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Unraveling Genius: Music, Knowledge, Madness

SMUCKERS - Tyler, The Creator (feat. Lil Wayne & Kanye West) 【和訳・解説】

Artist: Tyler, The Creator (feat. Lil Wayne & Kanye West)

Album: Cherry Bomb

Song Title: SMUCKERS

概要

タイラー・ザ・クリエイターの4thアルバム『Cherry Bomb』(2015年)のハイライトであり、ヒップホップ界の二大巨頭であるカニエ・ウェスト(Kanye West / Ye)とリル・ウェイン(Lil Wayne)を客演に迎えた奇跡的なポッセ・カットだ。タイトルはアメリカの有名なジャムのブランド「Smucker's」から取られており、「どんなに批判されても、俺たちの才能は甘くて極上だ」という自負が込められている。ジャズやオーケストラを取り入れた複雑なビートチェンジの上で、タイラーは入国禁止騒動やメディアの批判を跳ね返し、カニエはナイキとの確執や神との対話を、ウェインは全盛期を彷彿とさせる超絶なワードプレイを披露する。3人の天才が互いの才能をぶつけ合う、2010年代のヒップホップにおける最高峰のマイクリレーの一つである。

和訳

[Part I]

[Chorus: Tyler, The Creator]
For your boy
お前らのボーイ(俺)のために。

I'm watching Freaks and Geeks with the trampoline on the floor
床にトランポリンを置いて、ドラマ『フリークス学園』を観てるんだ。
※富と名声を得ても、子供の頃からの無邪気な趣味が変わっていないことのアピール。

I'm tryna cop the new McLaren with the vertical doors
ガルウィング(縦に開くドア)の新しいマクラーレンを買おうとしてる。

Nigga
ニガ。

[Post-Chorus: Tyler, The Creator]
Money, money, money, money, money ain't the motive
金、金、金、金、金が目的じゃねえんだよ。

What's your name again? Nobody knows it
お前の名前、何だっけ? 誰も知らねえよな。

Don't speak to me, nigga, you not important
俺に話しかけんな、ニガ、お前は重要じゃねえんだよ。

I'm focused (Two, three, four)
俺は集中してる(2、3、4)

Bring in the horns
ホーンを鳴らせ。

[Verse 1: Tyler, The Creator & Kanye West]
They say I'm nutty, I'm picnic basket
連中は俺を「ナッティ(イカれてる/木の実がいっぱい)」って呼ぶ、俺はピクニックバスケットだ。

I'm short of a sandwich, I'm peanut butter
サンドイッチには少し足りないな、俺はピーナッツバターだ。
※「a sandwich short of a picnic」=「頭が少しおかしい」という慣用句と、ピーナッツバターを掛けた言葉遊び。

Boyce Watkins a faggot, please come and get me (Two, three, four)
ボイス・ワトキンスのオカマ野郎、頼むから俺を捕まえに来てみろよ(2、3、4)
※Mountain DewのCMを批判した社会学者への再度のディス(「BUFFALO」から続く)。

Said I suckin' at your neck, like a hickey, boy, I'm sicky (Two, three, four)
俺がお前の首に吸いつくって言っただろ、キスマーク(ヒッキー)みたいにな。ボーイ、俺は病気(シッキー)なんだよ(2、3、4)

Like a HIV victim, ain't nobody fuckin' with me
HIV患者みたいにな、誰も俺とヤろう(関わろう)とはしねえよ。

I got banned from New Zealand, whitey called me a demon (Yeah)
ニュージーランドから入国禁止を食らった。白人どもは俺を悪魔って呼びやがる(ああ)
※2014年、過去の過激なリリックを理由にニュージーランドやイギリスなどで入国禁止措置を受けた事件。

And a terrorist? Goddamn it, I couldn't believe it
それとテロリストだって? クソッ、信じられねえよ。

Ban a kid from a country, I never fall, never timber (Two, three, four)
一人のガキを国から締め出すなんてな。でも俺は絶対に落ちない(倒れない)、ティンバー(木が倒れる時の掛け声)なんて言わねえよ(2、3、4)

But you fucked up as a parent, your child idol's a nigga
でも親として失格だな、お前の子供のアイドルは俺(ニガ)なんだからさ。

I clearly don't give a fuck, so you could run that shit back
俺は明らかに気にしてねえから、その曲をもう一回巻き戻して聴きな。

And fuck your loud pack, and fuck your Snapchat (Man)
お前のラウドパック(上質な大麻)も、Snapchatもクソくらえだ(なぁ)

Cherry Bomb the greatest fuckin' album since the days of sound (Two, three, four)
『Cherry Bomb』は、「音」が生まれて以来の最高傑作だ(2、3、4)

And that shit gon' pop just like that nigga that was never 'round
そしてこいつはポップする(売れる/撃たれる)、あの頃は姿を見せなかったあのニガ(父親)みたいにな。

Damn, 'bout to drop, gas 'em up, thick exhaust (Woo)
クソッ、もうすぐドロップするぜ。ガスを注入しろ、排気ガスは濃厚だ(ウー)

Young T, came quick, hard to beat, dick is soft
ヤング・T(タイラー)。すぐにイッちまう(早漏)、打ち負かす(シコる)のはハードだけど、ディックはソフト(フニャフニャ)だぜ。
※「BLOW MY LOAD」などに続く、自身の下半身事情を自虐したコミカルなライン。

We ain't lyin', we the truth, call him Simba, beast is loose (Two, three, four)
俺たちは嘘(ライオン)はつかない、俺たちは真実だ。あいつをシンバって呼べよ、野獣が放たれたぜ(2、3、4)
※lion(ライオン)とlyin'(嘘をつく)を掛け、映画『ライオン・キング』のシンバへと繋げている。

Tyler, The Creator sweatin' Jesus juice
タイラー・ザ・クリエイターはジーザス・ジュース(神聖な血やワイン)の汗を流してる。

Put that fuckin' cow on my level, 'cause I'm raising the stakes (Why, oh, why don't they like me? They don't like me, oh)
そのクソ牛を俺のレベルまで引き上げろ、だって俺はステーキ(賭け金/stakes)を引き上げてるからな(なぜ、あぁ、なぜ連中は俺を嫌うんだ? 奴らは俺が嫌いなんだ、あぁ)
※牛とステーキのダジャレ。Kanye Westのコーラスが重なる。

Mom, I made you a promise, it's no more Section 8
オフクロ、俺は約束したよな、もうセクション8(低所得者向け公営住宅)の生活は終わりだって。

And what we ate was the steaks, now our section is great (Why, why, why, why, why, why, why, don't they like me?)
あの頃俺たちが食ってたのはステーキ(安物)だったが、今じゃ俺たちのセクション(VIP席/地区)は最高だぜ(なぜ、なぜ、なぜ、連中は俺を嫌うんだ?)

'Cause that's the level I'm at, my nigga, pass 'em a plate
だってそれが俺のいるレベルだからな、ダチよ、奴らに皿を回してやれよ。

Ye
イェー。

[Bridge: Kanye West]
Why, oh, why, why, why don't they like me? (Two, three, four)
なぜ、あぁ、なぜ、なぜ、連中は俺を嫌うんだ?(2、3、4)

'Cause Nike gave a lot of niggas checks (Two, three, four)
だってナイキは多くのニガたちにチェック(小切手/スウッシュロゴ)を与えたけど(2、3、4)

But I'm the only nigga to ever check Nike
ナイキを「チェックした(牽制した/批判した)」のは俺だけだからさ。
※Kanyeが自身のスニーカー「Yeezy」の契約を巡り、NikeからAdidasへと移籍した際の大騒動(Nikeへの批判)を指す歴史的なパンチライン。

[Verse 2: Kanye West & Tyler, The Creator]
Richer than white people with black kids
黒人の養子を持った白人(アンジェリーナ・ジョリーなどのセレブ)よりも金持ちで、

Scarier than black people with ideas (Two, three, four)
「アイデアを持った黒人」よりも恐ろしい存在だ(2、3、4)
※白人社会が恐れる「知性と影響力を持った黒人(マルコムXやKanye自身)」のこと。

Nobody can tell me where I'm headin' (Two, three, four)
俺がどこに向かってるか、誰にも指図はさせねえ(2、3、4)

But I feel like Michael Jordan, Scottie Pippen at my weddin' (Yeah)
でも俺はマイケル・ジョーダンみたいな気分だ。結婚式にはスコッティ・ピッペンがいたからな(ああ)
※Kim Kardashianとの結婚式に、元親友であり相棒的存在だったScottie Pippenが出席したことへの感謝。

They say I'm crazy, but that's the best thing goin' for me
連中は俺をイカれてるって言うが、それこそが俺の最大の武器なんだよ。

You can't lynch Marshawn if Tom Brady throwin' to me (Two, three, four)
もしトム・ブレイディが俺にパスを投げてくれるなら、マーショーン・リンチはできない(俺をリンチすることはできない)ぜ(2、3、4)
※NFL選手Marshawn LynchとTom Bradyを使ったワードプレイ。

I made a million mistakes, but I'm successful in spite of 'em (Two, three, four)
俺は100万回のミスをしてきたが、それにもかかわらず成功してるんだ(2、3、4)

I believe you like a fat trainer taking a bite of somethin'
俺はお前を信じてるぜ、デブのトレーナーが何かを一口かじる時のようにな。
※「全く信用できない」ことの皮肉な例え。

I wanna turn the tanks to playgrounds
俺は戦車を遊び場(プレイグラウンド)に変えたいんだ。

I dreamt of 2Pac, he asked me "Are you still down?" (Two, three, four)
2Pacの夢を見たよ。彼は俺に聞いた、「お前はまだダウン(リアル/戦う気がある)か?」ってな(2、3、4)

Yeah, my nigga, it's on, it's on, it's on, it's on (Two, three, four)
ああ、マイ・ニガ。もちろんさ、やってやる、やってやるよ(2、3、4)

I know they told they white daughters, "Don't bring home Jerome"
連中が白人の娘たちに「ジェローム(黒人)を家に連れてくるな」って言ってるのは知ってるぜ。
※Jerome=ドラマ『Martin』に登場するステレオタイプな黒人キャラクター。

I am the free nigga archetype (Woo)
俺は「自由な黒人」の原型(アーキタイプ)だ(ウー)

I am the light and the beacon; you can ask the deacon (Ask the deacon)
俺は光であり、ビーコン(灯台)だ。助祭(ディーコン)に聞いてみな(助祭に聞いてみな)。

It's funny, when you get extra money (Two, three, four)
笑えるよな、お前が余分な(エクストラ)金を手に入れると、(2、3、4)

Every joke you tell just be extra funny (Yeah, yeah)
お前が言うすべてのジョークが、エクストラに(超)面白くなるんだから(イェー、イェー)

I mean, you can even dress extra bummy
つまり、エクストラに(超)ホームレスみたいなダサい格好をしてたっていいんだ。
※Kanye自身のファッションブランド(Yeezy)のボロボロのスタイルに対する世間の批判と賞賛への皮肉。

Cocaine, bathroom break, nose extra runny (Two, three, four)
コカイン、トイレ休憩、鼻水がエクストラに出る(2、3、4)

And I gave you all I got, you still want extra from me (Woo) (Two, three, four)
俺は持ってるすべてを与えたのに、お前らはまだ俺から「エクストラ(おまけ)」を欲しがるんだな(ウー)(2、3、4)

Oxford want a full-blown lecture from me
オックスフォード大学が俺に本格的な講義を求めてきやがった。
※実際にKanyeはオックスフォード大やハーバード大で講義を行っている。

And the Lexus pull up, errr, like hop, I hopped out, like wassup?
そしてレクサスが停まる、キーッ、飛び乗るように俺は飛び降りた、「調子はどうだ?」ってな。

Err-err-err, step back, hold up, my nigga, you suck
キー・キー・キー、下がれ、待てよ、マイ・ニガ、お前はクソ(サック)だ。

Hold up (Skrrt)
待てよ(スカート)

I studied the proportions
俺はプロポーション(比率/バランス)を研究した。

Emotions runnin' at a Autobahn speed-level (Two, three, four)
感情がアウトバーン(速度無制限の高速道路)のスピードレベルで走ってる(2、3、4)

Had a drink with fear, and I was textin' God (Two, three, four)
恐怖と酒を飲み交わしながら、俺は神様にメールを打ってたんだ(2、3、4)

He said, "I gave you a big dick, so go extra hard", uh (Woo)
神は言った、「お前にはデカいディックを与えたんだから、エクストラ・ハードにいけ」ってな、あぁ(ウー)
※Kanyeらしいエゴイズムと神聖さと下品さが混ざり合った完璧なオチ。

[Chorus: Tyler, The Creator]
For your boy
お前らのボーイのために。

I'm tryna cop the new McLaren with the vertical doors
ガルウィングの新しいマクラーレンを買おうとしてる。

I'm watchin' Freak and Geeks, got a trampoline in my room
床にトランポリンを置いて、ドラマ『フリークス学園』を観てるんだ。

Damn (Two, three, four)
クソッ(2、3、4)

[Part II]

[Verse: Tyler, The Creator & Lil Wayne, both]
Hold your fuckin' horses
ちょっと待て(馬を抑えろ)。
※ここからビートが変わり、Lil Wayneのパートへ。

Niggas really fuckin' thought that T lost it
ニガどもは本気で、T(タイラー)が才能を失った(lost it)と思ってたみたいだな。

Like I bet it at a auction
俺がそれをオークションにでも賭けたみたいにな。

Been exhausted, I been workin'
クタクタだったよ、俺はずっと働いてたからな。

While y'all silly bros smoke like broken exhaust tips
お前らマヌケな兄弟どもが、壊れたマフラー(エキゾースト)みたいに煙(ハッパ)を吹かしてる間にな。

Fuckin' losers
クソみたいな負け犬どもめ。

Hold your fuckin' ponies, my homie
お前のポニー(馬)を抑えな、俺のダチよ。
※タイラーの "horses" を受けて、Wayneが "ponies" で返す。

I'll whip your donkey by my lonely, I eat pussy like Shoney's, yeah
俺一人で、お前のドンキー(ケツ/ロバ)を鞭打ってやるよ。俺はショーニーズ(レストラン)みたいにプッシーを食うぜ、イェー。

It's Tunechi, homie, Master of Ceremonies
トゥンチ(Lil Wayne)だぜ、ダチよ、マスター・オブ・セレモニー(MC)だ。

I knock 'em down, Domino effect, no pepperoni, I swear
奴らをぶっ倒す、ドミノ効果だ、ペパロニ(ドミノ・ピザ)はなしでな、誓うぜ。

It's them Golf boys, like them Hot Boys (Yeah)
Golfボーイズだ、あのHot Boys(Wayneの初期のグループ)みたいにな(イェー)。

For the nine-nine and two-thousand, but it's the two-thou' and (Yeah)
99年から2000年にかけて(Juvenileの名曲の引用)、でも今は2000と…(イェー)

The one-four and the one-five, yo, what up, Wayne?
14年、そして15年(2015年)だ。ヨー、調子はどうだ、ウェイン?
※タイラーとWayneの掛け合い。

What up, Slime? Nigga, go hard
調子はどうだ、スライム(兄弟)? ニガ、ハードにいけよ。

Yeah, I'ma go hard like before came
ああ、射精(came)する前みたいにハード(勃起)にいくぜ。

Got too much drive, need like ten lanes
ドライブ(推進力/運転)がありすぎる、10車線は必要だな。

Life is a broad, and she give brain
人生は女(ブロード)だ、そして彼女はブレイン(フェラチオ/知恵)を与えてくれる。

That's that road head (Yeah), that's a dream car
それがロードヘッド(運転中のフェラ)だ(イェー)、それは夢の車だな。

Got a full tank of that same year I was born
俺が生まれたのと同じ年(91年)の満タンのタンクだ。
※91=オクタン価91(ハイオクガソリン)とタイラーの生まれ年(1991年)を掛けている。

That's that one-nine-nine-one, 'nother nigga like I, you won't find one
それが1-9-9-1だ。俺みたいなニガは他に見つからねえぜ。

'Cause, nigga, I'm a god, a divine one; Tune! (Two, three, four)
だってニガ、俺は神、神聖な存在だからな。チューン!(2、3、4)

My trigger finger wise, but my .9 dumb (Yeah)
俺の引き金を引く指は賢い(wise)が、俺の9ミリ銃はバカ(dumb=言葉を話さない/無慈悲)だぜ(イェー)。

Middle finger blind, so it's fuck A-N-Y-one (Um)
中指は盲目だ、だから誰に対しても(ANYone)ファック(中指を立てる)してやるのさ(あぁ)。

Fuck, skate, and die, son, a hundred ways to die, son
ヤッて、スケートして、死ぬんだ、息子よ。死に方は100通りあるぜ、息子よ。

I'm starin' at a tramp on lean, make my eye jump
リーン(ドラッグ)でフラフラの浮浪者を見つめてると、俺の目まで飛び出しそうになる。
※trampoline(トランポリン)という単語を "tramp on lean" に分解している天才的なワードプレイ。

Use Adderall like alarm clocks, wake my high up
アデロール(ADHDの薬)をアラーム時計みたいに使って、俺のハイを目覚めさせる。

Stakes are high, well done, and prime cut; eat up
ステイクス(賭け金)はハイだ、ウェルダンで、プライムカット(極上の肉)。さあ食えよ。
※steak(ステーキ)と掛けている。

I stick my Rollie in her mouth, let the time come
俺のロレックスを彼女の口に突っ込んで、その時(イく時間/time come)が来るのを待つ。

She got hair like Sheneneh, and eyes like Wanda, oh my goodness
彼女の髪はシェニーネイみたいで、目はワンダみたいだ。おぉ、なんてこった。
※90年代のコメディ番組『Martin』と『In Living Color』のキャラクターの引用。

Wayne, them bitches ugly, these niggas colder than Tommy buddy
(タイラー)ウェイン、そのビッチどもはブサイクだぜ。このニガどもは、トミーの相棒(チャッキー)よりも冷酷(コールド)だ。
※アニメ『ラグラッツ』のキャラクターChuckyと、殺人鬼のチャッキー(冷酷)を掛けている。

Ye, we hittin' models like Tony Parker be hittin' bottles
(タイラー)イェー、俺たちはモデルとヤッてるぜ、トニー・パーカーがボトルをぶつけられたみたいにな。
※「Tamale」でも言及したトニー・パーカーのクラブでの乱闘事件のジョーク。

Bitch, I'm goin' harder than yellow cabbies stoppin' for Lionel (Black ass nigga)
(タイラー)ビッチ、俺はライオネル(黒人)のために止まるイエローキャブ(タクシー)よりもハード(困難)にいくぜ(真っ黒なニガだからな)。
※白人運転手のタクシーが黒人を乗車拒否するという人種差別あるある。LionelはOdd Futureのメンバー(L-Boy)。

They be duckin' us niggas, shout out to Donald Sterling (Two, three, four)
(タイラー)奴らは俺たちニガを避けてる(ダックする)、ドナルド・スターリングにシャウトアウトだ(2、3、4)
※Donald Sterling=元NBAクリッパーズのオーナー。人種差別発言でNBAから永久追放された人物。ダック(ドナルドダック)と掛けている。

Boy, let's get a scrimmage and cut some niggas, I'll bring the Clippers
(タイラー)ボーイ、スクリメージ(練習試合)を開いて、ニガどもをカット(クビに)しようぜ。俺はクリッパーズ(バリカン/NBAチーム)を持っていくから。

And a couple owners that's kinda German, you bring the nooses
(タイラー)それと、ドイツ人っぽいオーナーたちもな。お前は首吊りの縄(ヌース)を持ってこい。

And a couple trees, where the money grow and get bodies burnin'
(タイラー)それから何本かの木もな。そこでは金が育って、死体が燃やされるんだ。
※黒人差別の歴史(リンチ)と、NBAの人種問題をブラックジョークで表現。

'Cause I'm tryna hang like I'm Mr. Cooper or Jews in Berlin
(タイラー)だって俺はハング(遊ぶ/首を吊る)したいんだ、ミスター・クーパー(シットコムのキャラ)か、ベルリンのユダヤ人みたいにな。
※ナチス・ドイツによるホロコーストという究極のタブーに触れるライン。

Or some niggas from Alabama, Birmingham
(タイラー)それか、アラバマ州バーミンガムのニガどもみたいにな。
※公民権運動時代に黒人が激しい迫害を受けた土地。

My new music's all over the street like Erick Sermon was
(タイラー)俺の新しい音楽は、かつてのエリック・サーモンみたいにストリート中に溢れてる。
※Erick Sermon=伝説的なヒップホップ・プロデューサー。

Fuck us, maybe we should team up
俺たちなんてクソくらえだ、たぶん俺たちはチームを組むべきだな。

Anti-Golf boys 'cause I don't fuck with me either
アンチ・Golfボーイズだ、だって俺自身も俺とつるみたくない(自分のことが嫌い)だからな。

I'm a liar, I'm a faggot, ugh
俺は嘘つきだ、俺はオカマ野郎だ、ウッ。

Son, you need Jesus
息子よ、お前にはジーザス(イエス・キリスト)が必要だぜ。

But I heard he left Sunset to go on tour with Yeezus (That's too harsh)
でも、彼(ジーザス)はサンセット通りを離れて、イーザス(Kanye)のツアーに行っちまったって聞いたぜ(それはキツいな)。

Well, I'm prayin' for the new Yeezys
まあ、俺は新しいYeezy(Kanyeのスニーカー)のために祈ってるよ。

And you pussies prayin' that we squash the beef like zucchini
そしてお前らプッシーどもは、俺たちがズッキーニみたいに「ビーフ(諍い/肉)」を潰す(和解する)ことを祈ってるんだろ。

I know, it ain't gain, nor fame, nor tame
分かってるさ、これは利益のためでも、名声のためでも、飼い慣らすためでもない。

Or lame, nor strange, nah, faggot, it's Golf Wang
ダサくもないし、奇妙でもない。いや、オカマ野郎、これが「Golf Wang」なんだよ。

 

Cherry Bomb

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