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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

Ackrite - Dr. Dre (feat. Hittman) 【和訳・解説】

Artist: Dr. Dre (feat. Hittman)

Album: 2001

Song Title: Ackrite

概要

「Ackrite」はDr. Dreの1999年の傑作アルバム『2001』に収録された楽曲であり、実質的にはAftermathの秘蔵っ子であったHittman(ヒットマン)のソロトラックに近い構成となっている。タイトルの「Ackrite」は「Act Right」の崩れた発音で、ストリートにおいて「正しく振る舞え(=俺の言うことを聞け、調子に乗るな)」という意味を持つスラングである。本作では、休日に車でクルージングしながら女性をナンパ(マック)するHittmanの姿が描かれるが、思い通りにならない女性や邪魔立てする他の男たちに対してすぐに銃をチラつかせ、暴力を振るおうとするギャングスタ特有の傲慢さと短気さが、ファンキーなビートに乗せてコミカルかつ過激に表現されている。

和訳

[Intro: Hittman]

It's fuckin' act right
要するに「正しく振る舞え(アックライト)」ってことさ。

Question is, can I get some? Know what I'm saying?
問題は、俺がヤれるかどうかってことだ。言ってること分かるか?

Ackrite, bitch
言うことを聞けよ、ビッチ。

When I see you in the spot, you just ackrite, you know what I'm saying?
俺がクラブでお前を見かけたら、お前はただ素直に従えばいい。分かるか?

When I yank you by the fuckin' arm, don't be looking at a nigga crazy
俺がお前の腕を強引に引っ張った時に、ヤバい奴を見るような目で俺を見るんじゃねぇ。

Just give up the digits and be the fuck out, you know what I'm saying?
さっさと電話番号を渡して、とっとと失せろってことだ、分かるな?

Let me break it down for y'all
お前らに分かりやすく説明してやるよ。

[Verse 1: Hittman]

It was just one of those days when I wanted to catch sunrays
日光浴でもしたくなるような、よくある普通の日だった。

It's fun to get blunted on a Sunday
日曜日にハッパを吸ってキメるのは最高だからな。

Afternoon, nigga bathed, got groomed
午後になって、シャワーを浴びて身だしなみを整える。

Grabbed the gat for misbehaviors and the chocolate flavored boom
トラブル用のハジキと、チョコレート風味の極上マリファナを掴んで出かけるぜ。
※「gat」は銃。「chocolate flavored boom」はタイ産などのチョコレートの香りがする高品質なマリファナ(Chocolate Thaiなど)を指す。

Lost in hip-hop tunes, zoom-zoom like the Commodores
ヒップホップのチューンに没頭し、コモドアーズみたいにズーム・ズーム(疾走)する。
※The Commodoresの1977年の名曲「Zoom」を引き合いに出し、車で軽快に流している様子を表現している。

Wonder will we have drama, or
一波乱起きるのか、それとも。

End up clowning whores and round up four good-to-go girls
ホーどもをからかった挙句、ヤラせてくれるイイ女を4人お持ち帰りできるのか。

Like them Barbary Coast girls
バーバリー・コーストの姉ちゃんたちみたいな女をな。
※「Barbary Coast」は歓楽街やストリップクラブの名前。ストリッパーのようにセクシーで軽い女性の例え。

Riding shotgun, baby, I be postin' all-world in the ride
助手席に乗ってな、ベイビー。俺は車の中で世界を制したような態度でふんぞり返るぜ。

Sipping 151 done gave me too much pride to back down
151をすすっちまったせいで、プライドが高くなりすぎて後には引けねぇんだ。
※「151」はアルコール度数75.5%を誇る強烈なラム酒、バカルディ151のこと。

Soon as we get to The Beach I'ma put my fuckin' mack down
ビーチに着いたらすぐ、俺の極上のナンパ(マック)を仕掛けてやる。

I'm playin' lead, not the background
俺が主役だ、エキストラじゃねぇ。

It's time to put Bronson on the map now
今こそブロンソンの名を地図に刻む(有名にする)時だ。
※「Bronson」はHittmanの地元周辺の通り(Bronson Ave)。

Walk with my hand on my Johnson, crack a smile
自分のイチモツ(ジョンソン)に手を当てて歩き、ニヤリと笑う。

Cuties peep my style, if I don't get some ackrite, I'ma have to act wild
可愛い子ちゃんたちが俺のスタイルを盗み見てる。もし素直に従わない(アックライトしない)なら、俺は狂ったように暴れる(アックワイルドする)しかねぇな。

[Chorus: Hittman & Dr. Dre]

Blunt in my left hand, drink in my right
左手にブラント(葉巻)、右手に酒。

Strap by my waistline, 'cause niggas don't fight
腰にはハジキを忍ばせてる、今時のニガは素手じゃ喧嘩しねぇからな。

Sucker-free for life, so you better think twice
一生サッカー・フリー(ダサい奴らとは無縁)だ、だからよく考えて行動しな。

Aight? And a give a nig' some ackrite
分かったか? だから俺に素直に従え(アックライトしろ)ってことだ。

I'm the type of nigga player haters don't like
俺はヘイターどもが嫌うタイプのニガさ。

Snatchin' up your honey for some late night hype
深夜のお楽しみのために、お前のハニーを横取りしてやるからな。

And snobby-ass bitches get slapped out of spite
気取ったクソビッチどもは、腹いせにビンタを食らうことになるぜ。

Aight? And a give a nig' some ackrite
分かったか? だから俺に素直に従え(アックライトしろ)ってことだ。

[Verse 2: Hittman]

Uh, drink kicking in, I'm still elated
アー、酒が回ってきた、俺はまだ超ハイな気分だぜ。

For those that don't know big words, I'm fuckin' faded
難しい言葉が分からない奴らのために言ってやると、俺はクソ酔っ払ってる(フェイデッド)ってことさ。
※「elated(大喜びの、意気揚々とした)」という単語を知らないストリートの連中に向け、スラングの「faded(酔った、ハイになった)」で言い直すユーモア。

Eighty-three degrees, ease to a shaded spot
気温は華氏83度(約28度)、日陰のスポットにゆっくり車を停める。

Our first spot was cool 'til some gangsters made it hot
最初のたまり場は最高だったんだ、ギャングどもがそこを「熱く(危険に)」するまではな。

Now we plot and pose, plus we watchin' hoes
今、俺たちは企みを巡らせてポーズを決め、ホーどもを物色してる。

With lots of flesh exposed getting swarmed by those
肌を大胆に露出した女たちが、あいつらに群がられてるのを見る。

Type of niggas with no game but brown-nose
ナンパのスキル(ゲーム)もねぇのに、女のケツばっか追いかけてる(ゴマすりの)連中にな。

So I impose only like pros can
だから俺は、プロにしかできないやり方で割り込んでやるのさ。

"Yo, is this your man?" "No," grab the bitch's hand
「ヨォ、これお前の男か?」「ううん」そう聞いて、ビッチの手を掴む。

"I'm Hittman,", bling, gold chain gleam
「俺はヒットマンだ」。ブリンッ、金のチェーンを光らせてな。

"You're very eligible for my summer league team"
「君は俺のサマー・リーグ・チーム(ひと夏の遊び相手)にぴったりだぜ」

Maybe too extreme, 'cause the sister got steamed
ちょっとやりすぎたかもな、そのシスターはブチギレちまった。

Then miss thing tried to scream on my brethren
で、そのお高く止まった女は、俺のダチに向かって喚き散らそうとしやがった。

I got mad, spit flame on the name Stefan
俺は怒り狂って、ステファンって名前に向かって暴言(炎)を吐いてやったぜ。
※「Stefan」はその女性の腕に彫られていた彼氏(または元カレ)の名前のタトゥー。

Tattooed on her arm, ho, you ain't the bomb
あいつの腕に彫られたタトゥーさ。おいホー、お前はちっともイケてねぇよ。

Must be a dyke, get your lips swole or give a nig' some ackrite
さてはレズビアン(ダイク)だな。唇を殴られて腫らしたいか、それとも俺の言うことを聞く(アックライトする)か選べよ。
※自分のナンパになびかない女性を同性愛者呼ばわりし、暴力で脅すという、理不尽極まりないミソジニー表現。

[Chorus: Hittman & Dr. Dre]

Blunt in my left hand, drink in my right
左手にブラント(葉巻)、右手に酒。

Strap by my waistline, 'cause niggas don't fight
腰にはハジキを忍ばせてる、今時のニガは素手じゃ喧嘩しねぇからな。

Sucker-free for life, so you better think twice
一生サッカー・フリー(ダサい奴らとは無縁)だ、だからよく考えて行動しな。

Aight? And a give a nig' some ackrite
分かったか? だから俺に素直に従え(アックライトしろ)ってことだ。

I'm the type of nigga player haters don't like
俺はヘイターどもが嫌うタイプのニガさ。

Snatchin' up your honey for some late night hype
深夜のお楽しみのために、お前のハニーを横取りしてやるからな。

And snobby-ass bitches get slapped out of spite
気取ったクソビッチどもは、腹いせにビンタを食らうことになるぜ。

Aight? And a give a nig' some ackrite
分かったか? だから俺に素直に従え(アックライトしろ)ってことだ。

[Verse 3: Hittman]

Fronting on the ackrite causes me to act up
言うことを聞かずに反抗されると、俺は暴れ出したくなるんだ。

Good Samaritans saved that ho from getting slapped up
親切な通りすがりのおかげで、あのホーは俺にビンタされずに済んだぜ。
※「Good Samaritans」は聖書に由来する「善きサマリア人(困っている人を助ける親切な人)」。

My homies crack up at the scene I made
俺が起こした騒ぎを見て、ダチどもは大爆笑だ。

Yo, my actions ain't serene when a nigga's on fade
ヨォ、酔っぱらってる(フェイデッドな)時の俺の行動は、全然穏やかじゃねぇからな。

If it wasn't for the one-time brigade, I woulda sprayed at the hooker tramp
もしサツの部隊がいなかったら、あの娼婦みたいなアバズレに銃弾を浴びせてたところだぜ。
※「one-time」は一度見たら終わり(逮捕される)という意味から、警察を指すスラング。

As cops parade. I'm afraid it's time to break camp, make tracks
サツがウジャウジャいる。残念だが、ここは撤収してズラかる時間だな。

Where else can we go to take hoes from fake macks?
フェイクなナンパ師どもからホーを奪える場所、他にはどこがある?

Ayo, chase them girls in that black Maxima, the passenger
エイヨォ、あの黒いマキシマに乗ってる女たちを追いかけろ。助手席の女さ。
※「Maxima」は日産のセダン、マキシマ。当時ストリートで人気のあった車種。

Almost fractured her neckbone looking back at us
俺たちのことを見ようと振り返って、首の骨を折りそうになってたぜ。

Plus, they on the dick cause the Caddy's plush
おまけに、俺たちのキャデラックが超豪華だから、女どもは俺らのモノに夢中さ。

They blush, I bumrush the hus' with the largest crush
奴らが赤面する。俺は一番惚れてるその女に強引にアタックするぜ。

Try to swing her after night so I don't have to keep in touch
夜の間にヤッちまおうとするのさ、そうすりゃその後連絡を取り合わなくて済むからな。

Keep it on the hush without the tippin'
チップ(金)なんか払わずに、内緒でコトを済ませるんだ。

Macking interrupted by some niggas set trippin'
だが、縄張り争い(セット・トリッピン)を仕掛けてきたニガどものせいで、ナンパの邪魔をされちまった。

Clip in the strap, I showed these niggas how to act
ハジキに弾倉(クリップ)を押し込み、俺はこのニガどもに「正しい振る舞い方」を教えてやったのさ。

[Chorus: Hittman & Dr. Dre]

Blunt in my left hand, drink in my right
左手にブラント(葉巻)、右手に酒。

Strap by my waistline, 'cause niggas don't fight
腰にはハジキを忍ばせてる、今時のニガは素手じゃ喧嘩しねぇからな。

Sucker-free for life, so you better think twice
一生サッカー・フリー(ダサい奴らとは無縁)だ、だからよく考えて行動しな。

Aight? And a give a nig' some ackrite
分かったか? だから俺に素直に従え(アックライトしろ)ってことだ。

I'm the type of nigga player haters don't like
俺はヘイターどもが嫌うタイプのニガさ。

Snatchin' up your honey for some late night hype
深夜のお楽しみのために、お前のハニーを横取りしてやるからな。

And snobby-ass bitches get slapped out of spite
気取ったクソビッチどもは、腹いせにビンタを食らうことになるぜ。

Aight? And a give a nig' some ackrite, right
分かったか? だから俺に素直に従え(アックライトしろ)ってことだ、な。

[Outro: Snoop Dogg]

Biotch (Yeah)
ビッチめ(イェー)。

I just wanna put my dick on your shoulder so you could put it on your mind later on
俺のチンコをお前の肩に乗せたいだけさ。そうすりゃ後でお前が俺のことを思い出せる(気にかける)だろ。
※Snoop Doggがよく使う、言葉遊びを交えた強烈な下ネタの口説き文句。「on your mind(気にかける/記憶にとどめる)」と物理的に乗せることを掛けている。

Step it up!
もっとこっち来な!

Take that dick off your shoulder, and put it in your mouth!
肩に乗せたチンコを下ろして、お前の口の中に入れな!

Drink the evidence and hide the dick behind your head
証拠(精液)を飲み込んで、お前の頭の後ろにチンコを隠すんだ。

The police is comin', it’s code ten! (Ayy)
サツが来るぞ、コード10(事案発生)だ!(エイ)
※警察の無線コードを引き合いに出し、野外での性行為中に警察が近づいてきたというコミカルなパニック状況を演出している。

Put this dick behind yo head!
このチンコを頭の後ろに隠せって!