Artist: BTS
Album: ARIRANG
Song Title: Like Animals
概要
2026年リリースのアルバム『ARIRANG』に収録された「Like Animals」は、高度に洗練された音楽産業のシステムや「グローバル・ポップアイコン」という重圧から自らを解放し、人間の最も根源的で野性的な本能を肯定するプリミティブなアンセムだ。『MAP OF THE SOUL』期に探求した「シャドウ(影)」の概念をさらに推し進め、泥にまみれた不完全な姿すらも美しいと歌い上げる。ラップラインの土臭く生々しいフロウと、ボーカルラインの甘く危険な誘惑が交差し、聴く者を理性の外側へと連れ出す。誰に飼いならされることも拒絶し、自らの意思で生命の熱狂を喰らい尽くそうとするBTSの新たな生存宣言である。
和訳
[Intro]
Oh-oh-oh
Oh-oh-oh
Oh-oh-oh
Oh-oh-oh
Oh-oh-oh
Oh-oh-oh
Oh-oh-oh-oh
Oh-oh-oh-oh
[Verse 1: SUGA]
Take me into your deep
お前の深いところへ連れて行ってくれよ
I wanna lay in your world
お前の世界に身を横たえたいんだ
So what, your shadow's a mess
お前の影(暗部)がめちゃくちゃだって? だからどうした
I'm walkin' with my own dirt
俺だって、自分の泥(汚れ)を抱えて歩いてるんだぜ
※心理学における「シャドウ(無意識の暗い部分)」への言及。過去作「Interlude : Shadow」から続くテーマであり、互いの不完全さや「汚れ(dirt)」を否定せずにそのまま肯定する、SUGAらしいタフな包容力が現れたラインだ。
[Pre-Chorus: Jung Kook]
We can go all night
僕たちは一晩中だって進めるよ
Don't you close your eyes
瞳を閉じないで
Don't you fear the light
光を恐れないでよ
All night
一晩中ね
[Chorus: Jimin, Jin, V]
If you wanna be animals
もし君が動物になりたいなら
Baby, we can be animals
ベイビー、僕たちは動物にだってなれるんだ
Eat this life 'til your heart is full ('Til, your, heart is full)
心が満たされるまで、この人生を喰らい尽くそう(心が、満たされるまで)
※理性や社会的な体裁(スターとしての振る舞い)を捨て、本能のままに生(Life)を味わい尽くす(Eat)という野性的な解放を歌う。徹底的に管理されたシステムに対する、一種のアンチテーゼとしても響く。
If you want, you can have it all (You, can, have it all, oh)
君が望むなら、すべてを手に入れられるよ(君は、すべてを、手に入れられるんだ)
[Verse 2: RM, Jung Kook]
Six feet down in the sand
砂の下、深く6フィートの場所に
There's creatures that made a hole
穴を掘って生きる生き物たちがいるだろ
Do speak, I'm begging you, please
なあ、どうか声を上げてくれよ
There's beauty outside control (Outside)
支配(コントロール)の外側にこそ、美しさがあるんだ(外側にさ)
※「Six feet down」は通常、土葬(死)を意味するヒップホップのスラングだが、ここでは管理された地表から逃れ、地下(アンダーグラウンド)で本能的に息づく生命を指している。「outside control(統制の外側)」というフレーズには、RMの芸術的自由への渇望が込められている。
[Pre-Chorus: RM, Jung Kook]
Oh, we can go all night (Go all night)
ああ、俺たちは一晩中だって進めるぜ(一晩中さ)
We can go all night (We can go all night)
僕たちは一晩中だって進めるよ(一晩中ね)
Yeah, we should go all night
ああ、俺たちは一晩中進むべきなんだ
All night
一晩中さ
[Chorus: Jung Kook, Jimin]
If you wanna be animals
もし君が動物になりたいなら
Baby, we can be animals
ベイビー、僕たちは動物にだってなれるんだ
Eat this life 'til your heart is full ('Til, your, heart is full)
心が満たされるまで、この人生を喰らい尽くそう(心が、満たされるまで)
If you want, you can have it all (You, can, have it all, oh)
君が望むなら、すべてを手に入れられるよ(君は、すべてを、手に入れられるんだ)
[Bridge: j-hope, Jin, V, Jung Kook]
Got you in the wild
荒野の中で君を捕まえたよ
Somewhere so far
ずっと遠くのどこかでね
With your claws sharp
鋭い爪を立てて
And them fangs out
その牙を剥き出しにしてさ
※かつての楽曲「ON」での「獣の道」や、「Black Swan」での野生的な痛みの表現を彷彿とさせる。牙や爪は、社会の枠組みの中で削り取られてしまいがちな「個人の真の力」のメタファーである。
Now you see a whole land full of animals
今、君の目の前には動物たちで溢れる大地が広がっているだろ
None of us are tameable
俺たちは誰にも飼いならされやしない
None of us are tameable
誰も僕たちを飼いならすことなんてできないんだ
(Oh-oh-oh!)
(Oh-oh-oh!)
Heart! (Oh-oh-oh!)
心を! (Oh-oh-oh!)
Untameable
飼いならせやしないぜ
(Oh-oh-oh!) Go (Take it all)
(Oh-oh-oh!) 行け(すべてを奪い取れ)
And take it all
そして、そのすべてを喰らい尽くすんだ
[Chorus: Jimin, V, Jung Kook]
If you wanna be animals
もし君が動物になりたいなら
Baby, we can be animals
ベイビー、僕たちは動物にだってなれるんだ
Eat this life 'til your heart is full (Heart, is 'Til my heart)
心が満たされるまで、この人生を喰らい尽くそう(心が、僕の心が満たされるまで)
If you want, you can have it all (Take it all, oh)
君が望むなら、すべてを手に入れられるよ(すべてを奪い取れ、oh)
