Artist: Tyler, The Creator (feat. Yebba)
Album: DON’T TAP THE GLASS
Song Title: I’ll Take Care of You
概要
タイラー・ザ・クリエイターのサプライズアルバム『DON’T TAP THE GLASS』に収録された本作は、ソウルフルな愛の誓いと、南部アトランタの暴力的なクランク・ミュージックが衝突する前代未聞のトラックだ。グラミー賞受賞シンガー・Yebbaの包み込むような「私があなたを世話する(守る)」という優しいコーラスを背景に、Crime Mobによる2004年の伝説的アンセム「Knuck If You Buck」のサンプリングが轟く。一見ミスマッチに思えるこの組み合わせだが、Reddit等の考察では「愛する者を守るためには、時に文字通りストリートで拳を振るう(Knuck if you buck)覚悟が必要である」という、タイラー流の歪で強烈な愛情表現として高く評価されている。美しい献身と血生臭い闘争心、そして関係が壊れゆく焦燥感が同居する、感情を激しく揺さぶる一曲である。
和訳
[Chorus: Yebba, Tyler, The Creator, Both]
You gotta know
分かっててほしい。
I'll take care of you, you, you, you
俺が君の世話をして(守って)やるからな。
You, you, you
君を、君を、君を。
I'll take care of you, you, you (Yeah)
俺が君の面倒を見てやる(イェー)。
You, you all
君たち全員を。
I'll take care of you
俺が君を守ってやるよ。
※Yebbaのゴスペルライクで神聖なボーカル。無償の愛と献身を歌い上げている。
[Refrain: Killa C, Princess, Tyler, The Creator & Yebba]
Never been no pussy, niggas scared to throw them things, mane
俺は臆病者(プッシー)だったことは一度もねえ。野郎どもは拳(シングス)を交えるのをビビってやがるのさ、なぁ。
※ここからアトランタのラップグループCrime Mobの2004年の大ヒットクランク曲「Knuck If You Buck」からKilla Cのヴァースをサンプリング。Yebbaの美しいコーラスの裏で、極めて暴力的で血の気が多いサウスのストリート・バイブスがカットインしてくる。
Fuckin' with no hoes, ain't never been no lame
ビッチどもとは関わらねえ。俺はダサい(レイムな)真似は一度もしたことがないぜ。
Never been no pussy, niggas scared to throw them things, mane (I'll take care of you)
俺は臆病者だったことは一度もねえ。野郎どもは拳を交えるのをビビってやがるのさ、なぁ(俺が君を守ってやる)。
※「愛する者を守る(I'll take care of you)」という誓いと、「そのためならいつでも拳を振るう(Throw them things)」という暴力性が重なり合い、タイラーの狂気的で深い愛情表現を形成している。
Fuckin' with no hoes, ain't never been no lame
ビッチどもとは関わらねえ。俺はダサい真似は一度もしたことがないぜ。
Never been no pussy, niggas scared to throw them things, mane
俺は臆病者だったことは一度もねえ。野郎どもは拳を交えるのをビビってやがるのさ、なぁ。
Fuckin' with no hoes, ain't never been no lame ('Nough is enough, boy)
ビッチどもとは関わらねえ。俺はダサい真似は一度もしたことがないぜ(もういい加減にしろよ、坊や)。
Ruck and get stuffed, boy
喧嘩(ラック)を売るなら、ボコボコにされる(スタッフされる)覚悟をしな、坊や。
Luck is a must, boy
お前には運(ラック)が絶対に必要になるぜ、坊や。
I'll take care—
俺が君を—
[Refrain: Princess, Lil Scrappy, Princess & Lil Scrappy, Tyler, The Creator & Yebba]
I'll take care of you
俺が君の面倒を見てやる。
'Nough is enough, boy
もういい加減にしろよ、坊や。
※Crime Mobの紅一点PrincessとLil Scrappyのアイコニックな掛け合いのサンプリング。
Ruck and get stuffed, boy
喧嘩を売るなら、ボコボコにされる覚悟をしな、坊や。
Luck is a must, boy
お前には運が絶対に必要になるぜ、坊や。
Knuck if you buck, boy
暴れる(バック)つもりなら、拳を握れ(ナック)、坊や。
※Knuck if you buck=「Knuckle up if you're getting buck(キレて暴れるなら拳を握って戦え)」の略。00年代サウス・ヒップホップを代表する最も有名な喧嘩のアンセム。
'Nough is enough, boy (Knuck if you buck, boy)
もういい加減にしろよ、坊や(暴れるつもりなら、拳を握れ、坊や)。
Ruck and get stuffed, boy (Knuck if you buck, boy)
喧嘩を売るなら、ボコボコにされる覚悟をしな、坊や(暴れるつもりなら、拳を握れ、坊や)。
Luck is a must, boy (Knuck if you buck, boy)
お前には運が絶対に必要になるぜ、坊や(暴れるつもりなら、拳を握れ、坊や)。
Knuck if you buck, boy (I'll take care of)
暴れるつもりなら、拳を握れ、坊や(俺が君の世話を—)。
[Verse: Tyler, The Creator, Tyler, The Creator & Yebba]
All your love, my heart and soul
君のすべての愛、俺の心と魂。
※ここからタイラーのメロウで悲痛なボーカルが入る。
I ride until my body cold
俺の体が冷たく(死体と)なるまで、俺は君のために走る(戦う)ぜ。
※ride=車を走らせることから転じて、仲間のために戦い抜く、最後まで付き合うというストリートの誓い。
I don't know why things are gone (Hey)
どうしてすべてが消えちまった(上手くいかなくなった)のか、分からないんだ(ヘイ)。
I'll take care of you
俺が君を守ってやるよ。
Wait a minute, I'm goin' through some shit
ちょっと待ってくれ、俺は今いくつか問題を抱えて(クソみたいな状況を経験して)るんだ。
I can tell it's not beginning to work
これじゃ上手くいきそうにないってことは、俺にも分かる。
Stay, hey
行かないでくれ、ヘイ。
※深い愛と自己犠牲を誓いながらも、自身の抱える問題のせいで関係が崩れかけていることへの焦燥と懇願。
I'll take care of you, oh
俺が君の面倒を見てやるよ、オー。
I'll take care of you
俺が君を守ってやる。
[Refrain: Killa C]
Fuckin' with no hoes, ain't never been no lame
ビッチどもとは関わらねえ。俺はダサい真似は一度もしたことがないぜ。
Ain't never been no pussy, niggas scared to throw them things, mane
俺は臆病者だったことは一度もねえ。野郎どもは拳を交えるのをビビってやがるのさ、なぁ。
Fuckin' with no hoes, ain't never been no lame
ビッチどもとは関わらねえ。俺はダサい真似は一度もしたことがないぜ。
Ain't never been no pussy, niggas scared to throw them things, mane
俺は臆病者だったことは一度もねえ。野郎どもは拳を交えるのをビビってやがるのさ、なぁ。
[Outro: Tyler, The Creator, Tyler, The Creator & Yebba & Killa C]
Yeah
イェー。
I'll take care of you
俺が君を守ってやるよ。
Fuckin' with no hoes, ain't never been no lame
ビッチどもとは関わらねえ。俺はダサい真似は一度もしたことがないぜ。
Ain't never been no pussy, niggas scared to throw them things, mane
俺は臆病者だったことは一度もねえ。野郎どもは拳を交えるのをビビってやがるのさ、なぁ。
※Yebbaの慈愛に満ちた歌声と、Killa Cの殺気立ったフロウが完全に一体化し、切なさとバイオレンスが交差したまま幕を閉じる。
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