Artist: Tyler, The Creator (feat. Lil Uzi Vert & Pharrell Williams)
Album: CALL ME IF YOU GET LOST
Song Title: JUGGERNAUT
概要
本作は、タイラー・ザ・クリエイターのアルバム『CALL ME IF YOU GET LOST』の中でも屈指の破壊力を誇る強烈なバンガーだ。元々は客演のリル・ウージー・ヴァートとファレル・ウィリアムスのコラボ楽曲として制作されていたビートに、タイラーが後から参加して自身のアルバムに収録したという経緯がある。タイトルの「JUGGERNAUT(絶対的な破壊力を持つ巨大な力)」にふさわしく、3人のラッパーがそれぞれの圧倒的な富、ステータス、そして唯一無二のラップスキルを容赦なくフレックスする。DJ Dramaの荒々しい煽りも相まって、圧倒的なエネルギーと自信が爆発するマイクリレーが堪能できる一曲である。
和訳
[Intro: Tyler, The Creator & DJ Drama]
Hey Miss Parker
ヘイ、ミス・パーカー。
※1995年のコメディ映画『Friday』に登場する魅力的な女性キャラクターへの呼びかけ。
Wait, wait, wait, wait
待て、待て、待てって。
Somethin' like (Uh-oh)
こんな感じさ(アッオー)。
I just cut some fresh lemons, where's the sugar?
新鮮なレモンを切ったところだ、砂糖はどこだ?
Lemon in my 'ade, lemon in my ears, call 'em boogers
レモネードにはレモン、俺の耳にもレモンだ。鼻くそとでも呼んでくれ。
※耳につけた巨大なイエローダイヤモンド(レモンキャンディーや鼻くそほどの大きさ)のフレックス。
Rather six feet 'fore I'm ever seen with you niggas (Hold up)
お前らみたいな奴らと一緒に見られるくらいなら、6フィート下(墓の中)にいる方がマシだぜ(待てよ)。
Yeah
イェー。
[Verse 1: Tyler, The Creator & DJ Drama]
What it is? It's that nigga T, skin look colored in (Woo)
調子はどうだ? あのヤバい奴、T(タイラー)だぜ。肌は綺麗に色づいてる(ウー)。
Ridin' in double-double R, that's that Cullinan (Yeah)
ダブルのダブルRに乗ってる。つまりカリナンってやつさ(イェー)。
※Rolls-Royce Cullinanのこと。ダブルRはロールスロイスのエンブレム。
Pullin' in that four hundred grand, I just ordered this (Yeah)
40万ドル(約4000万円)を引っ張ってきて、こいつを注文したばかりさ(イェー)。
Switzerland, Lake Geneva where I spend my summer in (True story)
スイスのジュネーブ湖、そこが俺の夏の過ごし方だ(実話だぜ)。
GOLF le FLEUR*, that's Gianno shoe, what I'm runnin' in
GOLF le FLEUR*のGiannoシューズ、それが俺の走る時の足元さ。
※Gianno=タイラーがコンバースとコラボしたスニーカーのモデル名。
Earlobe look like headlights on a minivan (Gangsta Grillz)
耳たぶはミニバンのヘッドライトみたいに輝いてるぜ(ギャングスタ・グリルズ)。
I'm so motherfuckin' dead-ass, I need some Timberlands (Woo)
俺はマジで本気(デッドアス)だから、ティンバーランドのブーツが必要だな(ウー)。
※dead-ass=ニューヨーク発祥の「マジで/本気で」を意味するスラング。ニューヨークの定番ファッションであるティンバーランドのブーツと掛けている。
I battle any man, Uzi Vert, don't think they understand (Yeah, yeah)
俺は誰とでもバトルするぜ。なあ、ウージー・ヴァート、あいつら分かっちゃいねえよな(イェー、イェー)。
[Verse 2: Lil Uzi Vert & Tyler, The Creator]
Uh (Skrrt, cool), double C on my feet
アー(スクルッ、クール)、足元にはダブルCだ。
※ここからLil Uzi Vertのヴァース。ダブルC=シャネル(Chanel)のロゴ。
Double G on my freak (Ooh), Louis V by my briefs
俺のイカれた女にはダブルG(オー)、俺のブリーフにはルイ・ヴィトンだ。
※ダブルG=グッチ(Gucci)。ハイブランドまみれのフレックス。
She wan' kick it with me, she better eat it then leave (Leave, woah)
あの女は俺と遊びたがってるが、食うもん食ったらさっさと帰った方がいいぜ(帰れ、ウォウ)。
She try save all the plates but keep eatin' my meat
女は料理の皿を全部取っておこうとするが、俺の肉(モノ)ばかり食い続けてる。
We can't see none of 'em grow, she keep eatin' my seeds (Woo)
俺たちの種が育つことはねえよ、あいつは俺の種(精子)を飲み込み続けてるからな(ウー)。
Got a E and a B on the back of the seat
シートの背中にはEとBの文字が入ってるぜ。
※EとB=超高級車ブガッティ(Bugatti)の創業者エットーレ・ブガッティのイニシャルロゴ。
See I'm done with the 12, got a V16 (Uh)
もうV12エンジンは卒業だ、俺のはV16だからな(アー)。
Say the money comin' in, yeah, that's true
金が舞い込んでくるって噂だろ、ああ、それは本当さ。
The more money I get, I don't wan' sex you
金を稼げば稼ぐほど、お前とはヤりたくなくなるんだよ。
Can't think about the last time that I text you
最後にいつお前にメールしたかなんて、思い出せねえな。
It's probably when sidekicks had them belt loops
たぶん、Sidekickをベルトループに引っ掛けてた時代くらい前だろ。
※Sidekick=2000年代に流行したT-Mobileの携帯電話。それほど長い間連絡を取っていないという皮肉。
Sign my John Hancock on a bitch every time I check you
お前をチェックする度に、ビッチの上に俺のジョン・ハンコック(サイン)を書き込んでやる。
※John Hancock=アメリカ独立宣言に最初に大きく署名した人物。転じて「署名」を意味するスラング。女性の体に自分の所有印(サイン)を残すような振る舞い。
Just like a brand new Lamb', I wreck you, uh
新車のランボルギーニみたいに、お前をぶっ壊してやるよ、アー。
So what's mine is yours (Woo, woo, woo)
だから、俺のモノはお前のモノだぜ(ウー、ウー、ウー)。
[Chorus: Tyler, The Creator & Lil Uzi Vert]
Ride to the dinner tapin'
ディナーの撮影に向かって走る。
Outta time and imagine her in the exit
時間がねえ、出口で待つ彼女の姿を想像するんだ。
Last deal more than what Google say my net is
最後の取引(契約金)は、Googleで検索した俺の純資産額よりもデカかったぜ。
※ネット上に書かれている推測の資産額よりも、実際の自分の稼ぎの方が遥かに多いという究極のフレックス。
I got cheddar with the chef in the tinted exit (Like woah)
スモークガラスの出口で、シェフと一緒にチェダー(大金)を手に入れたのさ(ウォウ)。
Yeah, uh, uh, uh, woah
イェー、アー、アー、アー、ウォウ。
[Verse 3: Pharrell Williams]
It's the double P, I rock double C
ダブルPの登場だ。俺はダブルCを身につけてるぜ。
※ここからPharrell Williamsのヴァース。ダブルP=自分自身(Pharrell)。ダブルC=シャネル。
Man, I run them beats like you run in cleats
なあ、お前らがスパイク(クリーツ)を履いて走るみたいに、俺はビートの上を走り抜けるんだ。
Man, come to me, you want somethin' to see
なあ、俺んとこに来な。何か見たいものがあるんだろ。
This internally flawed, that's a double Vs
これは内部に傷がある、つまりVVSダイヤってことさ。
※内部にわずかなインクルージョン(内包物)があるが最高品質とされるVVSダイヤモンドのこと。完璧に見える自分にも欠点はあるという深みを持たせた表現。
What troubles me is you couple me
俺を悩ませてるのは、お前らが俺を括りたがることだ。
With these subtle fleas tryna double league
リーグを駆け上がろうとしてる、あんなちっぽけなノミ(三流ラッパー)どもと一緒にな。
Hornet trapped in the hive of a motherfuckin' bumblebee
マルハナバチの巣に閉じ込められたスズメバチみたいだぜ。
They just got the closest picture of the fuckin' sun surface, that was us
奴らは太陽の表面の最も鮮明な写真を撮ったらしいが、あれは俺たちの輝きのことだったんだぜ。
※2020年に公開された太陽表面の高解像度写真を、自分たちの眩しいほどの成功やオーラに例えている。
Got the LaFerrari, park that bitch just for one purpose, catchin' dust
ラフェラーリを持ってるが、あいつを駐車しておく理由はただ一つ。埃を被らせるためだ。
※超高級車を乗るためではなく、ただ放置するためだけに所有しているという異次元の成金自慢。
My Secret Service carry mops, you call 'em street sweepers, back you up
俺のシークレットサービスはモップを持ってる。お前らが「ストリート・スウィーパー」と呼んでるやつさ。お前を後退させるぜ。
※mop、street sweeper=どちらも大型の銃(ショットガンや連射銃)を指すスラング。護衛が重武装していることの比喩。
Tat' you up then add you up, then give you a cover like Adwoa
お前を穴だらけにして、計算して、アジョワみたいにカバー(表紙/死体袋)を与えてやる。
※Adwoa Aboah=Vogueなどの表紙(カバー)を飾る有名なファッションモデル。雑誌のカバーと、死体を覆うカバーを掛けた冷酷なワードプレイ。
If the shit's fake, I don't respect it, it's clickbait
フェイクな代物なら、俺はリスペクトしねえ。そんなのクリックベイト(釣り記事)と同じだ。
And that's distaste like a shit shake
クソみたいなシェイクみたいに不味いんだよ。
What a difference your wrist make when it's Richard-made
リシャール・ミル(Richard Mille)をつければ、手首がどれだけ違って見えることか。
Hungry eyes tend to fixate like a empty stomach for a fish plate
飢えた目は、空きっ腹が魚の皿を見つめるみたいに一点に釘付けになるもんだ。
Shit-faced, get this straight, this is truck wheels, deck, grip tape
酔っ払いども、よく聞けよ。これはトラック、ウィール、デッキ、グリップテープで出来てるんだ。
※ファレルの原点であるスケートボード(Skateboard P)のパーツ。どれだけ金持ちになっても、自分のルーツはスケボーとストリートカルチャーにあるという誇り高い宣言。
[Chorus: Tyler, The Creator & DJ Drama]
Ride to the dinner tapin'
ディナーの撮影に向かって走る。
Outta time and imagine her in the exit (Why you even talkin' to us?)
時間がねえ、出口で待つ彼女の姿を想像するんだ(なんでお前ら俺たちに話しかけてんだ?)。
Last deal more than what Google say my net is (Goddamn)
最後の契約金は、Googleが言う俺の純資産よりデカかったぜ(ガッデム)。
I got cheddar with the chef in the tinted exit (Like woah)
スモークガラスの出口で、シェフと一緒にチェダーを手に入れたのさ(ウォウ)。
Uh, uh, uh (Bitch)
アー、アー、アー(ビッチ)。
