came from, huh (Came from)
だから君の本当の心の内を教えてくれ(教えてくれよ)
I'm runnin' out of patience, huh (Patience)
もう俺は待ちきれないんだ(待ちきれない)
I know we're gonna make it out
俺たちなら絶対に乗り越えられるさ
[Chorus: Justin Bieber, Bakar]
I don't wanna give a fuck (No), I know what it should be (Oh)
俺はどうでもいいなんて思いたくない(絶対に)、本当はどうあるべきか分かってるんだ(あぁ)
I don't wanna mess this up (Oh-oh-oh), I don't want you to leave (Oh)
もう二度と台無しにしたくない、君に去ってほしくないんだ(あぁ)
I don't want you to leave (No), I don't want you to leave (Oh)
行かないでくれ(行かないで)、君を失いたくないんだ(あぁ)
I don't want you to leave (I don't), I know what it should be
そばにいてほしい(頼むから)、どうすればいいか俺には分かってるから
I don't wanna give a fuck (No), I know what it should be (Oh, oh baby)
投げやりになんてなりたくないんだ(絶対に)、どうするべきか分かってる(あぁ、ベイビー)
I don't wanna mess this up (Baby), I know what it should be (Oh)
この関係を壊したくない(ベイビー)、正しい答えは分かってるんだ(あぁ)
I don't want you to leave (Yeah, oh baby), I don't want you to leave (Come on)
行かないでくれ(あぁ、ベイビー)、君を失いたくないんだ(頼むよ)
I don't want you to leave (Yeah), I know what it should be
そばにいてほしい(あぁ)、どうすればいいか俺には分かってるから
[Outro]
I don't want you to leave (Yeah, that was crazy)
君に去ってほしくないんだ(あぁ、あれはクレイジーだったな)
